【No.1323・東京・人形町】2016年6月オープン、割烹・日本料理店。和食好き★★人気店。もっと人形町を知るために初めて来ました。『魚久』の斜め前ですよ。 おじさんの誕生日前日の昼飲み。おじさんの一人息子とサシ飲み。そうなると、普段なかなか行かないお店に行きたくなるじゃないですか。そう、割烹とかに。 訪問の前日に電話で予約したんですが、「そういうことならば席だけの予約でアラカルトのご注文で良いと思います」と丁寧にアドバイスをいただいて。 行く前から素晴らしいお店だとわかる。 前からここにこのお店があるのは知っていたんですが、中に入ると下りの階段、地下なんですね。そして圧巻の長さ、素敵な木のカウンターの中央に通される。 日曜日の午後3時、贅沢な昼飲みの始まりだ。 【その夜の料理(先付・デザート以外は二人でシェア)】 ①先付:高峯唐辛子の揚げ浸し、対馬産穴子湯引き(税抜1,000円)、②天然本鮪造り(税抜2,500円)、③名物!やま田のアジフライ、④鯵玉(味玉のパロディー、サービス)、⑤黒毛和牛サーロインすき焼一枚(税抜2,600円)、⑥黒毛和牛サーロインステーキ(税抜2,800円)、⑦とうもろこし御飯(税抜1,500円)、⑧デザート:和三盆のお菓子、羊羹(サービス)、⑨コーヒー(サービス) 【その夜のお酒】 ①プレミアムモルツ生ビール、②日本酒「魚介料理に合わせた飲み比べ」:あぶくま 特別純米(福島)、土佐しらぎく純米大吟醸(高知)、播州一献 純米吟醸(兵庫)(合わせて一合くらい、税抜1,680円) コスパを考えると税抜1万円のお腹いっぱいになるコースもあったんですが、好きなものだけのアラカルトにしたら、どれも抜群に旨い!素晴らしいですね。 特に強くお勧めするのが「名物!やま田のアジフライ」と「とうもろこし御飯」。アジフライは頭に浮かぶ見た目とは程遠く、断面が見える奇抜なもの。 とうもろこし御飯は、ゴールドラッシュと呼ばれる生でも甘く食べられるとうもろこしが、これでもかというかというくらい土鍋で炊き込まれています。 わがままを言って、どれも二人でシェアしたんですが、「あれ?間違えて一人分ずつでちゃった?」と思ってしまうほど、綺麗に丁寧に一人ずつに分けてくださって。 もちろん、日本酒の飲み比べも、すき焼とステーキもめちゃめちゃ旨い!最後の「和三盆のお菓子」は目の前で作ってくださる楽しさ。最後まで、素晴らしいですね。 実は、その夜、お相手をしてくださったのは、料理長さんでした。他の皆さんも優しくて、敷居の高さは全くないんですが、上品さはしっかりある。 これは、また来たいお店になりました。