H.Yajima

H.YajimaさんのMy best 2018

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東京都

そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.120 この日は、猿楽町にある此方のお店に行ってみた。作家の池波正太郎氏が通い詰めたという言わずと知れた名店だ。神保町駅から少し歩くが、繁華街から離れた静かな場所にあるので、行列が出来ることはあまりないのが良い。13時少し前に到着、二人掛けの一番奥の小さなテーブル席に直ぐに案内された。 此方のお店の蕎麦は、ざるの上に蕎麦の4つの山を作る独特の盛り方が特徴だ。変わり蕎麦との二色もりと田舎蕎麦との合いもりがあるが、並みそば(せいろ)と田舎蕎麦の合いもりでお願いした。当然天ぷらの名人から教えを受けたと言う天ぷらは外せないので「合いもり天ざる」。 蕎麦前は、今日は歩くつもりだったので、日本酒はやめてエビスの中瓶、日本酒に合うという「穴子の煮こごり」ではなく「卯の花」にした。「卯の花」は、冷たいと思いきや出来立てなのか湯気が出ていた。冷たいビールに温かい卯の花の絶妙な組み合わせだった。 天ぷらは、店主が自ら油受けに天ぷらを載せて、その都度客の受け皿まで運んでくれる。これが楽しみで、天ぷらを頼むお客さんが多いという。先ず、才巻海老の頭が運ばれて来た。塩をちょっと付けて、揚げたての熱々を頂きビールを流し込む。昼間酒の至福のひとときだ。続いて海老、茄子、ししとう、椎茸、最後にめそ穴子の順、厨房とテーブル間を合計6往復。自分で選んだ席ではないが、厨房から一番遠いのが申し訳ないようだった。天ぷらは、薄衣の食材を生かした揚げ方で、言うまでもなく美味しい。 椎茸の天ぷらは、珍しく軸の部分も揚げていた。ちょっと余談になるが、椎茸の軸の根本の黒っぽい部分「石づき」は食べられないが、軸の部分はかさの部分と同様に、免疫力を高めるレンチナンという栄養成分が多く、癌を抑える効果があるようだ。コリコリとした食感は食物繊維そのもので、胃腸の調子を整えてくれるという。食べた時の食感で、軸(へた)が付いているのが直ぐに分かった。 穴子だけは、衣がしっかり付いて、よく揚げられていた。食材に合わせた揚げ方で、此方のお店の天ぷらはやはり絶品だ。店主が客席に揚げたてを運ぶのが松翁のスタイル、その丁寧な仕事が客には何よりのご馳走だと感じた。 蕎麦のもりつゆは、濃いタイプか薄味のタイプかを選べる。江戸前なので、濃いタイプをお願いした。蕎麦の上に少しずつ山葵を載せ、蕎麦の先に少しだけつゆを付けてずずっと啜る。江戸前の手繰り方で蕎麦の風味を感じつつ美味しく頂いた。南部鉄瓶のような鉄器で出された蕎麦湯も美味しかった。 蕎麦も美味いが、此方のお店ではやはり天ぷらでしょうか。季節毎に色々な食材の天ぷらが登場するという。季節の移り変わりと共に天ぷらを楽しめる、そんな蕎麦処だ。 ご馳走様でした! #江戸前蕎麦の名店 #絶品の季節天ぷら #名物である4つ山の蕎麦もり

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そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.142 ミシュラン掲載、食べログ百名店の此方のお店に行ってみた。'11、'12とミシュラン一つ星、星を失ってから'15以降、ミシュランビブグルマンで復活したお店です。星を失った理由はわからないが、食べログの広尾、六本木、麻布エリアでは今でもトップに君臨する。星⭐️よりコスパ良く美味しい料理を頂けるビブグルマンの方が、変な驕りもなくお店としては良いのではと思ったりする。 地下鉄広尾駅から有栖川宮記念公園を横目に閑静な住宅街の坂道を登っていくと、コンクリート壁の入口のお店が現れる。開店30分程前に一番乗りで到着した。店内は和モダンでお洒落、暖色系の照明が落ち着いた雰囲気を醸し出す。2人掛け用のテーブルが多数、人数によってそのテーブルを複数組合せて席を作れるようになっているので、一人でも入りやすいお店だと思う。昼のランチメニューは、1,000円とお手頃価格だが、蕎麦前前提なので断然お得だというコース料理3,810円をお願いした。コースは選べる料理の数によって4つのコースに分かれているが、以下内容だった。 ◯小鉢三品 湯葉わさびあんかけ いちじく胡麻味噌かけ 水茄子酢味噌和え ◯野菜料理 野菜の天ぷら ◯主皿 合鴨あぶり焼き ◯蕎麦 もり と かけ (2枚もり) 暑い中30分程待ったので、先ず瓶ビールを頂いた。付いてきた蕎麦味噌がとても旨い。小鉢三品もどれも美味しかったが、湯葉わさびあんかけは冷製でボリュームがあった。水茄子は生の食感を残しつつ絶妙な味わい、今が旬のいちじくはスイーツではないこのような食べ方も出来るんだと感じた。途中から冷酒「雨後の月(純米)」を一合追加した。野菜の天ぷらは、ヤングコーン、ズッキーニ、茄子、茗荷、ピーマン、さつまいも。小振りだが種類が多いので食べ応えがある。ころもはかなり薄く少なめ、素材の味を楽しめた。主皿の合鴨は、見るからに美味そうで、醤油ベースのたれの味も良かった。 〆のお蕎麦は、エッジの立った細打ちでしっかりとコシがあり喉越しも良い。そのまま何も付けずに食べてみると、蕎麦の風味も十分に感じられる美味しい蕎麦でした。もりつゆは、江戸前の辛口、手繰った蕎麦の1/3ほどくらいをつゆに付けるくらいがちょうど良い。量が少なめだと思ったが、お代わり2枚もりの仕様だという。かけも食べてみたかったので、お代わりは温かいかけ蕎麦にしてみた。かけつゆは出汁の効いた甘汁、長ねぎだけの薬味でシンプルな逸品だった。 コース料理は、充実した内容で満足出来た。料理も待つことなく、ちょうど良いタイミングで出てきた。ミシュランの割にはコスパがとても良いと感じた。蕎麦前の料理の充実度がミシュラン掲載の条件でもあるのか、一品料理も豊富だった。またの機会があれば、刺身などの魚料理を試してみたい。 ご馳走様でした! #ミシュランビブグルマン掲載店 #そば百名店 #そばコース料理 #蕎麦前の料理が充実

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鰻屋放浪記NO.32 "恐れ入谷の鬼子母神"の前にやって来た。銀座線沿線の鰻屋放浪がミッションコンプリートしたので、これからはあまり拘らずに鰻屋放浪。日比谷線入谷駅の上野寄り改札を出て直ぐ、入谷「鬼子母神」門前の言問通り沿い向かい側にあるお店です。 創業明治元年、150年の歴史がある調理のスペシャリストの団体「野田屋調理師紹介所」の直営店。もともとは、「味乃江戸っ子」という鰻屋さんだった場所。このお店の主人が勇退されるのを契機に、入谷の野田屋調理師紹介所が、根岸にあった直営「のだや」を2013年移転、オープンさせたという。 実は此方のお店、インスタでフォローしておりまして、毎日のように美味しそうな"うな重"の写真を見せつけられ続け、漸く訪問となった次第です。インスタへのアップは、女将さんが行なっているとの事でした。 此方のお店では、「静岡共水鰻」「三河一色兼光鰻」「宮崎日向和匠鰻」の3種類の鰻が食べられる。"うな太郎"というお重の中に蒲焼き、う巻き、そして15匹分の肝焼きが入った名物鰻重を食べてみたかったが、肝が揃わないと提供できないメニューという事で、残念ながら食べる事が出来なかった。ということで、食べたことのない「和匠鰻のうな重(大)」と「う巻き」、ちょっとだけ冷酒を頂いた。 お通しで冷酒を頂いていると、先ず「う巻き」が着膳。蕎麦屋でよく頂く出汁巻き玉子の中央にうなぎが入ったものだが、大根おろしを載せて頂く。ちょっとだけ鰻用のたれを垂らして頂いても美味しい。食べ慣れた出汁巻きだが"鰻"が入っただけで、価格と共に高級感が増しますね。熱々で冷酒が進み美味しかった。 程なくお重ではなく、ザルに入った鰻が運ばれて来た。此方のお店では、わざわざ調理する前の生きた鰻を見せてくれる。氷水で冷たく〆られた生きた鰻は(蕎麦のような表現だが)、ご臨終を前に何だかおとなしい。というか、水温が低くなると鰻は動きが鈍くなり、6℃以下だと冬眠してしまうらしい。共水、兼光、和匠の3匹の鰻を見せてくれた。写真で頭が上にある一番右側の鰻が、お腹に入ってしまった和匠鰻、中央の黒い鰻が共水、左の鰻が兼光と言っていた。此方のお店では、鰻の供養をちゃんとやっているとの説明だった。 待つ事暫し、先程見た鰻がお重に納まって運ばれて来た。鰻さんには申し訳ないと思いながら(いつもなら期待と共にだが)、お重の蓋をオープンです。飴色に焦げ目なく綺麗に焼かれた鰻で、ご飯粒が全く見えないビジュアル完璧なうな重でした。和匠鰻は、どちらかというとさっぱりした肉質の鰻で、さほど甘くないたれで焼かれてあっさりとした美味しい鰻でした。もちろんふわふわ肉厚の関東風蒸し焼き、箸で簡単に切れました。鰻の旬である冬に向けて、夏場より更に肉厚で美味しくなっているように感じられた。 ご飯は庄内産の「つや姫」を使用、固めの炊き加減が自分好みで、より一層うな重を美味しくしていた。熱々の肝吸い、漬物もとても美味しかった。 此方のお店では、岩塩の白焼き、地焼きのひつまぶしなど、いろいろな鰻料理を楽しめる。別棟の有名人のサイン色紙が多数飾られた部屋に通され、落ち着いた雰囲気で静かに美味しい鰻を堪能出来た。接客もとても良かった。また機会があれば、「うな太郎」を頂きに来たいが、生きた鰻は別に見なくてもいいかなという感じです。 美味しい鰻、ご馳走様でした! 鰻屋放浪記NO.32 次はどこの鰻屋放浪か…つづく #創業150年の老舗 #3種の鰻が食べられる #宮崎日向和匠鰻 #名物うな太郎 #うなぎ百名店

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そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.122 練馬エリアでは食べログ3.87一番人気の此方のお店に行ってみた。練馬駅と中村橋駅の丁度中間あたり、駅から離れた住宅街にあるので結構歩く。12時少し前に着いたが、店外に8組の待ちで人気なのが肯けた。名前を記入して、待つ事35分くらいで入店出来た。 店内席数は結構あり、入口を入ると右側がテーブル席、左側が小上がりの絨毯をひいたテーブル席が並ぶ。小上がりの一番奥、特等席のような席に通された。カウンター席がないので必然的にテーブル席となるが、相席にはしないようなので、4人掛けを一人で使って何だか申し訳ないようだ。 車ではないのでここぞとばかりに冷酒をお願いした。超辛口の「船中八策」、アテには「黒豆揚げ出し湯葉」と「出し巻き玉子」をお願いした。「黒豆揚げ出し湯葉」は、此方の名物的な料理の一つ、豆腐の代わりに黒豆湯葉を揚げ出しに仕立てたもの。大根おろしと生姜が薬味で、口に含むと湯葉から熱々の出汁が出て来る。冷酒に合う珍しい逸品だった。「出し巻き玉子」は、とても上品な薄味、此方も熱々で美味しかった。 〆の蕎麦は、限定という「蟻巣の田舎蕎麦」がまだあるというので、「野菜の天ぷら」と共にお願いした。何だか怪しげだと思われそうだが、正確には「蟻巣石で挽いた田舎蕎麦」の事。製粉時に石臼を回していると、だんだん熱を持ち粉が変質してしまう。水分が飛んだり、香り旨みが失われたりすることがある。その点「蟻巣石」は目に見えない小さな気泡が蟻の巣のように開いているため、放熱作用により熱を持ちにくく、石臼には最適な材質とされている。山梨県でよく採掘されたらしいが、今ではあまり採れないらしい。 このお蕎麦は、やはり風味が良かった。もっちりとしてコシがあり、やや太めだが喉越しも悪くない。出汁の効いたもりつゆで、美味しく頂いた。「野菜の天ぷら」は、ししとう、茄子、フルーツ人参、ぶなしめじ、さつまいも の五品、熱々を専用の天つゆに付けて頂いた。 此方のお店は、何故だか料理が出てくるのがとても早かった。店員さんもてきぱきとしていて接客もとても良かった。並ぶのは好きではないが、多少並んでいても回転が速いのは、このような事なのかと感じた。また機会があったら行きたいお店です。 ご馳走様でした! #黒豆揚げ出し湯葉 #蟻巣の田舎蕎麦 #接客が丁寧 #食べログ2017、2018そば百名店

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東京の蕎麦屋放浪記NO.129 浅草の夜桜見物を兼ねて此方のお店に行ってみた。食べログ3.85、2017そば百名店に選ばれている此方のお店は、浅草エリアのランキング1位のお店だ。Rettyでは人気店にもなっていないが(現時点)、評価はそれぞれ、自分の舌で味わってみなければ何とも言えない。 若女将が打つ蕎麦は、絶品という噂も絶えない。丹想庵も大黒屋もスルーして、奥浅草の此方のお店まで夜桜見物しながらやって来た。 "休み前で料理は使い切るのでサービスします"という有難いお言葉で、コース料理でお願いした。蕎麦前に頂いたお酒は、冷酒の浦霞と八海山、お料理は、以下の通り…… ・濃厚重ね豆腐 ・じゅうろくの八寸(詳細はメニューをご覧下さい) 八寸と言いながら九品あった。どれも美味 ・竹岡天然真鯛刺し(明石より上物) ・新筍の煮物(とても上品な出汁) ・岩手いわなの炭火焼き (備長炭でじっくり2時間焼き、頭が旨い) ・生とり貝とあさつきのヌタ ・天ぷら (宮城白魚、宇都宮アスパラ、グンマー舞茸) ・せいろ(粗挽き八〜九割) ・デザート(そばがきぜんざい) お蕎麦は、福井永平寺町産という事でしたが、つるっとした食感で風味がとても良く美味しかった。「玉笑」のお蕎麦に似ていたが、それよりも細打ち、切れっ端も全くなくとてもレベルの高い見事なお蕎麦でした。女将さんが本当に打ったお蕎麦なのかといつも言われるとか……蕎麦の話を色々伺い盛り上がりました。 奥浅草にひっそりと佇む素敵なお店です。食材も良く蕎麦以外の料理も美味しく楽しめます。夜の営業だけなので、場所的にお客さんの入りもばらつきがあるようです。近々移転を考えているという話を聞きました。 ご馳走様でした! #おまかせコース料理がお得 #女将が打つ絶品蕎麦 #トップグレードの刺身 #じゅうろくの八寸は楽しめる

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そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.116 … やって参りましたのは、"おばあちゃんの原宿"と言われる巣鴨。刺抜き地蔵のある商店街を結構な距離歩いていく。商店街が終わりかけた所に此方のお店はある。言わずと知れた3年連続のミシュランビブグルマン。 以前、夜にふらっと訪問した事があったが、満席で入れなかった。巣鴨駅からは結構歩くので、折角行っても入れなければショックが大きい。夜は予約もしくは事前に確認が必要だと思う。酒肴は充実、昼間から蕎麦前でお酒を楽しむには最適のお店と言える。 ということで、久し振りに昼間の蕎麦屋酒からスタートした。限定6セットという「お任せ酒肴五品盛り」と「天ぷら盛り合わせ」を肴に「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」、続いて「竹鶴」の熱燗一合を頂いた。最近寒いので、流石にビールより温かいお酒が良い。蕎麦湯割りが冷えた身体に染み渡って、とても美味い。大きな器にたっぷりと入っていた。「竹鶴」は広島の純米酒、熱燗がおすすめだというので初めて頂いたが、深い味わいのお酒だった。熱燗でも一升瓶をテーブルにしばらく飾ってくれるのは、とても良いサービスですね。 「五品盛り」は、此方のお店の肴を盛り付けたもの。鯖の燻製は菊谷名物の逸品、利尻の昆布、チーズのかえし漬け、キンピラ、ぬか漬けの五品だった。お通しに出て来た「わさび味噌」は、熱燗によく合って美味だった。天ぷらは、才巻海老が3本、グンマー帝国名産の舞茸と下仁田ネギ、さつまいも、どれも薄衣の揚げ方がとても上品な美味しい天ぷらでした。 〆のお蕎麦は「唎き蕎麦二種もり」。最初に出されたのが、北海道産のぼたん蕎麦九割、続いて千葉産の十割との事だった。どちらも水々しくとても喉越しの良い細打ち、風味良く蕎麦の甘みも感じられた。並べてみないと分かりづらいが、やや黒み掛かった蕎麦が十割。蕎麦の香りが強く、半分ほどは何も付けずに頂いた。もりつゆは、鰹だしがよく効いて、かえしはそれ程濃くはない。蕎麦の風味を妨げない絶妙な味わいのつゆと感じた。蕎麦湯は、比較的あっさり目だったが、熱々で酔い覚ましになった。 流石ビブグルマン、蕎麦の美味しさは申し分ない。温かい蕎麦はどうなのだろうかと気になるところだ。蕎麦前の酒肴も充実しているので、是非とも夜に行きたい。色々楽しめる素敵なお店です。 ご馳走様でした! #唎き蕎麦 #昼から蕎麦屋酒 #ミシュランビブグルマン #お任せ酒肴五点盛り

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うなぎ

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銀座線沿線の鰻屋放浪記 赤坂見附駅(G05)で選んだのは此方のお店。選んだというよりは、辿り着いたという感じで、赤坂見附駅より赤坂駅に近い。この界隈には意外と鰻屋が少ないような気がする。 暖簾分けだと思うが、「宮川本廛」と書く難しい字のお店は東京には沢山あるので、どのお店が真の本廛なのか調べてみた。どうやら築地にある「宮川本廛」がルーツのようだ。 創業者・渡辺助之丞が深川のうなぎ専門店「宮川」での修業を終え、同店の廃業に際し名跡を受け継ぎ、明治26年、二十八歳で築地橋、東詰めに“うなぎ屋”を開業したのが始まりらしい。一杯六厘のうな丼が、文明開化の幕開けとともに誕生したとあった。赤坂にある此方のお店は、創業70余年なので、暖簾分けで戦後に誕生したものと思われる。 折角なので、「肝焼き」をつまみにしてエビスの中瓶で一杯、あっさりしたタレで肝の苦味がよくわかる。ちょっと物足りなかったので「アオリイカの刺身」もお願いした。このイカ刺しは、とても歯応えが良く美味しかった。 うな重は、鰻の大きさと量により"いろはに特上"の五段階に分けられる。真ん中の「は」をお願いしたので、一匹半あるかと期待したが、そうではなかった。まあご飯が見えないだけ良いかと思った。肝吸いは別注文で、此方もなかなかいい値だ。関東風の蒸した後に備長炭で綺麗に飴色に焼かれた鰻は、やはり"ふわとろ"でとても旨い。焼き方がとても丁寧・綺麗で、黒い焦げ目がほとんどなかった。焦げないようにあっさり目のタレにしているのは、こう言った事なのかと感じた。あっさりしたタレは好みが分かれるかもしれないが、鰻の風味を感じるには良いのかもしれない。ご飯は程よい固さだったが、あっさり目のタレが染みたせいか、ポロポロと崩れやすかった。痺れの効いた山椒を振りかけて、美味しく頂きました。 お店は、白木のテーブル、純和風の落ち着いた雰囲気のお店です。カウンターの角席に座って、ゆったりと出来た。銀座線沿線の鰻屋放浪記もこれで16軒目となり、残り3軒となった。赤坂という場所柄でわかってはいたが、ランチ以外はカウンター席でも10%のサービス料があり、全体的に価格は高めです。鰻を食べるなら日本橋から浅草の間がベストの様な個人的感想です。 焦げ目のない焼き方は見事だと感じた。 ご馳走様でした! 夜の赤坂の街は、イルミネーションがとても綺麗でした! #創業70余年の老舗鰻屋 #あっさり目のタレ #焦げ目のない備長炭焼の鰻 #赤坂見附駅(G05) #800投稿 #鰻屋放浪記NO.22

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大阪府

そば(蕎麦)

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地方の蕎麦屋放浪記NO.16 日曜前泊で大阪出張、この日は移動だけなので、時間を有効に使って、行きたいところに行こうとやって来た。此方のお店は、食べログで大阪府のトップにランキングされるお店。過去にミシュランで星一つ獲得した事もあるらしい。 11時50分くらいに到着したが、お店の外に1組の待ち、店内に3組程の待ちがあるようだった。軒下がないので、雨降りだったら最悪だが、幸いにも天気はあまり良くないが雨は降っていなかった。此方のお店は、8人掛けの大テーブルと4人掛けのテーブル席で全て相席となっている。40分ほどで店内へ、それから20分ほどで大テーブルの端の席に座る事が出来た。 夜の部はどうなのかわからないが、昼間のメニューはそれ程多くない。天ぷらが美味しいとの評判なので、天ざるを丸抜きの白い蕎麦でお願いした。お蕎麦は、挽きぐるみの黒い田舎蕎麦のどちらかを選べるようだ。 お蕎麦の前に、折角なので蕎麦前を頂いた。出汁巻玉子とホヤの塩辛に、辛口の冷酒山形正宗を合わせてみた。出汁巻玉子は、ハーフサイズでお願いしたが、最近黄身の白い出汁巻玉子を食べたばかりだったので、やけにオレンジ色の強い出汁巻玉子と感じた。熱々ふっくらとして美味しかった。大根おろしに醤油を垂らしてみると、やはりここは関西、薄口醤油のようだった。ホヤの塩辛は苦味が効いて、辛口の冷酒によく合います。 程なく天ぷらと共にお蕎麦が着膳。天ぷらは、海老が2本と野菜類、何か1つ珍しい食材が含まれているとのことだが、この日は山形の里芋?とそら豆の天ぷらが入っていた。熱々の天ぷらは塩で頂くが、ころも少なめで噂に違わず美味しいものでした。 お蕎麦は、素麺のようにかなり細く、喉越しはとてもよい。最初は何も付けずにそのまま頂いたが、蕎麦の風味も良かった。蕎麦の細さは、古拙の水腰蕎麦に似た感じがした。蕎麦が極細だとミシュランで星を獲得しやすいのだろうか、そんな事を考えながら完食した。蕎麦湯は濃厚なポタージュタイプで、蕎麦湯用に作られたものだと思う。鉄瓶に入った蕎麦湯は、冷めずに熱々でとても美味しかった。 ミシュランという事だったが、価格も比較的リーズナブルで楽しめた。地元、東京以外の蕎麦の名店は、なかなか行く事が出来ないが、地域により食の特徴があったりするので、色々勉強になります。 ご馳走様でした! #ミシュラン星一つ獲得店 #2017そば百名店 #大阪府蕎麦ランキング1位 #天ざるそば #蕎麦前 #900投稿目

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東京都

そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.1-7 最近、定期訪問化しているが、東京の蕎麦屋放浪をスタートさせた記念すべき?お店でもある。前回ランチで行った際、相席の人がオーダーしていた「白子そば」がやけに美味しそうに見えた。"隣の芝生は青く見える" というやつです。次はこれだなと決めました。 11時半に到着したが、もう大分お客さんが入っていた。待つ事なく相席で案内され、迷わず「白子そば」を大盛りでお願いした。 「白子そば」は、揚げたて熱々の大きな白子の天ぷらが5個、温かいかけつゆの中にプカプカ浮かんでいるという感じ。中央には白髪ねぎと紅葉おろしの塊。白子の天ぷらに紅葉おろしを載せて頂くと、濃厚クリーミーな白子とピリ辛の大根おろしがコラボしてとても美味しい。濃厚だがあっさりもしている。何だか癖になる美味さ、白子のボリュームもあり、食べ応えがとてもありました。 温かいそばも細切りでありながらしっかりとコシがあり、茹で加減がとても上手いといつも思う。かけつゆの出汁とかえしのバランスもとてもよく、自分の中では "この蕎麦にこのかけつゆあり" という感じだ。 ランチにしてはちょっと価格高めではあるが、食べる価値は十分にあると思う。季節メニューなので、あるうちに何度かまた食べに行きたい。お店というよりかは、自分の中でこの一杯はBESTに匹敵する美味しさだと思います。 ご馳走様でした! #絶品の白子そば #白子の天ぷらと紅葉おろし #季節メニュー

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群馬県

うなぎ

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鰻屋放浪記NO.35 … 今年最後の鰻屋放浪記は、地元グンマー帝国の此方のお店です。®️の鰻にとても詳しい食べ友さんからご紹介頂き、早速出掛けてみました。車を走らせる事約70分ほど、13時少し前に到着しました。 行列は出来ていなかったものの、テーブル席と座敷席はほぼ満席で、入口右側の5席ある壁際のカウンター席に通されました。 食べログのグンマー帝国第8位にランキングされる隠れ名店、東京の名ばかりの老舗に比べると破格のコスパです。東京で食べたと思って「特上うなぎ定食」4,900円をノンアルと共にお願いした。 「特上」は憧れの二段重ね、鰻の量は1.8匹相当で、蒲焼と白焼の組み合わせにも出来る。ノンアルは直ぐに出て来たが、待つ事かなりの時間、漸く着膳した。 期待と共に二段重ねのお重の蓋をオーーープン!です。アレ?上の段は白焼のはずが蒲焼になっている。上下共に蒲焼で、どうやら若い男の子がミスったらしい。焼き直すと言って一度は下げたものの20分以上掛かるようなので、そのまま頂くことにした。やはりオーダーは、復唱して確認しなければいけませんね。 気を取り直して、重箱の下の段から頂く。鰻の量に比例してご飯の量もやたら多かった。ご飯も美味しく、炊き加減は"かため"でとてもグッドです。肉厚の質にこだわったという鰻は、表面はパリッとしっかり焼かれているが、厚みがある分ふわとろ感も十分でとても美味しい鰻でした。たれはやや甘めだが、しつこさはなく鰻の味を引き締めておりました。 お吸物は肝吸いではなかったが、熱々で満足出来るレベル、漬物と温かい豆腐の小鉢、デザートに餡ころ餅が付いていた。ご飯の量がキャパの倍くらい多く、頑張って食べたという感じです。おまけに、オーダー間違いのお詫びに珈琲まで出て来た。ノンアルはいらなかったという感じです。 創業約50年、親子三代受け継がれてきた老舗店。鰻の美味しさとそのコスパは賞賛に値する。白焼が次回の宿題になった事とカウンター席の足元がやたら寒かったのがちょっと残念でもあった。 ご馳走様でした! #破格のコスパ #憧れの二段重ねの鰻 #白焼はなかなか縁がない