<2020年2月訪問> 新潟「麺屋 だしだ」だしだ醤油ちゃーしゅー。 丼のほとんどを埋め尽くす炙りチャーシューのインパクトがすごい!分厚く、香ばしく、脂の柔らかさと肉肉しさのバランスが素晴らしいです。 スープは鶏、豚、魚介に野菜と、トリプルを超えたクアドラプル。旨味が複雑に絡み合って深いコクのあるスープです。 パツンとした中細ストレート麺でチュルチュルといただけます。 小ライスにこの炙りチャーシューを移し、このスープをかければ、極上のチャーシュー丼の出来上がり。 間違いないです。 池袋の名店「七人の侍」のトリプルスープの味を思い出しました。 この手のラーメンが新潟にもあるんですね。 レベルの高い一杯でございました。
<2020年3月訪問> 新潟・巻「こまどり」味噌ラーメン+餃子3個。 スープはニンニクが効いて濃厚な味噌。ですが、割りスープを入れなくてもいけるくらいの仕上がりです。 麺は太めでプリッとしたモチモチの麺。 上に乗ったもやしやキャベツの野菜炒めが結構な量で、シャキシャキの食感が味わえます。 後半は、辛味噌やニンニクを投入して味変し、口の中が濃くなってきたら割りスープを入れてマイルドに。 餃子はどかっと大きくて、モチモチの皮の中からジューシーな餡の肉汁がジュワーと滲み出る逸品。 ビールが飲みたくなりました。 新潟五大ラーメンの一つ、濃厚味噌ラーメンの元祖のお店は、その名に恥じない名店でした。 ただ、待ち時間が長くなるのはしょうがないとして、餃子だけ先に出てきて、餃子を食べ終わってしばらくしてからラーメンが出てくるというのはちょっと残念でした。
<2020年6月訪問> 昨日の夜、振られてしまったのでリベンジ訪問。 新潟「らぁめん倉井」わんたん醤油らぁめん+味玉。 琥珀色のスープは鶏の旨味と醤油の味わいが見事に融合しています。 細麺はパツンと切れるタイプですが、しっかりコシも感じる、いくつもの国産小麦をブレンドした味わい深い麺です。 低温調理されたレア感のあるチャーシューはしっとりした食感。 ワンタンは厚めのもっちりした皮の中から肉汁が溢れ出る逸品。 シャキシャキの穂先メンマもいい存在感です。 味玉は半熟ではなく固めですが、味が中までしっかり染みています。 驚きの完成度。新潟にこのタイプの、これほどのレベルの店が誕生したのは嬉しい限りです。 「飯田商店」「維新商店」「鶏喰」など、神奈川の名店の名前の札が飾られていました。(花が届いていたんでしょう) 確かにそれらの店と系譜を感じるお店でございました。