これまで他の方のコメントがなぜこれほどまでにイマイチ感が出ているのか私に理解できませんが、私個人としては最高点差し上げます。まず接客が素敵でした。コロナ禍ということもあって宿泊客が少なく、スタッフも余裕があったのかもしれませんが、皆さん笑顔も素敵で良かったです。 13時位に有馬に到着してしまったのですが、早めにチェックインの手続きもしていただけて大変助かりました。たしかにお値段は安くはありませんが、それに見合ったサービスとお料理、お部屋かと思います。100平米のお部屋に泊まる贅沢ってなかなか無いですよ。 夕飯は創作和食。どれも驚きと美味しさが潜んでいるお料理で最後まで楽しむことが出来ました。味はもちろん量も丁度良かったです。個人的には「淡路島産玉蜀黍摺流し 湯葉ジェラート添え」にやられましたね。 朝食はボリュームが多めでしたが、フレンチトーストをはじめ大変美味。普段は朝ごはんを食べないのですが、モリモリいただいてしまいました。 最後に、こちらのお宿は無汸庵の綿貫宏介がデザインしているのですが、綿貫さんが何故こちらの宿に関わりを持ったのかとか、有馬温泉一帯に散らばっている綿貫さんのデザインのことを知ったり、有馬の歴史を紐解いていくと大変興味深く感じました。一人のデザイナーが街をデザインしていくことがこれからの街づくりには欠かせないのではないかと、今回の旅で感じ入った次第です。 とまぁ、そんなことも考えさせてくれた有馬山叢御所別墅にはとにかく感動しました。滅多に泊まれない贅沢な宿ですが、都会のホテルのスイートルームに泊まるのとは違った価値があります。