人気フレンチでランチのおまかせコースを予約しました。『ゴ・エ・ミヨ2021』で3トックを獲得した広島No.1フレンチです。 カウンター席で料理長はじめシェフの方々が調理されているのを見ながらいただきました。 フレンチなのでいろとりどりで見ていてまた気分もいいです。 序盤で書いてしまいますが、最後の晩餐でいただきたいのは中土さんのフレンチになりました。 もうパーフェクトです。細かい説明要らないんじゃないかってくらい凄い凄い、美味しい美味しいの連呼でした。 食材のこだわり、生産農家さんや卸売業者さんへの感謝をいっぱいされながら大事に取り扱われている感がどれもこれにも強く感じます。 お料理の名前はあるようで無いような説明を受けたので、聴き取り方次第でネーミングが違ってるかもですが美味しいものをいただくのにメモもなかなかできずで、イメージが伝わるといいのですが。 お酒はせっかくなのでペアリング(30ml)にしました。 先ずはシャンパーニュ ローランペリエ ラ キュベ。 お料理もスタートです。 北広島県の菊芋を使ったスープ。一口でとぅるっといただきます。口の中でのふくよかな広がりが素敵。 パニスはフランスの家庭料理。雛豆の粉で作って揚げた物です。キャビアが乗ってます。一口でいただきます。ほわっと暖かくてキャビアとのバランスが良いです。 瀬戸内の渡り蟹とお米を使ったサラダはトリュフの香りが膨らむ味わい深いちょっとお鮨に似たサラダ。 サラダに合わせた白ワインはメヌトゥ サロン モローグ。 お野菜のプレート、マイクロベビーリーフのサラダ。他にも凄い種類の野菜がずらっとまぁるく並んでいて、ソースや塩も多種あってそれぞれ全部舐めきってしまいたくなる美味しさでした。 瀬戸内の虎魚をつかったお料理は辛味大根のほんわりと乗っています。箱トマトのソースをつけても勿論美味しいです。 白ワインはBellori joven。 ホワイトアスパラがまた美味しくて、フレンチってソースが凄いですね。感動します。 白ワインはMarc Brédif Vouvray Classic。 牡蠣(広島県産)は焼き昆布の香りを移したオイル、キャビアライム添えです。 日本酒大信州を合わせていただきました。 広島安芸高田の鹿のタンに筍を添えて、鹿のタン凄いです。こんなに美味しい食材になるんですね感動です。 赤ワインはFRANZ KELLERシュペートブルグンダー フォン ロス 2019。 瀬戸内市のマッシュルームを使ったお料理。生と発酵させたマッシュルームのコラボ。このしゅわしゅわ感が好き過ぎます。 白ワインはアルザス レサン リースリング。 スペシャリテはトリュフ・イカを白ワインとトリュフのピュレ。イカを合わせていただきます。 流石スペシャリテです。深い味わいと言っても濃いわけではないんです。ほど良さがパーフェクトなんです。 白ワインはメゾン ジョゼフ ドルーアン リュリー ブラン 。 パンだけでも美味しい、バターもアレンジのうえ作られているそうで美味しい。 さわらには広島のかぶを柔らかく煮たもの。 さわらも凄いけどスープ(確か魚介の骨でとったと聞いた気が)がまた凄くて、何回も頷いてしまいました。 日本酒は田村 生もと純米。 グラニテは広島レモンとお花とハーブのグラニテなので春の味わいがします。爽やか。 竹の谷蔓(たけのたにつる)年間4頭しかでない牛さんです。炭火で焼いては休ませてと手がこんでます。 味わい深いお肉です。 赤ワインはシャトー・ラグランジュ2017。 デザートがまた素敵です。 瀬戸内の柑橘を使ったアヴァンデセール、下には金柑やヘーゼルナッツをアレンジしたもの、上にはたくさんの柑橘のジュースをグラニテしたものなどが乗っているそうです。 ふんわりと美味しいアングレーズソースは口当たりがなめらか、北広島県産の苺をカットしたものが入ってます。グランプル、ジュレはバラエキスでした。 モカとエスプレッソを混ぜた濃いけどさっぱりした味わい。 黒糖を使ったカヌレは、黒糖のプディングのような味わい。周りはカリッと中はしっとりです。 食材を余すことなく使用されているのがまたまた好印象。自分の中でフレンチが一番好きなんじゃ?って思えた時間でした。とにかく良かったです。 広島の方もですが、旅行者に超おすすめです。 ランチは9,900円、ディナーは16,500円から。ペアリング別。