Akira.I

Akira.Iさんの My best 2023

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広島県

フランス料理

Akira.I

広島電鉄 八丁堀駅より徒歩1分。 LABI広島の裏手、えびす通りにあります。 フランスはブルゴーニュのミシュラン星付き店での経験もお持ちの中土征爾オーナーシェフの織りなす伝統と革新のフレンチは食通の間でも評判なんです。 飲み物はワインをペアリングでいただきました。 おまかせコースにメニュー表はないので、以下品名は私が勝手に書いてます。 アミューズ一品目 ■菊芋のスープ 小さな器に丸い餅みたいなものが。 菊芋のスープをカプセルにしているんです。口内に菊芋との美味しさが広がります。とっても美味しい。 二品目 ■パニス ひよこ豆を使った胡麻豆腐のようなものを揚げています。しっとりふんわりです。 これもまた口いっぱいに「美味しい」が広がります。 三品目 ■瀬戸内の渡り蟹とお米のサラダ 蟹の出汁で炊いた米に蟹の身、トリュフを加え生ハムで巻いています。 トリュフと蟹の香りが広がって、これも素晴らしい。 見た目からわくわくさせてくれる、そしてとても美味しいアミューズでした。 ■野菜のプレート なんて華やか。 「やまのまんなかだ」のマイクロベビーリーフ。周りには様々な野菜たち。ビネグレットソースをエスプーマで泡にしたものがのっています。 この一皿でなんと50種類。しかも、焼いたり、茹でたり、揚げたり、マリネしたり、一つひとつ手が込んでいて、そして野菜がどれも美味しい。 ■オコゼ マリネし、薄切りにしたオコゼに発酵トマトのソース、その上に辛み大根を液体窒素でパウダー状にしたもの。醗酵トマトとかんずりのピュレをつけて。 トマトのソースが素材の味を殺さない、それでいてちゃんとトマトの旨みも感じられる。辛み大根もそう。 このバランス、すごい!素晴らしい。 ■ アスパラの炭焼きオランデーズソース 自家製のからすみが振られています。 シンプルに見えて深〜い味わい。 ため息が出ます。 ■広島県産牡蠣のポシェ 焼いた昆布の出汁でポシェした牡蠣に焼き昆布の香りをうつしたオイル、キャビアライムを添えています。 牡蠣と昆布の旨みが口いっぱいに広がる。 この料理には日本酒です。 ●大信州 超辛口純米吟醸 ■ 安芸高田鹿のタン スモークタップで香ばしく仕上がった鹿のタンに筍。 こんなに美味しい鹿肉料理は食べたことがありません。 ● シュペートブルグンダー 赤 ピノ・ノワール ■マッシュルーム 醗酵させたマッシュルームの上に薄くスライスした生のマッシュルーム、醗酵マッシュルームから出たスープを泡にしたものをのせています。 旨みがすごい。マッシュルームだけでこんなにも美味しい料理が。中土ジェフ、天才ですか。 ● アルザス リースリング レ・サン スペシャリテ ■瀬戸内のイカとトリュフを使った料理 白ワインソースで和えたイカに、平飼い養鶏まさとうの卵黄で作ったソース、絶品です。 ■さわら 骨からとった旨みをガストロバック(減圧調理器)で身に浸透させています。継ぎ足し継ぎ足しとった出汁。自家製のコンソメ。塩は一切使用していないんですって。旨みが凝縮されて、それでいて軽やか。素晴らしい。 この料理にも日本酒です。 ●田村 生酛純米 お口直し ■広島レモンとお花のグラニテ 桜の香りがふわっと。 肉料理はこちら。 ■竹の谷蔓牛 和牛のルーツ、年間4頭ほどしか出回らない幻の和牛。 焼いて休ませてを丁寧に繰り返したこのお肉、まずは何もつけずにそのまま。赤身の旨みがすごい。 完全に赤身の概念が覆りました。 この上なく幸せです。 デセール ■瀬戸内の柑橘を使ったアヴァンデセール セミドライにした金柑とローストしたヘーゼルナッツ 沢山の柑橘のジュースをグラニテ。 柑橘のさっぱりとナッツの食感。これもまた素晴らしい。 ■苺のデザート カットした苺といちごのソース、エスプーマを使ってムース状にしたアングレーズソースに薔薇のジュレ。 爽やかなのに深い。このバランスすごい。 コーヒーは、モカ系とエスプレッソを合わせたシェフオリジナルブレンド。 濃厚だけどさっぱりなコーヒーです。 ミニャルディーズは、 ■黒糖を使ったカヌレ 優しい黒糖の甘みが嬉しい。 味も、調理法も、素材も、驚きと感動の連続でした。 ペアリングも最高。 シェフとの会話の中で、素材の話が出た際には、生産者の方の想いや努力を本当に大切にしているのが伝わり感動しました。シェフのお人柄も伝わり、最高の料理が至高の料理に。 人生最後に食べたい料理が今日更新されました。

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広島県

寿司

Akira.I

広電 胡町駅より徒歩2分 瀬戸内海、広島近辺で水揚げされた新鮮な魚介。米、酢、水も広島県産にこだわった「瀬戸内前鮨」が堪能できる『鮨 稲穂』さん。 三越の裏手、流川通りにあります。 是非行きたいと思ったいたお店。予約をし、昼に伺いました。 シックで落ち着いた雰囲気の店内。 メニューはおまかせコースのみ。 カウンターに座り、今朝入った真鯛、マナガツオを見せてもらい、とまらないワクワクを抑えきれずニヤつきながら生ビールをいただきます。 薄張りのグラスでいただくビール。お店の雰囲気と相まって旨い。 食材は広島県産にこだわったこちらですが、その時期そのときに最高に美味しい食材にこだわっているため、神奈川は逗子からも仕入れたりされているそうです。 ちなみにおまかせコースは昼、夜で内容、価格が異なりますが、今回夜の内容でお願いしました。 コース内容は以下の通り ・季節の先付け ・椀物 ・刺身 ・焼物 ・握り ・留椀 【季節の先付け】 ■本ミル貝・わけぎ・明日葉 プリっとした新鮮なミル貝、地元のわけぎ、三浦の明日葉と、それぞれ素材の味が際立っていて、さらに酢味噌の加減が絶妙で、いきなり脱帽です。 【椀物】 ■蛤のお出汁の茶碗蒸し 蒸した真鯛、地元の筍のなんと美味しいこと。 あおさものって、磯の香りが広がるとっても美味しい茶碗蒸しです。 【刺身】 ■広島産平目 炭塩でいただきます。 歯応えが良くて身が締まっていて、甘みがあって。とても美味しい。 ■真鯛 先ほど見せてもらった獲れたての真鯛 大将曰く昼にしか出せないという新鮮そのものの真鯛は感動ものです。 ■マナガツオ マナガツオを刺身で食べられるなんて、なんという幸運。地元ならではの贅沢です。 新鮮そのものの魚たち、歯応えが半端ない。 ほんと幸せです。 【焼物】 ■マナガツオの西京焼き 西京味噌につけすぎない絶妙なあんばい。 素材の味もちゃんと大切にしている幸せの味です。 こんなに美味しい西京焼きは食べたことがありません。 個人的西京焼きランキング堂々の1位です。 【口休め】 ■岩もずくと塩トマト 塩トマトが甘い。酢も優しい味で、飲み干しました。 ビールのあとは、日本酒。 大将おすすめの食中酒です。 ●天宝一 薄張りのお猪口で呑む日本酒が美味しい。 鮨に合うあう。 【鮨】 ■こはだ ■さより ■スミイカ ■のどぐろ 相模湾 ■ひらまさ ■トロ ■づけ ■車海老 ■穴子 ■紫雲丹 ■たまご焼き しっかりとした旨みのコハダ、サヨリ。 すだちの香りが広がるスミイカ。 のどぐろはもう最高。相模湾産と聞いてびっくり。 一日寝かせて旨みが増したヒラマサ。 とろける背トロ。 漬け具合が絶妙なづけ。 ぷりっぷりで甘い車海老。 ふわっふわで旨みがすごい穴子。 口内が至福の紫雲丹。 どれも旨みが広がる本当に美味しい鮨たちです。 素材の活かし方、2種類の赤酢をブレンドしたシャリの味と握り具合、ネタとシャリの温度、味付けの塩梅。全てが素晴らしく、まさしく職人技です。 【留椀】 ■なめこの味噌汁 柚子の花も入った美味しい味噌汁です。 最初から最後まで、全てが素晴らしかった。 大将のお人柄のおかげで、楽しく、そしてゆっくりと美味しい鮨を堪能することができました。 やっぱり来てよかった。 美味しかった。 ごちそうさまでした。

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静岡県

懐石料理

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JR浜松駅より徒歩5分。 地の素材をメインに使った美味しい日本料理が楽しめる『くづし 之助』さん。 店名の「くずし」は、くずし割烹が由来。和食の伝統はまもりながらも既成概念にとらわれず、洋の素材や調理法を取り入れた独創的な料理が味わえます。 浜松での夕食。 せっかくなので美味しい料理をいただこうと伺ったのがこちら。 家紋と暖簾のみの外観。看板はありせん。 店内は落ち着いていて、上品です。 カウンター席でいただきました。 奥には座敷席、個室があるようです。 いただいたのは、 ■料理長おまかせ 16,500円(税込) 蕎麦つゆと蕎麦の実で蕎麦の香りが広がる美味しい胡桃胡麻豆腐。雲丹がのった贅沢なお通しです。 12年熟成のミモレットチーズを贅沢に降りかけた、原木椎茸のクリームコロッケと鰻のおじやは、なんとも優しくて深い味わい。 お造りは虎河豚と本鮪。 芽ねぎを巻いて塩ポン酢と自家製のポン酢でいただきます。 とっても希少な天然の虎河豚の白く透き通った美しさ。コリコリと引き締まった天然ならではの食感がたまらない。そしてポン酢、塩ポン酢が美味しい。 鮪は大中赤。雲丹醤油にして贅沢に。とろける大トロ、甘い中とろ、旨みの濃い赤身。最高のお造り二種でした。 柔らかい峯野牛フィレ、天然松茸の香り、そして里芋の食感が良いアクセント。そこにフォアグラバターの香りが足され、えもいわれぬ美味しさです。 生の部分を残した絶妙な火入をしてくれた熊海老は、肉厚で弾力がすごい。大ぶりの握りを口いっぱいに頬張り、味と香りが楽しめた幸せな一皿でした。 からすみ蕎麦。からすみの塩味と海老油の香りがとても良い。お凌ぎで提供されましたが、これもメイン級の一皿です。 炭火焼きの秋刀魚の美味しいこと。添えられた大根おろしにはシャインマスカットが入っていて、甘み酸味が素晴らしい。 焼き霜造りのかます。仕上げに目の前で皮目に炭をあて仕上げ、そこに松茸のあんかけ。菊の花もあしらわれ、松茸の香り広がる美味しいお椀です。 肉料理は、峯野牛イチボ。赤身の旨み、グレートリュフの香りが素晴らしい。 甘くなめらかな南瓜のフリッタータも見事にマッチしています。 どうまん蟹の土鍋ご飯。内子がのっています。 鰻の饅頭は、三方原のじゃがいもでしっとり。 焼いたくま海老の香ばしさが加わったあおさの赤だし お新香まで丁度良い塩味の上品な味。 食べきれなかった土鍋ご飯は折り詰めにしていただきました。 デザートは、白桃のアイスクリーム、ピオーネと和梨のコンポート。 最初から最後までどれも素晴らしい味と内容でした。 飲み物は、 マスターズドリーム ウイスキーソーダ割り ガイアフローM 磯自慢 純米吟醸 多田信男 磯自慢 水響華 大吟醸 黒龍 しずく大吟醸 磯自慢は気になった2本を飲み比べにしていただきました。 大将おすすめの黒龍 しずくも、めっちゃ美味しかった。 いやぁ、どれも本当に美味しかった! 旬の素材を生かした日本料理。 伝統にとらわれず洋の要素を取り入れ、見事に融合させる大将の技。 大将はじめスタッフの温かい対応。 そしてコスパの良さ。 どれも素晴らしく、終始気持ち良く幸せな時間を過ごせました。 大将をはじめスタッフ皆んなのワンチーム感が随所に感じられ、居心地最高でした。 最後までお邪魔していた我々が帰る際、スタッフ全員でお見送りしてくれて。 美味しい料理と素敵な時間をありがとうございました。 来て良かった。 ごちそうさまでした。

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東京都

割烹・小料理屋

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京王井の頭線神泉駅より徒歩2分 こんなところに、こんな素敵なお店が。『割烹 三長』さん。 本当に渋谷ですか。ここ。 外観からして風情がありますが、店内もなんとも風情があります。梁や柱も趣きがあって、案内いただいたカウンター席から見える中庭は、日本庭園のよう。 聞くと築75年。この地にこのままある建物だそう。 元は料亭だったそうです。 そんな素敵な雰囲気での中いただいたのは、美味しい割烹です。 ■季節のおまかせコース 11,000円 ・牡蠣と菊の柿の葉寿司 ・太刀魚の沢煮椀 ・松茸とかますの春巻 ・戻り鰹 ・鱈の白子豆腐 ・田村牛 万願寺とうがらし味噌和え ・きのこ色々 粟麩 銀杏 ・かんぱち小松菜とびっこの御飯 ・栗パフェ という内容です。 牡蠣と菊の柿の葉寿司 牡蠣の旨みが口いっぱいに広がるとても美味しい柿の葉寿司。 お口直しの菊の花、春菊、もって菊も程よい塩味でとても美味しい。 太刀魚の沢煮椀 炙った太刀魚、水菜、ごぼう、茗荷、はすいも。 なんて上品で美味しいお椀でしょう。優しく体に沁み渡っていきます。 松茸とかますの春巻 某社のパイのようなパッケージに入ってきました。 こんな遊び心がなんだか嬉しい。 松茸の香りも嬉しい。 熱々揚げたての春巻きも上品なお味です。 戻り鰹 つゆに生姜を混ぜ、揚げた玉ねぎ、青葱と一緒にいただきます。 厚く切った鰹の食感と味をさらに引き立ててくれています。美味しい。 鱈の白子豆腐 可愛らしいお皿が出てきたので、何かと思っていたら、クリスマスツリーが登場。 その下に星型のガラスの容器に星型の白子豆腐が。 クリスマスならではの素敵な演出です。 田村牛 万願寺とうがらし味噌和え 田村牛とししピー、九条ネギ 深い味噌の味をまとった柔らかい田村牛。 深いのに、後味はすっきりしていて、厳選された素材と料理の腕がなせる技なのでしょうか。素晴らしい。 きのこ色々 粟麩 銀杏 10種類のきのこのあんかけ。上にはカシューナッツを散らしています。 あ、ゆりね、ぎんなんもはいってる。まさに季節の味。とても嬉しい美味しい料理です。 かんぱち小松菜とびっこの御飯 蓋をあけたら、なんと美しい土鍋御飯でしょう。 見た目だけじゃなく良いお味。 添えられたお漬け物がまたとっても美味しくて、聞くと120年もののぬか床を使われているそうで。 栗パフェ 栗きんとん、栗のムース。シャインマスカットや梨も入った美味しいデザートに気を取られてましたが、器の下の角皿も素敵。 ビールのあとは日本酒です。 ⚫︎作 雅の智 純米吟醸 ⚫︎磯自慢 純米吟醸 美味しい料理に美味しい日本酒。幸せ。 最初から最後までどれも素晴らしい料理。 遊び心が垣間見れたり、素敵な演出もあって、味はもとより、楽しく食事をしてもらいたいという気持ちが伝わってきて、始終幸せな気分で過ごせました。 風情のある雰囲気のなかとても美味しい料理を堪能できました。 村山料理長の織りなす優しくて奥深い料理に、舌も心も奪われた幸せなひとときでした。 美味しかった。 ごちそうさまでした。

5

静岡県

日本料理

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JR島田駅より徒歩7分 創業60年の老舗日本料理店『五平』さん。 『肉割烹 五平』としてリニューアルオープンされたそう。 カウンター限定で静岡県産厳選黒毛和牛と海鮮や野菜など静岡の食材を使用した肉割烹コースが堪能できます。 蓬莱橋など島田観光のあと、予約して伺いました。 いただいたのは、 厳選食材・黒毛和牛コース 16,500円(税込) これに日本酒のペアリング 5,500円 他にもステーキ店を数店経営されている大将が厳選する静岡産の肉たち。 ビールを飲みつつ、カウンター越しに大将の仕事を見ながら、もうワクワクです。 ■季節の前菜5点 ・筍 ・ふきのとう ・自家製のからすみ ・浜名湖の牡蠣 ・あん肝 藤枝 朝堀りの筍が美味しい。 ふきのとうは女将の実家の田んぼの畦道で採れたものだそうです。とても美味しい。 浜名湖の牡蠣。牡蠣みそ からすみは大将の自家製。 あん肝だけ唯一北海道産。良いあん肝が入ったのでと大将。 こちらに合わせてくれたのが、 ● 初亀 純米吟醸 さらっと呑めて前菜にぴったり。 この時点でもう確かな食材と大将の腕がわかります。 ■たかあしがに 肉割烹ですが、、と言いながら出してくれたタカアシガニ。美味しいお出汁に潜らせて。初タカアシガニかも。美味しい。 肉だけではなく海鮮もいただけて嬉しい。 ■黒毛和牛100%のメンチカツ 大将が手渡してくれたのが、レンコンで挟んで揚げた熱々のメンチ。広がる肉汁。お酒がすすみます。 ■フォアグラの茶碗蒸し フォアグラ、鴨の団子、ユリネが入った茶碗蒸し。 春トリュフの香りが 広がる、なんて贅沢な茶碗蒸し。幸せです。 ●英君 純米吟醸 こちらは静岡酵母を使ったとてもジューシーな一杯。甘みと酸味がワインのよう。 チェーサーがわりにいただいたのが、 HIGASHIYAMA 掛川/東山 やぶきた種をボトリングした深蒸し茶。雑味のない香りと旨味の高級ボトリングティ。贅沢です。 ■お造り はつ、みの、みすじ、かたさんかく 肉のプロの眼鏡にかなった肉刺しは、部位それぞれの食感と旨味が素晴らしい。 ■肉寿司 昆布じめのイチボがとっても美味しい。 ●おんな泣かせ 純米大吟醸 優しく綺麗な味わいです。特に女性に人気の島田の地酒です。 ■たんシチュー すーっと溶けるような柔らかく煮込まれた美味しいタンシューです。八丁味噌が隠し味。 ■焼き カイノミです。 スモークした塩と、桜海老のラー油でいただきます。 大将手作りの桜海老のラー油はこれだけで酒の肴になります。瓶に詰めて持ち帰りたいくらい。 大将が一番好きな部位というカイノミは、見るからに美味しそう。赤身と脂のバランスが最高。旨みを閉じ込めた見事な“焼き”です。 ●森本 特別純米酒 静岡県産米ほまれふじ使用を使用した食中酒に最高の一杯です。 ●磯自慢 特別本醸造 とてもフルーティ。本醸造なのに極上の吟醸酒のような味わいです。 静岡には美味しい日本酒がたくさんありますね。 ■サーロインとセリのお鍋 大好きなセリと、すりおろしたカブ、美味しい出汁にさっと潜らせたサーロイン。見事です。 〆は数種類から選べます。迷っていると、今日はたまたまですが、らーめんも出せるとのこと。 ■らーめん 大将のお兄様が営むらーめん店の美味しい自家製麺、優しい牛スープ 。ネギだけのシンプルさは最高の〆です。 最後まで「気になるー」って言ってたら、少し出してくれました。 わがまま言ってごめんなさい。 ■黒毛和牛カレー 思った通り深い味わいの美味しいカレーでした。 デザートは、 ミルク寄せ 練った葛がコシを感じさせます。 そして、静岡のみかん「はるみ」 大将は“はるみちゃん”と親しみを込めて呼んでました。 なにこれ甘っ!糖度12度を超えるらしいです。 旬の味覚です。 「静岡そだち」「掛川牛」など、静岡県産の黒毛和牛。 静岡産の海鮮と野菜。 静岡の地酒。 静岡の旨いものを味わい尽くした気持ちになり、なんとも嬉しかった。 さすが老舗和食料理店の肉割烹。和食的な引き算を感じる肉料理は、素晴らしいのひとことです。 そして大将、女将のお人柄が料理を更に美味しくしてくれます。 カウンター限定の意味が良くわかりました。 美味しかった。 幸せなひとときでした。 ごちそうさまでした。

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東京都

創作料理

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銀座駅より徒歩2分 銀座6丁目の地下にひっそりとある大人の隠れ家。 四季折々の食材をふんだんに使った和創作料理とソムリエ厳選のワインが堪能できる『参燦々』さん。 休日の夕方お邪魔しました。 シンプルかつ高級感のある素敵な店内。 カウンター席と個室があります。 カウンターでいただきました。 フレンチシェフも経験されているシェフの料理は、和食に洋の要素を取り入れた和創作料理。これが見事に調和されて素晴らしい。 ディナータイムのあと23:00からは雰囲気を変えBarとして営業されているんですって。 いただいたのは、全10品のショートコース 13,200円。 これに、料理に合うお酒をペアリングしていただきました。 ワインオンリー、日本酒オンリー、どちらも飲みたいなどの要望も、ソムリエとSAKE DIPLOMAの資格を持つ山村氏が好みにあわせた量、金額にも柔軟に対応してくれます。 どちらも飲みたい私は日本酒とワインで。 先ずは生ビールです。 ・マスターズドリーム 今日のショートコースの内容は、 【前菜】 ・いくらともずく、ゴーヤの冷製 ・鰻のたれ焼き ・白桃の白和え ハモンセラーノ 山羊のチーズ ・赤茄子と万願寺唐事子のお浸し ・アスバラガスの酢味噌かけ ・豚の角煮 こちらに合わせていただいたお酒は、日本酒。 - 楽器正宗 本酿造 無濾過中取り - 満寿泉 純米吟醸 - 釀し人九平次 純米大吟醸 の3種を飲み比べ的に。 【お椀】 ・伊佐木のお椀 【魚】 ・鮎の塩焼き 山形のだし風ラタトゥイユ - シャブリ ドメーヌ ヴォコレ エ フィス 2022 【肉】 ・和牛フィレの炭火焼 奈良漬のシャリアピンソース - コートデュローヌ ヴィラージュ クロ ベラーヌ2019 【土鍋ご飯】 ・和牛そぼろととうもろこしの燻製土鍋ご飯 - 丸八製茶場 献上加賀棒茶 季節を感じる6種類もの前菜のなんて豪華なこと。 宮古島出身のシェフの手による豚の角煮は、泡盛で作るラフテーです。 美味しい旬のイサキ。出汁がまた良いお味のお椀。 魚は、まさに旬の鮎。これは嬉しい。 そして和洋が見事に融合させたラタトゥイユがとても美味しい。 柔らかくとろける和牛ヒレに特製の奈良漬のシャリアピンソースがベストマッチ。 このシャリアピン、これだけで酒のアテになる。 そして〆。炭の香りをまとったほくほくの土鍋ご飯。 食べきれなかったご飯はお土産にしていただきました。 とても美味しい和食。 これに洋のエッセンスが感じられる絶妙なバランス。シェフの腕が伝わります。 最近はこういう料理に特に幸せを感じます。 大食漢を自負していた私も寄る年波に勝てず 笑、ショートコースでもしっかり満腹でした。 日本酒もワインも酸味や重みが料理に見事に合っていて、ペアリング、さすがです。 美しく並ぶリーデルのグラスは、シャルドネ、シラーなどブドウ品種に合わせた専用のグラスたちというこだわりよう。 素敵な雰囲気の中、ゆったりと美味しい和食がいただける参燦々さん。 我々の話し相手になってくれたソムリエの山村さん。料理の話しやお酒の話し、楽しく、勉強になりました。 最後に挨拶させていただいたシェフも人柄の良さが滲み出ていて、あぁ、この味はこの方が作ったからなんだなぁと感じられて嬉しかった。 23時から翌5時までのバータイムは、ガラッと雰囲気が変わりカラオケも楽しめるらしいです。 また行きたい、とても素敵な場所でした。 美味しかった。 ごちそうさまでした。

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丸の内線新宿御苑前駅より徒歩4分 高級そしてコース、というイメージの鉄板焼きですが、小皿で少しづつアラカルトでいただける「小皿鉄板」という新しいスタイルの『博多小皿鉄板 べっぴんしゃん』 美味しいものを色々と、少しづついただける。っていうのがとっても嬉しいんですよね。 料理に寄り添う飲み物は、ナチュールワイン、クラフトビール、日本酒などなど。 また、佐賀牛、中でも育てているのは日本で一社という赤身が柔らかく美味しい「なかむら牛」もいただけるんです。 店内が見える開放感のある入りやすい外観。 カジュアルだけど落ち着いた雰囲気の店内。 カウンターの奥のテーブル席に案内いただきました。 お通しのしじみ汁とアカモク。気が利いた嬉しいお通しです。 いただいたのはこちら。 ■博多の炊き餃子 ■花畑牧場焼きカチョカバロ ■明太子だし巻き生海苔クリーム ■博多一口唐揚げ ■黒毛和牛とネギすき焼き ■名物日田焼きそば 卵黄のせ こちらの料理は嬉しいがいっぱい。 先ず嬉しいのがこのポーション。 小皿で少しずついろいろいただけるところ。 しかも300円から、大半がワンコイン程度でいただけるところ。 それがことごとく美味しいところ。 有田焼を使った食器たちは目にも嬉しい。 鶏がら豚骨で煮込んだ旨みが凝縮したスープにもっちりした厚めの皮の水餃子。 軽く焦げ目のついたカチョカバロを海苔で巻いて食べるワインに合う最高のつまみです。 ナチュールオレンジワイン、クレタ パッリャ シック 2021で美味しくいただきました。 クリームスープに生海苔、トロふわのだし巻き玉子に明太子。最高の組み合わせです。 これ、旨かったなぁ。次回も絶対たのみたい一品です。 山椒と唐揚げの香ばしい香りがたまらない一口唐揚げ 見た目よりさっぱりで美味しい黒毛和牛のすき焼。卵を絡めたすき焼と一緒に食べる一口ご飯も美味しかった。 日本酒もいただきましたよ。夏酒のリクエストで。 手取川 夏 純米辛口 スッキリした口当たりのあとに旨みが広がる。旨っ。 爽やかな酸味が美味しい、ワイン酵母で仕込んだ山本 和韻や 芋焼酎らしからぬ口当たりの超限定 六代目百合 風に吹かれて 原酒などお酒もいろいろいただきました。 オレンジワインも日本酒も料理に合うあう。 ワイン、日本酒、焼酎、どれもレアな銘柄まで豊富に揃っているところも嬉しい。 〆にいただいたのは、日田焼きそば。 カリッとモチッと両方の食感が楽しめる太めの麺、カレー風味に仕上げた焼きそばに卵黄のまろやかさが美味しい。 これも必食の一皿です。 料理も 酒も 食器も お店の雰囲気も 店長はじめお店の方たちの対応も どれもとても良かった。 絶対また来よう。 おすすめです。 美味しかった。 ごちそうさまでした。

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東京都

焼肉

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恵比寿駅より徒歩3分 2023年6月24日にオープンしたばかりの『焼肉ここのみ』さん。 “此処のみ”でしか食べられない黒毛和牛がいただけるんです。あ、店名の由来はこれではありません。 日本最古の蔓牛、幻の和牛とされる希少な「竹の谷蔓牛」、竹の谷蔓の一代雑種「蔓草牛(まんそうぎゅう)」、「見島牛」が提供されているとのことで、楽しみにやってまいりました。 店内はおしゃれで落ち着いた大人空間。 メゾネットタイプになっていて、2階はまもなくオープンする「鮨 十十十(とみ)」さん。 部屋ごとにコンセプトが異なる造りになっているそう。案内いただいたのは白いソファに大理石調の壁の素敵な個室です。 雰囲気の良さにワクワクしながら、先ずは生ビールで乾杯。 ●アサヒ熟撰 あー美味しい。 今日はアラカルトをコース風にいただきました。 ・ここのみサラダ ・キムチ3種盛り ・タン(上タン、厚切りタン) ・蔓草牛まんそうぎゅうのウデ、ランプ ・村上牛のカイノミ、うちもも ・村上牛のネクタイ ・自家製ナムルの石焼ビビンパ ・凍頂烏龍茶シャーベット ここのみサラダは、ごま油の香り。洗練されたチョレギサラダと言った感じ。 キムチは、白菜、ニラ、茄子の3種。どれも美味しい。特に茄子がお気に入り。 キムチが美味しいと焼肉は間違いなしという持論。 これはもう期待しかありません。 タレは、醤油だれ、お酢だれ、青唐だれの3種。 お酢だれや青唐だれ、珍しいけどこれがとてもイイんです。 おすすめは、赤身を醤油、青唐で。脂多めの肉にはお酢だれで。 最初にいただいたお肉は、上タン、厚切りタン。塩だれ。レモンなしでそのままいただきましたが、これがとっても美味しい!食感も味も最近食べたタンの中でNo.1です。 竹の谷蔓牛の1代雑種「蔓草牛」のウデとランプ。どちらも赤身の旨みがしっかり濃い。美味しい! さすが竹の谷蔓を親にもつ希少牛。 新潟県村上市などで飼育された格付等級A4・B4以上の「村上牛」のカイノミ、ウチモモは、綺麗にサシが入った見た目のわりに脂っぽさが過ぎず、旨みがしっかりしています。 期待を上回る美味しさで嬉しかった。 希少部位ネクタイは、さっぱりしていて、ある程度膨れたお腹にもすんなり、ぺろり。 普段このくらいいただくと脂が残る感じがあるのですが、今日は皆無です。 自家製ナムルの石焼きビビンパ。口に入れるたびに旨い!を連発してしまった。 最近食べたビビンパの中でダントツ一位です。 デザートの凍頂烏龍茶のシャーベットは、ふんわりとしたかき氷みたい。ほんのりした甘さが最後にとても嬉しい。 肉の美味しさはもちろん、キムチもビビンパも化学調味料を一切使っていないのがわかるとでも美味しい料理でした。 来栖けい氏プロデュース。さすがです。 店長はもちろん、スタッフの方からも、扱っている肉に対する熱量が伝わり、産地の話とか、平田五美氏の飼養の話とか、聞いていて気持ちが良かった。 とても美味しいお肉と料理でした。 また是非伺いたいお店です。 美味しかった。 ごちそうさまでした。

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大江戸線本郷三丁目駅4番出口より徒歩1分 兵庫県産但馬牛系ブランド牛「太田牛」を堪能できる『肉亭ふたご Iki』さん。 名物はみ出るカルビで有名な「大阪焼肉・ホルモン ふたご」さんが展開する高級焼肉店です。 東大の目の前の路地裏に佇む雰囲気の良い外観。 インターフォンを押すとお店の方が出迎えに来てくれます。 案内いただいたのは、高級料亭や高級旅館を思わせる和空間。掘り炬燵の席。庭が見える素敵な個室です。 いただいたのはこちらです。 ・粋なユッケ ・自家製テールスープ ・握り厳選二貫 ・黒毛和牛特選タン志を焼き ・太切りハラミ ・本日のサラダ ・太田牛ヘレ ・サーロイン黄身たれ焼き ・粋なTKG ・ピンス 粋なユッケ。とても美しいユッケです。濃厚な卵黄と混ぜて、一口目そのままで。 甘く、旨みが広がるとっても美味しいユッケ。 二口目はしゃり玉にのせて。粒の立った美味しいお米との相性は抜群です。 いきなり心を鷲掴みされました。 テールスープ。長時間煮込まれて繊維状になったお肉の旨みがたっぷり味わえる美味しいスープです。 ニラムンチと、社長おすすめのテーブルコショーで深みが増します。青唐辛子と特製醤油に漬け込んだニラムンチはご飯にのせてもいただいてみたい。 握り。大トロと雲丹握り。口の中で溶けて無くなります。そして旨みが心地よく残ります。最高です。 アサヒ プレミアム生ビール熟撰のあとは、ウイスキー ⚫︎シーバスリーガル ミズナラ12年 をソーダ割りで。 ここから焼き肉。 テーブルにロースターはなく、水コンロで炭火焼きです。 黒毛和牛特選タン志を焼き。表面はカリッと中はジューシーに仕上げてくれた厚切りのタン。 ハラミも表面良く焼き、中ジューシー。わさびをのせて、美味しさが染み渡ります。 肉亭サラダ。とうもろこしのドレッシングを使用したサラダ。とうもろこしの甘みがイイ。 ウイスキーのあとは、赤ワイン、日本酒をいただきました。 ⚫︎ローマロッソ(Roma DOC Rosso) ⚫︎モダン仙禽 無垢 太田牛ヘレ。遠火でじっくり、丁寧に焼いてくれました。歯がいらないくらい、本当に柔らかい。そして美味しい。幸せです。 サーロイン黄身たれ焼き。甘〜いサーロインに濃厚な卵黄、とろける美味しさに言葉がありません。 粋なTKG。〆に絶対いただこうと思っていた一品です。 いままで食べたTKGで一番。こんなに幸せな気持ちになれる卵かけご飯は初めてです。 別皿添え添えの塩昆布、ニラムンチ、半殺しキムチで、旨み、塩味、辛味をプラスして更に美味しくいただきました。 ピンス。ふわっふわの韓国かき氷。ヘタな専門店より美味しいんしゃない、って思います。 最後にサービスで提供してくれる飲むヨーグルト。濃厚なのにさっぱり。最後に気の利いたサービスです。 活[Iki]鮮度の高い食材 息[Iki]お客様と息を合わせたおもてなし 粋[Iki]粋な和のしつらえ、和食器で最高の食事 意気[Iki]お客様の意気があがりますように そんな想いのこもった肉亭ふたご iki さん。 いやぁ〜、最初から最後まで全部美味しかった。 雰囲気とても良かった。 おもてなし、とてもとても良かった。 この内容で12,000円程。コスパも良い。 幸せな時間を過ごせました。 ごちそうさまでした。

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東京都

寿司

Akira.I

飯田橋駅B3出口より徒歩3分 この上なく美味しく、そして体も喜ぶ。他にはない唯一無二の鮨が堪能できる『鮨 かぐら』さん。 体も喜ぶ鮨っていったい。 例えば甘みは砂糖を使わず、血糖値の急激な上昇を抑えるアガベシロップを使用、揚げ物にはグルテンフリーの米粉、料理によっては血液浄化作用の高いクマ笹エキスや漢方なども取り入れるなどゲストの健康へ配慮してくれています。 大将の竹次翔平さんは老舗やホテルなどで和食と鮨の世界で20年近く腕を磨かれた方。 その大将のこだわりは、ネタ、米、水をはじめ全てに徹底しています。 お店は坂を上ったビルの4Fにあり、店内は落ち着いた和モダンの素敵な 雰囲気。 アールを描いた美しい天井は竹。大将の地元、佐賀 武雄の特産品 だそう。 6席のカウンターにつき、大将の仕事を観ながらいただきます。 個室のカウンター席もあり、こちらも素敵です。 いただいたのは、 ■鮨かぐらコース+ペアリング 30,000円 ▶︎毛ガニの手巻き ▷鱒の瞬間燻製サラダ バーニャディップを添えて ▷白子茶碗蒸し あおさ餡掛け ▷甘鯛松笠揚げ からすみかけ ▶︎松川カレイ ▶︎さわらの漬け ▶︎大トロ▶︎赤身▶︎中トロ ▶︎鯖棒寿司の手巻き ▷鰤照り焼きと聖護院大根の酒粕煮 ▶︎赤貝 ▶︎コハダ ▶︎ キンキの炙り ▶︎ 車海老 ▶︎ 穴子 ▷蛤汁 ▶︎雲丹キャビア手巻き ▷紫蘇若芽入出汁巻き 大根おろし ▷山椒ガトーショコラ キヌア 赤米 黒米 百合根ソース ベリーソース 握り・手巻きとおつまみを織り交ぜた20種のコースです。 ⚫︎弥山 スパークリング (日本酒スパークリング) ⚫︎エッダ 2021(イタリア 白ワイン) ⚫︎鍋島 純米吟醸 山田錦(日本酒) ⚫︎SAKAEMASU 50 2014 FIFTH VINTAGE (日本酒) ⚫︎カペリティフ(南アフリカ ベルモット) ︎⚫︎ルカツィテリ クヴェヴリ(グルジア オレンジワイン) ⚫︎ ドメーヌ・デュ・プティ・メトリ コトー・デュ・レイヨン・ショーム プルミエ・クリュ 2015 (フランス 白ワイン) ⚫︎どぶろくとNatsumi ペアリングは、和洋織り交ぜた素晴らしいラインナップ。 あがりは、佐賀の嬉野茶。スーパーフードモリンガ入りです。 添えに昆布の山椒煮とガリ。 出汁をとったあとの昆布を有馬煮にするあたりSDGs 美しく繊細で手の込んだつまみ。 ネタによって温度や酢、海苔の種類を変えたにぎりと手巻き。 どれも素晴らしかった。 冒頭の毛ガニ、中盤の鯖、最後の圧巻の雲丹キャビア、3種の手巻きがアクセントになり、美しく繊細で手の込んだつまみや、しみじみ旨いにぎりが彩るコース構成が見事です。 舎利とネタの温度、包丁の入れ方、海苔の香りと食感、などなど、漢方などを入れる際も「美味しくて健康にいい」が大前提。味への影響ももちろん考えられています。全てが計算されていて、それをわかりやすく丁寧に説明してくれました。 伝統を尊重しつつ、新たな表現やテクノロジーを取り入れることで、更に魅力的になっています。 鮨をここまで科学した大将、脱帽です。 大将のお人柄のおかげか、たまたま一緒になった他のお客さんとも楽しく会話できたり、なんだかワンチームになれた気がするひととき。そんなところも素敵でした。 とっても美味しかった。 そしてとっても勉強になりました。 絶対にまた来たいと思う素敵なお店でした。 ごちそうさまでした。