多摩が誇る郷土料理、武蔵野うどん。全粒粉の地粉を使った麺は角が立ち、黒ずんだ褐色で野趣あふれる風合い。そんな中でもこの店の麺の太さは一見の価値あり。ラーメン二郎の麺がいくら太いと言ったって、うどんが本気になればラーメンなど敵ではありません(笑) その1: 肉汁うどん400g (レギュラーサイズ) 400gという数字にまずビビる。ただしラーメン業界のように「茹で前」で測れば200gくらいと思われ、一応レギュラーサイズ。前述の通り麺の太さは尋常でなく、コシもすごい。すするのは困難で、麺を一本ずつワシワシといただく…この感じ、二郎インスパイアの蓮爾に近いかも。とにかく麺が美味しく、肉ふんだんのつけ汁も何気に旨い。食後のだし割に癒される。 その2: カレーうどん600g 前回で400gの感覚がわかったので600gに挑戦。二郎の小ラーメン(茹で前300g程度)に相当。ただしブタやヤサイがない分、小ラーメンよりは容易な相手。とは言え、安定の極太麺はこめかみに疲労感を及ぼすほど強靭。麺の重量のせいで箸を持つ右手にも疲れが(汗)。カレーは昔ながらの日本のカレーで素朴な旨さ。麺を一本ずつ噛みしめながら完食。美味しゅうございました。 なお、太くて重いうどんは箸で持ち上げると時折予期せぬ動きをするので、特にカレーの場合ハネに注意w (2020年2月1日、24日訪問)