【神田の一福が捨て去ったものが有る讃岐うどん店! 中野ブロードウェイ うどんや大門】 アド街の録画を見ていて流れてきた中野ブロードウェイ。 「ここに行きたいうどん屋があるんだよね〜」 と言う妻の言葉を受けて行ってみたのが「うどんや大門」 2017年11月下旬に、中野ブロードウェイ「中華大門」の跡地に名前を受け継いでオープン。 店主の坂本さんは2006年夏に公開された映画「UDON(うどん)」の制作スタッフ。その時に讃岐うどんに惚れ込み、転身。香川県高松市の「うどん一福」で修業。神田の「香川 一福」の立ち上げにも尽力し、オープン時に副店長を務めたそう。 奥さんとの2人で、息をつく間もない忙しさ。 中野に向かう電車の中で妻から一福で修業したと聞き、神田の「香川 一福」ではない事を祈っていた訳ですが、両方に関わっていたとは正直、驚きました。 中野ブロードウェイ、地下。 騒然としたダンジョン。 地図を頼りに迷いながら辿り着くと、カウンター席だけの一画にそれらしき暖簾と人の並び。最後尾に付いて注文を決めて、着席の前に奥さんに告げました。 かけ 中 510円 ぶっかけ 冷 410円 ちくわ 下足 天玉 新ごぼて天 注文時に生姜、大根おろし、揚げ玉について聞かれます。生姜のみお願い。 大根おろしは、つゆが薄まる。 揚げ玉、天かすを入れると、つゆが汚れます。 天ぷらが直ぐ出されて数分後、かけうどんを手渡されました。これこれ、この麺の細さ。 高松の一福は、細麺なのです。 東京で展開している「香川 一福」は一福本来の麺の形すら捨て去っている。新型コロナ禍で高松に何年も行けていない二人にとって、懐かしい顔に出会えた喜びを喉越しと共に実感しました。 つゆが美味い。 煎り子の風味が良く出た黄金色のつゆ。 細麺をずずっと啜る。実に美味い。 ぶっかけの冷たい汁は、少し甘さを感じる濃いめのつゆ。 これも出汁が良く出ています。細麺に絡み、生姜が良いアクセント。バランスがとても良いぶっかけです。 美味い!中盛でも良かった。 アツアツの天ぷらもとても美味しい品々でした。 高松のごぼ天は、煮染めた牛蒡を揚げてある店が多いのですが、大門のは違います。 美味さを閉じ込めた素材のままの天ぷら。 私は最後に天ぷらをかけのつゆに浸しふやかして完食! とても美味しく満足したうどんの昼でした。 足を伸ばした甲斐のあるうどん。 値段が東京の讃岐うどん店としては、とても安い! 手頃なのが、とてもうれしい。 忙しい店主さんと話す事はできませんでした。 私達が食べ終わる頃、うどんの玉が切れた模様。 魅力的な街、中野を楽しむと共にうどんや大門のうどんを楽しみにしてまた伺います。 ご馳走さまでした。 #東京で食べられる最高の讃岐うどん #美味いうどんが無いと生きていけない!