Tomoharu  Miyaoka

Tomoharu MiyaokaさんのMy best 2024

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福岡県

寿司

Tomoharu  Miyaoka

漁港や市場に近いエリアにある寿司店は、それだけで期待感を抱かせる。ずっと行ってみたいと思っていた「すし処河原」もそのひとつだ。 笑顔の絶えない気さくな大将が、明るく出迎えてくれるので、カウンターで1かんずついただく店にありがちな独特の緊張感はない。 それは、価格もそう。この物価高の中、おまかせコースは6,600円は、懐にも優しい。なのに、にぎりの前に出てくるつまみがどれも絶品なのだ。 「赤星」で乾杯し、コリコリとした赤クラゲをいただく。ポン酢がまろやかで食べやすい。近海魚に加え、味の濃厚な国産のタイラギ、炙ったアナゴの刺し盛り。ほんのりと甘みがあって、すっきりとした味わいの特別純米の「十水」が、脂をほどよく中和する。 焼きものは、鰻の白焼きだ。表面はパリッと、中はふんわりと。添えられているのはポテサラ? に見えるが実は百合根。味もさることながら、ふと、実家の雑煮には必ず百合根が入っていたのを思い出し、懐かしさも重なって思わず唸る。 さらに、煮ものでぶり大根。味の染みた大根とほろほろとした魚の身、ぴりりとした一味の刺激が心地よい。超辛口の日本酒「ばくれん」でこれまたほどよく中和。 ここまででもかなりの満足感。だが待て、まだ寿司にたどり着いていなかった。日本酒のおかわりを…と思っていたら、大将がカナダ産のオーガニックワインを勧めてくる。なんとこれ、寿司や刺身に合わせるために作られているのだとか。 鯛に始まり、鰯、赤貝、ヤリイカ、バフンウニ。最後に、炙った鰆が出てくる。どれも見事な熟成ぶりで、寿司ネタは鮮度も大事だけどそれだけじゃない要素も大事だと改めて知る。もちろん、ワインとの相性も抜群だ。 ここ数日で急激に気温が下がり、おそらく海水温も下がってきたので、魚の脂ののりが良くなってきた。また春になる前に訪れたい。 

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福岡県

和食

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警固交差点からほど近い、カウンターだけのお店「お料理うち山」。料理は一斉に始まるコース1種類のみだが、数種類の土鍋ご飯が追加できる。 コース1種類に絞った理由は後述するとして、3月末に訪れたときのメニューは… ・そら豆とアオサの茶碗蒸し ・太刀魚の唐揚げアスパラの春巻き ・アオリイカ、しまあじ、サバの炙り ・本マグロと自家製べったら漬けの手巻き寿司 ・新筍とわかめのお椀 ・うなぎの山椒焼き ・春キャベツの酢漬け ・佐賀牛のしゃぶしゃぶとじゃがいも団子 料理名と写真で、そのクオリティの高さが窺えるだろう。さらに、これに合わせる日本酒がまた素晴らしい。 この日は「醸し人九平次」、そして食用米の「にこまる」を80%使用した平戸の「飛鸞」。どちらもフルーティでワイングラスで飲むのにふさわしい一杯。 ワイングラスで飲む日本酒。かつて、西新の早良郵便局そばにあった「食堂ニコラ」もそうだった。種明かしをすると、「ニコラ」を赤坂近辺へ移転しようと考えていたとき、コロナ禍で閉店した物件を見つけて新たに始めたのが「うち山」。で、外食自粛でお客さんが少なくアラカルトにすると食品ロスが出るからと、コース1種類に限定したところ、かえって評判を高めて、現在に至るのだそう。 ちなみに、2人だとコースだけでお腹いっぱいで、土鍋ご飯までたどり着けず。3人以上でシェアするのがおすすめ。カウンター席だけだけど、3〜4人であれば角席を用意してもらえる。

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福岡県

割烹・小料理屋

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長崎県・平戸出身の夫婦が営む和食店。5,500円のコースでシンプルな刺し盛りから、創作和食、さらにデザートまでひととおりいただける。 これに合わせるのはやはり日本酒だ。九州はもちろん、全国各地の個性豊かな銘柄をそろえていて、料理に合わせてセレクトしたい。 カウンターでしっぽり飲むもよし、奥の小上がりで大切な人たちとの時間を過ごすもよし。居心地の良いお店です。

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福岡県

居酒屋

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中央区役所の目の前の交差点から北上したところ、明治通りと昭和通りに挟まれたこの通りには、なんだか良さげな店が多い。こちら「晴れと日常(はれとけ)」もそのひとつ。清潔感のあるカウンターでは料理の様子がライブで見られて楽しいし、奥の小上がりではゆっくりと食事が楽しめる。 米粉と米油でからりと揚げた天ぷらが名物。ほかにも鮮魚刺し、肉料理にパスタ(ウニボナーラ)まであって、幅広い年代に支持されそう。 日本酒はどれもグラス550円。少しずついろんな銘柄が楽しめるのも、唎酒師としてはありがたいです。 #福岡グルメ #福岡ディナー #福岡居酒屋
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#赤坂ディナー
#赤坂居酒屋 #晴れと日常

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福岡県

創作料理

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素敵な空間でいただく、緻密に計算された料理とドリンクのペアリングが楽しめる店。 日本酒に合わせるならこれ、ワインに合わせるならコレ、と和食も洋食も揃っているのが魅力です。 この日は日本酒とのペアリングを楽しみました。脂の乗った刺身に始まり、酒肴の盛り合わせ。最後に鴨もいただきました。

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福岡県

居酒屋

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店に入って目の前にある囲炉裏と、その炭火を取り囲むようにして焼かれている魚介類「原始焼き」、塩ふりパフォーマンスで知られる人気店。 原始焼きがとにかく脂がのってうまいのなんの。名物の大イワシはゼヒモノ。サイドメニューのポテサラやゴマカンパチも見た目にも楽しく、とにかく視覚と味覚に訴える。 さらに、店員の接客もいい。常に満席で忙しいはずなのに、おすすめメニューについても丁寧に教えてくれるし、グラスの空き具合をチェックしてさりげなくおかわりを勧めてくるのも好感が持てる。 2階にテーブル席もあるが、このパフォーマンスが見たければ、予約時はカウンター席の希望を伝えたい。

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鹿児島県

バー

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天文館の焼酎バー鹿(ろく)へ。鹿児島県内の芋焼酎はもちろん、黒糖焼酎や鹿児島で熟成されているウイスキーもそろっています。店の奥には酒蔵の地図があり、普段飲んでいる焼酎がどこで作られているかが一目瞭然になっています。面白い! 芋焼酎といっても、麹や熟成具合でいろんな香りが生まれます。まさかマスカットの香りまで。アメリカ出身で日本酒と焼酎の唎酒師資格を持っているバーテンダーがとても丁寧に説明してくれます。鹿児島に行ったらまたぜひ訪れたい場所です。

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久しぶりに「福岡非豚骨系ラーメン探訪」をしてみようと思い立ち、福岡市東区にある「博多テールラーメンたのしや」訪問。 いろんな麺料理を出す店が立ち並ぶ一角の最奥にあり「知る人ぞ知る」感が俄然好奇心をくすぐる。麺類は「テールラーメン」を基本に、辛味を加えた「赤」、3種類の味噌をブレンドした「味噌」、そして甘エビと桜エビを加えた「海老」の全4種類。 今回はベーシックな「テールラーメン」と、「海老テールラーメン」に、それぞれ250円プラスでセットにできる「キムチチャーハン(ハーフ)」「プルコギ丼(ハーフ)」を追加しました。さらに、壁を見ると「こってりご希望の方はお申し出ください」という張り紙に目が止まり、こってりをオーダー。 運ばれてきた丼には透明感のあるスープの上に、チャーシューや海苔、ネギ、そしてゴマ。そして、スープに沈んでいるのは光沢感のあるストレート麺と、原型をとどめないくらい煮込まれた牛テール肉。「海老」の方には、これらに加えて、紅色が目にも鮮やかな干しエビが、スープの表面を覆っています。 まずはスープを一口。こってりをオーダーしたはずなのに、意外なくらいあっさり。牛脂の甘味と旨味、醤油の香りが相俟って、他にはない独特の味。替え玉したいときは気をつけないと、延々と飲めてしまう。 そして麺。ツルツルとした喉越しの後にくる、小麦由来の甘味。これはすごい。適度にゴマやネギ、海苔も絡まってきて、なんだかこれ、韓国・ソウルで食べたソルロンタンを連想させる感じ。朝からでもいけそうな、本当にあっさりとした上品な味わいでした。 キムチチャーハンやプルコギ丼で適度にスパイス感も味わいつつ、スープ完飲。ごちそうさまでした。次回は味噌や赤でピリ辛感も味わってみたいと思います。