山田 周平

山田 周平さんのMy best 2021

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1

東京都

寿司

山田 周平

中トロ、赤身、のどぐろ(紅瞳)、クエ、煮ハマグリ、小肌、明宝ハム。 新橋駅から徒歩5分ほどの路地の地下にある2月に新規オープンした立ち食い寿司。白金の「鮨龍尚」の大将がお昼のみ営業している。 12時の開店より早く11:30に着いた時には15名の行列が既に地上まで伸びている。カウンターのみ7席なので2巡目くらいかと待っていると入店は13:30で都合2時間待ち。 並んでる最中に注文表が渡されてここで注文を決める。入店後の追加注文は不可なので慎重に。 ここのマグロはやま幸から仕入れているという情報を得ていたのでマグロは必須。あとは大好きなのどぐろ、クエ、岐阜の有名なハムで未食の明宝ハムを据える。 一品目はクエ。赤酢の小さめなシャリだったのでここは小ぶりな寿司かなと思って口に運ぶとこれが抜群に美味い。 次に小肌。これが寿司屋の実力がわかるでお馴染みだが、肉厚な小肌は初めて食べた。締め具合も最高…。 煮ハマグリは大振り、肉厚、ツメは甘さ控えめでハマグリの旨味が際立つ。 続いてお待ちかねのマグロ2品。これが笑っちゃうほど美味い。マグロの旨味が存分に味わえる。大間で食べたマグロに匹敵する。 のどぐろは食べてみたかった最高級品の「紅瞳」であることを店内のメニュー表を見て知りテンションが上がる。軽く塩を振ってコンロで炙る。店内に広がる香り…。一口で食べて脂の旨味と香りがもう過去一。 〆は明宝ハム。薄切りにしたハムの塩気と肉の味が不思議と寿司ネタとして合う。 これで会計が3000円いかないんだからコスパも抜群。 最終的には弟子が立つ場としてオープンしたお店のようなので大将が握ってる今がいい。15時くらいまでなので11時台には並ばないといけないのがネック。そして1巡目以外、どれくらい待つか読めない(注文数が人によって異なる)1巡目の人が10:10から並んでたそうなのでそれでも2時間待ちになるが、この辺りで並ぶのが良さそう。 ただ並んででも食べる価値はあるお寿司。

2

埼玉県

うどん

山田 周平

夏限定すったてうどん。 圏央道坂戸ICから車で3分ほどのロードサイドにあるうどん屋。うどんは武蔵野うどん。 開店10分後に着いた時には店前の駐車場は9割埋まり、店内は1席のみ空いていた状態で待ちなく席へ。そのあとすぐに行列ができ始める。 着丼までは20分。 待ち時間があるので時間がない時には厳しい。 みょうが、大葉、きゅうり、大根、玉ねぎ、ねぎを細かく刻んだものが、全粒粉で長方形の断面になるコシの強い武蔵野うどんの上にのり、赤味噌ベースのつけ汁につけて食べる。味噌は宮内庁御用達の赤だし八丁味噌。 まずは麺だけ食べてみるとコシがハンパない。顎が疲れる系の弾力があり、噛めば噛むほど小麦の香りが立ってくる。つけ汁は味噌の香りと塩味が強め。薬味を全て放り込んで麺と一緒に食べる。薬味の爽やかさが相まって箸が止まらない。 武蔵野うどんは何店か食べたがぶっちぎり第1位。 冬でも冷やしで食べた方がこの麺の良さが出ると思う。 この夏はあと何回か行く予感。 11:15分ごろに1巡目が終わり少し空くのでその辺りが狙い目かも。

3

東京都

餃子

山田 周平

餃子、卵チャーハン、品変わりA(エビチリ) 飯田橋駅から徒歩5分ほど、飯田橋グランブルームの裏の通りにある餃子の店。ミシュランのプレート(ビブグルマン)あり。 17時の開店に合わせて16:50に到着した時には1名待ち。ビル風がなかなか強い。昼と夜でメニューが違うようだ。 餃子、卵チャーハン(大盛り)、品変わりを注文。 10分ほど待つとまず餃子が到着。焼き立て熱々を頬張る。 生姜がほんのり効いた餡にモチカリっとした皮。そのまま食べても塩味が効いてて美味い。結局3人前頼んでしまった。 次にチャーハンが到着。これも塩味が絶妙に効いていて卵の甘さとチャーシューの食感と相まって激うま。この2品でもう満足。 最後にエビチリ。これがなかなか来ない(30分ほど待ち) 海老は大振りでぷりぷり。チリソースはケチャップが強めで辛味は控えめ。 ここは餃子2人前とチャーハンが最高の組み合わせな気がする。

4

東京都

フランス料理

山田 周平

Menu LATURE〜ランチコース〜 渋谷の青山学院大学西門前にあるフレンチ。 カウンターにはミシュラン一つ星のプレートがある。 ここはジビエが有名で季節に合わせたジビエ料理が楽しめる。 前菜の鹿のブラッドマカロンは卵白の代わりに鹿の血を使い、中のソーセージにも鹿の血を使っている。説明はなかなかキてるが食べてみると、甘みと塩味が絶妙で食べたことはないが美味い。レバーをイメージしていたがそっち系統ではない。 次に寒鯉のマリネが美味い。鯉も初めて食べたが、臭みは一切なく鯛に近い食感。これを山わさびの葉とかぶ、柚子の冷製ソースにあえて食べる。鯉のイメージが変わる。 肉の前菜は、これが一番野生の香りを感じられる一品。 いちじくのソースの酸味を合わせると肉の旨味がわかる。 メインは鹿肉。これはかなりボリュームがある。 肉質は柔らかく、赤身からは鹿の香りがする。それをソースに合わせるとこれも癖が消えて旨みだけが残る。 付け合わせの椎茸、これが美味しくて驚いた。 前菜からお茶うけまでジビエにこだわり、一番美味しい状態で提供される。これで5000円を切るので驚き。 入店から退店まで2時間くらいなので時間に余裕があるときに訪れたい。 【前菜】 鹿のブラッドマカロン きくいものポタージュ(白子のムニエル入り) 【魚の前菜】 寒鯉のマリネ(山わさび、かぶ、鹿節) 【肉の前菜】 鹿、猪、熊、穴熊のパテのパイ包み 【メイン】 蝦夷鹿のモモ肉ロースト(芽キャベツ、椎茸、じゃがいも、れんこん) 【デザート】 紅マドンナ、和紅茶、チーズのムース 【お茶うけ】 猪油を使って焼いたフィナンシェ

5

佐賀県

魚介・海鮮料理

山田 周平

いかセット(いか姿作り・いかしゅうまい・げそ天・魚豆腐・めかぶ・デザート)・たけのこしゅうまい(季節限定)・明太子いかしゅうまい。 佐賀県呼子の呼子大橋の袂にある海中海上レストラン。「いかしゅうまい」発祥の店。 呼子へは佐賀空港からではなく福岡空港からの方がアクセスがいい。 開店20分後の11時過ぎに到着した時には店舗前にある30台近く止められる駐車場が満車。店頭の受付機で60番目、28番目まで案内されていた(案内の目安時間は1時間後) 自分たちが入店した12:30ごろには案内時間が2時間後になっていたので、開店前を目掛けてくるのが良さそう。この店は海中席・海上席があるので「どちらでもよい」にすると案内は早くなる。子供がいるなら海中席がおすすめ。 席についてすぐにまず名物の「いかしゅうまい」から到着。いかを混ぜ込んだ餡に細切りのいかをまぶして蒸してある。いかの香りと旨味が一気に広がって美味い。 追加で季節限定のたけのこしゅうまいはたけのこ感強め。おすすめは明太子しゅうまい。辛味もしっかりしている明太子がかなり効いてる。お取り寄せもできる。 次に魚豆腐。この豆腐にもイカが使われて海苔を乗せてある磯感たっぷりの箸休め。 メインの姿作りは大皿提供、4名で大ぶりなイカが2枚。いかは時間が経つにつれ透明感がなくなっていくので早く食べなければいけない。生簀からあげてすぐに捌かれているので、食感は「サクっ」、甘さがかなり強め。醤油を少しつけてご飯に乗せていか丼。 残ったゲソは天ぷらにしてくれるがここまで含めてかなりのボリュームなので満足感が高い。 呼子のいかを食べるためだけの佐賀旅行もいい。

6

千葉県

魚介・海鮮料理

山田 周平

刺身定食+たこ飯変更、伊勢海老刺身+伊勢海老味噌汁変更。 千葉県の外房、大原駅から車で5分ほどの大原漁港にある漁協が運営している定食屋。 10:30から開店しているところに10:45に到着して1番目。 店に入ると右手にお土産コーナーと伊勢海老の生簀。 伊勢海老を注文するとこの生簀の中から自分のお気に入りを選び、重さで値段が決まる(今日は100gで900円) メニューを見ながら、「地魚系と伊勢海老、たこめし」は決めてきたので注文。 たこ飯定食もあるが刺身の種類が少ないので、たこめし変更で(+300円) 伊勢海老は中程度の大きさのものを選んで刺身にしてもらい、頭は味噌汁に(+200円) 10分ほど待って到着。 今日の刺身は、マグロ、地たこ、鯛、ヒラメ、なめろう。 小鉢には郷土料理のじあじあ(サメを使ったさつま揚げ) 味噌汁の伊勢えびの主張が強い。 まずは伊勢海老から食べてみると、もちろん弾力が強いプリプリ。 外房の伊勢海老は今の時期がいい時期なので実は穴場。 次に食べたたこめしが驚くぐらい抜群に美味い。 伊勢海老を目指してきたのに霞むくらいに美味い。 適度な弾力とお米の味付けが絶妙でしっかり目の味付けだがくどくなく、旨味だけが前に出てくる。過去1で美味いたこめしに決定。 大原のタコは明石のタコに並ぶほどのものらしい。 明石も食べたが大原の方が美味い。 刺身も通常の2倍ほどの厚みがあるのでこれも美味い。 やっぱりなめろうが美味い。ご飯に乗せてかき込みたい。 お土産にたこめしの素を買ってしまった。 タコ自体も茹でたこが売られているのでこれを買って帰るのも良さそう。 ここはまたたこめし食べに来る。

7

北海道

焼き鳥

山田 周平

新子焼き、ちゃっぷ、塩ホルモン串、有機野菜、焼き枝豆、自家製漬け物。 旭川駅から徒歩7分ほどの飲み屋横丁の入り口にある焼き鳥屋。 旭川名物の新子焼きを食べるために直行。18:50ごろに着いたときにはカウンター1名と座敷に1家族だったがすぐに満席になった。昼に続きラッキー。 新子焼きは若鶏の半身を炭火で豪快に焼く。焼き上がってぶつ切りにした肉に甘めのタレをかけて出てくる。まずはそのまま食べると肉の柔らかさとタレの甘みが良い。その後は女将が「タレにコショウを大量に入れて!」ということで驚くほどかけ、それを肉でタレに溶かしていく。すると味の締まりが出てさらに旨くなる。 一人前を頼んだが、追加でもう一人前を完食。 ちゃっぷは新子焼きのタレを豚肉にかけたもの。 塩ホルモン串がなかなかに美味い。 これらも同じ焼き台でやるので少々時間はかかる。 枝豆はミニ七輪が出てきてそこで皮が軽く焦げる程度に焼いて食べる。味は濃いめで塩はいらない。 旭川も時短やアルコール提供なしもないからビールと新子焼きが抜群。

8

奈良県

甘味処

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「賞味期限10分」の吉野本葛もち、葛切り。 奈良県吉野山の金峯寺から徒歩30秒のところにある葛菓子専門店。 店頭で葛についての説明をしてくれながら、実演で葛もちと葛切りを作ってくれる。 13:20ごろお店に着いて、席の予約はしておいた方がいいと言うことなので、予約して金峯寺をお参り。 参拝から戻ると実演開始。 「葛」とはなにかからその作り方、葛もち、葛切りの作り方などを目の前で解説しながら作っていく。 材料は「水と本葛粉のみ」 透明度を維持するためには「冷やしてはダメ」だから温かいお湯で作り、そのまま提供される。 通された座席は窓が全開になり、吉野の山並みが一枚の絵になるような席。これは予約しててでもこの席がいい。 賞味期限10分の葛切り、葛餅をまずはそのまま。 添加物がなにもないので、葛本来の優しい甘さが味わえる。葛切り、葛もちは水分量の違いで食感の違いが出る。 これは美味い。 平日の昼過ぎは空いてるようなので狙い目。

9

石川県

おでん

山田 周平

金沢おでん(生麩、車麩、梅貝、大根、赤巻き、赤玉、肉いなり) 金沢片町の交差点からすぐのところにある金沢おでんの有名店。 昼時、ディナーを避けて15:45ごろ着いたときには先客2組で空いてたのですぐにカウンターに通される。 おでんだねだけで38種類もあるので単品で選んでも、盛り合わせにしても良さそう。今回は単品で注文。 だしが出そうなタネを選んで注文すると、すぐにお鍋から提供される。 かなり透き通った出汁に色味のいいタネ。 出汁は鰹と昆布かな?相当薄味になっていてタネの味を最大限引き出すように作られている。 今回一番気に入ったのが「生麩」これが抜群に美味い。 梅貝はかなり大きい。 今回はお腹の都合で食べなかったが牛すじ煮込みもおすすめらしい。ここは〆に使いたい優しいお店。

10

福岡県

うどん

山田 周平

ごぼううどん、かしわめし、ごぼ天追加。 博多駅から徒歩10分ほど、住吉神社前の通りを入ったところにあるうどん屋。あのタモリさんが通っているという。 事前情報として並ぶし混むので開店15分前には着いている方がいいと聞いていたが、タイミング的に開店と同時に店前に到着。しかし、行列はない…。 臨時休業か? このために福岡まで飛んできたのに…? 恐る恐る店に近づくと店内に人影が見える。 開店時間には1巡目が入店していたようだ。 そのまま店に入るとすんなり席に通された。 博多でうどんならまずは「ごぼ天うどん」と決め打ちなので、かしわめしをつけて注文。 3分ほどで着丼。 薄い茶色の出汁と半透明で平打ちのうどん、削ぎ切りされたごぼう天。美しい…。 出汁を飲んでみると優しい。過去一で優しい。そして旨味もある。ずっと飲んでたい。 うどんは平打ちでもちもち系。コシは強くないが柔いというほどではない。 ごぼ天は出汁に浸して完成する。これも美味い。美味いので追加で注文。 かしわめしも鶏出汁の旨味がきちんと出ているので、うどんのお供に必ず添えたい。 並んでも回転は早いので昼前に行く分にはそこまで時間の心配はいらないと思われる。