Takafumi Koshinaka

Takafumi KoshinakaさんのMy best 2021

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Takafumi Koshinaka

緊急事態宣言でしばし延期の末、昨年7月にオープンした、カウンター6席の小さな店。濃厚焼あご煮干しらぁめん850円が出色の出来。商品名に違わずスープがかなり濃厚、なのに全然重くなく、麺にたっぷり絡んだ旨味が口内で爆発する感じ。麺は低加水の細ストレートで歯切れのよいタイプ。刻み玉葱、極太メンマ、小松菜などの具材とのコンビネーションも絶妙。うーむ、素晴らしく美味い! ベースの完成度が高いので味変の必要性をまったく感じない。なのに、卓上アイテムの自家製果実酢、自家製柚子一味がいずれもある種のオーラ(?)を放っておりかなり気になる。で、必要ないのに入れちゃって、でも結果的に一層美味しくなってるという、この混乱はどう収拾すればよいのでしょうかw (2021年2月19日)

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東京都

担々麺

Takafumi Koshinaka

担々麺の店ですが、以前訪ねた渋谷店で隣のお客さんが食べていた麻婆豆腐を目撃して以来、これは一度食してみなければと思っていたら、ここ目黒でチャンス到来。注文はもちろん麻辣麻婆豆腐セット、税込1,200円。土鍋で提供されるそれはグツグツと煮立ち、さながら地獄の血の池。豆腐は一丁が原形のまま鎮座しており存在感たっぷり。その上には顆粒状の花椒ほかスパイス諸々がこんもりと盛られ、危険な香りを漂わせる。何という好戦的な表情w 熱々を一口いただくと、しっかり麻辣。ただし唐辛子の辛味はやや控えめ。その分、花椒の痺れる辛さはかなりのビッグウェーブ。辛いものには弱い私ですが、実は痺れる辛さにはめっぽう強いので、わりとあっさり勝利。…いや、ハンパない発汗量だったのであっさりではなかったか。いずれにせよコイツは美味い! この店、担々麺もいいけど私は断然こっちです。ランチセットはライスとスープの他にきくらげのサラダとプーアル茶付きでお得。(2021年6月6日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

立地はさほどよくないのに、東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー(TRY)の上位に毎年入る実力店。昼時は行列。トレードマークの巨大な羽釜は、寸胴よりも対流が大きく、スープの濃度が高まるんだとか。 1杯目) らぁ麺並800円。評判の濃厚豚骨スープは、羽釜効果により(?)まるで固形物を食べているかのような高い粘度。それでいて口当たりがよく、素晴らしい出来。例えるなら、横浜家系と天下一品を足して2で割った感じ。麺は横須賀の増田製麺。 2杯目) 庄太式家系ラーメン泉家、大盛りか半ライスが付いて800円。「庄太式」と銘打っているので亜流かと思いきや、醤油を効かせたスープに鶏油がふんだんに浮いた本格派。食べなくても見た目で美味いとわかる。そこいらの平凡な家系ではまったく太刀打ちできないレベル。主力商品が別にあってこれがサブというのが圧巻! ちなみにここは、今は亡き吉村家直系・横横家があった場所。庄太の創業者、下里庄太氏は横横家出身だそうで、だから味に共通点があるのですね。その下里氏は不幸にも昨年2月に急逝。その少し前から、店はサンライズという会社の傘下に入り、FC多店舗化を推進中の模様。せっかく築き上げたブランド、金目当ての商売人の食い物になりませぬように…。(2021年4月16日, 5月4日) 【再訪】担々風混ぜそば850円。券売機で「限定A」が目に止まり思わずポチッと。どんなのが出てくるかと思ったら、いわゆる台湾まぜそばと違って細麺。具は賽の目にカットされた夏野菜がたっぷり乗って冷製パスタの様相。台湾まぜそばは台湾と無関係ですが(そもそも発祥が名古屋w)、これは八角の香りが効いて台湾っぽい! 追い飯はあるかと聞くと出してくれて、台湾まぜそばとはだいぶ雰囲気が違えどもこれはこれで美味しい。さすが庄太、面白いまぜそばでした。(2021年6月8日)

Takafumi Koshinaka

久しぶりに会う高校以来の旧友と、3人で飲み会。全員が石川県人なのでこちらの能登料理の店に。 当地から毎日空輸するという新鮮な食材もさることながら、へしこの燻製や小糠鰯(こんかいわし)といった塩辛い保存食が、東京ではなかなか出会えない希少品。酒が進むこと間違いなし! メインとして注文した「魚の焼肉」は、がんどやふぐ(能登産の天然物)が大皿で供されコンロで焼いていただく、美味しい上に場も盛り上がる一品。牡蠣は天ぷら、里芋は素揚げなどなど、料理は味だけでなく意外性があって楽しい。能登・加賀の地酒も堪能しました。(2021年12月15日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

先月レポートしたばかりですが、辛いヤツをいただいたのでまたレポートします。やはり実力のある店は自ずと世間に知れ渡るようで、近頃は行列ができていることがしばしば。昼時は12時前の来店が吉です。 [1杯目] 辛い小ラーメン900円(麺量300g)を麺少なめ・ニンニク少なめ・ヤサイ・アブラで。真っ赤なラー油に覆われた、見るからに好戦的なイカツイ顔つき。実際、辛い。うかつにすすると咳込むので恐る恐る。もともとアブラたっぷりなところにラー油が加わり、バイオレンス度は推定2倍です。ベースの豚骨スープは力強いけど、これだけ辛いと辛味の圧勝、ニンニクも影が薄い。辛いのがお好きな方は是非。ややクタのヤサイとアブラのコンビネーションは相変わらずマジウマ。(2020年12月3日) [2杯目] ベーシックなミニラーメン750円(同200g)をニンニク・ヤサイ・アブラで。辛いヤツを体験してからこれに戻ると、豚骨エキスをしっかり感じるプレーンなスープはやっぱり旨い。いつもながらいい塩梅に味付けされたアブラが秀逸で、ここに来たらアブラマシは必須でしょう。アブラと相性抜群なヤサイマシもほぼ必須w 豚は日によって、脂身の割合が高いもの、肉の繊維質が主体のもの、どちらに当たっても至極美味。(2020年12月17日, 2021年1月21日)

Takafumi Koshinaka

調布駅界隈では名の知れた良店。そういえばつけ麺をいただいたことがなかったけれど、何気に券売機の左上に位置するフラッグシップ商品。つけ麺並790円を300gで。冷水で締められてコシのある平打ち麺はツヤツヤで絶対ウマいヤツ(笑)。熱々の油が引かれたつけだれは鰹出汁ベース。上品で優しくも、塩分を効かせて旨味を強く感じさせる作り。麺量の表示は二郎などと同じ「茹で前」なので、300gは結構手強いかと思ったら、いくらでも食べられそうで意外と余裕。同価格で400gの中盛でもよかったかも。800円を切る価格でこの質と量は素晴らしいですね! (2021年9月25日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

奇をてらうような店名で、店頭には「煮干が嫌いな方ご遠慮ください」。こういう店はたいてい、口先だけで肝心のラーメンは大したことないのよね…というネガティブな先入観で入ってみたら、かなり美味しくてお見それしました! 煮干らーめん800円と和え玉200円。煮干+豚骨のスープは濃厚でパンチ力あり。とはいえ、煮干の固形成分まで溶け込んでセメント色をしたエクストリームタイプも世の中には存在することを思えば、むしろオーソドックスで綺麗な作り。雑味のない煮干しの香りが心地よく、豚骨とのコンビネーションもよくて飲んで美味しい。低加水の細ストレート麺は歯切れよくスープと相性バッチリ。具の紫玉ねぎがまた素晴らしく合う。あえて難点を挙げるなら、レンゲに盛られた魚粉は邪魔(スープが飲めない & 味変効果なし)。 なお、カウンター5席の狭小店。客が3人も入ると結構密な状況なので、気になる人は今は避けた方がよいです。(2021年1月13日)

8

神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

ラーメン二郎武蔵小杉店が三田に破門されて「こじろう」になったのはもう10年前。没落するかと思いきや、武蔵小杉店の他に渋谷の本店とこの支店に事業拡大して成功。商才があったんでしょうね。 ラーメン並は麺量200gで750円。コールはニンニク・ヤサイ・アブラ。スープは醤油がキリッと効いた非乳化タイプ。一方で表面に液体油が厚い層を成し、全体としては重量級。そういえば武蔵小杉店もこんな感じ。麺は平打ちやや細めのデロ麺。これくらいデロッとしてヤワだとむしろ本家二郎っぽい。ヤサイはややクタ、豚は小ぶりながら肉の繊維がフレーク状にほぐれて美味。駅から少し歩くけど、近隣の常連客にしっかり支えられているようです。また訪ねたい。(2021年5月13日) 【おまけ】はまれぽに載っていた鶴見店店主のインタビュー。 https://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=3461 かつては世界ランク8位まで行った超一流プロボクサー。なのに謙虚で実直で、一言一言がカッコいい。スポーツを極めた人は厳しい練習で精神も鍛錬されるので、人間の器の大きさが違いますね。もう一つわかったのは、三田に破門されたこじろうの社長は意外と世話好きでいい人w

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東京都

居酒屋

Takafumi Koshinaka

確定申告で府中税務署に行ったついでの昼飲み。駅前に昼からやっているい〜い感じの居酒屋あり。駅前といっても栄えていない西側の駅前は、昭和の香りのする小さな街並み。それも含めて、実にい〜い感じ(笑) ホッピー600円、ナカ300円。ん? 高くない? と思ったら焼酎がたっぷり2杯分でむしろ格安w でもお代わりが2杯単位で来るので、酒飲みとしての度量が試されるww 氷は氷入れにたっぷりサーブされ、一人気ままに。料理は3品。定番のもつ煮込み400円は気前の良い盛り。白レバー串390円は内部が半生のピンクで文句ない美味さ。個人的に大好きなミョウガの和え物400円、ウマい〜。 …1時半過ぎからまったりと2時間、結構飲んで税込2,299円。こういう日常的な居酒屋が何物にも代え難いと思う今日この頃。また来ます! (2021年2月19日)

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神奈川県

ラーメン

Takafumi Koshinaka

六角家姉妹店。カウンターの向こうにはさりげなく酒井製麺のケース。それだけでも御利益がありそうなものですw 注文はラーメン700円を味こめかため、ライス100円を付けて。たっぷりの鶏油で一見攻撃的ながら何気にバランス型で、豚骨の風味と醤油の塩梅が絶妙。ライスが進む〜。なんというか、濃厚な豚骨なのにフレッシュなみずみずしさがあるのです(矛盾したことを言っているのでわかってもらえない気がするけど)。この辺がやはり、店でスープを炊かない大手チェーン店には真似できないところかと。正統派家系、やっぱり美味い。(2021年8月13日)