Koichi.T

Koichi.Tさんの My best 2024

シェアする

  • facebook
1

東京都

ベトナム料理

Koichi.T

外苑前の一軒家レストランĂn Đi アンディー。ベトナム料理ということでしたが、そんなもんじゃない。ジャンルを超えたイノベーティブな世界に圧倒されました。 一品一品が、出てくるものすべてが、見た目からは想像できない複雑な味覚と食感のオーケストラ。全部が想像を超えていました。 ランチコースは9570円です。税サ別 ・シグニチャーの料理 びっしり敷き詰められたのは、素材風味のまんまの食材。 発酵した茶葉 周りには 甘納豆 貝柱? 揚げたエシャロット コーヒーカカオニブ 小エビ ゴマ りんご トマト きゅうり ライス みかんのソースをかけて食べるのですが、これは面白い! ゴマの食感 みかんの酸味!? クリーム あ 後味はココナッツクリームかな? なんだろう なんだろ 頭の中を検索エンジンがぐるぐるグルグルして いきなりハートをつかまれました。 ・イカ キムチ じゃがいもの揚げ春巻きは、 エゴマの葉 キムチ マンゴーで巻いて食べます。 これも人生初食感。 いろいろな食感が次から次へ不思議な世界へ連れて行く‥酸味があるのが最高 ・春巻きの中には、パイナップル 干し柿 きんぴらごぼうが詰まっており、大葉と焼きみかんで巻いてあります。 ソースは、バターナッツパンプキンのピューレにエビのキャラメル。 素材がとっぴすぎて味がむすびつかないよ〜って思ったのですが、ちゃんと結びつきました。 ひとことでいうと。なんじゃコリャ〜 ミラクル! ・ココナッツとカブのスープに、さわらせいろ蒸し 里芋 キウイ ジャスミン花ソース こんどは和食をベースになんとココナッツ。 これがバッチリあいます。 ・かも肉 沖縄のにんじん  ソースはゆず バナナ 今度はかも肉にバナナソースがベストマッチ 初めて食べた!という驚きの味。 香辛パウダーが舌の上でチョロチョロ遊んでくれ、 ソースの甘みとスパイスが余韻を引っ張ってくれる。 ・フォーpho スープは和食アレンジの鶏ガラ酒粕。 昆布みかんのtopping で酸味がエクセレント スモークサーモンめっちゃ感動です。 ・レモングラスシャーベット ココナッツムース カルダモンがカッコいい 素材の味や酸味の使い方が天才的と思いました。けっこう好きです。 ワクワクわくわく感が止まりません。大胆でチャレンジング。ほんと楽しかったです。

2

東京都

フランス料理

Koichi.T

代官山の魚介フレンチ。ミシュラン☆、ゴエミヨ3トックのお店。名前の由来どおりシンプルの美しさを追求されていて、繊細で清々しいおもてなしに感銘を受けました。 カウンター席では相澤シェフの気さくなお人柄で、会話も楽しくて、高名な店の印象が吹っ飛んでしまうほど、リラックスした空間です。 なかなか体験できない貴重な時間が楽しかったです。 ランチコースは10000円税サ別 小品多皿で、お肉はありません。 魚介でもハムだったり、お寿司だったり、いろんな発想で工夫されて創作フレンチになっていて、全部美味しかったし、美しかった。 <海シャルキュトリ/アミューズ> 白海老/唐墨/アンチョビ/生ハム カステラ/ベーコン/マドレーヌ フロマージュドテット 前菜から驚きで、特にマドレーヌの形をした一品は、口に含むと、カカオマスから黒オリーブのエキスが流れ出て、快感です。 自家製のカラスミも1年もの、2年ものとお試しできます。 スープドポワソン 甘鯛 キャビア ワタリ コンテ 鰯蕎麦  お寿司に着想を得たと思いますが、  蕎麦粉のクレープと炙りのイワシが絶妙 玉手箱  スモークの演出にびっくり   いくらとサーモンのリエット 皮剥 ブルー  カワハギは刺身 ブルーチーズ   マッシュルーム キヌア アーモンド トリュフ 帆立 ジャガイモ  むっちゃうまい トリュフが効いてる  マグロパウダーなるものを初めて知りました 五島 真鯛  絶妙の火入れで、ぶ厚いお魚 山椒の香り 林檎ヨーグルト 昆布チョコレート  昆布を黒糖につけたシャーベット  これもお初 いける! シュークリーム お初のアイデアと挑戦の品々のオンパレード 魚介の旨みマシマシで、濃厚なコクが発酵バターやチーズで後押し。酸味で全体が美しく決まる。 そんな世界を感じました。 ぜひ夜も来てみたいですね。

3

東京都

ビストロ

Koichi.T

学芸大学と祐天寺の間の住宅街。まったくお店がありそうな気配がないので結構探し回ることになります。でもこの意外性がすでにこのレストランの魅力そのもの。とにかく驚きの素晴らしい体験でした。 頂いたのは、三皿コース3300円税込 ワインペアリング2200円税込。 イタリアの発泡オレンジexplosion ・鶏レバーと杏のクレームブリュレ 前菜のクレームビュレはフランスの片田舎の食堂のような気分で美味しくカリカリのパンを食べられた。塩っけのあるレバーと杏のジャムの甘酸っぱさがちょうどいい。幸せ感で包まれる。 オーストリアのオレンジperfect day ・いわし バナナ ゴルゴンゾーラのタルティーヌ いわしとバナナってどういうこと?と思ったが、抹茶とゴルゴンゾーラのソース そしてパイ生地のサクサク感と一緒に、素晴らしい驚きの満足感になって、口の中に広がった。信じられない。天才的って思う。いわしはいい仕事してる。バナナは控えめ。でもいないと寂しい。濃厚なゴルゴンゾーラのソースが全体を統率。サクサクのパイ生地がリズムを刻んだ。 イタリアの白 vej204 ・紫芋のモンブラン 鴨 椎茸 酒盗 ドライプルーン トリュフの香りに包まれていた。モンブランは甘くなっているので下のソースと一緒に甘ジョッパクしてお召し上がりくださいと言われ、食した。ぶっ飛んでる。料理ってこんなに自由でいいのだ!すごい。まったく想像を超える知らない味、食感、食べ応え。心の開放区。破壊力 自由世界だった。もちろん、うまい。 甘さのモンブランもいいが、メインの一つは分厚い肉厚の椎茸。ジューシーなステーキ感がぎゅと詰まった旨みの司令塔。そこを鴨肉が寄り添って支えていた。 発泡オレンジのワイン飲みつつ思いに浸る。 住宅街が世界に開く窓のように感じた。 料理だけで瞑想のような心地よい世界へいざなってくれる。 「料理で瞑想できる空間」でした。