神保町のおうどんの名店だとずっと認識がありましたがやっと訪問が叶いました❗平日のランチタイムのやや早い時間に訪問しました。すでに7~8人の行列ができています。 並んでいる間にお姉さんが注文を取りに来ます。「肉うどんと野菜天盛」をお願いしました。 運ばれてきた肉うどんは麺が見えないほど肉で覆われています。凄い肉の量です❗ まず最初に肉をがぶりと一口いただくと、お汁の煮干しの味が口の中に広がりました。何とも旨い。 肉と玉ねぎは甘辛くすき焼き風に煮込んであるのではなく、香川県産濃口醤油二種と和三盆のカラメル、白ワイン、黒みりん、牛乳で淡く味付けされたもの。お汁の旨さの邪魔をせず引き立てる味付け。またペッパーミルの白胡椒が添えられ、ガリガリお肉にかけてもいただけます。洒落ています❗ おうどんは香川のうどんです。固すぎす弾力があって美味しい。 「野菜天盛」は勝手にかき揚げをイメージしていたのですが、さつまいも、玉葱、なすを豪快に天ぷらにしたもの。その大きさにもちょっとビックリ。 何と言ってもここのおうどんで一番気に入ったのは煮干しが香るお汁ですね。これは感動ものです❗残さず綺麗にいただきました❗
美味しいナポリピザの名店アランジャルシさん。湯島天神の目の前にお店があります。 以前土曜日に三度お店を訪れたことがありますがいつも予約で満席。それならお一人様ですが電話予約して行こうと思い、土曜日のお昼前に電話したらもう満席。 平日ならどうかとダメ元で電話したら今日はOKでした。やっと訪問が叶いました。 いただいたのは「ピザランチ 1,300円」です。前菜とメインのピザにドリンクが付いています。 ピザは「マルゲリータ」か「ナポレターナ」の2種類から選択します。私はチーズを味わいたいのでマルゲリータで。 ドリンクは「ハニーラテ」をお願いしました。 前菜が運ばれてきました。自家製のドレッシングが美味しい。イカの歯ごたえがシャクシャクしていいですね。 生ハムが乗った丸いパンを手で掴んでかぶりつくとふんわりしてもっちり。何とも美味しい歯ごたえ。塩加減が生ハムとも相性バッチリです。 前菜を食べたところでご主人から「よかったら近くでピザの焼き上がりを見てみませんか?」と声をかけられました。「えっ、いいんですか?」とビックリ。それでは近くに寄ってみますね。 こちらの本格的な石窯は本場イタリアから船で運んできたとの事でした。ドームの上に排気口一つ。燃え盛る薪は左隅に寄せてあります。「手を入れて熱さを確かめてみてください」とご主人。ちょっと手を入れたでけでかなりの熱を感じます。 *写真を撮ってもいいとの許可をいただきました。 生地を触ってもいいとの事で、指で突っつくと何という柔らかさでしょう。今まで触ったことのないフワフワ感です。そしてその生地を目の前でクルクルっと広げて、ササッとトマトソースやチーズ、バジルで仕上げて窯の中へ。すみません、そこまで見せていただいて恐縮です❕ 「窯に入れると1分ちょっとで焼き上がりますよ」とご主人。見ているとみるみるうちに膨らんできます。長い棒のついた丸いステンレスのお皿でクルクルっと向きを変えます。うーん、さすがピザ職人、プロの技。だんだんナポリピザ独特のいい焦げ目が付いていきました。 焼き立てのマルゲリータは生地がもちもち。ちょうどよい焦げ目。焦げ目まで香ばしいくて美味しいこと。いや焦げ目こそ旨い。 程よい酸味のトマトソースがジュルっとしてこれまた旨い。トロッとしたチーズとモチモチ生地の調和が素晴らしいピザです。焼き立ての熱いうちに食べてしまいました。 最後にハニーラテ。ラテの苦味と蜂蜜の甘さがこれまた調和していました。 焼き立てのマルゲリータってなんて美味しいのでしょう。シンプルだからこそ、素材の良さとピザ職人の腕で旨さに格段の違いが生まれるのですね。 各地の名店でマルゲリータを食べてみましたが(と言ってもたいした数ではありませんが)、こちらのピザがもしかしたら一番かも。 特に焼き上がりまで見せていただいたので味もワンランクもツーランクもアップですね(笑)
美味しい鰻を食べようとネットで探して入谷ののだやさんを見つけ訪問してみました。結構高級店でビックリ❗歴史ある老舗の鰻屋さんでした。 「恐れ入谷の鬼子母神」となんか口上を聞いたことがありましたが、その鬼子母神が祀られている真源寺の目の前にお店がありました。お店の名前も「入谷鬼子母神門前のだや」です❗ 日曜のランは幻のうなぎと言われる静岡の「供水うなぎ(大 7,800円)・(中 6,800円)」か和風総本家でも紹介された愛知県三河一色産の「かねみつ(6,800円)」 のみ。想像通りやっぱり結構お高い❗お願いしたのは愛知県三河一色産の「かねみつ」です。 運ばれてきたかねみつは色つやも美しくお重いっぱいに乗せられています。肉厚で立派な鰻です。 身は極めて柔らかくフワフワ。かかっている鰻のタレも上品ですコクがあります。旨い❗品があります。ここ数年は沼津・三島でさんざん鰻を食べ比べて来ましたが、そこらの美味しい鰻と比べてみてもやはり何とも品がある。これがお江戸の鰻なのですね。でも高い、高すぎる❗ きも吸いも上品です。なんかひと味違うような気がします。雰囲気のせいでしょうか?漬け物でさえ品がある。 半身いただいたところで山椒をかけながらいただきました。山椒がピリリと辛くて味わいが変わりました。 それにしてもお重自体が大きいのでしょうか、食べ進めていってもなかなか鰻とご飯がなくなりません。ボリュームがあり結構お腹いっぱいになりました。とにかく上品で美味しかったです❗
「土桜」と書いて「におう」と読む洋食屋さん。お客様と阿吽の呼吸が取れるようにと「仁王様」の店名をつけたそうです。そのまま「仁王」の店名では固いので当て字で「土桜」です。 牛タン料理の「牡舌亭(同系列)」の2階にあります。階段の手前に仁王様がお出迎え。 2階に上るとまずカウンターが三席しかない店内にビックリ。この新型コロナ対策で四席から三席へ更に減らしたとか。狭いながらも笑顔の素敵な優しいマスターと向かい合えてとっても落ち着けるいい雰囲気です。 席に着くと「マスク置きに使ってください」と小皿を出してくれました。何とお気遣いのあるマスターでしょうか❗ 「シャリアピンステーキ 2,700円」を注文しました。別注文で「サラダ 200円」もお願いしました。 大きな生ハムが乗った野菜サラダは手作りのドレッシングが美味しい。生ハムもフレッシュで食べやすい。 キッチンにぶら下げてある銅製のフライパンやお鍋がピカピカに輝いています。その手入れの行き届いたキッチンでシャリアピンステーキを焼き上げてくれました。 シャリアピンステーキはかなりの大きさ。柔らかくて旨い。お肉の上質な脂の甘味が美味しい。アンガス牛だそうです。また上にかかっている玉葱のソースがいいですね。 マスタードをつけて食べても美味しいのですが、お肉と玉葱のソースの旨味がマスタードに支配されるともったいないほど。ほとんどそのままでいただきました。 デザートのブリュレは目の前でバーナーで焦げ目をつけてくれます。そしてアイスを乗せて氷で冷やしたブランデーをかけて出してくれました。大人の味のブリュレ&アイスですね。旨い❗ 昼から贅沢なランチを堪能させていただきました❗他の料理も気になる。特にハンバーグ。今度は誰かを連れてきたいと思います。
インドで修行したシェフが追求した、日本米に合うカレーを提供してくれます❗ ランチメニューは「チキンカレー、キーマカレー、マトンカレー」の三種類。私は「チキンカレー」をセットでお願いしました。セットはピクルスとサブジ(野菜スパイス炒め)とダル(挽割り豆のカレー)がお皿に乗ってきます。 「チキンカレー」は南インド風のさらっとしたスパイシーなカレーとのこと。カレーの所々に黒胡椒と思われるやや大きめの黒い粒々が見えます。煮込まれたチキンがゴロッと4切れ。ライスをはさんでチキンカレーと反対側にダルカレー。 まずはチキンカレーから味わいます。まるでスープカレーのようにサラサラです。色々な香辛料が溶け合って風味がよくて美味しい。結構辛いですね。中辛よりもやや辛い感じ。私にはちょうどよい辛さです。サラサラと次々に口へ運んでしまいます❗ ダルカレーはマイルドですね。チキンカレーが辛いので口直しになります。2つのカレーが混じり合わないように真ん中のライスをダムにして食べ進めました❗(笑) 近くの女子二人がラッシーを片手にカレーを食べています。美味しそうなので私も真似して注文しました。ラッシーは酸味がキツくなくマイルドでこれまた美味しい。辛いカレーの口休めになりました。 最近カレー屋さん巡りをしていますが、その中でも一番好きかも❗本来はとろみのある欧風カレーが好きですが、そちらより美味しく感じました。 「キーマカレー」と「マトンカレー」も味わってみなければ❗
昨年の「孤独のグルメ Season.8」で井之頭五郎さんが三燈舎のインドカレーを美味しそうに食べていらっしゃったのでその時点からマークしていました。 何度か土日に覗いてみましたがいつも階段の下までお客さんが並んでいます。お店の前まで行き何度諦めたことか❗ 今日は平日にチャレンジしてみました。やはり平日の方が入店しやすいですね、二組目に案内していただきました。ラッキーです❗ 【本日の日替わりカレー】 ・『辛口』 ケララ地方のチキンキーマ ・『中辛』ニルギリ地方のえびカレー ほうれん草ソース ・『マイルド』カリフラワーとグリーンピース 「Aセット」は三種類からカレーを選ぶスタイル 「Bセット」なら三種類のカレーがついてきます 「Cセット」は三種類のカレーはプラスラッサムとサーバルと言うスープのようなものがついてきます。私はせっかくですから「Cセット 1,200円」にしました❗ またABCセットとも、ライスとは別に「ドーサ」か「バトゥーラ」か選べます。何がなんだかわかりません。意味をうかがうと「クレープか揚げパンかどちらがいいですか?」と分かりやすく教えてくれたので「揚げパン」をお願いしました。あとで調べたらこっちが「バトゥーラ」のようでした。 最初はライスを辛口のチキンキーマに浸していただきました。これははなかなか辛くて美味しい。最初にこれを食べたので辛口ばかり食べてしまいます。 途中で中辛へチェンジ。ほうれん草の風味が広がります。これでもそこそこ辛いですね❗ そしてマイルドはやっぱり優しいお味。口直しになりますね。 揚げパンは手でつかむと結構油が手についてきます。けどそんな事気にしていては食べられません。ちぎっては三種類のカレーに突っ込みいただきます。香ばしくて美味しい❗ 色々とインドカレーを堪能できました。これは人気が出るはずですね❗いろいろな奥深いインドの味が楽しめます。またお客さんが少ない時をねらってうかがいたいと思います❗
念願の九段下のラーメンの名店「八咫烏」さんへ行って来ました。まず店名が気になります。店主は信心深く古事記から名前を取ったのでしょうか?それともサッカーファンなのか? 「咫」の字の変換が難しい。手書き変換で何とか見つけました。(笑) 「RAMEN黒 ワンタン」をいただきました。ラーメンの種類は「黒」の醤油味と澄んだスープの「白」の二つ。白は塩味かな。 無化学調味料で動物系の出汁を一切使っていないと言うスープ。鶏と魚介節系のみの出汁だそうです。ネットの投稿を読みましたが皆さんよく把握していらっしゃる。 まずはビジュアルが美しい。深みのある黒い醤油スープにキチンと揃えられた細目のストレート麺。全粒粉だとわかる黒い粒々が見えます。 スープを一口。「旨い❗」何とも言えない深みのある味。今まで飲んだことがないようなコクのある味。鶏の脂でしょうか、スープの表面にうっすらと透明な膜を張っていますが全然気になりません。無化学調味料なのにこの濃厚な味わい。無化学調味料だからこそ出せる旨味こそあれ雑味がない上質な味わい❗ そして全粒粉のストレート麺がモチモチで何と旨いことか。小麦が香ります。麺だけでも美味しい。 ただワンタンはちょっと固めですね。もう少しプルプルっとして柔らかい方が私の好みかな。 久しぶりに美味しいラーメンに出会いました。ネットで拝見すると意見が別れるようですが私はとても好きな味でした。是非次回は「白」も味わってみたいと思いました❗
九段下の駅から徒歩5分程度のところにある魚鐵さん。かなりレベルが高いお店とは聞いておりましたが新鮮で美味しいお刺身に驚きました。 あまり刺身の気分ではなく、焼き魚が食べたいと思い入店しました。「ぶりカマの塩焼き定食」を注文するとすでに売り切れ。他の魚の塩焼きの選択もありましたが、こちらの一番人気の「しあわせランチ」にしました。そういえばお刺身の気分ではなかった。(笑) 右隣のお姉さんはぶりカマの煮付けを美味しそうに食べています。左隣のお姉さんはキンキの塩焼きをこれまた美味しそうに食べています。焼き目が素晴らしい仕上がりに見えます。 「しあわせランチ 1,600円」はお刺身の盛り合わせです。運ばれてきたお刺身の盛り合わせは、色々な種類の刺身がこんもりと盛り上がっております。凄いです❗ 先ずは鮪の赤身から。こちらの鮪は冷凍じゃないそうです。ねっとりととろけます。美味しい。青魚はいわしでしょうか。生姜醤油で食べればやっぱり青魚特有の旨味が広がります。甘海老は甘くて新鮮でやっぱりとろけます。中トロはもっととろけます。 あじや酢で締めたこはだ、かつおのたたき、いか、煮たほたてやもう数えきれません。どのネタも新鮮で旨い。これはお刺身の宝石箱ですね❗ 昨年まで沼津市に住んでいましたので新鮮な魚は嫌と言うほど食べておりました。でも何か東京の豊洲で仕入れた魚はレベルが違うような気がいたしました。やっぱり大都会東京には沼津とは比べ物にならないほどいい魚が集結するのでしょうか?こちらの大将の目利きと腕が素晴らしいからでしょうか? 魚の新鮮さはもちろん、魚が持っている甘味と旨味がよりいっそう引き立っているような気がいたしました。 どの定食も1,500~1,600円と価格は高めですがその価値は十分あります。また必ず来ます。今度は塩焼きを食べてみたい❗
お昼のオープン前に到着できましたが私の二人前で満席に。せっかく十条まで来たのですから待ちましょう。 しばらく待っているとお店の女将さん?が出ていらっしゃって「皆様お酒をお飲みになるのでお時間の余裕のある方だけお待ちください」と告げられました。でもせっかく十条まで来たのですからなんとか耐えて待ちましょう。 待つこと1時間20分。最初は晴れていたので大丈夫でしたが、だんだん曇り空になりだいぶ寒さが身にしみてきました。ラーメン屋さんなら経験ありますが蕎麦屋で1時間以上なんて。早い判断で帰ればよかった。 やっと店内へ。お店自体は新しいのですね。店内は白木をあしらったコンクリート打ちっぱなしで美しい。 寒かったので温かいものが欲しいところですがやっぱり冷たいお蕎麦を味わなければ。そして生ビールを注文。天ぷらも味わっていきましょう。 「二産地味くらべ 天ぷら付き 2,700円」をお願いしました。 見事な天ぷらが出てきました。器も美しい。お塩で食べるやつですね。カラッとあがってなかなか旨いです。天ぷら頼んで正解。 まずは一枚目のお蕎麦が運ばれてきました。 『長野県黒姫高原黒姫在来』は黒いツブツブが見えます。そばの香りはなかなか強い。朝石臼で挽いているだけあって違いますね。そしてかなりの細打ち。私の好きな細打ちです。野性味があって何か蕎麦を食べている実感があります。 次に『千葉県成田千葉在来』と奥様から告げられました。今度は先ほどよりやや太さがありますがやっぱり細打ち。今度はモチモチ感が強くまた違った美味しさ。 久しぶりに美味しいと思えるお蕎麦にめぐり逢いました。蕎麦百名店を含め色々お蕎麦を食べてきましたが間違いなく上位に入る美味しさでした。みなさんが寒さに耐えて並ぶ気持ちも理解できました。