隠れ家で驚きと感動の料理 大井町線・緑が丘駅を出て、緑ヶ丘の緑道を暫く歩くと、レモン色の壁にガラスの開口部が広いシンプルで明るい外観の店が静かに佇む 店内は、テーブルとカウンターで広々していて、ワンオペで営業する日があるとは思えないゆったりとした空間 オーナーシェフが、この店のオープン前に、元同僚の店を一時的に手伝われている時に知り合って初訪問 シェフの元同僚達がストーリーで料理を絶賛していたので、かなり期待して伺ったが、期待を更に超えて来た 私がカウンター好きなのを覚えていてくれたようで、カウンター席・キッチン前の特等席に案内された。 こう言う心遣いが嬉しい お通し代わりのパンとバターは、これだけでワイン2杯ぐらい飲めそうなほど美味しい シェフのおすすめに従い、マカジキのカルパッチョ 軽く炙ったマカジキに、果物などを使った二種類のソース、詳細は食べてのお楽しみとしますが、魚のカルパッチョで感動したのは10年ぶりぐらい ブラータチーズと金柑のコンポートは、宝石のように輝いていた 今年の金柑は、甘くて美味しいのが出回っているのは知っていたが、更に一段階高い次元に引き上げられていた、おすすめの白ワインとのマリアージュも抜群 大好きな食材の穴子が、ベーコンと共に巻かれて揚げられて来たのにも驚いた、初めての食べ方だが、これも美味しかった メインだけは、シェフのおすすめの牛煮込みではなく、元同僚達の店とどう違いを出してくるか確かめたくて、イチボをオーダー 火入れ抜群、ソースの仕上がりが良いまでは期待通りだったが、下に敷かれた香味野菜(ニンニクが育つ前の見た目がネギに近いモノと説明受けた気がするが、名前は忘れた)との組合せが、料理を別次元に引き上げて、深みと広がりを与えてくれる 緑が丘は馴染みがない・不便という人が多いかも知れないが、わざわざ訪れる価値のある店 3.0 Average ★★★……近くに寄ったら来るかも 3.5 Good ★★★★……また来たい 4.0 Excellent ★★★★★…定期的に来たい