遂に念願のかねさかのお寿司です。 そこは全くの別世界でした。お鮨の概念を根本から覆す1時間を過ごすことが出来たのは今年一番の体験です。 ヒラメの昆布締めから始まって最後の玉子焼きまでどれを取っても感激の連続です。 その中でも熊本産のスミイカは本日のベストオブベストです。肉厚の穴子、塩味が鮮烈です。車海老、雲丹の軍艦巻き、その甘み、海苔の香り、コハダの絶妙の酢締めのレベル、チーズケーキかと思わせる卵焼きには芝海老が入っているのに信じられない滑らかさ、あげたら切りのない一万円のコースでした。 後日、かねさかのHPを見ていて気付いたのですが、握って頂いたのは金坂さんでした!あまりにきさくな方なので気付きませんでした。とても丁寧で、目に前にいる客全ての状況に合わせてツマミ、にぎりを提供していました。そうだったんだと納得です。