今年出会った最高の蕎麦屋。置いているお酒、あて、それから温冷。どれをとっても東京を代表する名店と言って間違いなし。 蕎麦屋のあての王道もありつつ創作的な和食への挑戦。特に圧巻は「柿と生ハムの白和え」。数年フランスに住んでいたが世界の名店に引けを取らない繊細な出来。 勿論その他メニューにも工夫が散見され、美味しい以上の感動を受けた。 名店は冷たい蕎麦は美味くて当然。温蕎麦こそ真のお店の力量。そんな自分のこだわりをも期待値以上に満足させてくれた。出汁も蕎麦も最高である。 ガツンと香る江戸蕎麦も東京の魅力だが、出汁へのこだわりなどの本来有るべく食へのアプローチの完成っぷりに脱帽。自信を持っておすすめする東京の名店。食べ過ぎて飲み過ぎた。