【No.1499・東京・世田谷/祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩10数分、世田谷通り沿い】2014年5月八丁堀(新川)にオープン、2021年10月に現在地に移転、フレンチビストロ。 『SHUNGOURMAN』は「食いしん坊や食べることの好きなお客様が集まる場所」との意味を込めて名付けられたとのこと。オーナーシェフ小池俊一郎さんの『俊』を冠しているのだと思います。 「日常の中の小さな幸せを感じてもらえるような小池食堂でありたい」とのこと。気軽にフレンチ、イタリアンが楽しめる「食堂」というのが素晴らしい。ラーメンも提供されるんです。 【10,000円のおまかせディナーコース(税込)】 ①本日のアミューズ:新タマネギのスープ、紋甲イカのシヴェソース、②1皿目の前菜:ホタテ貝とエンドウ豆のクーリ コンソメジュレ、カツオのカルパッチョ あやめゆきかぶとからすみ、鴨胸肉のハム バルサミコとグレープフルーツのソース 山ウド添え、フォアグラとトリュフで和えた鶏胸肉とホワイトアスパラガス、③2皿目の前菜:オマール海老と寒ブリのミキュイと春野菜 スープドポワソン、④主菜:短角肉のロースト 赤ワインソース、葉タマネギ、ほうれんそう、新じゃが芋、⑤シュングル麺:鶏白湯スープ、ポークテリーヌ、海苔、フライドオニオン、ガーリックチップ、⑥デザート、⑦食後のお飲み物 【その夜のお酒】 ①スパークリングワイン、②クラフトビール:常盤野ゆずラガー、③赤ワイン 素晴らしいコースだ!全部めちゃめちゃ旨い!上品な料理の数々であることは、おじさんにもわかります。それでいて、カジュアルな感じにまとめられているのが凄い。 アミューズ(前菜の前)が2品、「1皿目の前菜」が4品、とにかく品数が多くて、めちゃめちゃ楽しめる。ソースまで工夫されてて、素敵だ。フォアグラとトリュフもあるし! 「2皿目の前菜」のオマール海老と寒ブリが、さらに旨い!魚介の旨みをたっぷり含んだスープをかけると、また違った感じに旨い!もちろんスープだけでも美味しいぞ。 いよいよメインはステーキ、ここまでで結構満腹なのだが、分厚いステーキが旨過ぎる!それを囲む野菜もゆっくり味わいたい美味しさ。これだけでは終わらない。 「シュングル麺」というラーメンが希望者には提供されるんです。腹パンでもこれはお願いしないといけない。量は軽めとしっかり目があるが、しっかり目にするぞ。 素晴らしい美味しさ。上品なラーメンだ。ここにきて箸で麺をすすれるのが堪らない。チャーシューじゃなくて、テリーヌが入っていて、細麺の鶏白湯ラーメン、最高だ。 デザートもほど良い甘さのケーキの数々、見ても美しく、もちろん食べても美味しく、大満足のディナーコースであります。そうそう、お酒もリーズナブルで美味しいですよ。 ランチコースが良かったから、ディナーコースもきっといいと確信してたけど、やっぱり最高だった。こんな素晴らしいコースが、世田谷のこんな場所でいただける。驚きだ。 そりゃ、BESTであります。