Takehiko NishiさんのMy best 2020

福岡県の西鉄大善寺駅からタクシーで約10分、筑後川沿いにある老舗。広い駐車場には、鰻を炭火で焼いた薫りが漂い、それだけでご飯が食べられる気になる。 ここはお櫃に入った「セイロ蒸し特上」が素晴らしい。 殆どのお客さんが、セイロ蒸しを注文している。 大ぶりで肉厚な鰻は、ふっくらと蒸し上がり、備長炭で焼いた香ばしさと旨みが口一杯に広がる。 熱々のご飯には、タレがしっかりと染み込んでいる。 本当に美味しい。 車で来るお客さんが多いからか、ビールや日本酒を飲んでいる人は少ない。 セイロ蒸しは、注文してから約30分は待つので、駅からタクシーで行って、「鯉のアライ」をつまみにして、生ビールを飲んでもらいたい。 鯉のアライに、柚子胡椒を付けて食べると、生ビールが止まらなくなる。 私の主観だが、ここの鰻が日本で一番美味しいと思う。 また、食べに来たい。 #日本一美味しい鰻 #久留米グルメ #鰻

素材の良さを引き出す、シェフの姿勢が素晴らしい。 透明感のある出汁の旨みを楽しめる懐石料理。 お碗の出汁、極めてジューシーな黒毛和牛、シェフが特許を持つ特製土鍋で炊いた〆のご飯が絶品だ。 加えて、シニアソムリエの奥さまが選ぶシャンパンとワインも素晴らしい。 分厚い旨みとミネラル感があり、実に和食に合うのだ。 カウンター8席のみの隠れ家。コスパ良し。 シェフの引き算の美学が私の心を捉え、ヘビロテの予感。 #引き算の懐石料理 #透明感ある出汁 #和食に合うワイン #和食に合うシャンパン

神奈川・小田原の鰻の人気店「友栄」で、大好物のうな重を食べる。普通の鰻に比べて1.5倍の大きさだそうで、たしかに身がふっくらしていて、ぶ厚く、ジューシー。タレの甘さは上品で、いくらでも食べられる気にさせてくれる。 個人的には、福岡・久留米の「富松」のせいろ蒸しが香ばしくて好きだが、「友栄」の味も素晴らしい。 食べログ4.2で、「首都圏No.1」と目されていることはある。正月明けの日曜日午前10時の開店時刻に店に行ったが、すでに超満員。 運良く待たずに入店できたが、あと数分遅れていたら、1時間待つところだった。 食事の後は、箱根湯本駅近くの温泉で、ゆっくりと身体を休めた。 #首都圏No.1の鰻 #ジューシーな鰻

美しい芝生が広がる横須賀美術館に併設されている「アクアマーレ」。東京・南青山にある「アクアパッツァ」の日高シェフの店でもある。 目の前には海が広がり、浦賀水道を往き交う船を眺めることができる。 地元の漁港から入手した真アジのカルパッチョが絶品。 あまりにも素晴らしいので、もう一皿お願いした。 蛸もアクアパッツァも素晴らしい。 地産地消の醍醐味を味わえる。 しかも、リーズナブル。 ワインを飲むために、車ではなく、最寄駅からタクシーで行くべし。 観音崎京急ホテルに宿泊するのもアリだ。 #横須賀グルメ #日高シェフ #横須賀イタリアン

JR久留米大学前駅から徒歩2分。 多くの学生さんが待機する、 大学のバス停の対面に店はある。 久留米市で研修中の息子によると、 久留米グルメは、焼鳥と鰻が絶品とのことで、 「たまねぎや」で一献かたむけることになった。 生ビールで乾杯し、 地鶏ぼんじり（150円）と皮（100円）を食べると、 思わず唸ってしまった。 「これは美味い！！」 ぼんじりは、よーく運動した地鶏の歯応えと、 脂の旨みが良い塩梅で、素晴らしいのだ。 しかも、安い。 皮も芳ばしい。 息子の一推しは、ダルム（120円）。 腸のことをドイツ語でダルムというそうで、 豚のホルモンを炭火でしっかり焼いてくれるのだ。 これまたジューシーで柔らかい。 出汁巻き玉子は、ふわふわだ。 醤油をかけようとしたら、息子に制止された。 「オヤジ、何もつけずに、そのまま食ってくれ」 カツオ出汁が効いていて、実に美味いのだ。 ニラ玉も美味しかった。 九州のニラは、東京で食べられるものよりも、野太く野性味に溢れ、 鮮烈な旨みがある。 焼鳥を何本食べたことやら。 焼酎を何杯飲んだことやら。 美味しゅうございました。 感謝。 #ダルム #焼き鳥 #もつ焼き #出汁巻き玉子

夜の営業は自粛し、 11時から16時までのランチ営業となったが、 「食材に愛を込める」 店主・山根さんの姿勢は、いささかも揺るがない。 「出汁巻き御膳」「焼き魚御膳」「お造り御膳」 「鶏せせりの焼肉御膳」は、1500円均一。 丁寧に出汁を取った旨みが絶品で 上質なランチが楽しめる。 特にキノコの味噌汁は、旨みの極致。 お代わり自由だ。 ここの出汁巻き玉子には定評がある。 奥久慈卵の旨みが感じられるからだ。 そして、2020年9月についに「漬けまぐろ丼」が 新たにメニューに加わった。 店主が試作を重ねること数ヶ月、 やっと納得がいく味にすることができたという。 食べてみると、とにかく品が良い。 まぐろの絶妙な浸かり具合、 コシヒカリアモーレのご飯と玉子と山芋との調和。 食材の旨みを噛みしめることができる。 「これは美味い！！」 近隣にある和食の名店「弥市」が8月末に閉店し、 赤坂リーマン達が「まぐろ丼」ロスに陥っている中、 常連さんからの 「赤坂名物のまぐろ丼を絶やすな」との声に 背中を押されたそうだ。 1日5食限定の贅沢。 赤坂ランチに新たな魅力が加わった。 昼飲みもできる。 凍らせたキンミヤ焼酎に梅酒をかける 裏メニュー「大人のカキ氷」は絶品だ。 甘みと旨みのオンパレード。 アルコール×アルコールなので 酔いが回るのが早くなるが、 それも、また良し。

予約困難なので、この聖地への登山は険しい道のりだ。 しかしながら、霜降りのロースをレアに炙って 一口食べると、山頂は桃源郷となる。 霜降り肉は、素晴らしい。 脂肪が悪者扱いされ、赤身肉ブームが起こったが、 最新の研究によると、 脂質を食べても血中コレステロール値は上がらず、 むしろ脂質をたっぷり食べた方が健康になるという。 私の主治医も、私に対し、 糖質は控えて タンパク質と脂質を毎食しっかり摂るよう、 指導している。 霜降り肉は健康を維持する鍵なのだ。 特に金竜山の霜降り肉は特別だ。 舌の上で蕩けてなくなる。 霜降りの旨みと甘みの余韻に浸ることができる。

韓国料理の激戦区、東京・赤坂で韓国家庭料理の味を楽しめるお店。常連さんが、女将さんとハングルで会話していて、韓国に来たかような錯覚を覚える。 お店は、地下鉄・赤坂駅、溜池山王駅から徒歩2分、赤坂2丁目交番近くの「変なホテル」の目の前にある。 ここは、豚肉を茹でたボッサムが絶品。 生の烏賊が入ったキムチと豚肉とのマリアージュ。 本当に美味しい。 しかも、リーズナブル。 韓国焼酎のチャミスルにとても合うのだ。 参鶏湯、スンドゥブチゲ、チャンジャ、ケジャン、ホルモン炒めも美味しい。 豚のサムギョプサルが安いので団体客に人気だが、私はボッサムとチーズ入りスンドゥブチゲを推す。 この店で必ず食べてもらいたいのは、ニラチヂミだ。 薫り高く、野菜の旨みたっぷり。 お酒は、生ビール、生マッコリ、韓国焼酎、日本酒だ。 生ビールは、冷蔵庫で凍らせたビールジョッキに注がれ、暑い日に飲むと、喉を一気に潤せる。 寒い季節は、八海山の熱燗が身体にしみる。 さらに、超裏メニュー・自家製の朝鮮人参酒をロックで飲むと、翌朝の体調がすこぶる良いことに気付く。この人参酒は、エキス満載の土くささに満ちていて、慣れないと、楽しめないが、肌艶が良くなり、活力アップを実感できるのだ。 #赤坂韓国料理 #朝鮮人参酒 #ボッサム #ニラチヂミ