H.Yajima

H.Yajimaさんの My best 2017

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東京都

うなぎ

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銀座線沿線の鰻屋放浪記!お江戸日本橋(G11)下車で選んだお店は此方の人気店。創業70年の老舗で現在4代目だという。此方のお店では現在、鹿児島泰正養鰻の完全無投薬鰻「泰正オーガニック」の取り扱いに力を入れているという。 銀座線日本橋で下車し大通りを八重洲方面へ、カレー南蛮蕎麦で有名な「やぶ久」の前を通り更に細い路地へと入って行く。昭和の風情が残るニ階建ての木造家屋のお店がひっそりと佇むように……と書きたいところだが、お隣は「築地銀だこ」の立ち飲み屋で、結構賑やかな路地裏でした。予約なしでダメ元で行ったが、タイミング良く二階の座敷席が空いたようで、4人掛け2組、2人掛け2組の仕切られた座敷席に通された。純和風の室内、4人掛けの大きなテーブルの掘り炬燵式の座敷席を一人で利用させて頂いた。満席なのに何だか申し訳ないと思ったが、ラッキーでした。二階は、仕切られた個室席が多く、外国人の接待客も多く見受けられた。 先ずは、「サッポロ白穂乃香」と肝焼き他串もの3本をお願いした。お通しは「鶏の南蛮漬」、しっかりと酢が効いて、 添えられていた春菊の香りがとても良く美味しい。レシピが欲しいと思った。串ものは、肝焼き、レバー焼き、あばら焼きの順で、1本ずつ別皿で出てきた。長年注ぎ足された昔から変わらぬ秘伝のタレは、江戸前の醤油ベースでさほど甘くはないキリッとした味だ。串焼きを堪能するために日本酒に変更、店主おすすめの「超王祿」という島根県松江のお酒を冷酒でお願いした。おばちゃんが注いでくれたが、出てきた酒器がとても良かった。最初はプラスチック製のビーカーのようにも見えたが、厚さ1mm程のガラス製、とても軽いが丈夫だという。丁度一合のところにけがき線が入っていて、その上1cmくらい上まで注いでくれた。初めて呑む銘柄の冷酒だが、「豪快でいてフレッシュ、パワフルでありながら繊細」という唯一無二の店主おすすめのお酒は、ほろ苦い肝焼きによく合っていた。 〆のうな重は、オーダーしてから30分以上掛かるというので、あらかじめ注文、頃合いを見計らってタイミング良く出された。此方のお店は、鰻の量により「い」「ろ」「は」の3種類に分かれている。真ん中の「ろ」(1.5匹)をお願いした。お重の蓋を開けると、ご飯が見えないくらいに飴色に綺麗に焼かれた鰻が敷き詰められている。関東風の蒸焼きの鰻、鰻は後ろ半分が美味しいというが、ふっくらと焼かれた鰻は口の中でとろけるような感じでとても旨い。辛口の秘伝のタレが染みたご飯も固めで炊かれていてとても良い。肝吸いもしっかりとした濃いめの味付け、熱々で美味しかった。鰻屋の漬物、特にぬか漬けは、漬物専門の担当がいるかの如く美味しいといつも思う。此方のお店は、奈良漬けもとても美味しかった。 対価に見合う美味しい鰻とお酒を堪能出来た。飾らない雰囲気といい、満足の出来るおすすめの鰻屋だと思う。 ご馳走様でした! 「はし本」という鰻屋は、結構たくさんあって間違えやすい。記載内容を一部修正しました(^^) #創業70年 #日本橋(G11)鰻屋 #鰻屋放浪記NO.17

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群馬県

そば(蕎麦)

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地元の蕎麦屋放浪記NO.71-2 ニヶ月ほど前に行ったものの、季節が合わずに食べる事が出来なかった「暮坪かぶ」のぶっかけ蕎麦を頂きに、此方のお店を再訪しました。 漫画の「美味しんぼ」で紹介された暮坪かぶは、そばや刺身の「究極の薬味」として紹介され、岩手県の遠野市の中でも上郷町、そして暮坪という地域でしか生産できない「幻のかぶ」と言われている。暮坪かぶは、その辛味と独特の香りが蕎麦と良く調和すると言う。前回行った時は辛味大根だったが、今回は念願叶って食べる事が出来た。 「暮坪かぶのぶっかけ蕎麦」「十割田舎蕎麦」「こんにゃくの天ぷら」「玉子焼き」をお願いしました。ちょっと頼み過ぎかなと思いましたが、飲めない分だと勝手な言い訳をしてみた。 ぶっかけ蕎麦は、二八蕎麦でお願いした。蕎麦の上には大根の千切り、茗荷と分葱、別皿のすりおろした「暮坪かぶ」を加え、もりつゆより薄めに調合されたつゆを掛けて頂く。大根だけなら「すすしろ」だが、すりおろした暮坪かぶを加えることによって、独特の香りと辛味が増して、とても美味しかった。茗荷の味、大根のシャキシャキ感も良く、コシのある喉越し良い二八蕎麦の涼しげな逸品でした。 十割の田舎蕎麦は、やや太めのコシの強い黒いお蕎麦、噛み応えがあり蕎麦の香りがとても強い。薬味はねぎとすりおろした暮坪かぶで、わさびは付きません。きりっとした辛口のもりつゆで、美味しく頂きました。どちらかと言うと、二八蕎麦の方が好みでした。 「こんにゃくの天ぷら」は、下味がついていて、そのまま何も付けずに頂いた。言うまでもないが、食感がとても良い。蕎麦屋の定番である「玉子焼き」もふっくら美味しかった。 此方のお店は、川場スキー場に向かう道沿い、川を挟んだ反対側にあるため、橋を渡り少し山を登ったところの駐車場に車を停め、100mくらい歩いてお店に向かいます。緑と草花に囲まれた田園風景の素敵なロケーション、お店の外観もとても良く、店内も綺麗で和モダンな落ち着いた雰囲気、靴を脱ぎスリッパに履き替えて入店します。テラス席もあり、ペット同伴も可能なようです。接客も申し分なく、まさに隠れ家的な素敵なお店です。 また行かせて頂きます。 ご馳走様でした! #究極の薬味「暮坪かぶ」で蕎麦を頂く #田園風景の中の隠れ家的な名店 #蕎麦和太奈部(2)

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群馬県

そば(蕎麦)

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地元の蕎麦屋放浪記NO.84-2 雪が降ると行きづらくなるため、宿題と復習を兼ねて此方のお店に再訪してみた。此方のお店は、中之条界隈では断トツの人気店、「居酒屋蕎麦」と言われるくらい日本酒の品揃えが凄い。でも車なので、いつもの如く純粋に蕎麦を楽しむのだ。 前回の宿題だった「変わりそば」を頂くために、「かけそば」とのセットになった『蔵』というメニューをチョイス、「かけそば」をセルフアレンジするために「野菜天ぷら」もお願いした。 10人掛けの大テーブル(厚い一枚の無垢材が素晴らしい)の端に座った。今日は開店前に到着し4番目だったが、後から沢山の客が訪れて直ぐに満席となった。ちょっと窮屈だが仕方がない。県外ナンバーの車が多かった。 先ず「変わりそば」が運ばれてきた。「変わりそば」と言っても柚子切り、けし切りの様な「変わりそば」ではない。うどんの様な極太のそばで、茹でたてなのかまだ湯気が出ていた。この極太そばは、アンデス、ヒマラヤなどの5種類の塩、山葵醤油、もりつゆの3通りの食べ方で頂く。少し固めの極太のそばがきという感じだが、蕎麦の香りがとても強く、日本酒のつまみになりそうだ。色々な食べ方が出来るという割には、量が少なめという印象だったが、美味しく楽しめた。 次に野菜天ぷら、色々な野菜が入っていて楽しめる。ころもは少なく、素揚げに近い。しっかり揚げられている。「かけそば」がきてからと思ったが、なかなか来ないので、一つ二つと熱いうちにヒマラヤなどの5種類の塩で頂く。茄子と舞茸を残して、ほとんど食べてしまった。10種類程の野菜とキノコの天ぷらで、とても美味しかった。 漸く運ばれてきた「かけそば」は、九割の細打ちだが、茹で加減が絶妙に良い。出汁の効いた熱々の甘汁も返しの色の濃さがなく、上品な薄味で"なっから旨い"です。残った茄子と舞茸の天ぷらを入れて、美味しく頂いた。 〆の蕎麦湯も白濁した濃いタイプでとても美味しかった。細切り蕎麦の場合、せいろと温かい蕎麦の両立は難しかったりするが、温かい蕎麦も美味しいとの評判は本当だった。次の宿題が見つかったという感じ…… ご馳走様でした! #中之条の人気店 #居酒屋蕎麦 #極太の変わりそば #5種類の塩 #かけそばも旨い #そばきり吾妻路(2)

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東京都

そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.82 直出で朝から打合せ、ランチで此方のお店に行ってみました。ミシュラン星一つ獲得店らしい。平日にランチで来れるチャンスはなかなかないので、一度くらいは行っておきたいお店でした。 平日限定の「流石ランチ」をお願いした。お蕎麦以外に小鉢2品、デザートが付く。小鉢1品目は、普通の湯葉と黒豆の湯葉の組合せ、薄口醤油が垂らしてあり、山葵を載せて頂いた。黒豆湯葉は、豆乳の温度があまり上がっていない時に引き上げられた"汲み上げ湯葉"で知られる。丹波黒豆を使用した湯葉など京都でよく見かける。こういったところが、ミシュランの片鱗か? 小鉢2品目は、にしん、ツブ貝、蛍烏賊、赤こんにゃく、茄子とズッキーニの揚げ浸し。赤こんにゃく以外は、見慣れた食材。赤こんにゃくは、関東ではあまり馴染みがないが、滋賀の近江八幡の名物でごく普通に食べられているのではないか。 お蕎麦は、もりそばをお願いした。十割の細切り、ボソボソ感は全くなく喉越し、香り共に良い。そのまま何もつけなくても美味しいお蕎麦でした。薬味は山葵だけ、ネギは付いていない。真に美味しいお蕎麦を食べるなら、薬味のネギも邪道ということなのでしょうか。もりつゆは、出汁がきいているというよりかは、かえしの香りが独特、熟成したかのような味で、あまり好みではなかった。蕎麦湯は、中濃白濁タイプで美味しかったが、量が少なかった。デザートは、そば茶のアイスでした。 店内、いくつかに仕切られた空間、落ち着いた雰囲気です。揚げ物がなかったので何とも言えないが、蕎麦はとても美味しかったので、総合的には満足出来るお蕎麦屋でしょうか。 ご馳走様でした! #流石、ミシュラン

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東京都

そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.80 午後から打合せで外出、近くまで来れたので、以前から行きたかった此方の人気店に行きました。念願叶っての初訪問です。 陽の沈みかけた夕暮れ時、喧騒から離れた奥浅草にひっそりと静かに佇むようにその場所にありました。お店入口の灯りがやけに眩しい。御老人夫婦が経営するお店、18時の開店と同時に入店し、一番奥の小上がりの座敷に通されました。 先ず恵比寿の瓶ビールと「たたみいわし」をお願いしました。「たたみいわし」は、漆の小箱に入れられ、しけない様に下から炭火で温められていた。焼き海苔と同じ、パリパリの「たたみいわし」をアテに冷たいビールを流し込む。今日も一日無事終わったという満足感に充たされる。 辛口の日本酒に変えて、焼き味噌と天ぷらを頂く。6角形長方体のお銚子は、お酒を注ぐと音が出て楽しめた。焼き味噌は蕎麦の実の食感と共に何とも美味である。天ぷらは、才巻海老、大葉、舞茸、宿根そばの葉、ししとう、那須、南瓜。宿根そばの葉は、初めて頂いた。 ご参考までに宿根そばとは、3種類に大別されるお蕎麦の一つ。「普通そば」、「苦そば」とも呼ばれる「韃靼そば」、そしてこの「宿根そば」。「宿根そば」は、インド北部若しくは中国が原産地、日本には江戸時代末期から明治時代にかけて中国から入ってきたとされている。普通そばや韃靼そばが栽培種であるのに対し、宿根そばは野生種、茎が太く、葉も大きい多年草。宿根そばは、普通そばの花に似た小さな白い花を付ける。実も付けるが、成熟する前に脱粒してしまうので、粉にして利用するのは難しいとされ、葉を天ぷらにしたりする。ちょっとした山菜の葉という感じでした。 〆のお蕎麦は十割蕎麦、細切りの香り、喉越し共に良いお蕎麦。もりつゆは、蕎麦を生かす筆舌に尽くしがたい美味しい味のつゆでした。蕎麦湯は、サラサラタイプでしたが、熱々で酔い覚ましにとても良かった。 時間が早かったので、一人客でいる時間が多かった。愛嬌のあるおばあちゃんが、気を遣って話し掛けてくれました。浅草のお祭りの神輿が大好きな様で、下町浅草のお祭りの話で盛り上がった。ご主人であるおじいちゃんとも話をさせて頂きました。蕎麦打ち名人である一茶庵の創始者片倉康雄氏に師事し、若い頃朝5時に起きて浅草から足利までご夫婦で修業に行かれた話などを伺った。丁度今日は、この老夫婦を題材にした「そば打ち一代」という見聞録の発刊の日であった様です。これも何かのご縁、直筆のサインと共に本も購入させて頂きました。 帰りには入口までお見送りしてくれたおばあちゃん、出来る限りお元気でお店に出続けて欲しい、そう思いながらお店を後にしました。 ご馳走様でした! #一茶庵系の名店

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東京都

うなぎ

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鰻屋放浪記NO.9 給料も出た事だし、暫く振りに東京の鰻屋放浪しようという事で、夕飯がわりにやって来ました。神田の鰻屋といえば、此方の老舗人気店、蕎麦の尾張屋のすぐ近くです。 神田駅(G13)上野方面の先頭側の改札を抜け、すぐ地上に出ると「きくかわ」さんのはずだった。でも工事しているようで、行って戻って余計に歩くことになった。これも美味しい鰻を食べるための試練と考え、ちょっと余計に歩いて到着しました。 お店に入ると、うな重、蒲焼とも一匹付きしか出来ないとの事、美味しい鰻をみんなで食べようと思うお店の配慮だと納得です。肝焼きで先ずはビールと考えていましたが、肝焼きも終わってしまったという残念なお告げでした。投稿にもありましたが、やはり夜になると仕方ないですね。気を取り直して、ビールとうな重をお願いしました。 ビールを飲みながら待っていると、10分ほどで着膳しました。うな重だと必ずお重の蓋が付いているので、この蓋を開ける瞬間が一番ワクワクします。期待に胸を膨らませながら、いい色に焼き上がった鰻とご対面です。一匹とは言え、結構なボリュームで、結果的には満足出来ました。外側はパリパリ、中はふっくら肉厚、たれも甘過ぎずとても美味しい。ご飯の炊き加減も米粒一つ一つがよく見える固めで、とてもグッドでした。鰻とご飯がバランス良くマッチしたとても美味しい鰻でした。 銀座線沿線の鰻屋放浪も漸く4軒目です。密かに銀座線各駅の鰻屋全店制覇を目指しております。19駅あるので、月1回鰻屋放浪したとしても約一年半掛かる壮大なプロジェクト計画です(何が壮大だか?)。週の飲み会一回を鰻屋に変えればいいだけで、早く達成できると思うが、なかなかそうもいかない。食べたい時が旨い時ですから・・・ 大変美味しい鰻、ご馳走様でした! #春ごはんキャンペーン #神田(G13)鰻屋

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群馬県

うなぎ

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地元の鰻屋放浪記! 月一回くらいは、美味しい鰻が食べたいという事で、此方のお店に行ってみました。 食べログでも高評価、前橋では断トツの高評価なのですが、知る人ぞ知る的な地味な鰻の老舗店。此方のお店は、ブラック鰻が食べられる。ブラックというのは、80年以上継ぎ足しているとも言われる秘伝の黒いたれを使用しているから・・・裂きたて、備長炭火の焼き立て、蒸し立てなので時間が掛かる。 特上うな重と肝吸いをお願いしました。特上3,000円、上2,700円で300円しか変わらない。普通のうな重が2,000円なので、価格もとてもリーズナブルです。価格の差は、鰻の大きさ、肝吸いは、別売りの300円です(全て税込)。 待つ事暫し、30分くらい掛かって着膳しました。やはり他店に比べて、見た目に黒い。秘伝の黒いたれは辛口ですが、全くしつこさはなくしょっぱくもない。古久家だけにコクがある。炊き立て固めの熱々ご飯にもたくさん掛かっているが、あっさりと頂ける。うなぎも外側はしっかり焼かれ、中はふわとろでとても美味しい。山椒を振り掛け、美味しい鰻を堪能させて頂きました。 全てにおいて完成度の高いうな重、いつまでも続いて欲しいお店です。 ご馳走様でした! #鰻屋放浪記NO.8

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そば(蕎麦)

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東京の蕎麦屋放浪記NO.100 区切りの良い100投稿(店)目、神楽坂の路地裏にある此方の人気店に行ってみた。神楽坂のメイン通りから細い小道を入り、路地裏の雑居ビル2階にあるまさしく隠れ家的な蕎麦ダイニング。入口に通じる敷石などもなかなか風情がある。 千葉からの出張帰り、総武線の秋葉原で乗り換えるはずだったが、いつの間にかスルーして飯田橋まで来てしまった。久し振りの神楽坂、行きたい候補の中から開店時間に合わせたかの如く、此方のお店を選択した。遠慮がちに入口を開けると、快く迎え入れてくれた。お客さんは、まだ誰もおらずカウンターの一番奥に席を取った。 蕎麦前にサッポロ白穂乃香を頂いた。何だか久し振りに飲むような気がする。生きた酵母を使用しているため、瓶や缶での提供はなく選ばれたお店でしかお目にかかれない。きめ細かい泡と華やか香りの美味しいビール、量が上品だったので、2杯頂いた。 つまみは、「おすすめ前菜二種盛り」「にしんの山椒漬け」、前菜二種は、「ほたるいかの沖漬け」と「蕎麦ふ田楽」という内容。「にしんの山椒漬け」は、会津の郷土料理、棒煮とは異なりとても美味でした。 メニューをよく見ると、料理は福島、東北地方の郷土料理が多い。日本酒も福島vs山口の二本立て。聞いてみると、店主は山口、義母の女将さんは福島のご出身との事でした。日本酒のおすすめである純米辛口「福島 弥右衛門」と「伊達鳥ささみの天ぷら」を追加でお願いした。 〆のお蕎麦は「二色そば」。二色といっても少し変わっている。シルクと赤米を練り込んだお蕎麦で、つなぎではないようだ。シルクは、シルクパウダーで、化粧品や一部の食品に含まれているものがある。蚕のまゆを細かく粉末にしたシルクパウダーをお蕎麦に練り込んだものだという。まゆは18種類のアミノ酸を含んだタンパク質で出来ており、小腸での吸収が他の食品の5倍以上もよいとのことだ。また、シルクには失われたコラーゲンの再生、肌の保湿、美白の効果があり、化粧品に混ぜて毎日使うと肌の状態が非常に良くなるという。いわゆる健康食品と言える。シルクのお蕎麦は、白っぽい極細のお蕎麦、好みに応じて、もりつゆに黒胡椒、山椒を混ぜたオリーブオイルを少量垂らして頂く。また違った風味を楽しめるが、鰹出汁の効いた上品なもりつゆだけの方がどちらかと言うと好みでした。 赤米の方は、シルクよりやや太めの茶色っぽいお蕎麦、細切りだがもっちりとしていて喉越しもとても良い。赤米は、玄米の部分が赤い古代米だが、練り込む事によって、お米特有のもちもち感が増すのだろうと思った。パスタなどには、練り込まれていることがあるのではないか。どちらのお蕎麦も珍しく、美味しく頂いた。会津の郷土料理など、料理もとても美味しかった。 店内それほど広くはありませんが、落ち着いた雰囲気のお店です。銀座1丁目の「ソバ リストランテ ナール」というお店も経営しているようです。帰る頃にはすっかり陽も暮れて、神楽坂路地裏特有の雰囲気、灯されたお店の行燈の明かりがやけに綺麗でした。 ご馳走様でした! #神楽坂路地裏に佇む蕎麦ダイニング #シルクと赤米を練り込んだお蕎麦

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東京都

居酒屋

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毎度お気に入りのご飯が美味しい此方のお店でランチです。新潟栃尾産コシヒカリのご飯がお代わり出来る「日替わり定食」の全投稿を目指す。 この日は、会議が長引き出遅れてしまった。お目当ての日替わり定食は、既に売り切れてしまっていて、ランチにしては少し豪華な「刺身定食」にしてみた。「刺身定食」は何処でも食べれるが、新潟産直のその日に届いたばかりの新鮮なお刺身を頂くことが出来る。 お刺身の内容は、その日の仕入れにより変わるが、今日は中トロ、カンパチ、真鯛の魚系だった。見た目も新鮮で美味しそうだが、実食でも「美味しい」の一言、ご飯が進みます。 ついでに日替わり定食未投稿分もアップします。「つぼ鯛の味噌漬け焼き」「一口ヒレかつ」、土日を除く平日5日間の日替わりは、魚系と肉系がおよそ3:2の割合で、2〜3週間のローテーションでしょうか。時たま季節物など見慣れないメニューが登場する。新潟のお店なので、魚、肉の味噌漬けや粕漬けの料理が多い。味噌汁に漬物、ちょっとした小鉢が2品付いて、800円はお値打ちだと思います。生卵は、50円でトッピングしているもので、定食外です。ご飯が美味しいので、TKGにして食べるのも楽しみの一つです。 ご馳走様でした! #新潟栃尾産コシヒカリのご飯が美味しい #日替わり定食 #生卵トッピングでTKG #酒房長谷川(14)

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群馬県

喫茶店

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桐生方面に出掛けたので、久し振りに此方の珈琲専門店に行ってみた。食べ友さんから通知を頂いたりして、行きたいと思いつつ半年あまり経過していた。 此方のお店は前払い制、フレンチプレスで淹れる「本日のスペシャルティーコーヒー」と「洋梨とキャラメルのチーズケーキ」をお願いし、いつもの壁際のカウンター席に座った。席で思い出すかのように以前の投稿を見てみたら、一番最初に来た時と全く同じオーダーをしていた。偶然なのか必然なのか、久し振りの再訪で初心に戻ったと言うことなのだろうか?以前と同様、今日も古民家の白壁に洋楽のDVDが映し出されていた。 本日のスペシャルティーコーヒーは、………?いつも目の前でカップに珈琲を注いでくれる際、農園の名前で説明してくれるのだが、あまりにも長い名前だったので、記憶の彼方に追いやられてしまった。 「洋梨とキャラメルのチーズケーキ」は、以前と違ってミントの葉っぱ付き、カラメルソースの苦味と細かくカットされた洋梨がベストマッチング。カラメルソースのことをキャラメルと言っているのだと解釈しているが、チーズケーキというよりは、洋梨のケーキというイメージだ。このお店のケーキは、どのケーキも甘さ控え目でとても美味しいと思う。「集中力を高めるために甘いものを頂く」という事とは少し背反するが、古民家の照明控え目なメローな雰囲気にいつも眠くなるので、このまったりした雰囲気に精神的な癒しを感じる。 帰り掛けに休日用の珈琲豆、ショコラとオレンジのプチケーキを買ってみた。最近、ケニアの珈琲豆がお気に入りで、グレープフルーツのフレーバー、滑らかで華やかな後味という「ケニア カリエ」という中煎りの豆をお願いした。 会計時に黒板に書かれたリキッドコーヒーの紹介が目にとまった。リキッドコーヒーとは一言で言うと、液体アイスコーヒーを総称して表す言葉だ。ペットボトル、紙パック入り、缶コーヒーなど色々なタイプのアイスコーヒーが売られているが、それらは全てリキッドコーヒーとのことだ。 ボリビアの「アグロタケシ」で作ったという希少価値の高いリキッドコーヒーの紹介。「タケシ」の名は、ボリビアのムルラタ山からタケシ渓谷へ続くインカ時代から残る小道の名前が由来となっているらしい。現地語で「人々を目覚めさせる」という意味があるようだ。「アグロタケシ農園」は、標高1900〜2600mに位置し、世界で最も標高の高いところに位置する農園のようだ。興味深いが、アイスコーヒーの季節でもないので、今後の課題とさせて頂いた。 半年振りの訪問でしたが、心安らぐひと時を過ごす事が出来た。半分くらいは居眠りしていたのだが…… ご馳走様でした! #古民家カフェ #フレンチプレス #オリジナルケーキ #伊東屋珈琲(6)