夫婦の記念日に、念願のsioさんへ!普段はディナーでしか食べられないフルコースが、昼ディナーとして平日ランチでいただけます。お任せコース10皿(メインお任せ)¥12,100(税込)を予約。 ※以下、ネタバレせずにコースを楽しみたい方はそっと閉じてくださいませ! ・鴨のコンソメスープ ふわぁ〜っと鴨出汁の香りに包まれます!あっさりとしたスープで、極限まで塩を控えた薄味。優しい味わいです^^ ・馬肉のタルタル sio創業当時からの定番メニュー。 食パンを薄く伸ばし、オーブンでカリカリに焼き上げたタルト/あっさりした馬肉/クミンを効かせたビーツサラダの3層構造です。この前菜の味をしっかり味わってもらえるよう、一品目のスープを敢えて薄味にしているそうです✨ ・大根のラビオリ これは驚きました!薄切りにした大根をラビオリのようにして、蟹と帆立を包んだ一皿。ゴーヤと空豆が添えられ、りんご果汁の泡ソースの上にからし菜と素揚げしたケール、更にケールパウダーがかけてあります。 鳥羽シェフが大事にしている甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の五味に、プラス1として食感にも工夫を施してある一品とのことで、ラビオリの中にはりんごの果実やたくあんも入っていました✨ ・スフレオムレツ 北イタリアのチーズ2種を使い、オーブンで焼き上げたふわふわのオムレツ。とろ〜っとしたチーズと、サクッと柔らかいホワイトアスパラの食感の違いが楽しめます♪ヘーゼルナッツのローストも香ばしい。 そして周りにはオマール海老のビスクソース。フォカッチャを付けて食べても美味しかったです! ※(番外編)フォカッチャ 駒場東大前のベーカリー、「ル・ルソール」さんが特注で作っており、店頭では買えないフォカッチャだそうです!実際にsioの料理を食べてもらい、和風の素材や味付けも多いからとバランスを考えて生み出された味。これがとても美味しくて、3回もおかわりしてしまいました。笑 ・パスタ 柔らかいホロホロ鳥のラグーを、ガルガネッリという弾力と噛みごたえのあるショートパスタに和えて。食感のアクセントに、ごぼうのスライス入りです♪ ・金目鯛 皮目はごま油でパリッと、身はオーブンでふっくらと仕上げた一皿。下には優しい甘さの、蛤出汁の中華粥が控えます。白髪ネギのシャキシャキ、皮目のパリパリ、身のふっくら、お粥のトロッとした食感が、一口ごとに様々な表情を見せてくれました✨ ・北海合鴨のロースト こごみとふきのとうのフリットが添えられた、春らしい一皿!濃厚な黄身酢、蜂蜜入りフォンドボーソース、フランスの塩でいただきます。合鴨は塩加減がちょうど良く、そのままで食べても美味しいし、ソースや黄味酢との相性も抜群でした! ちなみにこの合鴨が出る時にラギオールナイフがセッティングされますが、3日に一度研ぎに出しているそうです。店員さんも手を切ったことがあるそうなのでご注意を^^; ・ガリの冷製パスタ ガリと茗荷の乗った冷製パスタで、下にはホワイトバルサミコ酢のソース。酸っぱすぎず爽やかで、いくらでも食べられそうです!濃厚なメインの後にぴったりですね♪ ・シャーベット ダージリンの氷をメインに、ホップ、タイム、チーズ、オレンジ、トマト、生姜汁等様々な味が楽しめるデザート!口の中がさっぱり爽やかになります。 ・sioのミルクジェラート 白黴チーズを練り込んだアイスで、こちらも創業当時からの定番メニューだそうです。来店してから作っているため出来立てで、マスカルポーネチーズみたいなきめ細やかさ。しっかりと感じる塩味の後に、クリーミーな風味が広がります!下に敷かれたクランブルクッキーもザクザク美味しい^^ ・食後のコーヒー/紅茶 一緒に出てくるのは近所の有名店、Minimalさんのチョコだそうです。コーヒーと紅茶、それぞれに合わせて違うフレーバーというこだわりっぷり! 長々と書きましたが、最後の最後までお腹も心も満たされる至福のひとときでした✨ 鳥羽シェフ作のコースにはストーリー性があり、美味しい料理はもちろん、その料理を更に引き立ててくれる店員さんの知識とホスピタリティも素晴らしかったです✨✨