Takafumi Koshinaka

Takafumi KoshinakaさんのMy best 2022

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東京都

居酒屋

Takafumi Koshinaka

神楽坂の裏手の住宅街にぽつんとある、知る人ぞ知る一杯飲み屋。初めて訪ねて以来、もう20年以上お世話になっていますが、今回はコロナ前の2019年以来なので、実に3年ぶり。大将、変わらずお元気そうで何より! 飲物は基本的に日本酒のみで、グラス一杯80ccが1,000円以上するハイエンドクラスが大半(精米率35%とか)。少数の銘柄がきちんと管理されていて、品質の落ちた不味い酒は絶対に出てきません。数は多いが抜栓して1か月経ったような酒が出てくる自称こだわり居酒屋とは違います。 料理は、銀座の高級鮨店に行くようなマグロの最上級品がいただけます。一応メニューはあるけどそれを見て注文する客は少なくて、この日の私は「刺身盛合せ、マグロとイカを少しずつ」。内容は本マグロ、インドマグロ、メバチマグロとシロイカ(仕入れ状況によって変わります)。酒が何杯でも飲めますw カマ焼きなども作ってくれますが、これも大変美味しいです。 最後は決まってフルーツトマトが出てきて、お代は11,150円。基本的に高い店ですが、クオリティは常に申し分なく、強面(実際ケンカさせたら滅法強い)の大将との会話も楽しい、唯一無二という言葉がぴったりなお店。大将は「70になったら店を閉める」とおっしゃっているので、残された時間は数年。それまで通いたいと思います。(2022年10月27日) 本日いただいた酒: - 美丈夫 舞うすにごり純米吟醸50% R3BY (640円) - 磯自慢 純米吟醸 多田信男 山田錦50%R1BY (1080円) - 義侠 純米吟醸50% H19BY 750BY (750円) - 松の司 黒ラベル純米大吟醸 (1190円) - 明鏡止水 純米大吟醸山田錦35% R2BY (1190円) - 雑賀 純米大吟醸山田錦麹45% 掛米50% R2BY (640円) - 瀧自慢 純米大吟醸山田錦斗瓶取り35% R2BY (1400円) - 美丈夫 ゆずリキュール (720円)

Takafumi Koshinaka

伊豆諸島の神津島。港に降りてすぐの場所にあるなんて事のない食堂。しかしこちら、神津島漁協が運営する大人気スポットで、地物の魚介を使った定食が驚きの価格とクオリティ。三日間で二度行っちゃいました。 金目煮付定食1000円、漬丼定食1000円、刺身定食1000円等々、いずれも先発ローテーションの一角を張れる本格派ながら、一番人気のエースは金目鯛。まずその大きさに驚く。しかも大きいだけでなく、身が肉厚でふっくらしていて…美味すぎる。煮汁がまた鰻の蒲焼のタレのように濃厚で、これだけで白飯がいくらでもイケそう。地元名産の明日葉を使ったかき揚げなど小鉢も充実。脇役のあら汁すら、出汁の旨味が圧倒的で主役級。いや〜、これで1000円はどう考えても値付けがおかしい 笑。神津島、なかなか行けませんが行ったらココは外せません。営業は昼のみ。(2022年9月2日) (2022年9月4日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

20年前に3年半だけ存在した伝説の店、町田二郎。個人的には町田二郎にはトラウマしかないのですがw ここはその元店主が営む静岡の店の支店。看板商品は二郎タイプではなく「えびしお」ですが、二郎タイプもありそれが「大麺(たいめん)」、麺量250gで900円。食券を渡すと、麺は平打ちか極太が選べるとのことで「極太」。さらに「ニンニクは?」と聞かれるので「ニンニク・ヤサイ・アブラ」。極太はゆで時間12分。後から来た隣の客の平打ち(同5分)は速攻で出てきた。横目で隣を睨みつつじっと待った末にやって来たそれは、期待を上回る素晴らしい極太。まさに、蓮爾などとも共通する町田二郎のDNA! この麺にはさぞパワフルなスープが…と思いきや、意外にも非乳化ですっきり。それでいて出汁が効きまくっており、旨味が濃いので極太麺に負けていない。しかも飲んで美味しいのでついつい飲んでしまう。…素晴らしい! このレベルがアトレの地下で並ばずにいただけるとは、ひょっとして神ですか? (2022年2月12日) P.S. メニュー多彩につき継続調査が必要です。またレポートします。

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神奈川県

とんかつ

Takafumi Koshinaka

テレビでもしばしば紹介される有名店のようです。私はテレビをほとんど観ないので存じませんが。YouTubeチャンネル「黙飯」がこの店の魅力を存分に伝えているのでご覧ください。私のレポートなんかよりはるかに価値があります。(笑) https://youtu.be/ueTUfgcy_X0 さてこのお店、以前は向ヶ丘遊園の多摩区役所そばで営業していましたが、駅前の区画整理で2015年に閉店。1945年生まれの店主は一旦引退するも、働かずに遊んでたら3年で嫌になったとのことで(わかるわ〜)、隣駅の中野島で店を再開したそうです。 サービスランチの刺身定食は、イナダ、ハマチ、サーモン、ホタテ、マダイ、メジナ。サービスというにも限度があるでしょと言いたくなるくらい量も種類も豊富。これ全部白飯に載せたら立派な海鮮丼ができますよ。しかもカドがピンと立っていて身の締まりもよく、新鮮。味噌汁は豚汁、白飯もツヤツヤの新潟産コシヒカリ。これで850円は異常だ(^^; 豚カツの店なので本来は洋食屋。カツサンドやオムライスも絶対ウマいはず。でも次の狙いは断然、マグロカツ定食ですw (2022年4月30日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

丿貫からの独立。スタイルは出身店と同じで、煮干エキスたっぷりなスープにパツパツ細ストレート麺。券売機はなく口頭注文の現金後払い(近ごろ珍しいのでかえって難易度が高いw)。 [1杯目] 煮干らーめん800円 + 黒酢の和え玉200円。横浜駅前の丿貫はスープが意外とサラサラで「あれ?」という印象でしたが、こちらは躊躇なく振り切れており、いかにもな濃厚セメント色の煮干。麺との相性は良好。具は低温調理のチャーシューと刻み玉葱のみというシンプル構成。完成度の高い一杯。黒酢の和え玉は口内をさっぱりさせてくれて、スープに投入してももちろん美味。(2022年6月26日) [2杯目] オマール海老らーめん900円 + 浅蜊の和え玉400円。煮干にオマール海老が加わったダブルスープ。どちらの風味もたっぷり感じられ、クセになりそうな美味しさ。麺も美味いがスープの存在感が圧倒的! 和え玉は浅蜊ペーストが乗った限定品。スープに投入すると煮干×海老×浅蜊の三重奏が見事。(2022年8月12日) 総じて高いけど美味いのは確かで、和え玉と合わせて麺2玉いただくと満足感も高い。季節の限定品も良さげ、、また来なければ。

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東京都

フランス料理

Takafumi Koshinaka

この夏に訪ねた伊豆諸島・神津島、シリーズ最後は個性あふれるフレンチレストラン。1日2〜3組限定とのことでどんな高級店かと思ったら、むしろ逆でフルコースが格安。年配のご夫婦が二人だけで切り盛りされていて、奥様が給仕、ご主人が調理を担当。ホームページなどはなく、私がネットに上げる写真を撮っていたら奥様、「そういうのだけが頼りなのよ(笑)」と。物腰柔らかながらピンとした気品漂う女性。一方、料理人のご主人はクセ強め(笑)。料理をすべて出し終わると、仕事を終えた解放感一杯で登場し、話し出すと止まらない。そもそも店の外観からして一癖あり、店名から想像されるそれとは対極のほぼ普通の民家(元旅館らしい)。小さな看板は存在感なし。通されたのは仏壇のある和室!? 2人掛けのダイニングテーブルが3脚。 いかん、料理のことをまだ書いてないのにかなり字数を食ってしまった。ご夫婦は京都で複数のレストランを長く経営されていたそうで、確かなクオリティ。大変美味しいです。前菜:アカイカ、ハリセンボン等の地物魚介盛合せ。スープ:ピーナツカボチャ(鹿ケ谷南瓜)。パンとサラダ。魚料理:グレ、サバ、カイワリに明日葉の塩茹で。肉料理:和牛ステーキor 白ワインで煮た玉葱たっぷりのポークソテー。フィニッシュのデザートもチーズケーキにリンゴのソテーが添えられて本格的。グラスワインは赤白ともフランス南西部ガスコーニュ産のカジュアルなもの(Domaine Mage Chardonnay 2020, Merlot Syrah 2018)。ハーブはすべて自家製。 お代は2名で11,770円。たぶん料理は一人3,000円台かと。フレンチのフルコースですよ。神津島に来たらぜひまた伺いたい。当然ながら要予約。予約手段は電話のみ。支払いは現金のみ。(2022年9月3日) 追記…お二人のインタビュー記事がありました。実物も確かにこんな感じの掛け合いで、決しておしどり夫婦ではないけどw 長年連れ添ってきてお互いを認め合ったパートナーという感じの素敵なお二人でした: http://happyturn-kozu.tokyo/2018/05/25/%E8%96%AE%E7%94%B0%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%94%E5%A4%AB%E5%A6%BB/

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

私の二郎系ホームグラウンド。こちらのメニューはほぼ制覇しましたが、季節限定の「黒い味噌」が登場していたのでまたレポートします。 [1杯目] 黒い味噌1,000円にオススメのカレートッピング50円を別皿で。麺量300g…少食の私には難敵。完食優先でコールはニンニク・アブラのみ。やがて出てきたそれは品名に違わず、黒い。黒の正体は胡麻。味噌由来の甘みに胡麻の風味が加わりコク深いスープは、高粘度で腹にズシンと来る重量感。ヤサイ増さなくて正解w 別皿のカレー粉を投入するとスープはどんどんカレー化して最後はほぼカレー。白飯にかけていただきたい。いや、麺だけで腹パンなので飯は食えませんけどね。(2022年3月2日) [2杯目] 再び、黒い味噌にカレートッピング。今回は麺少なめ(200g)、ニンニク・ヤサイ・アブラ。ヤサイを増すことでアブラの真価が発揮され、やはりここの味付アブラは絶品。味変でカレー粉を投入すると味噌がカレーに変貌するのが楽しい。(2022年3月20日) [3杯目] やっぱり外せない定番、ミニラーメン800円、ニンニク・ヤサイ・アブラ。少食な私には麺量200gのこいつがありがたい。実は年明けから少し値上げされてますが、ノープロブレム。これからも通います。(2022年2月2日)

Takafumi Koshinaka

1年ほど前にオープンした比較的新しい店。新しいと言っても、西小山で10年続いた店が駅前再開発で仙川に移転したという経緯で、西小山では定評があったそうです。店名から想像される通り武蔵家出身で、巨大な寸胴で炊く本格的なスープ、麺は酒井製麺の太短い麺、麺上げは平ザル…絶対ウマいやつ(笑) そしてもちろんライス無料。 注文はラーメン並盛780円、麺かため、ライス。チャーシューが燻製の焼豚で、しっとりして芳しいスモーク風味。ふだんラーメンの具には無関心な私ですが、これは美味い! そういえば褐色のスープは醤油がくっきりしたシャープな味付け。総本山吉村家をお手本にしているのだろうか? 吉村家くらい数が出る店ならこのお値段でも採算が取れそうですが、小さな店なので、コスト面はかなり工夫されているのでは。780円は間違いなくお得です。(2022年10月30日)

Takafumi Koshinaka

[1杯目] ラーメン並650円、麺かため、ライス中(無料)。スープは寸胴2基で炊く自家製、麺は酒井製麺、麺上げは平ザル、そして元気で礼儀正しい接客。正統派家系の要素をすべて備えた、期待を裏切らない一級品。この内容がわずか650円…ちょっとあり得ません。(2022年5月7日) [2杯目] 650円のラーメンだけではあまりに申し訳ないので、ラーメン並650円、麺かため、ライス中…にキャベチャー100円をプラス。このキャベチャーもお買い得品。ラーメンはもちろん素晴らしく、濃厚なのにまろやかで、みずみずしさすら感じる秀逸な豚骨。個人的にはここ数年で最高の横浜家系。(2022年5月22日) 「ライス無料の店かうずらの玉子入りの店」…直系クラスの店からは、武蔵家や壱系は下に見られることがあるようですが、とんでもない。武蔵家は直系に負けないホンモノだと思います。

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

2か月ほど前にオープンしたばかりの新店。店頭のガラス窓一面に日清製粉オーションの空袋が貼られていて、明らかに二郎インスパイアw 基本のラーメンは麺量250gで850円。ヤサイ・アブラをコール。ニンニクは卓上にあるのでコール不要(なんか調子狂うw)。珍しいのは、アブラが白と黒の2種類から選べるところ。とりわけ黒は、焦がしネギと醤油の風味が香ばしくなかなか秀逸。ヤサイが進む! 全体としては、非乳化で見かけほど重くなく、するする食べられる。大きな豚はほろっと解ける柔らかさ。ただなぜか味が中までしみておらず、濃い味のスープとは若干アンバランス。 二郎系とは言っても店内に変な緊張感はなく、接客もソフトで気軽に入れます。自由が丘の本店にも行ってみたい。(2021年12月28日)