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M.SaitoさんのMy best 2023

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No.694【青梅のその先にある超人気店!飯田商店ismを受け継ぐ極上淡麗ラーメン】 「Ramen FeeL」で「特上醤油らぁ麺」を頂く! ラーメン百名店2022Tokyo57店目 ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:11時51分 ◆並び:整理券制。11時51分着で35番(12時20分の回)の整理券をget ◆並び方:整理券制。朝7時から整理券配布。店員さんに声をかけて希望の時間帯の整理券をもらうスタイル。X(旧Twitter)で順次、整理券配布状況があげられるので、空きが多いようであれば、それを見てから向かうのもアリ。整理券に記載されている時間に店頭に戻る。整理券番号順に呼び出されて入店。入店後口頭注文。 ◆オーダー方法:整理券制&注文制 ◆オーダー:「特上醤油らぁ麺」1700円 ◆着丼時間:12時48分(整理券入手後57分、集合時間後28分、入店後10分待ち) ずっと気になってはいたものの、場所は青梅の先だわ、整理券は朝7時から配布するわ、ハードル激高の「Ramen Feel」さん。「飯田商店」店主飯田氏に初めて独立を認められたお店で、行った方の評判がすこぶるいいという事でその人気は絶大です。とはいえ、ここ最近整理券制のお店に立て続けに訪問した経験から、「なにも朝一に並ばなくても平日なら意外と空きはある」という事を学んだ私。ダメ元X(旧Twitter)を確認すると、10時の時点での整理券配布状況はスカスカ!これは!と思い向かってみました!現着したのは11時51分。ボードを見ると12時20分の回に空きがあるじゃないですか!即座に記帳台前にあるボタンを押して店員さんを呼び、12時20分の整理券(35番)をGet!おお、集合時間までたった30分程度!思い切って来た甲斐があります。そうそう、記帳台には自分で記入するのではなく、店員さんを呼んで整理券をもらい、店員さんが記入するスタイルなので現着したら即店員さんを呼ぶボタンを押した方がいいです。中には整理券をもらう前に、店頭にある椅子に座って待っていて、後から来た人に先に整理券を発券され慌てて店員さんに声をかけている方もいらっしゃったので。 12時20分に戻ってくると、丁度この回の先頭の28番、29番の方が呼ばていました。概ね時間どおりの案内されているようです。18分後に35番が呼ばれ入店!木目調の店内は広々としていて清潔感に溢れており非常に快適です。着席し口頭でオーダー!このお店は具材のない「かけラーメン」があるので、「醤油ラーメン」と「かけ塩」の2杯食いを試みようか迷いましたが、結局「特上醤油らぁ麺」を注文しました。 注文から10分、現着から57分で着丼です!たまたま渡邊店主がラーメンを提供してくださったのですが、その際に私のスマホカバーに入れてあるラーメンの鬼、佐野実氏のシールを見て、「最高ですね!」と声をかけてくれました。そして、棚に無造作に置いてあるキャップを指して、「これ、佐野さんが生前かぶってたキャップなんです。わけあって預かっているんですよ」との事!!思わず「マジですか!」とちょっと大きい声を出してしまいました(笑)いやぁ、飯田ismだけでなく佐野ismも継承していたとは(笑) ≪着丼後情報≫ 美しいラーメンに惚れ惚れします。美しい麺線、澄んだ醤油に浮かぶ鶏油が輝いていてうっとりとすらしてしまいます。スープを一口頂くと、なんともまぁるい印象。無化調特有のじんわりと染みわたるような優しいスープにもかかわらず、その一方で明確に鶏や豚の濃い旨味を感じるスープです。それでいて雑味や濁りがない超淡麗なんですから驚きです。仕事が丁寧なんでしょう。複数ブレンドしているという醤油は引っ掛かりはなく、全体的に抵抗なく自然に体に溶け込んでくるようなスープです。 麺は細ストレートのジュル感たっぷりの多加水麺。たっぷりとこの極上のスープを持ち上げてくれます。ズルズルズル!と勢いよく啜る行為が気持ちい麺ですね。 具材はチャーシューが3種で、ロース?肩ロース?とバラ。すべてスープを邪魔しないようにか、塩以外の味付けはあまり感じず、部位ごとの豚の旨味が前面に出た物で食べてて楽しい! 麺を啜る手、スープを飲む手は止まる事を知らず、あっという間に完食完飲をしてしまいました。2杯頼まなくて本当に良かった。2杯スープ完飲は出来なかったでしょう。1杯をありがたくすべて食べつくせて幸せでした。 食べ終わってみると、醤油の香りがいいとか、豚の旨味が良いとか、麺がいいとか、具が美味いとかではなく、「ラーメンが美味かった」と感じる一杯でしたね。本当にご馳走様でした! 退店後も鼻に抜ける醤油と鶏の香りを楽しみつつ、「これは塩も食べないといけないな!」と心に固く誓うのでした。 #ラーメン百名店2022Tokyo

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No.699【King of 鶏白湯。凝縮した鶏の旨味をトリュフが華やかに飾る】 「らーめん MAIKAGURA」で「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」を頂く! ラーメン百名店2022Tokyo60店目 ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:19時29分 ◆並び:無し ◆並び方:食券を買わずに並ぶ。店舗入り口から店に向かって右手に列が伸び、「コ」の字型に列が伸びる。(写真参照) ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「白トリュフオイル香る鶏白湯麺」1260円 ◆着丼時間:19時35分(7分待ち) 千歳船橋駅から徒歩5分、車で行くと環八を南下し、環八船橋の交差点を左折すると150mほどで現れるお店、「らーめん MAIKAGURA」さんに行って参りました。隣にコインパーキングあるのですが、2台分しかないので空いていたらラッキーですね。 このお店は、券売機の最上段は「醤油らーめん」で占められているのですが、「鶏白湯」の名店として名高いお店です。閉店約30分前に現着すると待ちなしで入店!漠然と「鶏白湯」を食べようと思って向かったのですが、いざ券売機と対峙すると「鶏白湯麺」「白トリュフ香る鶏白湯麺」「鶏白湯Crema」「トリュフ味噌Crema」と「鶏白湯」だけで4種類もあるではありませんか!ここは直感を信じ、「白トリュフ香る鶏白湯麺」をPush!店内に充満する鶏の香りとたまに流れてくるトリュフの香りを楽しみながら「白トリュフ選んでよかった♪」などと思っていると、7分ほどで着丼です! ≪着丼後情報≫ シンプルな丼に目を奪われるや否や、フワリとトリュフの香りが上ってきます。おお、これは美味しそうだ!早速スープを一口。「なっ…!」と思わず声が漏れる程のインパクト!!濃厚でクリーミーな「鶏白湯」はあらゆる雑味を取り除いて純粋に鶏の旨味だけを煮詰めたようなスープ!こんな鶏白湯飲んだことない!トリュフの香りから気づくと強烈な鶏の旨味に移行するスープは適度に粘度があり、飲み込んでも舌の上、喉の奥に居座り続け、旨味と香りの余韻がなかなか収まりません。もうレンゲがなかなか止まらず、序盤でかなりの割合のスープを飲んでしまいました… それに併せるは、中細ストレート麺。プルッとした多加水麺でスープとの絡みもとてもよく、滑らかな舌触りと共にベルトコンベアのようにたっぷりと極上鶏白湯を口に運んでくれます。チャーシューは低温調理の薄切りチャーシューで、とても柔らかく、そして噛みしめると豚の甘みがほのかな塩味と一緒に広がります。鶏白湯の邪魔はしないがそれでいて存在感のある美味しいチャーシューでした。 あと、「温泉卵」も感動モノでしたね。胡椒が降ってあって、最後に少し崩しながら麺と絡めて食べるとまた一段とねっとりとした濃厚な黄身の旨味が白湯をたっぷり吸ったスープと絡みあい、口の中が幸せで満たされました。最後にこんな演出が待っているとは…素晴らしい! 一口目からずっと感動しっぱなしの一杯でしたね。本当に美味しかったです。自分にとっては行きやすいお店だったので、訪問を後回しにしていた自分を恨みたい!これから何度も何度も訪れたいお店です。ご馳走様でした! #ラーメン百名店2022Tokyo

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No.573【癖になる!煮干し香る強パンチラーメン!】 「there is ramen」で「チャーシュー麺」を頂く! ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:20時22分 ◆並び:無し ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「チャーシュー麺」1200円 ◆着丼時間:20時29分(7分待ち) 前々から行きたかった、2022年10月にオープンした話題の新店「there is ramen」さん。今日は子供は実家で食事、妻は外で済ませてくるという…「それならばっ!」と意気揚々と行って参りました! お店は、青梅街道を上り方面に行き、荻窪駅手前の有名な「吉田カレー」の角を左折した奥にあるのですが、近くに駐車場はなさげでしたので、青梅街道を入らず、荻窪駅よりに少し行ったところにある青梅街道沿いのパーキングに停めていきました。 先客は2人と空いていましたね。とりあえず左上の「チャーシュー麺」をプッシュして待つ事7分で着丼です。 ≪着丼後情報≫ おお、摺り切りでスープが入っていますね。着丼した時、いや、店に近づいた時から香っている煮干しの香りがたまりません。早速スープから!うぉ!これは美味い。想像通りとても華やかな煮干しの香りがまず鼻に抜けます。いい意味の煮干しの苦みや酸味はしっかりと感じるのに、えぐみ、引っ掛かりが全く無い!どうやったらこんなに綺麗にいい成分だけ残せるんでしょうか。不思議です(笑)ついつい煮干しに気を取られてしまいがちですが、二口目以降はかなりパンチのあるスープで、どっしりとした動物系の旨味が下支えしている事に気づかされました。表面の鶏油も旨味や丸みに一役買っていそうですね。これは美味しい!止まらないレンゲを運ぶ手を一旦制し麺を啜ると歯ごたえがいい中細ストレート麺で、スープに負けずに小麦のいい香りがします。 そしてなんといってもこのラーメンを語る上で避けられないのがチャーシュー!バラチャーと肩ロースの2種類乗っていて、バラチャーは口の中で溶けてしまうようなトロトロのチャーシュー。一方肩ロースはしっかりとした肉と脂のうまさを感じるこれまた極上の逸品。 卓上の一味をかけると、煮干しの香りやスープの旨味を全く邪魔せずピリリとまたアクセントが効いてこれも美味しかったです。 最後の最後になって卓上の「チャーシュ―丼のタレ」に気づきました。メニューに「チャーシュー丼」は無い…あるのは「白めし」だけ… そういうことかぁぁぁ!!! 自分で丼作れってことかぁ!!! 今更気付いたぁぁ!!! 次回必ずチャーシュー丼作ります! ご馳走様でした! メチャクチャメチャクチャ美味しかったです!

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No.446【開店約1年でビブグルマン!至高の塩】 「成城青果 」で「塩そば(並)」700円、「肉増し」200円を頂く! 土曜の夜の一人飯。何を食べようか迷った結果、美味しい塩が食べたい!という事で「成城青果」に来てみました!ミシュランビブグルマンにも2022年に掲載されたとかで、飛ぶ鳥落とす勢いのお店のようです。芦花公園駅からすぐの場所で、現着すると3人店外に並んでいました。食券は店員さんの案内で、良きタイミングで店内で買うようなのですが、店員さんがこまめに店外に来るので全く混乱はありません。流石ビブグルマン。 私も接続後促されるままに券売機へ。「塩そば」と「肉増し」をポチッ!すぐに店員さんに食券を渡し行列に戻ります。想像より行列は短かったので、10分後には入店できました。店内も整理されていて、清潔感に溢れていますし、店員さんの接客もとても丁寧なお店したね。流石ビブグルマン。 そうこうしていると5分で着丼です。結果接続から着丼まで15分ぐらいかな。ラッキーだったかもしれません。 美しい澄み切ったスープのラーメンとこれまた美しく盛られた別盛の肉が着丼です!これは美味しそう!芸術的な美しさですね。流石ビブ…しつこいですね(笑) 早速スープから頂きます!おお!熱い(笑)表面の香味油のせいでしょうか、チンッチンに熱いスープです。でも美味しい!恐る恐る啜りなおすと、まるで煮干しや昆布、節など魚介系の出汁から旨味だけを抽出したかのようなスープ。引っ掛かりもえぐみも何にもないので、何度か飲まないと「美味しい」事しかわからず何で美味しいのかわからないぐらい(笑)とにかく洗練されて研ぎ澄まされた旨味のスープでした。どうやればこんなに凝縮した旨味を出せて、しかも700円でラーメンを提供できるのだろうか本当に理解できません。 麺はスープに合わせた麺線美しい細麺のぱっつり麺。そして「肉増し」のチャーシュー!低温調理のチャーシューを食べたいタイミングで自分でスープに入れて頂きます。 なるほど!スープが激熱なのでレアなチャーシューに火が入りすぎないように別盛なんですね!程よく温まったレアなチャーシューは口の中でとろけていきます。こんなチャーシュー食べが事が無いです。極上です。 気が付くと、結構な麺量があったのですが食べつくし、それでも飽き足らず、結局スープを完飲してしまいました。完飲なんていつぶりだろうか…最後の方は卓上の山椒を一発ひねるとまた違った風味がしてこれも絶品でした。 総じてとにかく完成度が激高ないっぱいでした。美味しゅうございました!また絶対に絶対に来ます! #ラーメン百名店2022Tokyo

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No.685【豊潤な香り、重厚な旨味!つたない言葉じゃ表せない!】 「らぁ麺や 嶋」で「特製らぁ麺 醤油」を頂く! ラーメン百名店2022Tokyo54店目 ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:8時33分  ◆記帳並び:25番目に接続 ◆並び方:記帳した順番に入店するシステム。開店前から記帳待ちの列ができる。列は歩道の店側ではなく、歩道の車道側に店から西(新宿方面)に伸びる。開店30分前の9時に記帳板が設置され記帳開始。記帳並びの順に記帳していく。代表者記帳はNGなので、必ず食べる人全員で記帳に並ぶ必要あり。記帳した紙に自分の順番の大体の目安時間が記載されているのでその時間に帰ってくる。25番目だった私は11時35分目安だったが、実際の案内時間は11時31分だったので少し早めに戻ってきた方がいい。記帳順に入店なので、帰ってきたら記帳並びの時同様、歩道の車道側に、記帳した順番に並ぶ。店主に促されたら入店し、食券を購入してから水をセルフで汲んで着席。 ◆オーダー方法:記帳制&食券制 ◆オーダー:「特製らぁ麺 醤油」1700円 ◆着丼時間:11時36分(現着後183分、記帳後149分、戻ってきてから19分、入店後5分待ち) ラーメン店の中にはハードルが高いお店がいくつかあり、「らぁ麺や 嶋」さんもその代表格の一つ!一日60食で昼営業しかせず、記帳制で記帳には開店のかなり前から行列ができます。仮に記帳ができたとしても、入店できる時間まで長時間空くケースが多く、結局どこかで長時間待つ事になります。 ただ…すこぶる評判は良い(笑) これは覚悟を決めて行くしかない!という事で、行って参りました。現着したのは開店時刻9時半の1時間ほど前の8時33分。その時点で記帳を待つ24人の人々が列をなしています…代表者の記帳がNGなのが救いで、食べられるのは間違いなさそうですが、一人5分計算目安なので食べられるのは昼前になりそうですねぇ。ま、覚悟決めてるんで躊躇はないですが。 9時になると記帳が始まり、自分は25番目に記帳(当然!)目安が11時35分との事でしたが、不安だったので予定時刻15分ほど前に戻ると、11時25分ごろには店主に予約名を聞かれ、11時31分に入店です!早めに帰ってきてよかった! 入店するとすぐに気付く店内に立ち込めるスモーキーな香りが印象的で、非常にこじんまりとしたカウンター6席のみのお店でした。券売機で購入したのは左上の「特製らぁ麺」。1700円と高額ですがここまで並ぶと、自己肯定作用が働くからか、食券を買える喜びの方が勝り、むしろ安く感じます(笑)醤油か塩が選べましたが、醤油でお願いしました。 L字のカウンターの中では店主が丁寧に一杯一杯ラーメンを作っています。店が狭くもう一人店員がいる場所がないせいか、配膳や片付け含め完全ワンオペのため回転率はすこぶる悪いのです。ただ、そんな中でもこの人気なんだから文句のつけようがありませんよね(笑) さて、着席から5分、記帳並びに並んでからは実に183分で待ちに待った着丼です! ≪着丼後情報≫ おお、なんとも美しい見た目!特製にしただけあって丼がとても賑やかですね!早速スープから頂きます! 澄んでいるのになんとも重厚感のあるスープ!5種類合わせているという豊潤な醤油の香りが、上に乗っているトリュフの香りと共に鼻に抜けていき、後からドスンと重みのある強烈な動物系の旨味を感じます。動物系は豚と鶏との事ですが、豚の旨味と鶏の香りが「これでもかっ!」と口の中に広がります。そして最後に舌の上に残る独特な風味と旨味の余韻…なんとも正直筆舌に尽くしがたい美味さです。 麺は細麺ストレートでツルツルと舌触りが良くスープとの相性もバッチリ。 チャーシューは鶏と豚各種取り揃えていますが、ビックリしたのが炙った豚バラチャーシュー!食べた瞬間口の中で溶けていくチャーシュー!大袈裟でなく歯が要らないチャーシュー!そして濃厚な脂が口いっぱいに広がるチャーシュー!ラーメンにも驚かされましたが、このチャーシューにもぶったまげました! 途中上に乗っているトリュフが徐々にスープに溶け出すにつれ、序盤では香りを演出していたトリュフが次第にスープを支配して行き、最後には完全にスープを形成する一員になっていくのも面白かったですね。 ブリブリの肉ワンタン、プリプリのエビワンタンを楽しんだり、溶けるチャーシューを惜しみながら食べ進めたり、麺を夢中で啜っていると、気付いたらスープ含めて完食していました。 いやぁ…確かに美味い。これは美味い。また並ぶか?と言われると躊躇してしまうが、並ぶ理由は大納得です。とはいえまだ未食の塩やつけ麺などもあるので是非また覚悟を決めてきたいです。 御馳走様でした! #ラーメン百名店2023Tokyo

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No.643【俺的淡麗煮干し醤油の最高峰】 「麺処 晴」で「特製そば」を頂く! ラーメン百名店2022Tokyo47店目 ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:18時57分 ◆並び:無し ◆並び方:4人まで店内奥から並べ、5人目以降は店外に並びます。その際にお店の出入り口を塞がないようにするよう注意が促されています。食券は店に入るタイミングですかね。 ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「特製そば」1300円 ◆着丼時間:19時01分(4分待ち) 先日、行きそびれた「麺処 晴」に満を辞して行ってまいりました。人気店ですが夜営業は落ち着いているようで、19時前に到着するとカウンタには3人しか座っていませんでした。 「冷やし」や「つけ麺」、「しお」なども気になりましたがここは左上の醤油ベースの「特製そば」をポチッ!4分程で着丼です。 ≪着丼後情報≫ ニヤニヤしてしまいそうな美しい丼の登場です。スープからいただくと、口に入れた瞬間煮干し!そしてスッキリとしつつ少し甘めの醤油の香りが広がります。いきなり美味しいぞこれ! 煮干しの主張が好きなタイプなので、少し残る煮干しの苦味や、貝出汁のような引っ掛かりがたまらなく好みで、ついついスープを飲み進めてしまいます。麺はザクザクとした歯応えの細ストレートの低加水麺で、メリハリがあってこれもいいですね。 低温調理のチャーシューは肉の旨味がしっかりと出ていて、塩味は控えめなのでパクパク行けちゃいますし、穂先メンマのザクザクとした歯応えと控えめな香りがまた上品でよかったです。 全体的に非常にバランスの良いラーメンでした。流行りの味のベクトルなのですが、所々煮干しの苦味などのアクセントが主張してきて私にはストライクなお味でした。 美味しかったです!限定の「濃厚そば」が9/11に復活するとの事なので、また行きたいと思います。ご馳走様でした! #ラーメン百名店2022EAST

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No.435【「寿々㐂家、お前がナンバー1だ‼︎」と唸りたくなる美味しさ】 「寿々㐂家」さんで 「らーめん並」800円 「チャーシュー(+3枚)」200円 「のり増し(+5枚」150円 「ライス」100円 を頂く!! 今日の晩は、以前「杉田家」に行った際のコメントでTanakaさんに教えてもらった「寿々㐂家」に行ってまいりました。まさに名店数珠繋ぎ!Rettyのつながり万歳です! 19時頃に現着。今日は滅茶苦茶寒い日で気温は4℃。にも関わらず車に上着積み忘れ、スーツ一丁で並ぶことに…完全にしくじりましたね(笑)まるで冷蔵庫の中のような寒さだったので、流石にヤバいと思い、近くのローソンで買ったホットコーヒーの缶を胸に忍ばせ店外の13番目に接続しました。当たり前の様に並ぶ前に食券を買おうと店内に入りましたが、食券は店に入るタイミングで買う様言われました。ま、こっちの方がトラブルは少ないですからね。20分程文字通り身を震わせ待つと、あと3人で店内に案内されるぐらいのタイミングで店員さんより、麺のサイズと、好みと、ご飯の有り無しを聞かれました。回転を早める工夫ですね。店内に入ってからの待ちは短い予感です。 自分は、「並」「全部普通」「ご飯あり」とオーダー。こんだけ寒い中待ったんだからご飯を食べても罰は当たらないでしょう。 そこから5分後には店内に入り券売機に到着です。待ち始めてから25分程度。いやぁ、店内は暖かい(笑)「らーめん並」「チャーシュー」「のり増し」「ライス」をポチッ!これで万全です。19時半には席に着席できました。カウンターの中は3人の店員さんがあわただしくいいリズムでラーメンを作っています。やはり王道の平ザルですね。寸胴の中をチラッと見たら豚骨で埋め尽くされていました。これは期待しかない‼️ さてさて、待ち始めて約30分。待ちに待った着丼です!意外と待ちは短いですね。寒くなければ全然余裕で待てます。店員さんの無駄のない動きに感謝です。 美しい見た目ですね。本牧家、六角家を思わせる水色の丼に、テラテラと鶏油が輝いています。チャーシューも美味しそう!早速スープから!うん!「吉村家」や「杉田家」などに比べて醤油が優しい!ただ、醤油の棘は無い感じですが塩味はしっかり感じます。スープを飲み進めると豚の旨味、鶏油の香が濃い事が分かりますね。舌の奥にひっかかる動物系の旨味!鼻に抜ける鶏油の香り!これらが混然一体となって迫ってきます。「本牧家」の優しくも重いスープの流れを感じつつ、パンチがある感じ。これはメチャクチャうまい。後を引くスープですね。 麺にも当然ばっちり合うのですが、今回は「ライス」も頼んじゃいましたからね。早速、スープを海苔に浸し、海苔の上にチャーシュー、卓上ニンニクを乗せ、ライスにオン‼︎ご飯をくるっと巻いて頂くと、至福の時間の到来です。ああ、これ以上美味しいライスはしばらく食べたことが無いぐらいの感動飯。最高です。家系の海苔は良い海苔を使っているので磯感が強いのですが、スープの旨味がまったく負けないので美味しくいただけます。美味い美味いと麺を啜り、ライスにオンをし、スープを飲んでいると、いつもよりとても速いスピードでスープが無くなっていることに気づきました。だがそんなことに気づいてもスープの消費は止められず、最後にショウガを入れてとどめを刺し、結果殆ど完飲してしまいました…健康が…血圧が…と一瞬思いましが、すぐに、「いや、このラーメンなら一片の悔いなし!」と感じた次第でございます。 ベジータに始まり、ラオウに終わるまさに最強のラーメン。本当に美味しかったです。ご馳走様でした! #ラーメン百名店2022EAST

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No.753【豚鶏の濃厚な出汁を紅に染めるラー油!】 「らーめん 飛粋」で「ちゃーしゅーめん」「からし変更」「ライス」を頂く! ラーメン百名店2023Tokyo66店目 ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:19時13分 ◆並び:22番目に接続 ◆並び方:食券を買わずに並ぶ。店の入り口から店舗に向かって左手に、店舗壁沿いに列が伸びるが、店前に並んでいいのは2人まで。それ以降は隣のスナックの前を空けて、電柱から再度列が続く。店員さんに促されたタイミングで食券購入。 ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「ちゃーしゅーめん」1300円(全部普通)、「からし変更」200円、「ライス」100円 ◆着丼時間:19時57分(44分待ち) 今日は、昼に辛いラーメンを食べそびれてしまったこともあり、晩は辛いラーメンが食べたい気分。そんな中、過去にチェックしていたラーメン画像集の中に魅惑の辛いラーメンを発見したので、意気揚々と「らーめん 飛粋」さんに行ってまいりました!現着したのは19時過ぎ。丁度混む時間ですかね。22番目に接続でした。20分程並んで店員さんに店内で食券を購入するように促されます。 通常ならば、既に大人気店で、今年満を持して某サイトで百名店にも選出されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのこのお店に初めて伺ったのであれば、まずはラーメンを頂くのがセオリーの保守的な私。ところが今回は事情が違います。過去の私の琴線に触れてチェックリストに保存していたのは真っ赤に染まった家系ラーメンの画像…明らかに変化球メニューです(笑)こういう物はこのお店に通い、酸いも甘いも分かった人が頼むものだと思いつつ、今日はセオリーなど無視してワガママに行こう!という事で初見で「ちゃーしゅーめん」「からし変更」「ライス」をプッシュいたしました!近くに居酒屋が何店舗もあるせいか、香ばしい焼き鳥の香りが、体を凍えさせながら待つ私の鼻と胃をいたずらに刺激します…そんな攻撃にも耐え、並び始めて38分程で入店!改装直後と言うこともあり店内はとても清潔感がありますね。厨房は3人体制でぶん回しており、店長が平ざるでバシバシ麺上げをしていました。かっちょいい!そんな姿を眺めながら入店後6分、並び始めて44分で着丼です! ≪着丼後情報≫ 一面チャーシューに覆われていますね!早速下に控える真っ赤なスープを一口頂きます!おお!意外なことに初めに感じたのは辛さではなくドスンとした濃厚な豚骨感!トロミがあって豚が濃い!鶏が濃い!でも不思議なことに後味はサッパリとしています。鶏豚を別々に丁寧に炊いて、併せたWスープの製法の効果でしょうか、雑味が無く見事に鶏と豚が融合しており、非常に一体感のある動物系の出汁感が強いスープでした。家系特有のカエシのガツンとした塩味ではなく、非常にまろやかで重量感はあるのですが優しいスープです。気になる辛味は、真っ赤な見た目に反しそこまで辛くはなく、意外な事にラー油の香りと少しの辛味を楽しむ感じでした。とはいえ、これだけ真っ赤になるだけラー油をぶち込んだらバランスがおかしくなるのが普通なのでしょうが、ベースのスープがしっかりとしているからこそでしょうか、辛い系ラーメンとして見事な融合をしています。麺は安心の酒井製麺製。甘味もあって辛いスープにも非常に合っていました。 いやぁ、「からし変更」を頼んでよかった!! チャーシューは2種類入っていて、直系を想像させる燻製したモモチャーは歯ごたえしっかり、香りばっちりの完成度の高いモモチャーですし、オリジナリティのあるバラチャーは、トロットロのとろけるお味! 私としては、家系を頂く場合、ライスにスープを浸した海苔を乗せ、その上にチャーシューを乗せて、卓上のおろしにんにくをかけて巻いて食べる、「チャーシューニンニク海苔巻き」が定番中の定番なのですが、ここのバラチャーシューでこれを試したところ、その相性の良さにぶっ飛びました!とろけるチャーシューの脂、食欲をそそるニンニクの香り、口いっぱいに満たされた多幸感の象徴白飯を、出汁感強い美味しいスープを吸った海苔が包み込み、口の中で一体になる幸せたるや!一発で私の中の「白飯 オブ ザ イヤー」がぶっちぎりで確定した瞬間でしたね(笑) いやはや、本当に満足度の高いラーメンをありがとうございます、とお礼を言いたくなるようなラーメンでしたね。遠いのですが、絶対にまた来ます!その時はノーマルのチャーシュー麺を頂こうかな。ご馳走様でした!ありがとうございました!

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No.511【じんわりと染み渡る美味塩スープ。柚子香る身体ポカポカラーメン】 「麺屋 ひょっとこ 交通会館店」で「和風柚子焼豚麺」1020円を頂く! ラーメン百名店2022Tokyo30店目 JR有楽町駅の京橋口の目の前にある交通会館。その地下の食品街の一角にある名店「麺屋 ひょっとこ」に伺ってい参りました!なんせ、このお店はとにかく狭い!地下一階の「横っちょ横丁」の入り口にあるのですが、店の敷地は目測で1.5m×4mほどしかなく、厨房とカウンター7席だけで敷地は満たされていて、カウンターに座る人の背面には壁が無く地下街から丸見え状態です。なので、当然ですが並びは店外で、自分の順番になると店の外から直接カウンターの席に座りに行くスタイルになっています。なかなかの狭小っぷりですね。 19時ごろ現着すると並びは3名でした。食券を買ってから並ぶスタイルです。私がポチっと押したのは「和風柚子焼豚麺」。待ち始めから凡そ10分で着席、3分で着丼です。回転早いですね! 澄んだスープに大ぶりなバラチャーシューが3枚鎮座し、そしてそこにすりおろした柚子が結構な量乗っかっています。カウンターに置かれた瞬間柚子が香りますね。 まずは柚子を溶かずにスープを頂きます。おお!和風柳麺というだけあり、鰹節や昆布の魚介の旨味がじんわり広がる、和テイストのスープです。ですが、お吸い物のような澄んだ見た目に反して魚介の旨味はかなり濃く、飲んだ後も口の中にしっかりと味が残る強いスープ!麺は中細の角のある麺でツルツルシコシコとしていて、旨味の強いスープをたっぷり持ち上げてくれます。舌触りのいい麺ですね。 そして、いよいよ、柚子を溶かしていきます! おおお!柚子を溶かすと一気に丼が柚子に支配されますね!チューブの柚子などではなく、すり下ろしているのでしょうか?香りも高くまばらな粒も含んでいてなかなかのインパクトです。和風の出汁感あるスープに柚子は合いますね。さらには三つ葉も入っているため、上品なお椀のような風味を出しながらラーメンらしい強烈な旨味も感じる事が出来きました。とても美味しい! バラチャーシューも分厚く肉肉しく食べ出がありとても満足感の高い一杯でした。食べ終わるころには心なしか普段より体がポカポカしていたような気がします。 優しいのに力強い、とても満足感のある一杯でした。美味しかったです!ご馳走様でした! #ラーメン百名店2022Tokyo

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No.465【鰹昆布水も飲み干せ!絶品白だしつけ麺】 「つけめん金龍」で「特製鰹昆布水つけめん」1410円を頂く! 2022ラーメン百名店Tokyo19店目 飛び石連休を連休にし休みを入れた月曜日。向かうは「神保町 黒須」!このお店は昼営業しかしておらず生活圏内ではない自分にとってハードルが高かったのでいつかの休みで行ってやろうと企んでいました。ところが…現着するとClosedの文字!!月曜定休日じゃないよなぁ…と思いつつTwitter を確認すると明日の祝日の振替休日で月曜日休みとの事!そして4/30閉店との事!!(こっちの方が驚いた!) 仕方なく「黒須」はまたの機会にと言う事で、徒歩圏内の「金龍」さんに行って参りました!先日行った「キング製麺」同様「らぁめん小池」グループですね。 15分ぐらい歩いて11:10に現着!店外10番目に接続です。このお店は列に並んでから、よきところで食券購入を店員さんに促されます。並び始めて5分後、店員さんに促され店内券売機で「特製鰹昆布水つけめん」 をポチッ!列に戻る頃には後ろに7人も接続してました!いいタイミングだったのかもしれません。 結果40分で着丼いたしました! 店内の「美味しい召し上がり方」曰く「まずはカツオ昆布水に浸された麺だけで」という趣旨が書いてあるので従ってみると、なるほど、そう言うだけあって麺だけで美味い!カツオ昆布の魚介の香りと麺の小麦の香りや甘みをしっかりと味わえます。この麺本当に香り高いですね。舌触りもよく流石「キング製麺」製といった感じです。 まず麺だけで食べさせて、この香りと甘みを感じさせ、「これがベースだよ」と覚えさせられたのち、次は塩、そして最後はつけ汁と、徐々に旨味を足していき完成させるつけめん。おかげで一つ一つのパーツを意識して頂く事ができます。 つけ汁は酸味のある煮干し系の出汁感が強いつけ汁で、麺に付着したカツオ昆布水と混ざって徐々に旨味が増していきます。カツオ昆布水と混ざって完成するという感じ。そして微妙にバランスが変わっていきます。当然美味しいし楽しい!爽やかな酸味と魚介の旨味で箸が止まりません! 当然チャーシューやワンタンなどの具材も美味しいのですが、麺とつけ汁が旨過ぎるせいか、最初に麺だけで食べたせいか、とてもいい仕事をする脇役という印象でした。程よきタイミングで店員さんがスープと追加の出汁を出してくれるので、最後はスープ割を楽しみ、ついには麺が浸っていたとろみのあるカツオ昆布水まで飲み干し完食してまいりました! つけ麺より普通のラーメンが好みなのですが、このお店のつけ麺、相当美味しかったです。つけ麺も奥が深い!ご馳走様でした! #ラーメン百名店2022Tokyo