中トロ、赤身、のどぐろ(紅瞳)、クエ、煮ハマグリ、小肌、明宝ハム。 新橋駅から徒歩5分ほどの路地の地下にある2月に新規オープンした立ち食い寿司。白金の「鮨龍尚」の大将がお昼のみ営業している。 12時の開店より早く11:30に着いた時には15名の行列が既に地上まで伸びている。カウンターのみ7席なので2巡目くらいかと待っていると入店は13:30で都合2時間待ち。 並んでる最中に注文表が渡されてここで注文を決める。入店後の追加注文は不可なので慎重に。 ここのマグロはやま幸から仕入れているという情報を得ていたのでマグロは必須。あとは大好きなのどぐろ、クエ、岐阜の有名なハムで未食の明宝ハムを据える。 一品目はクエ。赤酢の小さめなシャリだったのでここは小ぶりな寿司かなと思って口に運ぶとこれが抜群に美味い。 次に小肌。これが寿司屋の実力がわかるでお馴染みだが、肉厚な小肌は初めて食べた。締め具合も最高…。 煮ハマグリは大振り、肉厚、ツメは甘さ控えめでハマグリの旨味が際立つ。 続いてお待ちかねのマグロ2品。これが笑っちゃうほど美味い。マグロの旨味が存分に味わえる。大間で食べたマグロに匹敵する。 のどぐろは食べてみたかった最高級品の「紅瞳」であることを店内のメニュー表を見て知りテンションが上がる。軽く塩を振ってコンロで炙る。店内に広がる香り…。一口で食べて脂の旨味と香りがもう過去一。 〆は明宝ハム。薄切りにしたハムの塩気と肉の味が不思議と寿司ネタとして合う。 これで会計が3000円いかないんだからコスパも抜群。 最終的には弟子が立つ場としてオープンしたお店のようなので大将が握ってる今がいい。15時くらいまでなので11時台には並ばないといけないのがネック。そして1巡目以外、どれくらい待つか読めない(注文数が人によって異なる)1巡目の人が10:10から並んでたそうなのでそれでも2時間待ちになるが、この辺りで並ぶのが良さそう。 ただ並んででも食べる価値はあるお寿司。