昨年10月入れずに悔しい思いをしたのを忘れ、予約せずに、半ば諦め気味に向かうと。 入れました!カウンター誰もおらず。 さぁ、とりあえずのビール。サッポロエーデルピルスは、陶器ジョッキで、ライトながらまろやかな口当たりはグラスより陶器ですね。旨い! ヒヤリング忘れましたが、付け出しは、ムツ?でしょうか?鯉の洗いに似たむっちり歯ごたえがありながら、鯉とは違い、噛むと歯先にふんわりと海水の甘味を感じられるテンション上がる1品。 そのテンションのまま、カキレモンをオーダー。 何個にしますか?って声に、つい2個(≧∇≦) 最初はレモンのみ、もう1つはレモンに醤油を垂らし、 ヤバいんです。 大きいんです。 新鮮なんです。 プリップリッ、ブリッブリッではなく、 プルッスウッスウー。 良い言い換えが見つからない。 なんか安っぽい表現にも聞こえるけど、 海をいただくという感じは、こういうことでしょうか。 貝柱やひだ部分の歯ごたえを感じると、ジュレじゃなく固体でもない、エキスに包まれた牡蠣が、私の口の中と喉を旨味を満たしながら胃まで到達して行きました。 また、食べたい逸品。 追加オーダーしたくなる衝動を抑えるのに必死でしたww その衝動との長い葛藤の中、選んだのは、しめじバター。 残り2口のビールに合わせるのと、酪農王国北海道のバターと大好きなしめじで、箸休め的な役割でチョイス。 優しいバターの味わいで、文字通りに箸休めにぴったりでした。 次に、日本酒推しの名店でもありますので、日本酒をチョイス。 佐賀の東一が、おすすめの中で1番目立っており、 生まれ育ちが佐賀県ですが、飲んだことが無く、佐賀出身者が札幌で飲むのも、また一興とオーダー。 その東一の飲み口に、珍味メフンをオーダー。 メフンは、塩辛のようなものと予習していましたが、塩辛のようなイカの歯ごたえは無く、イカ墨のようなコクがある珍味でした。美味しかったのですが、牡蠣の衝撃とは比べ物にはなりませんでしたし、イカの塩辛には勝てんと思った次第で。 でも、酒は進んでしまい。 酒造を失念してしまいましたが、福島のうすにごりをオーダー。 その間に、何か刺身をと、また思案ww 勢い良く盛りを頼むと、1人飲みにも関わらず、やばい金額行きそうだったので、 ここは、しめさばをオーダー。 さて、思案した末のしめさばは、先の出張で、ステラプレイスの回転寿司根室花まるで、帆立の次に鯖の美味しさに驚いたのもありチョイス。 結果、やはり旨い! 鯖特有の癖みたいな味が大好きなんですが、何でしょう、鯖特有のそれを、新鮮な鯖のほのかな脂と、使われているお酢と技量でしょうか?優しい甘味と旨味がしみるかつ包むことで、凝縮しているのに新鮮さを感じました。 やばいやばい、刺身、いや~財布の中が~~ メニューと口コミをにらめっこ。 そんな時に、口コミから肉の画像が目に飛び込んで来た。 しかし、何だこれ?メニューでいうと何だろう?? う〜ん。 自分の心の中で、押し問答。 よっしゃ、旅の恥はかき捨て、恥よりも後悔するのは嫌だから聞いてしまえ! 「すみません、この画像の料理は、どれですか?」 「生ラムの炭焼きです。」 え~い!行ってしまえ!! 行ってしまって良かったんです。これがまた。 恥は自分への賞賛に変わりました!良くトライした自分!と。 牛のような歯ごたえに豚の甘味があり、味とボリューム共に申し分無しです。 ホントに偶然の閃きで、食べ始めた際に、醤油皿に残っていたわさびを醤油に浸して、辛子の横に置いていたんですが、2片目にわさび醤油を付けてみましたが、これがホースラディッシュを付けたようでちょっとした味変にもなり、二重の喜び。 以前、訪札の際にジンギスカンで食べたラムも美味しかったんですが、次に訪札する時は、ジンギスカン食べるより、味百仙の生ラムの炭焼きだと決めました。 懐は寂しくなれど、心と口は幸福に満たされた味百仙さん、また行きます! 今度は、いろいろ美味しいものを食べれるように人数誘って行きたいです。周りはそんな感じで、1人飲みは私だけでしたし。 みんな誘って美味しいものいろいろ食べたくなるお店だな。なるほどと思った次第です。