各レビューア絶賛の富士宮市のお蕎麦屋さん「一閑人」さん❗富士宮市と言っても朝霧高原まであと少し、田貫湖の近くにある超有名店です❗ 富士宮市に入ってから道が混むのですね~。11:30のオープンに間に合うようにと早めに家を出たのですが10分遅刻。最初のお客様が入店し2順目を待つことに。紙に名前を書いて待つこと約一時間。やっと名前を呼ばれました❗ 店内は想像していたよりコンパクト。お一人様なのでカウンターへ。蕎麦を打っているご主人の厨房は見えませんが、ご家族と思われる従業員の方々は目の前で懸命に作業をされいらっしゃいます。 とにかく最初は「生粉打ちせいろ」を食べなければ。この店はお蕎麦を伸ばしたくないという店主のこだわりで大盛りはありません。その代わりお蕎麦のみ別注文できる「汁なしそば」が注文できます。それではそれを「玄挽き」でお願いしましょう❗ 「生粉打ちせいろ」はテーブルの上に置いてある案内の通り、ややピンクがかったお塩をちょっとふりそのままツルツル。蕎麦の香りと言うものがよく分からない男ですがそれでも仄かな香りが感じ取れます❗繊細な美味しい蕎麦です。 次にはご指示通りわさびのみでつゆは浸けずにそのまま。これもまた蕎麦の麺の旨味をダイレクトに味わえます❗ おつゆは濃い目でちょうどいい濃さです。蕎麦の下部をほんの少し浸すぐらいじゃないとせっかくの蕎麦の香りが勿体ない。少し浸してズルズルっとすするのが心地よいお蕎麦です。 一枚平らげたところで「玄挽き」。これは蕎麦を黒い殻ごと挽いた蕎麦で、黒い粒々が残った荒々しい蕎麦です。荒々しいと書きましたが玄挽きながらこれも極めて繊細でより風味が良い蕎麦。蕎麦を食べている充実感がさらに増します❗ 薬味は別料金です。早々にわさび切れを起こしてしまいました。でもピンクのお塩が美味しいのでお塩を麺にふりおつゆに浸けながら最後まで美味しくいただきました。(高血圧につきお塩制限がドクターから指示されていますが・・) 蕎麦つゆは十分でしたがわさびは極めて少量ですね。薬味のお代わりをお願いすればよかった。 デザートにプリンが出てきました。オレンジ色のソースがかかっています。食べるとオレンジの味がするように感じるのですが、ネットの書き込みを見ればカボチャのソースだと言う書き込みが多数。ラム酒が入ったさつま芋のソースと書く人も。オレンジのソースと感じる私はバカ舌なのでしょう(笑) とにかく自称蕎麦研究家(蕎麦の香りがよく分からないバカ舌ですが)としては、この地域に住んでいる限り押さえておかなければいけない蕎麦の名店でした❗