「漁師や醸造にかかわる職人である蔵人たちの心を伝える“かけはし”でありたい」 店名の由来からも分かる通り、職人のこだわりを強く感じたお店でした。 サッポロクラシックで乾杯していると、すぐに本日のお勧めのお野菜を紹介してくれました。 そこから特大しいたけ、アスパラ、九条ねぎを選択。 しいたけとアスパラは七輪で炙り焼きにするのですが、こだわりの食べ方をご指導いただきました。 しいたけは軸を上にし、七輪の外側に寄せて半分ずつ丁寧に火を入れていきます。 水蒸気が出てきたらもう半分の火入れ。 また水蒸気が出たら軸を持って一口目はそのまま、二口目からは塩で頂きます。醤油は禁止とのこと。 残った軸は4本に割き、七輪で炙って食します。 実際やってみましたが丁度いい頃合いが分からず、結局大将に「これもういけるよ」と教えていただきました。 カウンターの方がお勧めですね。 噛んだ瞬間にしいたけの香りが広がり、旨み水分がじゅわっと滲み出てます。 アスパラはコロコロと転がしながら火を入れていきます。 非常に柔らかく甘みがあり美味しいです。 厚切りの九条ねぎはお勧めの天ぷらで。 他にも色々と頂きましたが、こちらのお店は何でも美味しいです。 生牡蠣は絶品でした。口いっぱいになるほどの大きさ。クリーミーなまろやかさ。 すすきので美味しい牡蠣を食べたければ、間違いなくお勧めできる一店です。 ちなみにクラシックは瓶のみでジョッキはありません。 ただしがっかりしないでください。 美味しい日本酒が数多くあり、このお店でしか飲めない銘柄もあります。 きっと行くたびにその季節の旬を味わえると思いますので、また必ず訪れたいお店です。