【No.1815・福岡県福岡市・吉塚】2022年6月オープン、居酒屋。天神で屋台をやっていたご夫婦が、屋台は息子さんに継いで、自宅で居酒屋を始めた。 おじさんは、7年前に天神の屋台『まみちゃん』へ1週間で2回行った。2回目は閉店時までいて、屋台を近くの立体駐車場へ片付けに引くのを少しやらせてもらった。 「2回来れば宮本さん(おじさん)はもう常連さんよ」とまみちゃんに言ってもらって、再訪を誓って。それから7年経ち、自宅の居酒屋へ行くわけです。 今回、東京からRettyのオフ会だけのために福岡へ行っており、オフ会前のゼロ次会として、屋台『まみちゃん』改め、居酒屋『まみちゃんTPY』へ再訪します。 住宅街に佇む居酒屋『まみちゃんTPY』、暖簾が7年前の屋台のものと変わらないから、間違いない。開店間もない早い時間だから、客はおじさん一人だ。 寡黙な旦那さんだけがいて、優しく迎えてくれた。旦那さんが寡黙であることも当時の屋台と変わらない。と言うか、そうだと記憶が蘇った。 だから、旦那さんには事情は話さない。 【その夜のつまみ】 ①餃子、②明太玉子 【その夜のお酒】 ①生ビール、②芋焼酎「木挽Blue(宮崎)」の水割り、③芋焼酎「木挽Blue(宮崎)」のお替わり 生ビールを飲みながら餃子を待っていると、まみちゃんが店内に入ってきた。屈託のない満面の笑み、明るいまみちゃんの記憶が蘇る。 おじさんのことは覚えていなくとも、屋台を紹介してくれた先輩のことはよく覚えていた。そして、東京から来たことを大歓迎してくれて。 「これから飲み会だとしても、何かもう一品ぐらい食べたらどう?」とまみちゃんからが明太玉子をサッと作ってくれた。明太子たっぷりのオムレツだ。 屋台を35年やって、スパッと息子さんへ引き継いで、今の居酒屋は立地が相当悪いのだが、「まだまだ頑張るわ」と明るく笑うまみちゃん。 また福岡に来ることがあったなら、必ず来たいと思います。そうそう、店名のTPYは、Third Place 吉塚なんだそう。楽しい第三の地ですね。