2023年5月22日(月)にBulls Tokyoを訪れました。 ソムリエとフランスで修行したシェフがいる2023年5月にオープンした本格フランス料理店です。 入口にはバーがあり、連れ合いを待っている間にシャンパンを頂きました。 お店の造りはテーブル席やソファ席があり、モダンアートが飾られていてお洒落な雰囲気です。 客層は老若男女幅広かったです。 店内では洋楽が流れていました。 連れ合いが到着すると奥のテーブル席に通されました。 お店の人のにこやかで丁寧な接客も素晴らしかったです。 タイトル【動】を頂きました。 フランス旅行を体感できるような盛り付けがされています。 税込19800円のコースでペアリングは税込7480円であり、サービス料が10%です。 ポールロジェ ブリュット レゼルヴ ノルヴィンテージで乾杯しました。 イギリス王室御用達のシャンパンです。 爽やかな酸味がして爽快で飲みやすいです。 アミューズは、出航を表現した船を模したもので黒胡椒をジュレにして海を表現しています。 ポークリエットがねっとりとして旨味と味わいがあり、ジュレがさっぱりとしています。 白ワインは、ニュージーランド産のグラッドストーン アーラーでした。 魚介や青い野菜に合うそうです。 すっきりとしてフルーティでどこか海を感じる味わいです。 前菜は、海の幸と季節野菜の取り合わせ、魚介のスプマンテ添えです。 フランス国旗を表現しているそうです。 キヌサヤがシャキシャキとして食感が良くアワビがもっちりとしています。 雲丹や海老の味わいや食感も良いです。 ビーツソースは爽やかな酸味がして塩梅が良く味わいがあります。 濃厚な味わいでした。 赤ワインは、ドイツ産のシュペートブルグンダー グーツワイン サルヴァイでした。 香りが良くすっきりとしています。 温前菜は、トリュフ風味のムースリーヌ、セップ茸のヴェルーテと共にです。 浮島を表現しているそうです。 フランスではセップ茸、イタリアではポルチーニと言い、ヴェルーテは「ベルベットのようになめらか」という意味であるそうです。 トリュフとセップ茸の香りが良く、ねっとりとして濃厚な味わいがします。 一緒に出された自家製のパンはもっちりとしています。 バターは薔薇の花をかたどっていました。 スープは、パリ ソワールでした。 コンソメのジュレで夕暮れを表現しているそうです。 冷製じゃがいもスープのビィシソワーズは甘い味わいがして冷んやりとした食感が良いです。 ジュレは甘味があったり旨味があったりと味わいが変幻しました。 一緒に出された自家製のパンは熱々でバターの風味が良いです。 白ワインは、フランス産のレ・ヴィニョー ヴィオニエ デ ローヴでした。 ハーブのような華やかな香りで口の中で味わいが変幻していきます。 魚料理は、平目のポワレ、ロゼシャンパンソースです。 ソースはロゼシャンパンだけでなく赤ワインで色合いをつけて味わいを加味しています。 平目はしっとりとして皮が香ばしく、ソースは爽やかな酸味とともに甘味があります。 一緒に赤ワインのパンが出されました。 もっちりとして赤ワインの味わいが良いです。 お口直しは氷菓のグラニテです。 フランス語で「ごつごつした」という意味であるそうです。 グレープフルーツの甘味とともにバジルの清涼感がある味わいが良いです。 赤ワインはイタリア産のモンテ ディ ラーニ ヴァルボリチェッラ クラシッコ スペリオーレでした。 コクがあり芳醇で濃厚な味わいです。 メインの肉料理は、和牛フィレ肉のグリル、ピザラディエール見立て 2種のソースでした。 常陸牛の和牛フィレ肉はしっとりとして柔らかく脂身がきめ細かくでトロけるようです。 2種類のソースも絶品です。 付け合わせの玉ねぎは甘味があり、マッシュルームやアーティーチョークの味わいも良いです。 ピザラディエールのほのかな甘味とホクホクとした食感も良いです。 洋風わらび餅は、紅茶のシロップの香りが良く、わらび餅のもっちりとした食感も良いです。 デザートは、バスクチーズとアーモンドプラリネでした。 ブラッドオレンジのアイスは冷んやりとして華やかな味わいであり、アーモンドプラリネはカリカリとして香ばしく甘味が効いています。 下に敷かれているバスクチーズはねっとりとして濃厚な味わいです。 食後にはコーヒーと小菓子が出されました。 小菓子は、抹茶と白餡の蒸しパン、フロランタン、マカロン、木苺の羊羹、オランジェットなどでした。 甘味が効いたお菓子と苦味が強くて香ばしさが効いて風味が良いコーヒーがよく合いました。 大変に美味しかったです。