Kaduo S

Kaduo Sさんの My best 2024

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千葉県

洋食

Kaduo S

女性に『あなたはこの店に入れますか?』と聞いたら、100人中何人が〝入れる〟と答えるだろうか? ところが女性おひとり様でも来店される洋食屋なんです‼️ いきなり失礼な書き出しになってしまいましたが、俺自身はじめて来た時は入るのにちょっと躊躇したのを思い出した 突然思い出して来てみたが、前よりも建物は色褪せて隠れ家感がいっそうupしている rettyで何度も言っているが『店前に花を生けてある店は正直に商売をされている証しだ!』 見た目で判断をしてはいけない こちらは正統派な洋食屋さんだぞ!! 前はよくハンバーグを注文していた たっぷりとかかったソースが好きで、メニューをノールックで注文していた 店前に立ちしみじみと壁看板のメニューを見ると〝朝鮮風焼肉〟⁉︎ 今時朝鮮って? 朝鮮漬けしか浮かんでこないが 朝鮮ってどんな味だ? 前からあったのか? 久しぶりのハンバーグを楽しみにしていたが、 思わせぶりな〝朝鮮〟と言う文字に惹かれてしまった 扉を開けて元気に「こんちは〜」 相変わらずご夫婦お二人で営業をされていた すぐにお茶が運ばれ 同時に「朝鮮風焼肉をお願いします」 おばちゃん「焼肉定食ひとつ〜」 カウンター内にいる店主に伝えた 短縮された、、、 俺の心の中ではおばちゃんにちゃんと「朝鮮風焼肉定食ひとつ〜」と言って欲しかった(*´-`) 店内はほぼ満席だが、お二人は阿吽の呼吸で丁寧に仕事をされている どの客にもメインが出来上がる直前に味噌汁と漬物が運ばれ、「お待たせしました」とメイン、次にライスがリズムよく 狭い店内なので厨房内で何を作っているのかよくわかる 次は俺の朝鮮風焼肉が来るぞ! 「お待たせしちゃって申し訳ありません」 ほとんど待ってないぞー ジャーン✨ あれ、見た目はフツーだ しかし大量の豚肉 朝鮮風を調査するためのひと口 甘めの食べやすい焼肉のタレ味だ 辛いわけでもなく、ニンニクがガッツリ効いているわけでもない 朝鮮に行ったことはないのでコレが朝鮮かどうかわからないので、コレを朝鮮としよう! とにかく肉が柔らかい どちらかと言うと、硬い肉をコメカミの筋肉が躍動させながら食う方が好きだ もしかするとタレに漬けてあるのかな? ちょうど良い細さの千切りキャベツにタレが染みて旨い 切った断面にタレが染みて、ちょっとクタクタになったところで食う 味噌汁はネギ、椎茸、ゴボウ、こんにゃく、油揚げの具沢山 これだけでメシを一膳食ってしまいたい メシは艶があり、いい香りだ! クンクンして顔を上げるとおばちゃんと目が合う 何してんだコイツと思われたか? 肉とメシの量のバランスが悪いぞ! メッシをもっと食いたい おかわりをすればいい がんばれ俺 あーおかわりしてぇ〜 ご馳走様 「メシが凄え美味かった〜」と伝えた 相変わらずお二人で丁寧に 「ありがとうございました」と送り出してくれた 午後の仕事も頑張れました。

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千葉県

中華料理

Kaduo S

【rettyチバの巨匠に再訪を約束させた、千葉県で25番目に美味い店】 実はこちらの店の前はよく通るが、失礼ながら「寂れてんなぁ」って、生意気なことを思っていて入ったことが無かった ところが、先日®️チバの四天王として尊敬するOotaさんがBESTを付けた✨ 直ぐ行くしかない❗️ 車でわずか5分の所には ・肉そばのみちのく ・美人店主のひなた ・トロバラ肉竹岡式の若貴  俺の好きなラーメン屋がいくつかあり、いつも素通りしていた アレ? いつもこんなに車が停まってたっけ 今まで駐車場に車の姿を見た気がしなかったが、実は生垣で隠され駐車場に入るとほぼ満車 やむを得ず枯れた雑草が生える空きスペースに車を停めた 換気扇からはいい香りが漂う 大きな窓から店内の活気がうかがえる 「何名様ですか?」 Ootaさんが〝お姉さん〟と表現されたであろう方が迎えてくれ 座敷席、テーブル席共に満席 ひと席空いていたお一人様用テーブルに案内された Ootaさんが食べられた肉そばにしようと決めていたが、小学校の時の先生に「お前は人のマネをするような男じゃない」と、褒められたことを急に思い出した そ、そんな 先生、今更なにを!! 仕方がなく他のメニューを選ぶことに ランチメニューもあったが、目に止まったのが ◇エビそば 880円を注文 結局、肉かエビの違いだけじゃねえかよ! 広東風の茶色いアンにエビがゴロゴロ この寒さには絶対に旨いはずだと、心を躍らせ待っていると 「お待たせしましたー」 キタキターーー アレ アレ、金色のスープ( ・∇・) Ootaさんが食べられた茶色いアンのスープじゃなく、タンメンのような、、、 しかもエビがたった2尾ーーー しまったーと思ったが(´∀`) 気を取り直してスープから あら旨いぞ! 野菜から出た複雑な旨みと甘み キャベツ、白菜、ネギ、にんじん、今の時期においしい野菜をたっぷりと使い、キノコの中で一番旨み成分が多いマッシュルーム、黒キクラゲ 予習の通り選んだ細麺がスープがよく絡む 更にラー油をひと回しかけるとコクも加わった ふとお隣のテーブルに一人でラーメンを食べられていたご夫人を見ると、頭を縦にうなずきながら黙々と 最後はキレイにスープを飲み干して帰っていった ご家族連れ、サラリーマン、現場仕事の方、畑仕事の昼メシ 客層は幅広いが、みなさん笑顔で食べている 麺を食べすすめていると、どんぶりの底の方から エビがゴロゴロっと現れる さっきは2尾、底から4尾 背中の赤い模様が濃い色 安いぷにゅぷにゅのエビではなく、噛むとしっかりと食感のあるエビ スープと一緒に味わっても、スープの塩味に負けない旨み 最後に出てきたエビをデザートとしてしっかりと味わいました♪ ご馳走様 OotaさんのBESTに間違いはありません おいしいお店でした!

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千葉県

うなぎ

Kaduo S

『嘘がつけないからホントの事言うわね』 キジを食べさせてくれた店があったのをふと思い出した ずいぶん前だったので味など覚えてない チョイチョイと検索をしてみるとこちらがヒット あの店と場所は違うが店名が同じ気がする 新しくまだキレイなうなぎと天ぷらのお店 ネットでメニューを見てみると〝きじ重〟の文字 あったあった! どうやら移転をされたらしい 早速行ってみました。 ガラガラッーと引き戸を開け いきなり「きじ重食べにきました、食べられますか?」 ここは鰻屋だ、キジが無いと言われれば高価な鰻を注文するしかなくなるので最初に確認した お茶とおしぼりを持ってきてくれたおばちゃんはちょっと困った顔(*´-`) 「あのね、私、嘘がつけないからホントの事言うわね」と えっ? 「今キジが手に入らないから、このきじ重のキジはニワトリなのよ」 暫く沈黙と思われたが、 実は事前に覚悟をしていたので即答 「手に入らなきゃ仕方ないよ、じゃニワトリ丼で」 キジなんてなかなか食えるもんじゃないし、無くても仕方がない 鰻しかないと言われるよりもちょっと安心 おばちゃんは申し訳なさそうな顔は、逆にこっちも申し訳なくなる 座敷席では満足そうに鰻を食べているお客 く〜 うまそうだ 「俺はニワトリ丼だぞこのヤロウ」と言いたい 羨ましそうに眺めていると、おばちゃんがお盆で運んでくれた俺のニワトリ丼 お盆にはフタをされ未確認のニワトリ丼、三つ葉がたっぷりのお吸い物、煮物、漬物 サア、ご開帳です どんなニワトリ丼なのか、まさかと思うがサプライズで鰻が乗ってたりして(*゚∀゚*) フタを開け湯気が立ち上がる 蒸されたような鶏のムネ肉の切り身が7〜8枚がどんぶりいっぱいに乗せられ、そこにタレがかけられている この見た目実は、、、 おいしそうじゃないかった 俺はパサパサした食感のムネ肉は好きじゃない 口の中でモゴモゴするのを承知だったが一気に口へ あら、鶏肉の下には海苔が敷かれている あれ、思ったよりもシットリしてるし えっ、このタレって鰻のタレじゃん! へー、メシも丁度いい硬めで炊かれてる 凄えぞ!コレ うめえぞ!コレ 究極のニワトリ丼だ!! ムネ肉全体にタレがかけられ、 海苔の風味と食感がなんとなく鰻のようにも思える キジがなくて俺に悪タレでも言われるのかと心配していたのかおばちゃんと目が合う お互いにスマイルを交え❤️ 手作りのゴボウとこんにゃくの煮物に山椒をかけてまるで鰻屋気分 漬物は4種類も お吸い物もご覧の通り三つ葉がたっぷり おばちゃんの、いやニワトリ丼の虜になりました。 ご馳走様 必ず鰻を食べに行きますね

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千葉県

中華料理

Kaduo S

『行儀が悪ルッ‼️』 戦後の愚連隊のように行儀の悪い餃子が皿に並ぶ 町中華 昭和に建てられたアパートメントの一階 入口脇の窓には夏でもないのに葦簀が立てられ、扉のガラは黒く中が見えない 今日の町中華探検も入りにくい、、、 さあ、元気よく行ってみよう! 「こんちわぁ〜」 「いらっしゃいませー」 一見の俺だが感じ良く迎えてくれた テーブル席は無く、使い込まれたオレンジ色のカウンター席が長く続く 店主の立つ目の前に座り、臨戦モード インスピレーションをギンギンにして 鈍臭い直感を信じて 「ワンタンメンと餃子をお願いします」 注文をして横の方が食べていた炒飯をチラッと ひゃー旨そう〜 「待った待った、   やっぱり炒飯と餃子にしてください」 注文をしてから変更する暴挙 町中華好きにはあってはならない行為! すると店主 「あのさ、ウチはそれが一番人気なんだよね」 壁面に貼られたメニューを指を指した •バラ肉とニンニクの芽のごはん 「いや、今日は炒飯で頭がいっぱいです」と おすすめメニューを断腸の思いでお断りした 店主が調理台に向かって作り始めた 餃子を焼き始め、続いて材料を冷蔵庫から取り出した コンコンコンッ、、、 ほとんどの店では予め材料を切って置いてあるが、ネギ、チャーシュー、ナルト、全て注文が入ってから切っている 隣ではおばちゃんが餃子を包み始めた 餃子も使う分だけ包み、使い切ってはまた包んでいるようだ おばちゃんは頃合いを見て俺の餃子の蓋を開け、皿に盛り付けた 「タレはかけちゃってイイですか?」 「はいお願いします」 いい人ぶって反射的に言ってしまったが、 タ、タレをかけるだと? 小皿を洗うのが面倒なのか、それとも特別なタレなのか? 「はい、おまちどうさま」 カウンターに乗せられた餃子 大きめでプックリ、皮はもちもちしてそうな餃子が行儀悪く7つ 皿からはみ出て今にもコロンっと落ちそう おばちゃんに聞かれた通り、たっぷりとタレがかかっていた 熱々なのはわかっていたが、この餃子を直ぐに口に入れるのが礼儀だろう あっつつ、あつあつ ニンニクと生姜、ニラの香りが口の中に広がる キャベツのシャキシャキ感が心地イイ 噛み進めると皮と相まって更に旨さに拍がつく そこへ炒飯がご登場 オタマで綺麗に丸められた炒飯ではなく、ぶっきらぼうに皿に乗せられた男気炒飯 多いぞ⁉︎ 普通の店の1、5人前はあるかと思える量 イイね、イイね 長年この量でお客をどれだけ喜ばせてきたのか? そのおかげで店主の腕は限界じゃないのか? 無用な事を考えながら味わうのも好きだ 餃子のタレは長年のブレンドでこの餃子にドンピシャな味に仕立ててある 7つもの餃子だが10個、いや20個は食えるぞ 炒飯スープもネギたっぷりの懐かしい味 伊達に年季の効いた店構えだけじゃない お二人の愛情が料理に詰まった町中華でした。 御馳走様

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千葉県

居酒屋

Kaduo S

【14時の開店直後に満席の大衆酒場】 かつては漁師町として、今は市内に2つの競馬場があるせいか昼間から飲める店が多い船橋 中でもこちら増やま本店は人気店とされている 過去2回ほど来たことがあったが、店内の雰囲気やお客のパワーに圧倒され完全アウェーで終了 「よし、今日は開店から乗り込もう!」 ちょっと気合を入れて船橋入り 13:45 開店15分前に到着 14時の開店にに向けて準備をしているのを確認し、15分だけ船橋の町探検へ 2軒目の店をチェックして、 14:05にこちらへ戻ると暖簾が上げられ既に開店していた 引き戸を開けると「いらっしゃいませ」 えっ! 開店から5分で既に半分ほどの席が埋まってる しかもコの字カウンターは残り2席!! 「こちらへどうぞ」と案内されたのは、なんと名物煮込み鍋の目の前 まさにスーパーアリーナ席 あゆのコンサートだったら、あゆの唾さえ飛んできそうなVIP席 お通し代が高額でないか心配したほど 注文はもちろん名物のハチノスの煮込みと+豆腐の煮込みを合わせた〝重ね〟と言いたかったが、いろんなメニューを食べたかったので ◇煮込み だけを ササっとオタマに煮込みをすくい、ネギをかけ、皿の淵にカラシを添え 目の前のパフォーマンスを鑑賞 ◇瓶ビール もほぼ同時に届く ◇ぬか漬け ◇カツオ刺し ◇シューマイ どれも小さな皿で少しづつなので値段が安のはもちろんだが、いろんなメニューを注文することができる つづいて ◇小肌ぬた ◇八宝春巻 メニューのほとんどは200〜300円程度 一番高額な450円のカツオ刺しを注文したので、従業員さんに「この客は金持ちだ」と思われたことは間違いない 気がつくと店内は満席 常連客の他、船橋散策に来た一見客、若者のグループまでもが昼間から飲んでいる 誰もが楽しそうだ 雑な接客に見えるが、忙しいはずだが実は誰もが正確に仕事をこなしている 安く提供するために様々な工夫をされていることも伺える 素晴らしい ご馳走様でした。