昨晩は博多の友人と一緒に、水炊きの名店、新三浦に行きました。 創業110年の老舗で、タクシー運転手さんも「美味しさに間違いない」と太鼓判でした。歌舞伎役者も仕事が終わると食べに来るお店だそうです。 玄関を入ると女将さんとスタッフの方々が着物でお出迎えしてくれます。 個室で食事ができて、とてもゆっくりできます。一つの部屋に一人、スタッフの方がついてくれて、食事の手配をしてくれます。 前菜のあと、自慢のスープが入った鍋が運ばれてきます。「みずだき」と「みずたき」は違って、「みずたき」は家庭で作るような透明に近いスープの鍋で、「みずだき」はこのお店のような白濁したスープの鍋だとスタッフの方が教えてくれました。 最初にスープを飲ませてくれるのですが、白濁したスープは鶏の旨味が凝縮されていて、味に深みがあります。毎日継ぎ足しで作っているこのスープは、ここでしか味わえないなあと実感します。 そのスープで煮込んだぶつ切りされた鶏肉は、骨から身が簡単にほぐれてしまうほど、柔らかいです。つみれも軟骨を細かく砕いて入れているそうで、フワっと柔らかい! 野菜を入れると、スープの味も少し変わります。白菜は味が染みるように繊維を切るために縦斬りしているそうです。特製ぽん酢が野菜の旨味を引き立てます! 終盤に細めのうどんを入れます。うどんは特製ぽん酢につけ麺のようにつけて食べてもいいし、塩をかけてそのまま食べてもいいです。僕は塩をかけて食べるほうが、鶏の出汁を感じられて好きだなあ。(^-^) 〆はご飯に塩とスープをかけて食べます。お腹いっぱいだけど、美味しさのあまり、ついついおかわりしちゃいました(^_^;)。 デザートはミルクプリン。シナモン入りのカラメルソースか抹茶ソースかほうじ茶ソースを選んでかけます。今回は抹茶にしてみました。 帰りは玄関先まで女将さんが雨の中、見送ってくれました。スタッフの方と女将さんの気配りが、とても感じ良かったです。 美味しい料理をゆっくり気持ち良く食べられて、楽しい博多の夜を過ごせましたo(^▽^)o。