東京の蕎麦屋放浪記NO.47-6 … 言わずと知れた「かんだやぶそば」の暖簾分け一号店、明治25年創業の老舗蕎麦屋。此方のお店もマイ備忘録投稿的なお店の一つです。 今回は季節のお蕎麦を頂きに来ました。でも先ずは下り酒の菊正宗熱燗で蕎麦前です。アテは「本鮪のお刺身」と「わさび芋」。組み合わせると「鮪の山かけ」になるなと頼んでからちょっと思った。 蕎麦味噌で熱燗をちびちび呑んでいると、「わさび芋」が運ばれてきた。きめ細かくすり下ろされた山芋に海苔と本山葵が載っている。「わさび芋」というくらいなので、山盛りの本山葵です。出汁醤油を回し掛けて啜れば、熱燗がすすみます。ボリュームがあるので、焼き海苔を一緒に頼めば楽しめそうだ。次回はこの組合せだな。 「本鮪のお刺身」が来た時に熱燗もう1本追加です。中トロ3枚と赤身2枚、逆じゃないのが嬉しい。大間の本鮪か? 正月番組が思い出される。脂がよくのった中トロは、口の中でとろける美味しさ。赤身の方は、わさび芋と一緒に鮪の山かけにして美味しく頂きました。 〆の季節蕎麦は「牡蠣南蛮そば」。焼き目の付いた大振りの牡蠣が4個載っています。説明書きによると、甘みの豊富な宮城県産の牡蠣を蕎麦汁で香ばしく焼き上げ蕎麦に載せたという。プリプリ肉厚の大きな牡蠣は、食べ応えがあって旨いです。牡蠣から出た旨味のある出汁がかけつゆに溶け込み、濃厚な味わいでかけつゆも完食です。手間を掛けているだけあって、この牡蠣南蛮は絶品でとても美味しかった。長く切った長ネギと柚子皮からほのかに香る風味もまた格別です。 本家のかんだやぶそばの牡蠣南蛮の上をいく美味しさにBESTを付けましょう。 ご馳走様でした! #季節のお蕎麦 #牡蠣南蛮そば #下り酒で蕎麦前 #1,400投稿