ミシュランプレートを獲得している地元の名店、小伴天さん。こちらを代表するお料理がうなぎの炭焼きひつまぶし(3,500円)です。備長炭で丁寧に焼いたうなぎを特製のタレでいただくひつまぶしは、さすがミシュランに認められただけあると唸る逸品。 うなぎは注文を受けてから一匹ずつ焼き上げます。ひつまぶしが運ばれてきたらまずやることは、おひつを4当分すること。そして1杯目はそのまま、2杯目は薬味を乗せて、3杯目はお茶漬け、4杯目は好きな食べ方でいただきます。一口目から口に入れた幸福感が半端ないです。この幸福感は最後の4杯目まで続きます(*゚∀゚*) この地域のうなぎは関西風でいただきます。関西風に焼かれたうなぎは蒸さずに炭火で焼いていく作法。皮はパリパリ、身はふっくらしていて、これを特製のタレに付けて焼き上げます。蒸してから焼く関東風よりも断然好きです。おひつの中のご飯の量もギリギリ食べきれるお腹一杯のサイズ。これに肝吸い、お漬物がついて3,500円はかなりお値打ちだと思います。 名古屋で食べたら果たしていくら取られることやら(笑)
本格イタリアンを堪能できるトラットリア彩會さん。コース料理(ローザ 3名で5550円)に玉葱の岩塩包み焼き(600円)をプラス。玉葱の岩塩包み焼きは、ベシャメルソースが入った玉葱をオーブンで焼いた逸品。他のお店では見たことのない絶品メニューです。 サラダは、レタス、トマト、タコ、マグロ、鮭、水菜のカルパッチョ風。パンは自家製。お好みのパスタは小海老のスパゲッティアメリケーヌ。トマトソースにクリームを加えたソースがなんとも優しい味わいです。肉料理は夏野菜のトマト煮込み。ナス、ズッキーニ、パプリカ、ピーマン、トマト、若鶏などグリルしてからトマトソースにからめている感じ。最後にフライドガーリックをトッピング。優しい味わいの中にもシェフのこだわりを感じます。ドルチェは、エクレア、チーズケーキ、ティラミスの3種。これで一人2000円程度とは恐れ入ります。 店内はテーブル席が10席。50人くらいまでいけそうです。全体的に赤を基調とした雰囲気でお店の隅にはグランドピアノがあります。定期的にジャズナイトを開催されてますので、そういった雰囲気を楽しむのも素敵ですね。店内禁煙なのも嬉しいです。スタッフの皆さんも大変気持ち良く、良い空気感が味わえるアットホームなイタリアンレストランです。
限定昼御膳(1,300円)。メニューには記載がありませんので大将に直接聞いてみて下さい。これだけの品数とボリュームでこのお値段はちょっと驚きです。知っている人だけがお目にかかれる幻のランチです。 ご飯は小女子と山椒を炊いたものがのっています。茶碗蒸しにはかしわ、銀杏、蒲鉾など。煮ものは人参、昆布、里芋、サワラ、インゲン、レンコン、ゴボウと竹輪麩。そして、マグロのフライ、マグロとエビの刺身、ハムとマカロニのサラダ、もずく酢に、シジミの味噌汁。デザートには抹茶寒天と小豆餡です。どれも丁寧な仕事で作られていて、都会でいただいたら一体いくらになってしまうのか想像もつきません。 魚寅さんはお寿司屋さんをルーツとする和食処の老舗。広い通りから入った所にあり、お店の前に駐車場が。趣のある建物をくぐれば目の前はカウンターです。お座敷のお部屋や離れもあり、団体客も対応できるお店ですが、オススメは少人数でカウンター。大将と楽しく会話をしながら過ごすと食事の時間もあっという間です。 ちなみに一番の人気メニューは、西尾名物の「茶めしうな釜」。こちらもオススメです。
隠れた和食の名店なのかも知れないです。 酒の肴Aコース(2,160円)をオーダー。つきだしはイカとオクラ。お造りは鯛、イカ、マグロ、ミョウガがオレンジの上に乗ってますが、これがなんとも良い感じ。鮮度も高く良い仕事をしている感じです。揚げ物はエビシンジョウ、ウニシンジョウ、アイナメの唐揚げとシシトウ。焼き物は鮭、マナガツオ、キス。最後に冷えたアワビ、ホタテ、魚介の湯引き。 トータルで考えてもとても上品でしたし、全て海の幸で統一された品物も中々。これまで知らなかったのが不思議なくらいです。 これに芋焼酎の水割りを2杯飲んでお腹はもう十分でした。 次は鍋のコースとかもあったので試してみたいですね。ウナギもあるのでまだまだ通いたいお店です。 お店の駐車場は広めです。店内はカウンターとお座敷などあり、法要や宴会でも利用できます。一番のオススメはカウンター席。大将との会話も楽しめて高級料亭の雰囲気です。
ランチでの訪問です。日替わり定食を注文しました。 市内には和食屋さんが数多くありますが、その中でも岸がみさんは高級料亭の腕前を庶民的な料金で提供してくれるお店です、と初めから絶賛しておきます(笑) 日替わり定食ですが、オーダーすると早速サラダがやってきます。サラダはレタス、水菜、人参、カボチャ、タマネギなど野菜の種類が豊富なものを醤油ドレッシングで。これだけでも丁寧な仕事ぶりが伺えます。天ぷらはエリンギ、白身魚、ナス、レンコン。揚げたてのアツアツです。煮魚はメバル。味付けはアッサリしていて好きなお味。刺身はカツオと湯引きされたサワラ。茶碗蒸しはシイタケ、銀杏、かしわが入っていてこちらも美味しい。お味噌汁は白が強めの合わせに冬瓜とお豆腐、ネギ。そしてツナサラダ。季節の食材をしっかりと使っているのも好感が持てます。 出来合いの食材や冷凍物を揚げたり温めててんこ盛りで出すお店とは天と地ほどの差を感じました。これで1280円はかなりお得ですし、どれも美味しくて丁寧に作られています。最後に杏仁豆腐(こちらも手作り)とアイスコーヒーまで付くなんて更に驚き。 店内はカウンター10席ほどと小上がり、お座敷があります。駐車場は10台程度でしょうか。お昼時は主婦に人気のお店のようですが、夜になったら酒好きのおじさんが集まっていることでしょう。カウンターの向こうでは大将が小気味よく調理をされています。その姿を見るのもまた楽しいです。 常連になって大将と仲良くなりたい!強く感じたお店でした。