Satoshi Nakazawa

Satoshi NakazawaさんのMy best 2020

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Satoshi Nakazawa

Sのロック1,000円@らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン 【鶏呑と書いてロックンビリー】 満席の19:36に入店。 店内待ちはゼロだったが、9席の中、食べているのは僅か3名。 つまりは6人が着席待ちの状態。 嶋崎氏の所作を見つめながら待ち、真正面の特等席に19:49着席。 すると、スープが残り少なくなったのか、突如厨房内で慌ただしい動きが。 更に20分程待って、初となる塩が嶋崎氏より漸く手渡された。 クリアーに澄んだ塩スープは、尼ロックとは違う縁に青い彩りが施された器が使用され、なんとも美人顔な面持ちだ。 麺投入前のスープへ鰹節をフワッと入れ、提供前には柚子を擦り、丼縁にもそれを少し回し付けるのがポイント。 トッピングには、穂先メンマ・アーリーレッド・三つ葉と鶏肉。 3度程に亘り投入される鶏油とスープが混じり合い、口唇にしっとりとした膜を付けながら、極上の液体が胃の中へと落ちていく。 麺を啜らずに確かめるように何度も蓮華を動かしていたら、隣席の女性にガン見されていたので、漸く箸を動かし始める。 柔めの多加水麺はスープの持ち上げが良く、トッピングが無くとも一気に啜らせる力強さ。 デッド飲みの際に、縁に付けられた柚子が最後に良い仕事をしてくれて、素敵な余韻を残しながら退店。 「鶏と水」とよく言われるが、ワンタンが「雲を呑む」と書かれるように、ロックンビリーのラーメンはまさに「鶏を呑む」ものと言えよう。 近所で気軽に食べられる奇跡に感謝。

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東京都

ラーメン

Satoshi Nakazawa

濃厚煮干+和え玉1100円@さんじ in 東京都台東区東上野 【2年3ヶ月振りのさんじ】 2日前の東京出張時では選ぶ店を失敗してしまったので、この日は是が非でも旨い麺を食いたかった。 がんこは休み、行った事の無い店は外す可能性もあり、以前印象の良かった丿貫系のさんじをチョイス。 サラリとしながら厚みのある煮干が舌に心地良い。 セメントではなく褐色ブラウン系スープだ。 芯を残した固茹での開化楼麺がドンピシャ。 大阪でも開化楼麺を使う店が増えて欲しい… たっぷり煮干ブラウンと馴染ませて、トッピングされている刻み玉葱と絡めて、ゴンヌズバーっと啜っていく。 うめぇ〜よ父ちゃん、うめぇよ シンプルだが胸ぐら掴まれる力強さに、思わず「だ・い・て…」と腰砕けさせられる。 更に和え玉。 チャーシュー・葱・玉葱はあくまでオマケだ。 麺とタレ。 この世界最強タッグだけで120連勝。 スープインもしたが、やっぱり生がいい。

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大阪府

ラーメン

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限定:みそ中華そば980円@中華そばココカラサキゑ in 大阪市淀川区西宮原 【Rainbow is justice】 とは店主の弁。 この日もBGMは3世代がミックスされたレインボー。 BGMがご機嫌だと、待ち時間も全く気にならず。 Spotlight Kidは名曲だよなぁ〜 先日ゲリラ限定があったばかりだが、この日は「やるやる詐欺」になりかけていた、幻の味噌ラーメンが昼夜計30杯の提供。 嘘か真か、「最初で最後の味噌ラーメン」だそう。 「finyl vinyl」と言いつつ、シレッとレインボーはメンバーを入れ替えてアルバムを出していたので、味噌も寒くなったら出てるかも?! さてその味噌、見た目からして通常とスペックが違う。 香ばしいバラチャーシュー・細切りにされた九条葱・黄身がかり縮れた中太麺と、味噌の粒々感を残し、麹の余韻が後を引くスープ。 スタイルに合わせて全てを変えるところは、路線変更時にメンバーの首切りを重ねていた「リッチーブラックモア」とまさに重なる。 しかしパーツ各々には、それでないといけない理由があった。 主張が強い味噌スープには、デフォの麺では負けていただろう。 レアだとアンバランスであったろうチャーシューは、強めに味付けされ旨みが前面に。 葱も韮に似た香りと、ツンとした甘みで横からしっかりと主張。 各メンバーの強い個性は、あながち第2期レインボーといったところか。 特に西山製麺に似た食感の麺は、デフォの油そばでも試してみたくなる良さだった。

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大阪府

ラーメン

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醤油ラーメン+味玉アローカナ1,060円@上方レインボー in 大阪市天王寺区勝山 【銀嶺の覇者?】 鶴橋から一駅の桃谷。 初めて降りる駅だ。 南口から400m程行った何も無いエリアに、白く光り輝く店が、ここ上方レインボーだ。 店名にどういった意味があるのか不明だが、変わった言葉の組合せだ。 先客ナシ・後客ナシ。 BGMは洋楽有線。 綺麗な店内の壁面には、開店時に贈られた祝い花のプレートが幾つも飾られており、その中には「ラーメンの鬼」佐野実の奥様 佐野しおりさんからのものも貼られていた。 俳優の荒川良々に似た店主と、金髪美女の2名体制。 厨房内には製麺機があり、自家製麺である事を窺わせる。 7分程で銀皿に載せられて着丼した其れは、兄弟関係にある「うえまち」に似た麺相。 麺線が綺麗に整えられているのが、とても好感が持てる。 トッピングはバラ・肩ロース・モモの3種チャーシュー・メンマ・青葱とオプションの味玉アローカナ。 「アローカナ」とは、殻の色が水色のチリ原産の鶏で、「幸せを呼ぶ鶏」と呼ばれているそう。 レシチン・ビタミンB・ビタミンEなどの栄養価が、一般的な卵と比べて高いとの事。 何よりも素晴らしいのは、修行先譲りの絶品スープ。 一口飲んだだけで、脳へダイレクトに「旨い‼️」と信号が送られる。 鶏・豚・魚介と醤油の全てが出しゃばらずに、均等なバランスで其々の良さを発揮。 麺はやはり柔いが、スープの旨さがそれを補い余りある。 「キレイに食べて頂き、有難う御座います」 と精算時に声を掛けられたが、このスープを残す愚行はとても考えられない。 ラヲタの皆さんが開店当初に挙って訪店していた理由がよく分かった。 次回は評判の良い加里麺を試してみたい。 以下、馬鹿舌の味覚分析っす。 苦味 ナシ 旨味 素材の旨味が共存したniceなバランス 塩味 嫌味の無い適度さ 後味 多幸感を齎す奥行きのあるコク 甘味 醤油と鶏からの弱い甘み 酸味 ナシ

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東京都

ラーメン

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らーめんばら(固め)800円@らーめん飛粋 in 東京都大田区蒲田 【深化するIEK】 進化じゃなくて敢えての深化。 家系ラーメンがチェーンオペレーション出来てしまう程、今や一般的になってしまった中、「家」を店名に冠せず家系ラーメンの真価を追求している飛粋。 一昨年のTRYでも、早速豚骨部門に入賞している。 目の前を如何にもラーメン屋へ向かってそうな3人組。 案の定、同じ目的地でタッチの差で3人分待ちぼうけを喰らう。 13時を過ぎて尚、外待ち10人の行列。 30分待って入店。 ラーメン一本かと思ったら、「からしめん」や「芳醇ちーゆそば(しるなし)」というメニューもある。 卓上にはにんにく・生姜・辛味・胡椒と酢の味変グッズ。 着丼した其れは、普通に旨そうな家系ラーメン。 トッピングはスモークされたバラチャーシュー・ほうれん草と海苔3枚。 チャーシューはバラとモモから選ぶ事が出来る。 ほうれん草の茹で具合が良く、麺と絡めながら食すのがなんとも心地良い。 自分では確認出来なかったが、麺は王道の酒井製麺だそう。 短め中太の低加水率で、酒井ならではの安定感。 最大のポイントはスープ。 カエシ弱めのマイルド系豚骨だが、ネロッと舌に纏わりつくトロミがあり、鷄油とのバランスも良く、卓上調味料の出番を迎える事なく、そのまま完飲させる勢いがある。 うん、やっぱり豚骨ってイイよね。

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大阪府

カフェ

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魚介類のハンバーグ モズクとコーラルリーフのフリットと共に・ラビオリ添え(野菜のポタージュ・ライス・コーヒー付き)850円@カフェ・サブリナ in 大阪市西淀川区柏里 【近所で見つけたお洒落なカフェ】 普段からラーメンばかり食べているので、どうしても野菜が不足がち。 そんな中、野菜に拘り日替りで様々な洋食を提供している店を発見。 早速行ってみる事にした。 立地は塚本駅から南側へ徒歩3分。 何度か行った事のあるラーメン屋の並びにあるが、これまで全く気付かなかった。 結構な広さがあり、落ち着いた外観。 「淡路島ファーム 太陽と海」というところの新鮮野菜を使用。 この日はサラダがアーリーレッド・ベビーリーフ・カイワレ、ラビオリの上にはピーマン・パプリカ・メークイン・甘くソテーされた人参が添えられ、トマトソースが掛けられている。 白身魚を使ったハンバーグにはタルタルソース、その上にはモズクとコーラルリーフを揚げたフリットが添えられ、大葉がチョコンと載る。 見た感じは足りなさそうだが、なかなかしっかりとしたボリューム感もある。 食後にはドリップされた芳しいコーヒーも提供され、ゆったりと余韻に浸ってから退店する事が出来るのも良い。

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大阪府

ラーメン

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担担麺ダイブめしセット(中辛)+肉汁からあげ2ケ1060円@中華そば埜邑 in 大阪市港区波除 【優勝です】 2度目の訪店。 丁寧な接客・お洒落な店内、そしてその味。 ほぼ欠点の見当たらない優等生店舗。 今回は評判の良い担担麺をチョイスした。 待っているとまず3種の味変用酢(昆布・煮干・オレンジ)と一緒に、「担担麺の楽しみ方」手引書が渡される。 20秒以内に写真を撮ってから、具沢山で重みのある丼をグリグリと混ぜていく。 みるみる麺も具もタレのオレンジ色に染まっていく。 スパイスの芳しさ・ナッツのボリボリとした食感、そして柴漬けの酸味と香り。 中太麺のモソモソとした食感。 イイ、良いじゃないかっ! 高かった期待値がそのまま確信に変わる瞬間、人は得も云われぬ満足を実感する。 メニューが中華そばと担担麺2種しかないので早々にコンプリートしてしまったが、間違いなくこの店を今後もリピートするだろう。 それ程のレベル感ながら、弁天町という立地が集客を邪魔しているのか、結構空いている今のタイミングがチャンスだ。 1/14から限定で「焼きあご塩そば」がスタートするそう。 焼き飛魚・宗田節・ドルチェポルコ・小麦のシャトーブリアンなど、気になるワードが多数並べられ、期待感の煽り方も自信の現れではなかろうか。