なんばせいいち

なんばせいいちさんのMy best 2021

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東京都

寿司

なんばせいいち

新進気鋭の職人が繰り出す江戸前の仕事は、熟成した旨味や脂のコクが違う 良いネタを上手にさばきましたってだけなら、そこそこ優秀な最近の回転寿司さんで充分です 若大将のワンオペ 土日限定の昼営業で伺うもカウンター5席は満席 小一時間待ったがあと20分で閉店時間 らちが開かないからニッコリ笑顔で一旦撤収 夜営業で2日後リベンジだ、その日にネットで甲殻類アレルギーを伝えて予約した メニューは8,800円のおまかせのみ 今日の予約は自分だけらしい 赤貝とヒラメ 寝かせることで旨味は飛躍的に増す 赤貝は5日、ヒラメは4日 今までの赤貝ってなんだったのかしら 寿司屋の醍醐味はコミュニケーションだ 若大将とさしの、贅沢な時間が過ぎていく 炙ったノドグロのくずし寿司 皮目の香ばしさ、溶けた脂に酢飯の甘みが絡む 柔らかな蛸煮の繊維はほろっとほどけ むちっとした鮑の酒蒸は噛むほどに甘く わずかに苦みがあるワカサギの滋味深い風味に 日本酒がすすむ 「ぼちぼち握り、お出しします」 すみいか かすこだい 中とろ 赤身 コハダ しめさば さんま ウニといくらのくずし寿司 穴子 つまんで口のなかにほりこむ はらりとほどける酢飯 卓上に醤油はない、若大将が刷毛で塗って出す 〆はハチャメチャに出汁が効いた味噌汁 甘い玉子焼きがデザート、すり身の旨味と長芋のなめらかな舌触り 魚介欲を最後まで満たしてくれる統一感 二時間足らず 若大将の仕事へのプライドは 芸術を愛でるのに似た特別な食体験へ誘う 食べればわかるはずだ 顔芸とパフォーマンスは、ただ退屈なだけだと #江戸前の仕事をきわめる若大将 投)接種済み

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神奈川県

ビストロ

なんばせいいち

1,200円のランチに手間と食材を惜しまない オーナーシェフの誠実な仕事が嬉しい チキンのクリーム煮込みセット@1,200 サラダ、スープ メインディッシュ ライス デザート、ソフトドリンク 甘酸っぱいドレッシングの新鮮なサラダからスタート みずみずしさに期待が膨らむ 次の小さなカップスープでいきなり唸った コクがある鶏脂、鶏ガラと香味野菜の風味に貝出汁の味わい 何故こんなに手間を掛けているのだろう、このスープは チキンのクリーム煮込み 生の鶏からクリームでグツグツ煮込む ほろっと崩れる身とゼラチン質の軽やかな鶏皮 一緒に煮込んだブロッコリーの茎の甘さ、この料理の陰の主役だ 皿に残ったクリームがなんとももったいない 少量のライスと和えると 勝手にリゾットの出来上がり♪ 鶏の旨味・玉ねぎの甘みが溶け込んだ生クリームのコクが ライスにモタっとからんで 思った通り、うんま (#^.^#) 自家製デザート ラム酒がほんのり香る大人のプリン カラメルソースのほろ苦さが、ふくよかな玉子の風味をぐっと引き締める これと珈琲で500円取れるクオリティー ってことはその前のが700円か?それはないわ (⌒∇⌒)ノ" ナイナイ 一見取っ付きにくい寡黙なオーナーシェフと明るく働き者の奥さん(かな?) が切り盛り 料理は彼にとってコミュニケーションの手段なのだ 「めっちゃ美味しかったです」と伝えると シェフはシャイな笑顔で応じた #寡黙なシェフの誠実ランチ ®️初投稿?ウソオ (゜ロ゜;ノ)ノ

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東京都

寿司

なんばせいいち

五反田の鮨屋でサク飲みなら馬たん❤️ 居心地よし 小理屈不要のうまい鮨 ええ、やっぱエエわ (*´ー`*) 大将がばんばん握って てきぱき指示 活気がある店内 職人や従業員のピリッとした緊張感は お客への心遣いゆえ いきの良いネタは その日のウチに、途切れないお客に提供される 突き出し ・白魚 つまみおまかせ ・北寄貝、ホタテ貝柱 ・赤身、中トロ ・ヒラメ ・あじ あんきも あなきゅう、納豆巻き 冷酒300ml 1本 締めて5,830円 小一時間でさっさと退散 出されたもん食って飲んでりゃ幸せ こちらで、難しい顔でウンチク述べてる奴は 馬(鹿)太郎ね (((*≧艸≦) #居心地が良い鮨屋 投)接種済み

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佐賀県

寿司

なんばせいいち

唐津、至福のバッテラに昇天 白板昆布とほんのり桜色のきずし(しめさば)の 熟れ具合が絶妙 だいだいを絞って一口頬張ると、 爽やかな柑橘の香りを追いかけて酢昆布の風味がふわっと来る 噛み締めると、 浅めに締めたさばの脂と昆布の熟れた旨味、甘めの酢飯が一体となった味わいの快楽 身体の細胞がぞわぞわと泡立つ 最高? いや、きゅん死 っていうか、至福! 付いてくる赤だしに入っているアラが、 またうまいこと 唐津の中心街から徒歩20分 Googleマップ高評価店 カウンターは5席ほどだか座敷は40人ほどのキャパ で、一人で入店して座敷に通されたほど カウンターメインの江戸前寿司スタイルではなく、寿司居酒屋的な店 タクシーの運転手さんいわく、宴会でオーダーした鯛の塩釜焼きが絶品らしい 帰り際、熟れ具合が絶妙だとご主人に伝えたら「それは良かったです」と嬉しそうに応えてくれた 大阪寿司の代表選手と思っていた、バッテラ まさか唐津で人生ベスト文句無しに出会うとは、 わからないものだな かわはぎ唐揚げ@500 バッテラ(赤だしつき)@1,100 #至高のバッテラ #予約必須

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東京都

中華料理

なんばせいいち

ライチ入り酢豚をつまみに紹興酒をあおる プルーン入り酢豚と悩んで中国人ウエイターに聞いてみたが「好みだね、気分で選んだら?」という パイナップル入りは好きだが、ライチはそこまで甘みを主張しない上品な風味がする 豚唐揚げにパプリカ・ピーマンや玉ねぎはそれぞれ火の通し加減を微妙に変えていて素敵だ 甘酢をなめながら紹興酒をちびちびやっていると 中国人ウエイターが「どうですか?」 見りゃわかるでしょ、恥ずかしい (^_^;) ちなみに、人生これまで甘酢をなめながら酒を飲む癖は無かったのだが 「優しい味でしょ、いろいろ入ってるからね」 この甘さは庶糖の単純な甘さとは違う、多分ただもんじゃない酢も火を通したまろやな酸味・旨味があり、生姜の辛さがピリッと引き締める 〆に五目そばとライスを追加 それと半分残しておいた酢豚 ライチをおかずに白飯を食べる背徳感 フルーツに対する非礼からか、白米に対してか もっとも俺、うまければそういうことにこだわらないのよね (^^) 日曜日夜も人気 18時前で満席だったが20時前には客足も大分落ち着いた 吉祥寺の老舗広東料理 少しお高いがその価値がわかる方にはおすすめです 龍眼入り酢豚@1,540 五目つゆそば@1,320 ご飯@280 #繊細な味わいの老舗中華

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東京都

イタリア料理

なんばせいいち

素材の力強い味わい、素晴らしいなあ 外苑前の名店アクアパッツァの日高シェフに師事し 浦賀のアクアマーレでオープンからシェフを務めたご主人が、京急空港線の小さな駅で腕をふるう小さなイタリアン 小さなバーニャカウダ@500 野菜ってこんなに個性的で甘いものだったっけ 人生トップクラスのバーニャカウダソースの旨味・塩味・苦みで色彩鮮やかな野菜の甘さが際立つ この野菜には、生産者との信頼関係があればこそのクオリティを感じる 500円でこんなに楽しめる料理って、なかなかない 北海道厚岸直送プリップリ牡蠣のスパゲティ@1,500 絶妙に火を通したうまい牡蠣がごろごろ入ってる贅沢なパスタ それとこのソース! パスタと合わせると、牡蠣の旨味を邪魔しない塩味を押さえたあっさりした味わいだと思った しかし皿に残ったソースを嘗めてみると、バターのクリーミーなコクと牡蠣のエキスの厚みがある実に濃厚な味わい 不思議だ、 でも本当にうまいってこういうことなんだろうな つまり、 素材の力を最大限引き出すことに、技術や努力を惜しまないということ 和栗のモンブラン@620 和栗を丁寧に裏ごしした口どけがよいマロンクリームを楽しむケーキ 土台のスポンジケーキや焼きメレンゲのシャクっとした食感、牛乳の甘みを感じるクリームの風味はマロンクリームの存在感を引き立てる コーヒーもコクがあって実によい 食○ログ人気店ゆえに週末のランチは諦めていたが、在宅勤務ならではのお楽しみ 自転車3分で最高のランチにありつけた 午後も頑張れそう (´▽`;)ゞ #素材の力強い味わい #糀谷の人気イタリアン

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岩手県

うなぎ

なんばせいいち

#三陸を代表する和食の達人がいるお店 #創業120年の大槌の老舗 そりゃ期待する 遠野市山口のダンノハナから大槌に入ると、事前に伝えた目安の入店時間を15分過ぎて12:45 先客は一組のみ 天ぷらが素晴らしい 白身魚はノドグロ(ゆめかさご)と穴子 さっくり揚げた天ぷらは身がふっくらで、天ぷら油のコクが融け合う 玉ねぎと三つ葉のかき揚げがサクっとして甘い なす、みょうが、大葉・・・うまい そばはコシがある二八そば 大盛分二枚目は、茹でたてを時間差で出す細やかさが嬉しい 天せいろ(海老抜き野菜増・大盛) @1,250=1,400-200(海老→野菜)+250(大盛) このクオリティーにこの値段は、都内ではなかなかお目にかかれないレベル 若きご主人の腕・大槌の食材、間違いなし 大槌いやいや、 三陸を代表する名店に納得 ランチは蕎麦と鰻の二択だそうです 以下 遠野物語から(ほぼ)抜粋 山口、飯豊、附馬牛の字荒川東禅寺および火渡、青笹の字中沢ならびに土淵村の字土淵に、ともにダンノハナという地名あり。その近傍にこれと相対して必ず蓮台野という地あり。昔は六十を超えたる老人はすべてこの蓮台野へ追い遣るの習ならいありき。老人はいたずらに死んでしまうこともならぬ故に、日中は里へ下り農作して口を糊ぬらしたり。そのために今も山口土淵辺にては朝に野らに出づるをハカダチといい、夕方野らより帰ることをハカアガリというといえり。 ※ダンノハナは壇の塙なるべし。すなわち丘の上にて塚を築きたる場所ならん。境の神を祭るための塚なりと信ず。蓮台野もこの類なるべきこと『石神問答』中にいえり。 #軽やかでふっくらの白身天ぷら #玉ねぎが甘いかき揚げ #コシがあるうまいそば #三陸を代表する名店 投)接種済み

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神奈川県

ラーメン

なんばせいいち

拙者、惚れ申した (# ゜Д゜) さらば、 にゅうめんこそが相応しい淡麗ラーメンスープよ 全粒粉の麺に鰹のビンタ(頭)と大山鶏ガラの濃厚スープ、高いレベルのトッピング 初めてラーメンでベストを付ける日が来た 無化調スープってお吸い物みたいで 芯が弱くて頼りないと勝手に思い込んでいた が、こちらのスープは 実に骨太ながら角が取れた味わいなのだ かえしに4種の醤油と10数種の材料を仕込んで 7~10日寝かせるという 正しいベクトルの努力はめざましい成果を生む 全粒粉中太麺がこのスープを持ち上げて、ずばずばすすると鰹節と鶏ガラの風味がパッと開く たまらんなあ ワンタンがまたうまい トゥルントゥルンのワンタン皮に包まれた餡は 柑橘の皮のような爽やかな風味と甘い醤油味の豚ひき肉が、丁寧な仕事を想像させる んで、チャーシュー ふわっふわできめ細かい食感の肉を噛み締めると ローストした肉汁の旨味が拡がり絶品 あじたま、とろりんちょ♥️ お客ひとりひとりに感謝の気持ちを伝える若き店主の、ラーメンに込める思いをお試しあれ ・・・あ 混んで欲しくない(から無理にとは言わない)が ワンタン醤油そば@1,050 #濃厚無化調スープ #全粒粉の麺にスープがからむぅ

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東京都

ビストロ

なんばせいいち

本格イタリアンが美味しいバル ランチで訪問 クラシックボロネーゼ なぜかスプーン付き トマトの酸味・牛ミンチの甘み・赤ワインの渋み・ 香味野菜の旨味、それらが溶け合ったソースをシコシコパスタにたっぷり絡める パスタにどっさり振りかけたパルメザンチーズ ・・・パルメザンチーズは失礼だな、 パルミジャーノ・レッジャーノが余熱でとろりと溶けて良い風味 このパスタは好きな味だ! 素材を引き出す優しい味わいに、並みじゃないシェフのセンスを感じる 余ったパスタソースをスプーンで掬って、さっくりとしたスコーンと共にいただくとお腹いっぱい カウンター10席ほとのこじんまりした店内 ジャズピアノのBGMが居心地良い 注文を受けて調理を始めるので、多少時間に余裕をもっての来店がおすすめ イタリアのミラノやフランスで修行した若手シェフが、コロナ禍にオープン 気苦労も多いに違いないが頑張って欲しい店 ボロネーゼ食べたぐらいでベストかよ、なんて言われそうだが (/。\) かなり気に入ったんだからしょうがないわけ 次はワインで楽しみてぇなあ クラシックボロネーゼ@1,320 スコーン@440 #シェフが本場仕込み #自然素材にこだわり