芦屋の高級住宅街にある絶品中華 今日はちょっと遅めの、職場のプチ新年会。前から行きたかった芦屋川の「中国菜 浜正」を予約し、同僚3人と訪問。雪が降って寒かったが、期待に胸を膨らませていたので、全然寒さは感じなかった。店側の都合で、19時30分からということになってしまい、お腹がペコペコ。こちらの方がやまかちにはつらかった。さて、味の方は期待通り、いや期待以上の美味しさだった。詳しくは以下の通り。 ■特製よだれ鶏(1200円) 前菜から強烈なパンチ。しっとりと柔らかい鶏肉に、風味豊かな麻辣ソースがかかっている。しかし、辛さの後にくる旨みが後を引き、また一口食べたくなる。たまらない一品。後の料理もそうだけど、アンティークな和の器に盛られており、料理が映えて面白い。 ■烏賊 青葱 四川の香り(950円) 烏賊の食感が良い。しかしその後に、よだれ鶏とは全く種類の違う強烈なパンチ。花椒がかなり効いていて口が痺れる。ビールを飲んだら、また食べたくなるから不思議。 ■鶏肉のカシューナッツの甘辛炒め(1300円) カシューナッツの甘みと、唐辛子の辛みがうまくマッチしている。鶏肉もとっても柔らか。カシューナッツは、コレステロールの排出効果や生活習慣病の予防効果もあるそうで、嬉しい一品。 ■大エビのマヨネーズソース(1500円) マヨネーズの味付けが絶妙。スパークリングワインとマスタードが入って、本当に美味しいソースになっている。そんなソースをタップリまとったエビが、美味くない訳がない。 ■四川麻婆豆腐(1000円) 辛さは調節できるそうだが、普通で。それでも十分辛い。ミンチ肉をふんだんに使っており、コクと旨みがあり、単に麻辣の辛さを追求した麻婆豆腐とは一線を画す。豆腐との絡みもgood。 ■黒酢(角煮)酢豚(1個700円) 外はカリッと、中はジューシーで柔らかな豚の角煮。箸だけで十分切れる。黒酢ソースの甘さと酸っぱさがちょうどよく、品のいい美味しさ。食べ応えも抜群。ぜひ注文したい一品。 ■海鮮焼きそば(1300円) 〆は焼きそば。麺は細くて、スルスルっと食べやすい。時間も遅くなったので、デザートは無し。 全体として、丁寧な調理と優しい接客が印象的。残念だったのは、「和牛薄切り肉の四川辛味煮込み」が品切れになってしまったこと。名物料理だけに、残念で仕方がない。ぜひ近いうちに、リベンジを果たしたい。