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千葉県

魚介・海鮮料理

H.Oota

[1377] 1/1【港町銚子の最強酒場】 23/12/16㈯訪問、 銚子は千葉県民にも遠いと感じる港町、しかしそこには日本一厚い人情、そしてその方々が携わる日本一の魚がある、 Retty銚子会の粋人キクチ会長の行きつけの此方で、柏会佐藤会長、敬愛するお二方の重鎮と昼11時から忘年会です、 2階から港町の猫が顔を出している、こういう店は昔から絶対に旨いに決まっている、 まずは、黒ラベルで乾杯、 壁面には、焼酎の一升瓶、さすが港町、キープは一升瓶だ、 メニューは小さなホワイトボードに、店主がその日に選んだ魚が数点、マジックで手書き、 門前仲町の『魚三酒場』のように壁一面に品書きがある店も好きだが、ホワイトボードに店主の目利きの数品、これも堪らなくいい、 まずは、メヒカリのから揚げ、これだけでいきなり感激物だ、 一度蒸してから、揚げたかのように身はフワッフワ、外はカリッと香ばしい、 いきなり、大谷翔平の最速ストレートを顔面に食らったくらいの衝撃的な旨さだ、 続いてマグロの赤身とメカジキが登場、旨い地酒には赤身と程よい脂のメカジキが合う、 銚子では正月に、マグロの紅とメカジキの白を、縁起の良い紅白にみたて頂くとのこと、 イワシの酢〆、これもまたたまらない、刺身でも旨いイワシを酢〆にする最高の贅沢、 魚に煩い千葉県民もため息が出るくらいだ、 地元の水産加工会社で作られた干物がまた絶品、サバと縞ホッケ、絶妙な塩梅なんて言葉では言い表せないほど旨い、 千葉の銘酒『東薫』が無限ループに入る、 もつ煮込みも、和辛子で頂く蒸し鶏も、さりげ無く酒に合う、 店主が、眼の前の漁港で仕入れた旨い魚を出す、しかも安い、 かなり食べて地酒を鯨飲して、一人3000円代、シビレます、 マスコミや情報誌にもまだ知られていないお店、常連さんのためにもあまり広めたくない最高の魚居酒屋です、 キクチ会長、佐藤会長、ありがとうございました、魚六さん、ごちそうさまでした、 お時間があればお読みください ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 【銚子あれこれ】 ■銚子電気鉄道■■ 銚子駅と外川駅の間を走る全長約6.4kmの小さな鉄道、 1923年の開通以来、銚子名物である醤油や魚などの運搬だけでなく、地元客や観光客の足としても活躍してきた、 素朴な木張りの床や、レトロな中吊り広告など、車内には昭和の風情が漂う、 赤字に苦しんでいるが洋々なアイデアで懸命に頑張っている、 ■千葉県立銚子商業高等学校■■ 硬式野球部 - 春8回、夏12回の甲子園出場を誇り、全国制覇も達成、 多くのプロ野球選手を輩出した、特に、ロッテオリオンズの木樽正明、読売ジャイアンツの篠塚和典、中日ドラゴンズの宇野勝の3名はプロでのタイトルを獲得し、チームの主力選手となった、 銚子商業の打線は「黒潮打線」と称される、途切れることなく流れ続ける黒潮のように上位から下位まで強打者・好打者が並んだ、 春の選抜、 出場8回 準優勝1回(1995) 夏の甲子園、出場12回 優勝1回(1974)準優勝1回(1965) 【銚子商業高等学校校歌】 幾千年の 昔より 海と陸との 戦いの 激しきさまを 続けつつ 犬吠岬は 見よ立てり ■銚子の醤油■■ 醤油の産地として真っ先に思い浮かぶのが千葉県、国内醤油出荷量の35%を占める国内最大の醤油産地、 野田にキッコーマン、銚子にはヤマサ醤油とヒゲタ醤油、大手5社のうち2社が銚子にある、 ■銚子漁港■■ 日本三大漁港の一つであり、3つの卸売市場を抱える日本屈指の水産物流通拠点である。年間水揚量では全国第1位、 その他、同じ千葉県人でも知らないところが沢山あります、 もっともっと銚子の魅力を探してみたい、銚子電鉄もキクチ師匠も応援していきたいと思います、 厳しい時代ですが、 銚子の黒潮は途切れることなく 力強く流れ続けている、 それは一億年以上前からも、 そしてこれからも永遠に‼️ 長文で失礼しました。 2024(令和6年) 0:00 今年も宜しくお願いします。 関東最東端の犬吠埼は、山頂・離島を除き日本で一番早く初日の出を見ることができます(最後の2枚の画像)、元旦でなくても正月休みお薦めですね。 #港町銚子の最強酒場 #銚子にいかないと人生半分損してる

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千葉県

中華料理

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[1400] 【千葉県で25番めに旨い店】@千葉県市原市村上 2024/2/7㈬訪問 #これぞ探し求めていたラーメン 市原ICを降りると廿五里(ついへいじ)という千葉県民の私にも読めない地名、周辺にはなにもない、 荒野にポツンと一軒の町中華、まさにマカロニ・ウエスタン『荒野の用心棒』の世界、 数字の付く中華料理店はよく目にする、全国には、一番、二番、三番・・・十八番・・・五十番 etc… しかし、二十五番は、全国でも此方だけかもしれない、 11:40、広い砂利の駐車場に車はない、中を覗くと、お姉さんが出てきて「開いてますよー♥」 店内はプチドライブイン風の広さだが、ガラガラ、不安はつのる、 メニュー写真の一番上にある『肉ラーメン』(豚肉と白菜の餡掛けラーメン)が目に留まる 千葉県産の豚肉と旬の白菜、これは旨いに決まっている、 小ライスを付けて注文、 待っている間に、どこから現れたのか地元シニアが続々と来店、 みな野武士のような顔をしている、渋い、渋すぎる、 スマホなど撮ってる人は、一人もいない(私以外) 程なくして、おねえさんが運んできた『肉ラーメン』 表面には、シャボン玉のように丸い油の玉が幾つも浮かんでいる、 まずは、スープをひとくち、うん、もうひとくち、 旨〜〜〜い× 2億4000万 (゚∀゚)』 動物系のスープは丁寧にアクを取りながら、じっくり炊き込んでいるようで、実に深みがある、 豚肉と白菜の甘みが溢れ、我を忘れて飲み干してしまいたくなる、 自家製麺は太麺と細麺から選べるとのことで太麺を選択、 暴れるようなコシのあるタイプではないが、モチモチの中太麺が、旨味スープによく絡む、 市原市にある『みちのくラーメン』(投稿済)よりオーソドックスだが、このシンプルさもいい、 地元の常連さんのためにも教えたくないくらい最高のお店です、 野武士の一団は何事もなかったように店をあとにしていきました、 まさに黒澤映画の世界でした、 私も店を出ると、広い駐車場はほぼ満車、NEXCO中日本の車輌も停まっている、 全国を知り尽くしたNEXCOもワザワザ高速を降り食べに来る、知る人ぞ知る人気店だと強く納得、 おねえさんの対応も、皆さんに丁寧に一言添えている、タッチパネルにはない温かみがある、 二十五番は、開幕間近のプロ野球でも強打者の背番号、 新井貴浩(広島)、筒香嘉智(DeNA)、第5回WBCで3大会ぶりの世界一に輝いた「侍ジャパン」の岡本和真(巨人)も「25」、 此方の二十五番は、廿五(二十五)里から付けたとのこと、 市原市は難解な地名の宝庫、海士有木(あまありき)を越える廿五里(ついへいじ)には萌えました、 千葉県市原市の荒野にある隠れた強打者『二十五番』、再訪問を誓いつつ、ごちそうさまでした、 2024/2/12㈪振替休日 am4:30 #荒野にぽつんと最高町中華

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東京都

日本料理

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[1404] 2/17㈯【予約困難な創作料理店】@東京都港区赤坂// ®友五十嵐さんのお誘いに、キクチ師匠と千葉県から参加しました、 赤坂駅から路地を入った住宅街に佇む『さ行(さこう)』    Retty千葉選抜チーム2名は『コモエスタ赤坂』を口ずさみながら、軽快なステップで向いました、 住宅街の一角、暗闇の中に黒い建物、店名の小さな看板だけが灯りに浮かんでいる、 19:00、宴はスタート、 まずは、八寸(八寸四方の盆に、山海の珍味を盛りつけたもの)が運ばれてきました、 節分をイメージし、豆が升のなかに敷き詰められ、その上に幾層もの小鉢が乗っています、 厄払いの紅色の御札、水引のイワシ、季節感と厄払いが箱庭のように物語を演出しています、 もうこれだけで、あとは酒があれば満足というほどの内容です、 ホタルイカの酢味噌、鮭の塩引き、etc... まずは、ビールで乾杯、 その後も、続々と料理は運ばれてきました、すべてが旬の素材を活かした繊細でかつエッジの効いた味付け、まさに和の極みです、 お造りも十二単のように、ようような食材を重ね、それがまた絶妙に調和している、 エビフライも意表を突く演出、身の上にポテト?を巻いて揚げ、頭の部分と繋いでいる、まさに邪気を払う龍のような姿がある、 中盤、お腹も膨れたところで溶岩豚のステーキが登場、ほどよい歯ごたえがあり、これを温泉玉子に絡めて頂く、 既に満腹に近いが、更に酒が進む、満腹中枢のリミッターを外してしまうほどの味わいだ、 地酒は数種類、どっしりした味わいのものから、フルーティな口当たりのものまで、 料理にあわせて絶妙なタイミングで出され、まるで利き酒のように口に含み、料理と楽しむ、 目と舌と、五感の全てで季節を感じ、味わう、 お開きまであっという間の3時間、炊き込みごはん、デザートはパックに詰めて紙袋まで用意されています、 これでもかという遊び心とおもてなしの心、 仲間をリスペクトしながら、酒と料理と会話を楽しむ、 大人の男の飲み方を、あらためて実感し、あの開高健によって書かれた「サントリーオールド」の名作中の名作コピーを思い出した、 跳びながら 一歩ずつ歩く、 火でありながら 灰を生まない、 時間を失うことで 時間を見出す、 死して生き、花にして種子、 酔わせつつ 醒めさせる、 傑作の資格、 この一瓶、 この美しい詩は、1970年、サントリー宣伝部に勤務しながら芥川賞を受賞した文豪・開高健によって書かれた、 主催者の五十嵐さん、 ご参加の皆様、 そして、お店の皆様、 ありがとうございました 2024/2/18㈰ am7:30 #予約困難な創作日本料理店 #和のおもてなしの心

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東京都

ラーメン

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[1425] 3/16㈯【㊗️JJ昼呑み会】@東京都北区十条 #會津の地酒と喜多方らーめん ジェ・ジェ・ジェ、約1年ぶりのJJ会(十条会)です、 今回もJJ会佐川会長のお取り計らいで開催の運びとなりました、 Retty千葉からは、銚子会キクチ会長、松戸会Saitho会長、皆様ご多忙の中、プライベートジェットでのご参加です、 JAPANを代表する錚々たる顔ぶれに、若輩者の私も緊張の面持ちで参加させていただきました、 愛絆(すずな) 此方は會津喜多方らーめんのお店ですが、福島の地酒や肴も堪能できます、 地酒がすすむ『イカ人参』会津の馬刺し、蒲鉾、餃子、シナチク、チャーシュー、煮玉子、 すべてが主張しすぎない最高の日本酒の友です、 数種類の地酒は、もうすぐ開花を迎える会津鶴ヶ城の桜のような爽やかでフルーティーな香りを放ち、心地よくすすみます、 さらにどっしりして深みのある地酒もたまらなくいい、 〆は此方のお薦めという『山塩ラーメン』、これがまた醤油派の私の概念を覆す最高の一杯、 塩ラーメンは、ごまかしが効かないもの、塩のカドが立っていてはいけないミリ単位の仕事、 どんぶりを覗くと、裏磐梯の五色沼のように人の心を惹きつける神秘的な色彩が漂っている、 まずは、スープをひとくち、 ふわ~っと爽やかな風がくる、 会津の山塩は今や希少価値とのこと、塩のカドはなく、それでいて奥行きがあり、ふわっと甘みが感じられる、 麺があることすら忘れて、いっきに飲み干してしまいたくなる、そんな味わいだ、 手打ちの縮れ麺がこの極上スープに絡み、時間軸の中でスープは色彩を変え、五色沼のように、僅かに変化していく、 私の人生の中でも、まさに最高の塩ラーメンです、地酒の〆に極上の塩ラーメン、もはや醤油ラーメンに戻れないほどの感激です、 気づけば、あっという間に宴はすすみ、時の経過も忘れてしまう、最高の友と最高のお店でした、 そのあと、地ビールのお店〜ブラタモリのように十条散策〜王子の平澤かまぼこでコップ酒におでん、 桜はまだでしたが、春の日差しの中、大人の遠足となりました、 主催者の佐川さん、ご参加の皆様、ありがとうございました、 會津喜多方らーめん 愛絆(すずな)さん、ごちそうさまでした、 2024/3/16 16:30 #會津喜多方山塩らーめん #JJ(十条)昼呑み会

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埼玉県

そば(蕎麦)

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3/22㈮【翔んで埼玉ラーメンの旅②】@埼玉県春日部市[No.1431] 生涯で探し求めていたラーメンに出逢いました、 私の実家は昭和20年代から木更津で小さな食料品店と食堂を営んでいました、 寸胴で鶏がらトンコツ、野菜から炊き出したスープ、木更津文明軒の麺、地元の人気店でした、 そのルーツを求めて、中華そばの旅をしていました、 春日部に用事があり、此方の佇まいに感じるものがあり訪問、 地味な店構えにいったん通り過ぎてしまうほど、昭和のまま時が止まったような佇まいだ、 暖簾を潜ると、そこは映画のセットか重要有形民俗文化財、 先客は2名、松重豊風のかたは雑誌を読みながら黙々と麺を啜っている、やはりこれはロケ中か、 ガラス戸は風でパリリパリリと鳴っている、 迷わず中華そばを注文、 待つ間も、ガラス戸はパリパリなっている、素晴らしすぎるBGMに暫し酔いしれてしまう、 程なくして運ばれてきた中華そばは、ラーメン屋のラーメンではない、昭和の蕎麦屋の中華そばだ、なぜか涙が込みあげてくる、 まずはツユを一口、 なんだろう、この懐かしくも滋味深いコク、柔らかな醤油の深み、 麺は中華麺ではなく、蕎麦屋の和風の麺であり、このスープに絶妙に絡む、 鶏チャーシュー、硬めのシナチク、ナルトに刻みネギ、すべてが主張し過ぎず纏まっている、 ほんとうに来てよかった、私の実家『太田屋』のルーツを埼玉県春日部市で味わいました、 背の高い白髪頭の無口なオヤジさん、優しそうなおかあさん、すべてが昭和だ、 聞けば、こちらのお店は80年近くやっているとのこと、戦後すぐ始めたんだ、 蕎麦屋だけど、中華そばがよく出るとのこと、 ほんとうに教えたくない、行列なんて作って欲しくないお店です、 ◆中華そば(600) 春日部(粕壁)で現存する最古の『やぶそば』 RettyやSNSにある『や婦" 楚者』の語源を聞くのは忘れましたが、粋な呼び方ですね、 流行り廃りに左右されることなく、当たり前に美味い蕎麦を作り続けている、本当に美味いものとはそういうものなんだと改めて実感しました、 中華そば以外も全て頂きたいと、再訪問を誓いつつ、ごちそうさまでした、 2024/3/23㈯ am3:00 #翔んで埼玉最高の中華そば #私の実家太田屋のルーツ

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[1446] 4/10㈬南房総【隠れ家のような創作料理店】@千葉県君津市// 此方はガイドブックにも出ていない、地元の人達に愛されている隠れ家のようなお店です、 実家が木更津から出ている久留里線沿線にあり、高校も君津高校だったため、内房は私の庭のような場所です、 店主ご夫妻とは10年来の知り合いで、本日は打合せがあり、後輩と訪問しました、 館山道君津インター降りてすぐの民家の敷地内にひっそりとありますが、ナビでも迷います(笑) まるで、バリ島の奥地に迷い込んだような佇まい、看板も目立たないため、地元の人でないとまずわかりません、 店主ご夫妻のキップが良く温かな人柄と、創作料理が、たまらなくいいんです、 南房総の季節ごとの旬のものを出してくれます、 お薦めは【でんでん定食】 刺し身の皿も凄いが、フライの盛り合わせまで付く、 刺身もフライもメニューの中から選択できますが、その日の最高のものを出してくれる『店長にお任せ』がベスト、 本日の刺し身は、 真鯛、ヒラメ、シマアジ、 昨日の春の嵐でシケのため水揚げは少ないとはいえ、期待を超える鮮度であり、コリコリした食感に、濃縮された旨味、これぞ目利きのプロの技を感じます、 フライは、シマアジ、マグロ、エビ、玉葱の串、どれもカリッと揚がっていて、身はフワッフワ、 盛付けも美しいが、映えるだけの料理ではない、素材の良さと春の房総の海と山の旬の美しさがそこにあります、 この皿の中に、南房総の春のすべてを表現しているようにもみえ、店主ご夫妻の料理を越えた芸術性の高さまで感じられます、 海から入った場所にありますが、金谷の黄金あじの人気店や、漁港直営のお店にも負けていない、いやそれ以上です、 個室も幾つか有り、すべてバリ島の隠れ家風の造り、 パスタや地元の玉子を使ったオムレツもかなり美味しい、 地元のかたの食事会や、地元の女性陣に人気なのもわかりますね、 2000円以内で、千葉県随一のお造りとフライ、千葉の美味しいお米(おかわり自由)、アイスコーヒー、そしてこの空間、 アクアラインでワザワザ行く価値ありますね、 地元の皆様の為にも、そっとしておきたい、教えたくないようなお店です、 注意) 土日も営業されていますが訪問される場合は、事前予約されたほうが良いでしょう。 GW、春の房総半島へぜひ足をお運びください、 2024/4/10㈬ 21:30 #南房総の隠れ家にしたい名店 #魚に煩い地元民に人気の店

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千葉県

魚介・海鮮料理

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[1452] 4/28㈰【銚子で一番美味い大衆酒場】@千葉県銚子市// #港町銚子の日本一の酒場 #地元の玄人筋も通う店 GW快晴の下、久々の銚子訪問、しかも日本一の魚の町のあの『魚六』です、 此方は銚子の旨い魚を知り尽くしたRetty銚子会キクチ会長がお忍びで通うお店、 しかし、成田で乗り換えのときに踏切事故で成田線は不通、なんとキクチ会長がワザワザ車で成田まで迎えに来ていただきました、 15:00、店内は昼時の客も帰ったようで貸切状態、 漁が少ないとのことでホワイトボードに手書きで約10品、 魚に目の肥えた地元民には、高くて旨い魚じゃだめ、その日の水揚げされた中でも安くて旨いものを出す、そんな店です、 まずは黒ラベルで乾杯、 お通しはマグロの煮付け、ちょっと佃煮風で、煮汁が滲みていて、粗めの生姜もいい イワシ刺し、ヒラメ刺し、アンコウ、イカを頼む、 この店の好きなところは、ぶっきらぼうな盛り付け、 港で漁師が酒盛りをしているような盛り付けがたまらない、 イワシは、うず高く盛り付けられ、擦り下ろした生姜がたっぷり、脂は程々のサッパリしたイワシを生姜醤油でひとくち、 鼻腔に初夏の爽やかな風が吹き抜ける、旨いな〜、本物だよな、 ヒラメもコリコリして、仄かな甘みがある、 そして、なにこれ?、なみなみとツユに浮かんだ未確認物体、 店主いわく「ちょっと水っぽいけどアンコウ」ぶっきらぼうな説明、しかも酢味噌がなみなみと注がれている、 まるでアンコウが鹿島灘の海で溺れているようなさまだ、 しかし、見栄えは悪い、恐る恐るひとくち、 ひえーーー(゚∀゚) 旨いーー、 豚足の酢味噌はトラウマがあり苦手だが、このコラーゲンの塊のようなアンコウを酢味噌でいただく、こんなの鹿島灘に近い銚子だから口にできる隠れた逸品だ、 イカもいい、思ったようなコリコリ感こそないが、柔らかくて、タレが余るほど掛かっている、醤油辛いタレは仄かにニンニクの香りもいい、 これは白いご飯にイカと汁をぶっかけて、ワシワシとくらいたいほどだ、 これは酒だな、辛口の四合瓶をキクチ師匠が、我が家の冷蔵庫から出すように持ってきてくれた、 冷えた辛口をグラスではなく、おちょこでのチビチビ旨い魚といただく、そこに華美なものは何もいらない、 日本一贅沢な昼飲みです、もはや最後の晩餐に何を望むかと聞かれたら間違いなく『銚子の魚六』と答えるでしょう、 ◆イワシ刺し(500) ◆ヒラメ刺し(700) ◆アンコウ酢味噌(700) ◆イカ焼き(650) ふたりでたらふく飲んで旨い魚を頂いて、約6000円(3000円/1人)、近くにあったら毎日行きたい酒場ですね、 月曜日の定休日以外は、昼から夜まで通し営業、漁からあがったひとや、地元の常連さんのみ、観光客はいません、 アクシデントもありましたが一生涯記憶に残るGWとなりました、 キクチ師匠、、ご多忙の中、ありがとうございました、 2024/4/29㈪ 18:30投稿