Jelly B. Kohsaka

Jelly B. KohsakaさんのMy best 2020

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Jelly B. Kohsaka

京都は東九条南方の松ノ木町にシンボルカラーの紫の看板が見えてきます。 今日は奥の座敷という事で何か嬉しさ倍増です。 酒に関しては種類が豊富でして我々四人組で頼んだものはビール、ハイボール、サワープレーンの他に、赤ロック(赤玉ワイン+焼酎+サイダー)、赤ロック甘ないの(赤玉ワイン+焼酎+炭酸)、山ぶどう酒(山ぶどう原液+日本酒)、どぶ酒でしたか。とにかく結果としてよく飲みました。 まずは「ステーキやん、コレ!」との声も上がったお約束の「すじ焼」、そしてキャベツと混ぜて食べる「ウルテ焼」。鉄板の幸福感は鉄板がもたらすとC房社長もおっしゃってました。 気合いが入ったら「すじ焼そば」を特大で。 先ほど塩味で食べたすじ肉が今度はソースまみれになっているのが効果的で実にええ仕事しよります。 「何さらすねん、この焼そば・・・めちゃめちゃ美味いやん!」「生まれて初めて焼そばに攻め込まれたわ!」といっそう騒がしくなります。 そこで「すじとホソのお好み焼」を。 この店ではモダン焼やベタ焼とかマンボ焼という言葉はありません。お好み焼と言えば勝手に麺が入ってきます。焼そばの次はうどん入りです。 赤ソースが生きてます。 そして間髪入れずに「すじコンねぎ焼+生玉子」。 僕が20年以上にもわたり東九条に足を運ばせた逸品です。赤ソース中毒間違いなしの身体もこれを食べてようやく落ち着きます。 〆にはコレ!「パッチギ焼」を麺抜きで。 映画「パッチギ」の撮影舞台は今のお店の裏手の鴨川沿いだったようです。I 監督がオーダーした「すじ、ホソ、油かすにそば入り、生ねぎ、生玉子乗せ」が裏メニューになっています。麺抜きもちろんまた良し。 しかし、I 監督って相当お好み焼通ちゃいますか? 恐るべし! すじ四連発となった松ノ木町の夜でした。

2

京都府

フランス料理

Jelly B. Kohsaka

二回目の野村松花堂でのランチ。 今回もお手軽な2800円の方のフレンチ松花堂を選びました。 ワインはまずはロングリッジ・シャルドネを。 ドライではありますが、ひと口、ふた口と余韻が残る南アフリカのナチュラルなワインでした。 まずはスープから。 ●京都伏見の赤蕪のポタージュ  刻み赤蕪漬(?)が入っています。 まったりした中にアクセントとして同系の素材が生かされます。 さて、次がメインと前菜をセットした四角を四つに区切られた盛り付けです。松花堂の所以たるウリだと思います。 内容は、左上から時計回りに・・・ ●季節野菜のマリネサラダ4種盛り合わせ ●伏見の菜の花と琵琶湖の川海老のおばんざい仕立て 汲み上げ湯葉とデュカ ●ゴボウのムース 鶏のコンソメジュレとドイツ産ライ麦パン ●安土信長白葱、自家製ベーコン、いぶりがっこのキッシュ ●長崎産アマダイ鯛のポワレ 伏見のほうれん草、甲殻類のビスクソースに乾燥甘エビ ●黒毛和牛と小粒の豆と春キャベツのシチュー 季節の野菜 野菜マリネは四種それぞれの味付けがされていてシェフがおっしゃる通りに混ぜずに頂きましたが、少しずつ重なり合うのを計算されているのだと思いました。 食感・脂のノリ・旨味の三拍子が上品に揃った白身魚はソースで二度美味しいです。 加えましてシチューの中で肉とレンズ豆と野菜がこれまた上品なんです。 シチューと来て赤ワインは、ドイツのベッカー ピノ・ノワール。穏やかな甘さにわずかな丸みを感じさせながらも豊かな香りとタンニンが複雑に味を引き締めていました。 デザートは、たとえチーズケーキをひとかけら出されても満足できる流れでしたが、またまた技ありなひと皿が。 ホワイトチョコとクリームチーズの温かいテリーヌ、金柑スパイス風味コンフィと苺には抹茶きなこ(?)がふりかかり、ココナッツとカカオのクルンブル、ミルクの泡とヨーグルト(?)のアイスクリームと春の寒暖を表現されています。 そしてエスプレッソコーヒー。 色んな要素が詰まった松花堂の箱庭を気軽に体験できるとなると毎月来たくなりますね。

3

奈良県

フランス料理

Jelly B. Kohsaka

日曜のランチは[ラ・テラス]へ。 市内だし、予約を解約する気は全くなかったのです。 しかし日曜日だというのに奈良公園や東大寺には人影が見つからず、東大寺大仏殿・春日大社前バス案内所で鹿の大群が餌乞いする様は見慣れた風景ではなく目を疑います。 鹿せんべいを買い与える観光客がいなくなり鹿が凶暴になっているという噂も流れたりしましたが、それは全くのデマのようです。 でもやはり人が来なくて寂しいのでしょうか。早朝の街中には鹿の群れを見る事が頻繁にあります。 小雨の降る奈良公園を春日大社方面に上がっていきます。ガラス張りの屋根から雨と風に散る桜を見る事ができます。 まずはアミューズから。 パン・ド・カンパーニュにリコッタチーズ、ホタテ、スナップえんどうにラディッシュがアクセントのタルティーヌ。 サクラマス、クリームチーズ、デリコ(?)の上にキャビア、ディルの花で飾ったスプーン。 さよりを使ったひと皿。 うるい、トマトのジュレ、日向夏、春野菜がバジルの香りの中で際立ったり一体化したり。 続いてスープ。 新玉ねぎのヴルーテ 焦がした皮とトリュフのムース 甘さのあるほっこり感にエアー感とまろやかさを湛えた苦味のコントラスト。新玉ねぎのチュロスを添えてあり玉ねぎ三昧です。 魚料理。 蓮子鯛の天火焼き うすいえんどうとローズマリー うすいえんどうのピュレとうすいえんどうのリゾット・・・と連子鯛を盛り立てるうすいえんどうの仕事っぷりに、奈良県のA知事ももっと頑張りをアピールせんかいと思いました。 肉料理。 仔羊のロースト 蕗の薹とじゃがいも 椎茸のオイル 赤身から脂までソースに頼らなくても美味なものは美味です。ソースに絡ませるとそれは至福の時。来て良かったと振り返ります。 デザート。 古都華のプチミルフィーユ グラスルバーブのコンフィチュール ホワイトチョコレートのアイス コーヒーと小菓子。 コロナ渦を忘れ、優雅なひと時を過ごしました。もちろん、サービスの方もマスクをされています。仕方ない事ですがせっかくの料理の説明が半分は聞き取れませんでした。 マスク生活って笑顔だけでなく聞き取りやすい話し方を求められているんだなあと痛感しました。 さあ、ピークはいつなんでしょうか。収束、やがては終息へと向かいますよう祈念致します。 去る四月九日、亡くなられた毎日放送取締役Oさんの御冥福をお祈りします。  合掌

Jelly B. Kohsaka

京橋の名店、[Pizzeria E Trattoria Fortissimo]へ。 ここのマルゲリータD.O.C.を食べたイタリア人の知り合いが「これはもしかしたらナポリのピッツァよりも美味いでっせー!」と耳を噛みそうな勢いで興奮していたのを思い出します。 雨の日も風の日も生地を焼いてきたマリオ・アクント社の薪窯には風格さえ漂います。 今日は前菜盛り合わせにカルパッチョ、ピッツァはビアンカのサルシッチャの奴、パスタは魚が乗ったショートパスタと予め決めておりました。 こちらの前菜盛り合わせは技有りです。ひよこ豆のアーリオオーリオ、カポナータ、キノコのマリネ、ブロッコリーなどは読めますが、毎日入れ替わる海鮮などが楽しみのひとつです。 別に頼もうとしたカンパチのカルパッチョも入れてくれるというじゃないですか。嬉しい限りです。 カンパチのほかにイワシとじゃがいもの香草焼きもありました。ローストポークに花ズッキーニのリコッタチーズ詰めなどなど所狭しと積まれています。 これで確か1400円でしてコスパ的にもアンティパストミスト大賞でしょう。 ピッツァは、「サルシッチャ・エ・ブロッコロ」を。 トマトソースレスの白と緑の奴です。フリアリエッリを使うよりブロッコリーの方が緑が鮮やかですね。 焼きあがった中心部は2ミリでもっちりと、外周のコルニチョーネは2cmの厚みがクリスピーです。 サルシッチャ、モッツァレラに生クリームとパルミジャーノが混ざり合い豊かな味わいが楽しめました。 ショートパスタはフジッローニでした。 スズキと緑野菜のトマトソースでいただきます。魚なのに「ちょっとどけや〜」と言わんばかりの肉々しいスズキの旨味と「私らも負けんばい」と野菜の鮮やかな味の中でアルデンテの食感で感じる小麦の風味がたまりません。 ドルチェも頂きましょう。 「ボネ」にしました。アーモンドプードルやカカオが効いたプディング系ですかね。甘さを抑えていますがプディングのように決して軽い訳ではありません。 トリノのカフェをイメージしながらエスプレッソを。 やはりこの店は少なくとも月イチで来たいです。

5

奈良県

焼肉

Jelly B. Kohsaka

「ヘレ肉専門の焼肉屋行こうぜ!」 「あれやな?(笑)」 実は数十年前、先代がされていたのはヘレ肉専門なんかではなく、どちらかというとホルモン屋だったのです。そんな頃に行ってた[きみや]の今の店に行きたかったのです。 今や客単価はそれなりに高額です。希少部位を一人前2000円台で出しているような店よりもかなり上回ると思います。それを踏まえて予約しました。 予約していた時刻にも満席です。少々待つ事にします。 佇まいは全く昔と同じじゃないですか。高級店に見えないです。基本は予約が必要でしょうけど、フラーっと入ってきてメニューを見てびっくりする人も中にはいるでしょうね。 メニューは三種類のヘレ肉です。真ん中のシャトーブリアン「A」、その外は「B」、そして「C」と。 まずは一人であっても二人でも400gからの注文となります。 せっかく来たんだから「A」しかあり得ません。 先代の頃、生駒から京都に入った辺りにあった[某Z]という店におられた息子さん、面影がありません(笑) というか当時のお父さんみたいなんです。時は流れました。 「おー、旨そうな肉が来よったでー!」とカメラを向けます。色んなアングルを試していると笑って見てる店主。それを確かめふた切れの肉を焼いて下さいます。 置いてしばらくすれば裏返し、まだ赤さが残るタイミングで左右のフォークで切り分けていきます。見事に裂けた肉に焼き色をつけたらOKです。 シャトーブリアンって比較的頻繁に食べていますが、今までのとは全く別次元です。焼肉屋では禁句の「やわらかい!」が口をついて出そうです。塩で食べてもおろしにんにくたっぷりのあっさりダレで食べてもまだまだ欲しくなります。いや加速します。 財布と相談して200g追加します。もちろんAです。 何よりもドリンクは飲み放題なんです。隣のテーブルは全員コーラでしたが、我々はビール大瓶に焼酎にワインに飲み放題大活用であります。 次の予約もしてしまいました。冬ですが(笑)

6

京都府

フランス料理

Jelly B. Kohsaka

またまた野村松花堂の松花堂ランチ! ほんまにおすすめです。 記憶力に自信が無いため誤りが多々あるかも知れませんがひとつひとつ思い出していきます。 泡立ち感にそそられる賀茂茄子のポタージュに続いて四つに区切られ盛られた技有りの料理が到着。 左上から時計回りに。 色々野菜のマリネ盛り合わせ〜山科唐辛子と琵琶湖の川海老の洋風おばんざい 汲み上げ湯葉とデュカ〜伏見の白とうもろこしのムースにトマトのクーリとバジルオイル〜自家製スモークサーモン、辻農園さんの玉ねぎ、キノコ二種のデュクセルのキッシュ〜北海道産天然平目のポワレ ブイヤーベースソースの下には枝豆とズッキーニ、上には辻さんトマトのコンフィ〜黒毛和牛と豆のハンガリー風パプリカ煮込みです。 デザートはスモモとヨーグルトのアイスクリームと赤ワインのジュレ、レモンマシュマロを季節のフルーツと盛り合わせ。 ぬかり無しの2800円です。

7

大阪府

インド料理

Jelly B. Kohsaka

江坂で南インド料理を食べに先輩を誘います。 お気に入りの[チャトパタ]です。 宮廷をイメージさせる作りと調度品はあまたあるインドネパール系の店とは一線を画します。 まずは「スペシャルカクテルセット」というのが目を引きます。 お得なこれを頼んだらひと安心。タンドールなど6つの味とインドビールが付いてくるのです。次のようになります。 ●タンドール フィッシュ ティッカ スパイスで串焼きにした肉厚白身魚だそう。 ●ハルヤリ グリル チキン ミントペーストとスパイスで味付けして焼いた骨無しチキンです。 ●チキン タングリ ケバブ ナッツとニンニクで漬け込み焼いたチキンなのです。 ●カクテル サモサ スパイス風味のポテトが詰まった三角パイです。 ●アキ ウルンダイ トマトチャトニーで食べるお米、野菜、チーズを揚げたボールだと。 ●ビーンズ サラダ 豆のサラダです。 さてチョイスを任されてしまいました。ちょっと待って下さい。 野菜系から。 「チキンチャート」刻んだチキンティッカが入るサラダです。スパイシーな上にミントの香りのドレッシングが被さります。 「マムサムペッパーフライ」は僕のお気に入り。辛口ジンギスカンと呼ばせていただきます。玉ねぎとマトンがスパイシーに絡み合います。ピリ辛を超えています。南インド料理好きの同行者ですが少し辛かったようです。 「パニール カティロール」のパニールはカッテージチーズの事。カティは竹串の事だそうです。 ロマリーロティでカティで焼いたパニールを巻いた屋台メニューです。 シメのつもりが「あとカレーを少しいきたいなあ。」と先輩。 ラストは「マラバル フィッシュ カレー」を。ココナッツの効いたマイルドなフィッシュカレーでした。 「バダミナン」(アーモンドのナン)を一緒に頂きます。 同行の先輩は、この店は初めて。 なのにオーナーらしき人の名前を呼ぶんです。 「この人、初対面やのに何で名前わかるんやー?」 オーナーがマンション同フロアの住人である事がわかりびっくりしていたのでした。 事情がつかめていない私は焦るのみ・・・。

8

奈良県

焼肉

Jelly B. Kohsaka

肉といえばやはりこちらですね!(笑) ●マッシュルーム・玉ねぎのポタージュ ●キムチ(キャベツ・赤かぶ・古都華) ●タン刺し(仙台牛) ●合法ユッケ(大和牛イチボ)にはウニ+黒トリュフ(※) ●仙台牛シャトーブリタン(※) ●大和牛ハラミ ●大和牛ミスジたれ焼き・ひと口ご飯 ●淡路島玉ねぎピクルスにレモンバウム ●和牛シチュー ●葛城寺田農園ハーブサラダ ●大和牛肩ロース焼きしゃぶ+黒トリュフ(※) ●松阪牛シャトーブリアン(※)&大和牛サーロイン (2名でオプションをシェア) ●和牛カレー ●栗ジェラートにマスカルポーネソース 堪能しました。 基本は6000円ですが(※)はオプションです。 黒トリュフは、ユッケ、焼きしゃぶ +計1000円 タンをシャトーブリタンに +1000円 サーロインをシャトーブリアンに +1500円 その日のおすすめメニューをコース仕立てにした肉割烹的な店が増えてきましたね。