Shinobu  Shimizu

Shinobu Shimizuさんの My best 2024

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1

茨城県

中華料理

Shinobu  Shimizu

石岡の裏通りに佇む古い『珍來』さんに初訪問。別名『金丸珍來』。 ギシギシいう扉を開けて入店。店内の全てが骨董品みたいに黒ずんでいて古い。メニューも見づらい。暖房は古い石油ストーブ一つのみで凄く寒い(笑) 厨房は80歳前後のご夫婦に、同年代の叔父さんの3人体制。この叔父さんは出前部隊かな? こちらの『珍來』さんは、昭和46年に創業という事で、ゆうに50年以上の歴史あるお店。◯◯店の表記は無し。茨城県最古の「珍来」さん? 店主さんは千葉の総本店で働いていたそうで、そこからこの石岡で創業。いわゆる独立系の『珍來』です。「茨珍系」とは無関係で、麺は船橋の「珍來製麺所」からの仕入れだそうです。 一番オススメっぽい、「マーボーラーメン」に、餃子2個と、半ライスの付いたセットを注文します。 普通のマーボーラーメンって、醤油ラーメンに麻婆豆腐をかけた物が多いと思いますが、こちらはスープのほとんどが大量の麻婆豆腐です。とろみたっぷりで、汁無しみたいな感じの、熱々のマーボーラーメン。 辛過ぎず、挽肉からの甘味もあり、何処か「和」の味わいも感じます。中華鍋で炒めた、ニラや木耳も入っており、麺はもちろん、白ご飯に合わせたら間違い無い麻婆豆腐です。 麺は多加水平打ちの微ウェーブ。こういう店って柔らか過ぎる感じがあるんだけど、しっかり硬茹でで、現代風の仕上がり。「茨珍」とも違うし、「ドラ珍」の麺とも違います。船橋は製麺所ですから色々あるのかな? コシがしっかりして、熱々のマーボーが絡みまくります。ちょっとびっくりするぐらい美味いんですけど(笑) 餃子は皮がモッチリのニンニクのパンチがガツン。セットで2個しか無いのが凄く残念。フルサイズ注文すれば良かった(笑) 関心したのは半ライス。米の一粒一粒が美味い。もちろん茨城の米でしょう。餃子と一緒に食べても、麻婆スープに浸したり、かけても美味い。ついお替わりしそうになりました(笑) 総じて… 超実力派、独立系のレジェンド『珍来』です。 正直言って、最初は怖い物見たさもあっての訪問でした。しかも、こういう店だから、味はどうせ二の次なんだろうなぁ〜なんて思ってたんだけど、いやいやどうして、めちゃめちゃ美味いじゃないですかぁ! 今まで経験したどこの『珍來』よりも美味かったです。ファンはもちろん、ラーメン好きなら絶対に経験した方が良いですよ。 こうなると、他のメニューも物凄い気になります。『珍來』伝統の「ウマニソバ」に、「カニ玉ソバ」なんていうのもある。「チャーハン」も絶対美味いに決まってる。これは堪らないですね(笑) 店主さん達には、これからも頑張っていただいて、末永く続けて戴きたい名店です。

2

茨城県

ラーメン

Shinobu  Shimizu

この日は恒例の『良温』さんでの昼メシです。2月の頭からメニューを一新しました。「中華そば」一本で勝負。新体制ではお初です。 基本の「中華そば」は醤油一択です。選べるのは、大、並、小の3種類の麺量と、デフォか、ワンタン麺か、チャーシュー麺の3種類。他はトッピング。 スープは醤油の豚清湯。豚の分厚い旨味に、ガツンと効かせた煮干し。以前と比べて、煮干しの量が明らかに増えてます。そして大量の背脂からくる奥深いコク。 醤油ダレは濃い目の塩分強めで、塩っぱいぐらい。油もしっかりと効かせた、力強くパンチのある仕上がりです。このスープ凄いね。 麺は平打ちの太麺て、茹で前にガッチリ手揉みを加えてます。麺を啜るたびに、ピロピロモチモチの食感で、口中で跳ね回る麺。スープの絡みもしっかり。いやいやこれは美味いね。 チャーシューは2種類。バラが柔らかくて、口中で溶けます。メンマ、ナルト、ネギ、海苔と、具材も至ってオーソドックスで、潔い構成。 総じて… 真っ向勝負の「中華そば」です。 麺とスープを一新させた新生「中華そば」です。 最近ワンオペが多いので、オペレーションの見直しもあるとは思いますが、東北のラーメンに魅せられた店主の、真っ向勝負の一杯は、食べ手をねじ伏せるような力強い「中華そば」でした。 こういうの出されると参りますね(笑)毎日でも食べたくなる絶品「中華そば」。これは凄いですよ。

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茨城県

つけ麺

Shinobu  Shimizu

この日は水戸です。水戸のラーメンを語る上で外せないのが『ことぶきや 』さんです。久しぶりの訪問です。 茨城大学のすぐ近所なので、客層は学生や大学の先生達が多いですね。オープン時満席の人気です。店内にはチャップリンの映画のポスターが貼ってあります。店主さんお好きなんですね。 この日は「辛塩つけめん」の280gを注文します。 こちらの特徴は目の前のIHヒーターです。つけ汁を加熱していつでも熱々の状態で戴けます。昔こういうお店結構あったね(笑) 先ずはつけ汁から登場。IHヒーターにセットして、丼の真ん中から湯気が立ち昇るぐらいが食べ頃だそうです。 つけ汁はシャバ系の鶏白湯。ピリッとくる辛味は唐辛子系?シャバ系だけど鶏の旨味が濃厚です。魚介の下支えのバランスが抜群です。もちろんIHで熱々キープ。美味しいスープです。 麺は自家製の中太ストレート。ちょっと硬めのしっかりした歯応えで、呵責するほどに小麦の旨味を感じます。もちろんつけ汁との相性も抜群。つけ麺の麺としては文句無しの美味い麺です。麺量400gにすれば良かったと激しく後悔しました(笑) つけ汁の中のカットチャーシューが絶品です。カットしちゃうと、パサついたり、硬くなったりしがちですかま、柔らかく肉の旨みも強い。めちゃめちゃハイレベルのチャーシュー。メンマも太めの枕木状です。 つけ汁を再加熱して、卓上ポットの白濁した鶏白湯でスープ割りです。卓上の魚粉も加えてみました。普通スープ割りって、魚介出汁で割るお店が多いんですが、こちらは鶏白湯。実に贅沢です。しみじみと美味いですね。 総じて… 絶品の鶏白湯辛塩つけ麺です。 文句無しに美味いつけ麺です。派手さは無いけど、誠実な仕事ぶりが実に良く解る逸品です。 スープ、麺、具材の全てが完璧です。IHヒーター等、食べ方のプレゼンも見事です。接客対応も丁寧です。 久しぶりに感動しました。素晴らしいですね。

4

東京都

ラーメン

Shinobu  Shimizu

この日は久しぶりに王子で下車しました。お目当ては未訪だった『キング製麺』さんです。 『らぁめん小池』さんを筆頭にする『イノセンス』グループのお店。本郷三丁目の『にし乃』さん、神田の『金龍』さん等、ミシュランガイドや、百名店を総なめにする凄い軍団です。何故かこちらだけ未訪だったので、初訪問です。 訪問時は店内満席、中待ち外待ち合わせて5人といったところ。平日の昼過ぎ、駅からもそこそこの場所でもしっかり集客してますね。人気店です。 メニューは大きく分類すると「白だし」「山椒」「つけ麺」の3種類です。基本の「白だしラーメン」を全部入りで注文しました。麺量は130gと、180gと選べます。180gでお願いしました。 スープは煮干、昆布、節等の魚介系の清湯醤油。メインは鶏かと思ったんですが、なんと動物系不使用らしいです。 うんちくによると、蕎麦やうどんのような食材で、ラーメンらしさを出す工夫をしたとか。油にはラードを使ってるようで、これで動物系の旨味を補填してるんでしょう。じんわりと優しい味わいながら、しっかりとしたラーメンスープです。これは美味いですね。 そしてなんと言っても、店内の製麺機で打った多加水太縮れ麺が圧巻の完成度。やや平打ち気味で、茹で加減はやや硬め。もっちりぷりっとした食感。スープの持ち上げも完璧。この麺は美味いです。 エビが丸ごと一匹入った雲呑はぷりっぷり。肉雲呑も餡がみっちり。皮はチュルン。これが2個づつ入ってます。看板に偽り無し。豪華です。 チャーシューは柔らかいピンクロースのレアに、味玉の黄身の具合も好みです。お金は張りましたが、納得の全部入りでした。 総じて… ハイレベル過ぎる「白だしラーメン」です。 流石の一杯です。ビブグルマンに百名店と、納得の一杯でした。スープ、自家製麺、雲呑と全てがハイレベルで融合しています。 王子まで行って、食べる価値のある逸品です。

5

茨城県

ラーメン

Shinobu  Shimizu

水戸二軒目は『旬菜麺屋 雅流』さんです。 お店は屋号とは裏腹に、洋風のレストランみたいな建物。店内は若干改装されてるようですが、オシャレな雰囲気です。 お店の隣に10台以上停められる駐車場。ただし狭いので、大きい車は無理ですね。ドア開けられないですよ(笑) こちらは、魚介系ラーメンに定評のあります。日替わり素材で「魚介そば」や、限定メニューを提供。その日の内容は、券売機上のホワイトボードに記載されてます。 この日の「本日の魚介そば」は、「鯏」と「白海老」だそうです。「鯏」ってなんて読む?(笑) 調べたら「あさり」だそうです。貝なのに魚辺を使う辺りに拘りを感じますね。合わせてサイドの「和え玉タルタル」をハーフで注文します。 訪問時店内満席で、中待ち5人ぐらい。女性の一人客が多いですね。20分ほどでテーブル席に案内されました。 スープは清湯の塩です。初動で感じる白海老の優しい風味に、鯏由来の貝の旨味が下支えしてます。 塩分は控えめで、素材の旨味で押していく感じで、じんわり染み入るような美味さです。アニマルオフを感じさせないしっかりした風味と、味わいが素晴らしいスープです。これは美味いね。 麺は低加水細ストレート。自家製麺だそうです。パツっとした歯応えがスープにジャストフィット。この手の淡麗系スープには、こんな感じの麺が良いんです。良い組み合わせです。 具材の、ボイルした白海老はけっこう大ぶり。バラ海苔の磯の風味と合わせて、更に魚介感を演出する構成が素晴らしい。 チャーシューは豚肩ロースと、鶏胸肉の2種類。穂先メンマは柔らか。紫蘇の細切りの香りも効果的です。 「和え玉タルタル」は文字通りの洋風スタイル。麺は同じ細ストレート。 鶏胸チャーシューの角切りに、オニオンスライス、青ネギ、タルタルソースと、具材もしっかりで一品料理として通用する逸品です。 タレと油のバランスが良い塩梅です。完成度高いですね。ハーフで頼んだのをちょっと後悔(笑) 総じて… 拘り素材の、日替わり魚介系ラーメンです。 文句なしに美味い一杯でした。今までも様々ない種類の魚介を扱って来たと思いますが、店主さんのセンスが素晴らしいと思います。 ラーメンと、素材に向き合う姿勢が素晴らしいですね。これは美味いに決まってます。 近くなら毎日でも通って他のメニューも楽しみたい。もっと評価されて然るべき良店です。

6

千葉県

カレー

Shinobu  Shimizu

何気にカレーの名店揃いの町柏で、中華料理屋のカレーで有名な『中華 大島』さんに10年ぶりぐらいに訪問しました。 今は完全にカレー専門店に転身したようですが、屋号も外装、店内も昔のままですね。 柏と言えば近所にある『ボンベイ』さんが有名です。こちらの店主さんは、昔戸塚の「ボンベイ」で働いていて、実家の中華料理屋で、戸塚で学んだカレーを出したのがルーツだそうです。 メニューには『ボンベイ』出身らしく「カシミールカレー」がラインナップされてますが、「シャヒジャルカレー」を注文しました。 玉葱を極限まで炒めた、真っ黒なカレールーが特徴的です。「シャヒ」は甘い、「ジャル」は辛い。この二面性がシャヒジャルカレーの真骨頂です。 先ず初見は、玉葱の甘味が口中を支配。…と思ったらけっこうな辛味が押し寄せてきます。 カシミールほどの辛味は無いけど、充分にスパイシーで後味はしっかり辛いです。ホールのカルダモンが皮ごと入ってるので、香りも抜群です。 ゴロっと入った鶏モモ肉に、ジャガイモ。あの『デリー』にも通じる物があります。お米は平たく盛られた日本米。ルーがしっかりと絡みます。 食後に出てくるデミタスコーヒーも、辛いカレーの後口を、コーヒーがリセットしてくれます。これも受け継いできた『ボンベイ』流ですね。 総じて… ボンベイを超えた「シャヒジャルカレー」です。 美味しいカレーです。この甘味と辛味の引き合いは癖になりますね。個人的にはカレーとしての完成度は「カシミール」より上じゃないかなぁ〜と思います。 やっぱり『デリー』、『ボンベイ』系のカレーは好きですね。末永く続けて欲しい、柏の名店です。

7

茨城県

餃子

Shinobu  Shimizu

この日は取手の『越後屋』さんです。 場所は住宅地を抜けたほとんど団地の中。駐車場は無いので、一番近いコイパに停めて歩いて訪問しました。でもお店の周りは路駐しまくりの茨城あるある(笑)皆さんやりますね。流石です。 お店は古びた昭和の大衆食堂。この店、昔『モヤさま』に出たらしい。写真とサインが飾ってありました。 店の中には「餃子」と書かれた暖簾。出せば良いのにね。暖簾無いと、正直何屋さんだかわからないからね(笑) 一番人気はやっぱり「餃子定食」らしい。今どき定食で500円??どんな定食??プロはこれに「ハムカツ」とか、おかずを別注するらしい…(笑) 何となくこの店の必勝法がわかってきた。だったら、みなさん注文してる人気の「レバステーキ定食」に、単品の「餃子」を足して注文してみました。やっぱり「餃子」暖簾は無視出来ない(笑) 15分ほどで「レバステーキ定食」と「餃子」の登場です。白ご飯に、溶き玉子汁。冷奴に漬け物付き。 見るからに新鮮なレバーをソテーした、甘辛タレのレバステーキ。テリッテリです。臭みも全く無し。外側はカリっと、中はフワフワでめちゃめちゃ美味い。これは凄いね。 たっぷりのキャベツの千切りが嬉しい。ドレッシングじゃなくて、この甘辛ダレで食べるのが一番美味いでしょ。 餃子は6個。ニンニクガツンの餡がみっちり詰まって、焼き加減もベスト。皮の厚みもジャスト。これも絶品です。暖簾の「餃子」の2文字に偽り無しです。 総じて… 絶品レバステーキと、絶品餃子の定食です。 これは、米がいくらあっても足りません。もう一回りおかわりしたくなります(笑) これで合わせて1,000円?この店には物価高騰の波は押し寄せて来て無いのかな?しかも料理は絶品。これは凄いね。 まだまだこんな店が、日本にはたくさんあるんだろうね。うーん、これだから大衆食堂巡りはやめられないですね。

8

茨城県

ベトナム料理

Shinobu  Shimizu

この日の昼メシは久しぶりにベトめしです。土浦の外れにある「チェ ヴィエット」さんに初訪問しました。お店は高台にあって、道路から入るとけっこうな登り坂で、広い駐車場があります。 建物がベトナム料理っぽく無いなぁ〜って思ったら、元々はスペイン料理店の居抜きだそうです。店内は広々して立派ですね。外でも軽くパーティが出来そうなテラス席もあります。 最近のベトナム料理のお店って、フォーとバインミー、あっても生春巻きみたいな簡単なメニューの店が多いんですが、こちらは肉に、海鮮、焼き物、揚げ物、鍋等、本格的な本場のベトナム料理が戴けるようです。 この日はランチなので麺にします。フォーは4種類、ブンもたくさんあります。ブンは最近別のお店で食べたので、基本の「鶏肉のフォー」をお願いしました。 先ずはスープが美味いです。鶏出汁でアッサリした飲み口ですが、鶏の旨味が濃厚。舌に余韻が残ります。パクチーを始めとする香菜の香りも纏って、めちゃめちゃ美味いスープです。 フォーは平打ち。ここまでの平打ちはベトナムで食べて以来。ピロピロ食感がたまらないですね。これって乾麺じゃなくて生麺なのかな? ぶつ切りの鶏肉はシコシコの歯応え。これって親鶏の食感ですね。スープもこの鶏から取ってるなら、このスープが美味いのも納得です。 卓上の赤唐辛子ニンニク酢や、チリソースで味変するのも楽しみの一つ。このニンニク酢、何処のお店にもありますが大好きです。 オマケのサラダは、チリソースをかけて半分食べて、半分は丼に投入しました。最後はスープまで完飲完食です。 総じて… めちゃめちゃ美味しい鶏肉のフォーでした。 ちょっと感動レベルの美味さです。旨味が濃厚なスープに、平打ちピロピロのフォー。丼の一体感、レベルがめちゃめちゃ高いです。 本場で食べるぐらい美味しい一杯でした。ぜひ他の料理もアルコール付きで、食べてみたいです。

9

茨城県

うなぎ

Shinobu  Shimizu

この日はつくばみらい市の『ドライブイン中村』さんです。今は〝つくばみらい市〝なんて洒落た名前が付いてますが、お店の周りは昔通りの谷和原村です(笑) 昭和の匂いがプンプンする昔懐かしの大衆食堂です。歴史があるお店ですから、メニューが豊富です。ランチメニューは3種類からも選べます。エビ、アジ、メンチのフライ盛り合わせ「Aランチ」を注文しました。揚げ物祭開幕です(笑) 3種類のフライに、山盛りのキャベツ。ご飯も丼に山盛りです。味噌汁、漬物が付いてお値段800円は神価格ですよね。 一麺美味しかったのが、意外にもメンチカツです。特製のデミソース?がかかっていて、肉汁がジューシーでご飯に合います。「メンチかつ定食」がオススメっていうのも良く解ります。 エビフライとアジフライも、小ぶりですけどめちゃ美味です。この二つはソースで戴きます。大盛りのご飯(この店の普通盛り)がドンドン消えていきます。流石は茨城の米です。間違い無い美味さです。 汁物は醤油味の、とろみの無いうま煮スープみたいな感じ。味噌汁じゃないのがご愛嬌(笑) 山盛りのキャベツが良いですね。サウザンドレッシングって、たまに無性に食べたくなりますね。 面白いのが納豆がワンパック付いてます。ドライブインってこんな感じですよね(笑)ちなみに納豆要らない人は、小鉢になるようですよ。 総じて… 古き良き時代のドライブインランチです。 文句なしに美味いデカ盛りランチでした。盛りが良くて、値段が安い。しかしながら、何よりも美味しいっていうのが一番ですね。 オープン前からガテン系のおじさん達が行列を作り、広い店内は入れ替わり立ち替わり常に満席。地元で長年愛されている名店です。 やっぱり大衆食堂って良いですね。

10

茨城県

ラーメン

Shinobu  Shimizu

つくばみらい市で毎週火曜日、週に一度だけ営業する『中華蕎麦ごとう』さんに初訪問しました。存在は知ってましたが、火曜日の昼のみ3時間の営業。ハードル高過ぎますよ(笑) 場所は、和食の『丸松会館』の定休日を使った間借り営業です。しかも、竹岡式ラーメンの専門店です。これは興味湧かない方がおかしいでしょ(笑) 竹岡式ならチャーシューでしょ!って事で、「肉そば小」と、面白そうなので「かき揚げ」も注文しました。 スープはチャーシューの煮汁に、煮干、節、昆布等の魚介を合わせた濃口醤油。見た目通りかなり塩っぱいんだけど、後からじんわりと響いてくる旨味。本物の竹岡式は、チャーシューの煮汁だけですが、魚介も合わせているので飲み易いスープに仕上がってます。 大量の玉葱微塵切りは、竹岡式には必須。スープを一角上に昇華させます。 麺は菅野の麺箱があったので、『菅野製麺』製?の低加水中太縮れ。モチゴワでスープをしっかり吸って、スープとの一体感があって美味しいです。 チャーシューはバラロールの煮豚。柔らかく、流石の美味さ。このチャーシューだけで金取れます。 でっかいかき揚げは、生ほたるいかと九条ねぎのかき揚げだそうです。 天ぷら蕎麦みたいに、濃口醤油のラーメンスープに浸して食べるんだけど、ちゃんと成立してますね。衣がちょっと粉っぽいんだけど、揚げたてだったらもっと美味いはず(笑) スープを吸って柔らかくなったかき揚げって美味しいです。白ご飯欲しくなりますね。 総じて… 竹岡式のかき揚げチャーシュー麺です。 美味いです。竹岡式を知らない人は、あの塩っぱさにビックリしちゃうでしょうが、煮汁➕魚介で飲み易いスープ。絶品チャーシューとビックリかき揚げで個性もありますよね。 何処かでお店構えたら良いのにね(笑)なかなか面白い良店です。