京成線四つ木の駅近くに鰻の名店があるのは認知していました。でもなかなか行きづらい。本日、親戚の方からお誘いをいただき訪問することになりました。やったね、超嬉しい! 『国産ブランドうなぎ 特上 7,700円(税込)』のコースをいただきました。「特上」ですがこれが一番下のクラスです。それにご飯と肝吸いをプラス。 こちらの「魚政」さんは完全予約制。でも電話受付は無し。ネットからの予約のみです。 一番上のクラスは30,000円からのようでした。(カードの入力が必須。お支払いは店舗にて)なんと贅沢なうなぎのコースでしょうか!ちょっとビビりますね(笑)一番下のクラスでもかなりのお値段になります。 【お店の説明】 こちらのお店の調理法「特注活鰻(とくちゅうかつまん)」は、鰻の素材を存分に生かした調理方法です。職人の技により鰻の旨みや香り、ふわっと柔らかくとろけるような食感を味わっていただけます。 ご予約のお時間に合わせて、活きのいい鰻を割き、串打ち、白焼き、蒸しの工程を経て紀州備長炭にて丁寧に焼き上げます。だから特別に美味しい焼きがり。 ガスや電気は一切使わず、「紀州備長炭の み」を使い、うなぎの旨み成分を逃がさずに 香ばしく焼き上げております。 炭火焼きがなぜ美味しいかですが、遠赤外線 で焼いているからだけではなく、うなぎを焼 いた時に「炭」 にうなぎの肉汁が落ちます。 その肉汁のついた炭が「炭の周りの肉汁」を 蒸発させ、旨みをうなぎに返すのです。 お客様に美味しい鰻を提供するため、魚政で は炭の中でも最高峰と言われている 「紀州備 長炭」のみを使用しております。 まずは、割いた鰻の 「肝わさ」と「骨せんべい」 が一人一尾分出てきました。骨がポリポリ。塩が効いていて美味しい。肝わさも食べやすい。 お茶を飲みのみうなぎの焼き上がり待ちます。楽しみ!かなり丁寧に焼いていらっしゃる様子がうかがえます。 まずは『志ら焼』が運ばれてきました。いわゆる鰻の「白焼き」。これは今日一緒に来た皆さんでシェアです。 志ら焼きはかなりの肉厚。お塩だけでシンプルに美味しい。それにしても鰻の脂が凄い。極めて上質な脂が美味です。 しばし待ってやってきました念願の魚政さんのうな重。お重の蓋を開ける緊張の瞬間。 蓋を開けると見事な焼き上がりのうなぎがお重いっぱいに広がっています。うなぎの焦げ具合も美しい。 志ら焼同様うなぎはかなりの肉厚。養殖ですが「坂東太郎」は凄いの一言。表面の焼きがりはパリッとしていて肉厚の身は絶妙にフワフワです。これは旨い! うなぎのタレは40年以上継ぎ足しされているタレ。驚いたのはうなぎにしかタレがかけられていないこと。ご飯はほとんどタレをまとっていない状況。ご飯のタレは必要ないのですね。いや、うなぎが美味すぎて、逆にご飯はタレでシャバシャバにして食べたくない感覚です。 この店では一番安価なうなぎですがとにかく大きい。坂東太郎1尾分でもうお腹いっぱいになりました。大満足です。 正直に申し上げて、今まで食べたうなぎの中で一番美味しかったと思います。凄いうなぎに出会ってしまいました。 かなり高価でネットでの予約が難しく敷居が高い鰻屋さんですが、機会があればまた食べてみたいと思いました!