Shigefumi Kobayashi

Shigefumi KobayashiさんのMy best 2022

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1

東京都

日本料理

Shigefumi Kobayashi

変わった名前の高級食パン店の大流行も一服感がありますが、変わった名前の高級アジフライ屋というのもあるのです。 黄金アジフライ(王道のやつ)とプラチナアジフライ(低温フワトロ系)を食べ比べてみました。ま〜美味いこと美味いこと。二日酔いなのにサクサク完食してもうた。 黄金は衣はサクッと、身はほくほく。プラチナも同じくほろほろ感がありつつ、より舌触りが滑らかで上品なアジのアジわい。 タルタルに刻んで混ぜられたたくあんのシャキシャキがうれしく、卵感も濃厚で揚げ魚を一層引き立てる。 こんな原色でクセ強い看板にしなくても実力は十分なんじゃねえかと思いますが、昭和定食屋の看板メニューたるアジフライ定食を現代化する為なら、このくらいサプライズのあるやり方もマーケティングといえるでしょう。美味ければそれでいい。足を運ぶ価値ありです!

2

千葉県

居酒屋

Shigefumi Kobayashi

三が日の親戚巡りのわずかな間にも飲み屋開拓を忘れないわたくしは酒飲みの鑑ではないでしょうか。 こちら年明けから超超にぎわいの巨大コの字カウンター。こういう場では迷わずホッピーセット。 ・オニオンスライス 細切りシャキッと辛すぎず、鰹節が割と乗ってておいしい。 ・エレベーター これが感激モノだったんですよ。揚げにおろしが乗ってるからエレベーター、と洒落ている。江戸時代の商人の地口かよ。揚げの焼き加減がとてもよい、しかも2段重ね。ここで食べて以来家でもちょくちょく再現してアテにしております。その功績をたたえてベスト入り。 接客もスムーズでつよつよ。向かいに座ってた帽子の兄ちゃんがうまそうに食ってたデッカい紅生姜かき揚げを次回は食べてみたいです。

Shigefumi Kobayashi

近所でテイクアウトの焼き鳥買ってふらついてたら、なんと持ち込みOKの居酒屋を発見。 2021年10月にできたばかりの店で、もとカレー屋だったらしい。ほんとかよ。店名はエンドレスパニックの略らしい。ほんとかよ。まあそういうホラを景気良く飛ばしまくるチャラい兄ちゃんがたまたま店を仕切ってまして、壁の貼り紙もけっこうふざけ散らかしてて楽しいです。電子レンジに「料理長」って貼ってあるとかね。もうひとりのスシルというインド人の兄ちゃんは日本海庄やで5年働いてたから味付けがなんでもできるという触れ込み笑。 センベロセットは酒3本と小鉢1つという普通と逆比率の酒飲み特化型仕様。 梅水晶頼んだら「大山で一番早い梅水晶で〜す」とかいってその場で出してきたし、刺身3点盛り頼んだのに4点盛りできた。まぐろ、銀光りしてるひらまさ、ひらめ、目鯛、インド人のスシルが目の前ですってくれる本わさび。どれもうまい。 揚げ出し豆腐は大葉もきいてて、もちとろグッド。 かなりエンタメ度高めというかいい意味でチャラ目のパーソナリティを持った店でした。例の兄ちゃんは別の店舗行っちゃったみたいですが、後日再訪したときも雰囲気は健在でしたよ。

4

千葉県

居酒屋

Shigefumi Kobayashi

船橋の「増やま」の感興が忘れられず、機ありて津田沼に降り立ったらば是非にということで訪れました。コの字カウンターにもかかわらず、タイミングよく5人入れました。友人の彼女も連行する始末。 ・肉豆腐 ぐずぐずで味しみててうまい。ぺろっと載ったバラ肉1枚がまたエモい。おすすめ。 ・ごぼうの唐揚げ ・茶豆 ・豚足 酢味噌がピリ辛で良き。 ・トマトの天ぷら これを出す店は信用できる(個人的には成増の「らくだの台所」で味をしめたメニューです)。サクッと噛むにつれてあつあつ衣がトマト汁に溶かされていき、口内で旨味のマリアージュが生じます。 ・紅しょうが天 インパクトと食いごたえの塊ですわ。増やまで頼まなかったやつのリベンジ。ぎっしりしてて箸をどう刺しても砕けないくらいの強度。お味は塩味しょっぱめ、喰らわばバリバリと口からこぼれでる豪快さ。2人がかりで食いましたがかなり長持ちします。 ・納豆のかき揚げ いや、でかすぎるやろ。。納豆3パック分あるかとおもったら、断面見たらばネギがつなぎ役、粉もんの小麦粉感も噛むほどにねっとりありつつ納豆とからみつく。何気に頼んだなかで一番ボリュームあった。醤油ドバドバかけたほうがうまいです。 ・鶏ササミ梅肉和え ・玉ねぎ天ぷら こいつもぎっしりしててうまい。 メニュー開拓ということで今回はエレベーター(油揚げに大根おろし載せたやつ)はがまんしましたが、満喫しました。増やまとともにベスト入り決定。

5

東京都

居酒屋

Shigefumi Kobayashi

自由が丘で平日一人呑みしてるヤツなんてあんまりいないと思いますが、それがこの世のささやかな幸せというものです。 お通しは野菜スティックを味噌につけて食う。この味噌がやわらかめで甘い赤味噌でうまい。 季節のメニューということで、枝豆のさつま揚げ。見た目からしてむちゃくちゃ美味そうなのが来た。。食べ方は鰹出汁にくぐらせるのと抹茶塩でいくのと2通り。出汁にくぐらせるなんて洒落てますよね。ほおばると思わずうわ、うっま!となり…練り部分がものすごくふわっとして舌の上でアツアツに踊り、そこからほくほくの枝豆の粒を噛んでいくとそのありがた〜い緑の旨味が広がり…ちょっと、マイベストさつま揚げに入るくらい美味かった。なにこれ…?? 串ものは以下2つ。 七味焼き 牛肉の七味亭特製タレ串焼。七味はかかってません。これも看板メニューだけあってうまし。。なんか表にはモッツァレラ的なチーズの感じが施され、裏にこっそりテリテリのタレがついてるという仕事の丁寧さ。両面で味つけを変えることで、ベロが先に上品なタレの甘旨さを感じ、あとからチーズが追いかけてくるという設計なのですなあ。食えば食うほどはまるマストバイな一串。辛党なので卓上の七味をちょいかけましたがそれも合う。 けむり焼き 自家製ベーコン。こちらは粗挽きペッパーがゴリっとかかった肉旨厚切りベーコンのネギマとなっております。焼き加減や脂加減もバッチリ、酒が進む進む。 串、2本ずつ頼めとメニューにありましたが、お一人様なら1本からOKとのこと。一人にやさしい店は好きになりますね。 電車待ちまでのあわただしい利用でしたが大満足、ぜったいまた来ますここは。ベスト入り。

6

東京都

居酒屋

Shigefumi Kobayashi

小岩に知り合いの超絶おすすめ店があるとのことで来ました。 ・茹で豚 ネギポン酢とにんにく醤油それぞれで2つ頼んだ。名物とのこと。茹でた豚は脂肪がたっぷり豊富なのにしつこくない。 ・とろ玉白角煮 知り合い曰く、ここに来たからにはこれを食わずにはいかんらしい。半熟卵を崩し、縦に裂けるやわらかで白い角煮にからめて食う。昆布だしのきいた釜玉うどんみたいな出汁感と、優しいやわらか肉の旨み。いやこりゃうまいわ。足りなくてお代わりしたくらい。 ・お新香盛り合わせ ・鉄板肉巻きズッキーニのバター醤油焼き なんか友達がノリで頼んだけどこれもめっちゃうまい。ズッキーニがちゃんと硬さを保ってて存在感ある。家でもやってみたいねえ。 ・シャリキンホッピー ・串モノもお安い。まるしろ、かしら、レバー、ちれ、のどぶえあたりをいきました。 かしら一同絶賛。120円でこのクオリティ。。脂身と肉肉しいとこが交互に刺さってる凝りようで、食べ飽きません。 このでかいレバーに至ってはたったの80円!? ちれはホルモンとレバーのあいのこ。血合いのうまさ。 まるしろはすぐ櫛抜けちゃうくらいのやわやわな、ぼんじりみたいな可愛い見た目のホルモン。 その他、はつ、はらみ、こぶくろ、もつ刺しなども男3人でガンガン食いました。 いやあここはすごかった。人気なので予約しないとなかなか入れないかもです。 2022ベスト入りです。

7

大阪府

寿司

Shigefumi Kobayashi

大阪旅行の中で一番うまかった。 おそらく超のつく人気店なんですが、運良くカウンターの端っこが空いてた。 ここではお醤油はハケで塗るんです。 ・涙巻き 自分的あったら必ず頼むメニューのひとつ。ここのは容赦ない刺激でむせるが、茎わさびがシャキシャキでくせになる。握りかたからくるコメのほぐれかたが絶妙だったり。 ・かんぱち 驚くほど厚切り、しかもぷりっぷり、わさび多め。噛むほどに旨い旨いの連呼せざるを得ない。 ・かれいえんがわ もみじおろしもたっぷり、最初は酸味の清涼感、あとからえんがわの脂のほっぺが落ちる旨味の絶妙バランスよ。 もちろんまぐろもめちゃめちゃうまい。 いつかまた来れる日を夢見て、ベスト入り。

8

東京都

居酒屋

Shigefumi Kobayashi

古い演劇のポスターが壁にも天井にも貼られている、サブカルオーラむんむんの雰囲気抜群木造居酒屋。新宿でこの店知ってると自慢できるかも。 氷点ハイボールに、まずはとろろ入りネバトロ5種和えなるものを注文。つるむらさき、なめこ、めかぶ、オクラ、長芋と好物ばかり来ました。 ・豆あじ唐揚げ ・くじら4種盛合せ トロ、赤身、ハツ、じゃばら ・だだちゃ豆 ・空芯菜ともやしの塩炒め ・ソーセージとフライドポテト ・小海老のガーリックオイル焼き しめじもたっぷり入ってるアヒージョ風のやつ。 ・カンガルーフィレステーキ ・揚げ出し豆腐 こうして書き出してみても無国籍でセンスあふれるメニューにあふれてることがお分かりになると思います。また来たい。

9

東京都

割烹・小料理屋

Shigefumi Kobayashi

立ち飲みでこんなハイクオリティうまうまメニューしかないなんてことあります??しかもぜんぶ300円。そりゃあ人気なわけですよ。 ・楽器正宗 中取り 福島 当たりだ!甘味がありつつ料理を邪魔しない。 ・赤武F 純米 岩手 ・サバスモーク ・きびなごの唐揚げ ・牛すじ煮込み ・豆腐の味噌漬け ・油揚げの南蛮ネギ味噌焼き すべてキャッシュオン。狭い店内に食い物関係の本がずらり、読みながらちびちびやれます。 こりゃあ時間と運に恵まれないとまた入れないだろうなあ。座敷の方も行ってみたい。そんな願掛け込めてベスト入り。

10

東京都

すき焼き

Shigefumi Kobayashi

水をたたえた盥に炭火の鉢が入ってて、女将がもってくると揺れてこぼれてジュッジュッとする。こちら、水火鉢といって、明治の頃の道具、もうここにしか現存しないといいます。 肉はすべて職人の手切りで極薄に削がれている。火を通しすぎないよう女将からアドバイス。サーロインをまず一枚使いお手本をしめしてくれる。 見てくださいこの写真……こんなに美しい色のすき焼きをぼくははじめて目にしました。言語に表せない美味さ。。筋というものを感じさせない、飲むような歯切れと貫かれるような旨味。いわば、天衣無縫の肉。 サーロインの他にもひれとかサンカクとかいうものもあり、ひれは柔らかいので箸でかき回してもいけないくらい繊細なもの。 さらに特筆すべきは宮内庁御用達のしらたき。細いのに歯応えがプツッとしていて、わりしたの味しみしみ、パリッとした見た目にも美しいと三拍子揃っている。もちろん春菊のにがみ、ねぎ、豆腐も絶品。 わりしたとおだしで煮詰まりすぎない調整をしながら食べすすめ、コメも余裕でおかわり。つけ合わせの牛佃煮は当店で一番古いレシピとのことで、しょっぱくてほんの少量でごはんもりもりいけるやばいやつ。こちらテイクアウトもあります。 祝いの席に最高でした。ベスト入り。 これにて2022年のベストは埋め尽くしました。まだ記事にしてない店が40店舗くらいあるのですが、来年に持ち越します。