知る人ぞ知る神楽坂の一杯飲み屋。15年ほど前に初めて訪ねて衝撃を受けた。暗い裏道の住宅街にぽつんとあり、看板らしい看板もないので、一見さんが入るのは相当勇気がいると思う。酒と魚はすべて厳選された一級品(なのでそうしょっちゅう行ける店ではないです)。強面の大将は実際ケンカとかさせたらめちゃ強いのでおっかないですが、客をもてなす姿勢が素晴らしく、いつ来ても大満足です。
Takafumi Koshinakaさんの My best 2017
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昭和初期の創業という、昔のスタイルを守り続けるオンリーワン大衆酒場。枝豆や冷奴からビフカツのような洋食、果ては定食まで、あれ食べたいなと思うものは大抵ある。地元のおっちゃんたちはもちろんのこと、若い女性グループから京都観光の家族連れまで幅広い客層で賑わい、時にはテレビの取材も来る。貧乏学生時代に大変お世話になり、関西出張時には必ず立ち寄る思い出深い店。ITとはまったく無縁な伝票が渋すぎ!
大岡山の地下にこんな場所が? というくらい広大な地下街にびっくり。地下に降りるのも店に入るのもそれなりに勇気が要る。ワインはデイリークラスで飲めるレベル、日本酒なら新政など。一杯飲み屋としては申し分なく、料理も飲み物も間違いない。うー、酒量には自信があるけど飲み過ぎました、また来ます。
南武線の線路脇の予想外な場所に、いい雰囲気の小さなワインバー。グラス売りはもちろん、ボトルも2800円からあって気軽に一杯やれる。料理も、醤油テイストで和風にアレンジしたリゾット、グラタン風でワインに意外と合うカレーなど、気が利いている。一人か数名でふらりとどうぞ。
ちょいと仕事で名古屋に来て、ホテルにあったるるぶを見てこの店に。味噌とんちゃんは、ここ数年で名古屋メシとして認知されるようになったらしい、豚のホルモン焼。こいつの美味さがヤバい! 甘い八丁味噌の焦げる香ばしい風味に、後から追いかけるようにホルモン自体の甘みがやって来る。この店の場合、数種類の部位のミックスなので硬軟いろいろな食感が楽しめるのと、七輪で焼くので香ばしさも格別。東京で食べられないかな、これ。
競輪場以外には基本的に何もないこの地で、出色の熊本ラーメンを出す店。ラーメン屋ではあるけど、競輪場のすぐ近くということもあって明るいうちから飲んでいる常連客が多い。こんなに美味しいんだから、ラーメン一本でもっといい場所で勝負できると思うんだけど、余計なお世話でしょうか。
京王線沿線、笹塚ボウル2階の再奥にある、昭和の香り漂う焼きとん屋。主力商品の焼きとんは新鮮かつ程よい塩加減で申し分ないレベル。これだけでも十分なのに、他の料理もバラエティに富み、なおかつ何気に秀逸。新鮮な鶏はつ刺しはゴマ油が香ばしく、出し巻たまごは焼き立て熱々、さらによく出来た鉄火巻きまで。値付けもリーズナブルで、水曜の夜にふらっと入れたのが不思議。穴場!
小ラーメン(750円)をニンニク少なめで。脂の芳潤な甘みをシャープな醤油ダレが引き締めたところに、中毒性の源泉である強力な旨味成分。チャーシューは大ぶりでトロトロの豚バラブロック肉がどーんと2個。噂に違わぬ納得のクオリティ。 それにしてもさすが二郎インスパイアの超人気店。不便な立地で看板も出ていないのに、午後3時過ぎでも行列が外まで。店内に20人近く並んでいるというのに。待ち時間は、食券購入まで15分、着席まで25分、食べ始めまで15分で計55分。ディズニーランドのアトラクション並み!
新鮮なごま塩レバーがかなり美味しく、毎回必注アイテム。タワーのような大根のおでんも高得点。しかも全部が安い。それにも増して素晴らしいのが気持ちのよい笑顔の接客品質。付かず離れずで、杯が空くと絶妙のタイミングで「お代わりいかがですか」。武蔵新城という地味な土地に不相応なハイクオリティ。
もっともベーシックな肉汁麺レベル1は780円。このレベルでも肉量130グラム! 麺は二郎を思わせるゴワゴワ太麺。スープは甘辛い醬油味で、あえて表現するなら徳島ラーメンのアブラマシという感じ。ライスは相性抜群、必注(無料)。 店名といい、下手するといかがわしいグッズショップと間違えられそうなwチープな店構えといい、インパクトは十分。出されるラーメンも、タイプは違えど二郎と似たような暴力性があって、個人的にはとても気に入りました(^^)