緊急事態宣言でしばし延期の末、昨年7月にオープンした、カウンター6席の小さな店。濃厚焼あご煮干しらぁめん850円が出色の出来。商品名に違わずスープがかなり濃厚、なのに全然重くなく、麺にたっぷり絡んだ旨味が口内で爆発する感じ。麺は低加水の細ストレートで歯切れのよいタイプ。刻み玉葱、極太メンマ、小松菜などの具材とのコンビネーションも絶妙。うーむ、素晴らしく美味い! ベースの完成度が高いので味変の必要性をまったく感じない。なのに、卓上アイテムの自家製果実酢、自家製柚子一味がいずれもある種のオーラ(?)を放っておりかなり気になる。で、必要ないのに入れちゃって、でも結果的に一層美味しくなってるという、この混乱はどう収拾すればよいのでしょうかw (2021年2月19日)