庄司嘉夫

庄司嘉夫さんのMy best 2017

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東京都

そば(蕎麦)

庄司嘉夫

美味しい ‼︎ その、優しさと温もりに包まれて、 私は安らぎを感じました。 皆さんは、何を感じられるのでしょうか? 練馬区に長く住む私です。 同じ区内にある<田中>の噂は耳にしています。 各界の著名人が、こよなく愛する名店。 秀れたお弟子さんを、育てあげていることなど。 是非一度はと思いつつも、行きそびれ、 やがて、田中氏引退の報が---。 ショックで愕然としたことを、 今でも鮮明に覚えています。 それだけに<たなか>が、あの<田中>と知った時には、居ても立ってもいられぬ思いで、 この日、夫婦で訪れました。 行き止まりの道の、奥まった所にある田中邸。 お孫さんが、蕎麦屋さんをやりたい、との事で 自宅を改装しての営業です。 玄関を開け、靴を脱いでの入店です。 席に案内されて、 田中のかけそば、せいろ、海老天、玉子焼き、 そばがき善哉をお願いしました。 <田中のかけそば> もっとも印象に残る一品です。 ほのかに香る、鰹出汁(柚子が入っているかも)に 誘われ、お汁をひとくち。 衝撃が走りました。 でも、それは優しく温かいものです。 更にお蕎麦を頂くと、それが体中に広がりました。 もう、言葉になりません。 これほどまでの、かけそばに出会ったことは ありませんでした。 シンプルなだけに、 職人さんでも難しいと言われる、かけそば。 出汁が強いと蕎麦が死に、その逆もまた然り。 茹で加減、お汁の濃さなど。 それを、何事もなかったのように---。 ただ、しみじみと味わうばかりでした。 <せいろ> やや青みを帯びたお蕎麦で、盛り付けが美しい。 とにかく食べ方に悩みました。 素で食べると、お蕎麦の風味が穏やかに広がります。 おろしを加えると、今度は甘みが広がります。 お汁で頂くと、ひと味違ったお蕎麦の風味。 更に、おろしを加えると、また甘みが。 もう、どうして良いのか分かりません。 でも、かけそば、せいろ。 ともに、挑戦的な味わいではなく、 優しく、微笑みかけられているような 気がしてなりません。 こんな気持ちになったのも、初めてのことです。 海老天、玉子焼き、善哉。 評判どおり、いや評判以上の味わいです。 作り手さんの心を、 こちらも心で頂く味わいです。 特に玉子焼きは、私にとって、 王子の<扇屋>さん以来の名品になりました。 <海老天> さりげなく見えますが、盛り付けが美しい。 抹茶塩が、これほどてんぷらを引き立てる ものとは、知りませんでした。 出しゃ張らずに、海老天の旨味を存分に 生かしてくれます。 <そばがき善哉> そのまま食べると、爽やかな餡子の甘みの中に、 ふわ〜とした蕎麦の風味を感じます。 ところが別添えの塩昆布が秀逸。 これを加えると、甘み、風味が濃く感じられ、 まるで別のものを食べているような、 錯覚に落ち入ります。 薬味ひとつで、様々な味わいと世界を演出して くださる、 これが< たなか >なのかも知れません。 器も、さりげなく、気品のある美しさでした。 すると、 調理場から蕎麦湯を手にした田中氏が----。 これには、もう感激しきり ‼︎ 投稿されたYamamotoさんは、 こちらのお蕎麦を、 <神の手>に見えた、とコメントされましたが、 言い得て妙だと、つくづく感心します。 すると、私のこの安らぎ感は----。 私は、 <神の御手>に抱かれていたのでしょうか。 #ホワイトデー

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埼玉県

そば(蕎麦)

庄司嘉夫

空気が甘い ‼︎ 水も甘い ‼︎ 遥か彼方、下界を眺めながら、 美味しい味噌おでんと、お汁粉を頂きました。 顔振峠で一番気に入っているお店です。 とにかく眺めが素晴らしい ‼︎ 多くの方が、ここが一番と口を揃えます。 食べ物は何を選んでも美味しいし、 お店の方々は、とても家族的と、 良いことずくめのお店です。 ところが-----。 この日は、お蕎麦を目当てに訪れたのですが、 何と、開店40分で売り切れ終了 ‼︎ これには、さすがにガックリ。 皆さん、こちらのお蕎麦を良く御存知のようで。 あまり量多く作れないとのこと。 また、この日はGW中で、 団体さんの予約が入った様子。 これは、やむを得ません。 (前にも同じことがありました) なので、お汁粉と味噌おでんです。 一言で言えば、食べやすく優しい味。 この<食べやすい>が最大の特徴です。 ここ顔振峠はハイカーさん達のメッカ。 ここまで登って来られたお客さんに、 食べやすく、美味しいものをという、 お店の方々の、思いやりが強く感じられます。 だから、美味しい ‼︎ のです。 お汁粉。 とてもサラっとして、あっさりしたお汁です。 小豆の旨味も濃すぎず丁度良い。 添えられた昆布は、味の変化を楽しむと同時に、 塩分補給をも兼ねています。 味噌おでん。 ほど良いコシの強さで、食べやすい大きさ、 柚子味噌ダレもサラっとして、甘さ控え目です。 お汁粉にしても、味噌おでんにしても、 疲れた体を癒してくれるようで、 これが、とても嬉しいです。 もし、下界のお店で食べたら 普通の味なのかも知れませんね。 でも、ここでは絶品です。 また、この辺は井戸水を使っています。 お茶が、美味しかったですし、 これが料理ともなれば----、 もう言うまでもありませんよね。 こういう所に来る度に、 水の美味しさと素晴らしさを、 思い知らされてしまいます。 今回、お蕎麦には縁がありませんでした。 幌加内産のそば粉を使い、 蕎麦は細めで甘味があり、コシ強タイプ。 ツルツルした喉越しで、食べやすいものです。 また小皿に漬け物が添えられ、 これがまた、実に美味しい。 漬け物だけ、売ってくれないかなぁ、と 思ってしまいます。 この次は、もっと早く来たいですね。 そして、美味しいお蕎麦を是非。

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埼玉県

うどん

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もう、嬉しくて、嬉しくて 。 こんな所で、こんないいお店に出会えるなんて。 茶店、お休み処という言葉は、 このお店のために、あるようなもの。 この言葉が、とても良く似合います。 こちらのウリは、お店の方の人柄。 気さくで人懐っこく、 初対面なのに、すぐ打ち解けてしまいます。 まるで、 ずいぶん前から、顔なじみてあったかのように。 ウチのやつと、久々に山歩きを楽しみました。 すると、 お茶をサービスしてしてますよ〜。 お茶を飲むだけでも、いいんですよ。 中で、お休みになりませんか〜? ♡わぁ〜、おまんじゅう美味しそ〜。 おお〜梅干しもあるよ。 これは、山歩きをする人にとって、 実にありがたいものです。 小腹の足し、塩分補給、そして疲労回復にも なりますし、 持ち運びしやすいように、 小分けにされているのが、とても嬉しい。 かゆい所に手が届くとは、正にこの事です。 そこで、中で休ませてもらいました。 すぐに、お茶が出され、 しかも、手作りのお茶受けまで添えられます。 こういう、ちょっとしたものが、 とても嬉しいし、そして美味しい‼︎ お茶は、自家製の新茶で香りが良く、甘〜い! まんじゅうは、これまた自家製の手作り。 余計なものは使わず、 素材のみの美味しさが、とても新鮮です。 もう、お茶とまんじゅうだけで満足。 と、思いきや、とても気になるものが二つ。 ひとつが、所狭しと並べられた果実酒。 山ぼうし、すぐり、ゆずら、がまずみ----- 珍しいものばかりズラ〜リ。 そこで、月下美人酒を飲んでみました。 この花特有の、強い香りがプンプン。 苦味ではなく、滋味を感じます。 そう、これは果実酒ではなく薬用酒。 そう思ったら、なんだか元気が出てきます。 ツマミの山椒が美味しかった〜。 もうひとつ気になったのが、 野菜たっぷりの、すいとん。 でも、今食べるわけには------。 おばさん、帰りにまた寄るからね。 は〜い。行ってらっしゃい、気をつけてね〜。 そして、 わぁ〜、本当にまた来てくれた〜‼︎ ♡嬉し〜い。 そう言われたら、こっちまで♡嬉し〜いです。 すいとん。 ちょっと薄味で、もう少し濃いほうが私は好き。 でも、野菜が甘い、美味しい ‼︎ この美味しさを活かすには、薄味のほうが 良いかも知れませんね。 やはり、採れたてに勝るものはありません。 おばさん、どうもご馳走さま。 また来てね〜 1日2回も来てくれたから、 顔、覚えちゃったからね〜。 いやはや(^^) でもまた、おばさんに会いに行く自分の姿が、 今から目に浮かびます。 尚、お店のマップが不正確です。 正しくは、正丸駅から清流沿いに、 徒歩15分位の所になります。 (修正依頼済み) #投稿1番乗りキャンペーン

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埼玉県

バーベキュー

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奥武蔵の名勝、正丸峠。 風薫る季節の中、 夫婦で奥村茶屋を訪れました。 麓の正丸駅から、1時間半ほどの山歩き。 それにしても空気が爽やか、そして美味しい ‼︎ こちらの名物は、 ジンギスカン料理と正丸丼。 さんざん迷った末にジンギスカンにしました。 最近、バーベキューとご無沙汰ですので。 ライスとざるうどんを、合わせて注文です。 幾分待たされましたが、やむを得ません。 炭火焼きですので。炭をおこす時間と いうわけです。 なお、料金は2名以上の1人前料金で、 1人1人前だと+500円になります。 炭代が、かさむということで、仕方ありません。 やがて赤々と燃えた炭を、テーブルの凹みに コンロごとズボッ。 その上に鉄板を乗せると、おばちゃんが、 こんな感じで焼いて、召し上がって下さい。 と、慣れた手つきでお肉をジュージュー。。 こっちも真似してジュージュー。 ♡いただきま〜す。 これはマトンなのか、ラムなのか? 要するに羊肉。 冷凍だろうと何だろうと、もうどうでもいいや(笑) <秘伝のタレ>が素晴らしく、肉にも野菜にも どんぴしゃり‼︎ 箸が止まらない、止まらない。 ♡すみませ〜ん、ビールお代わり下さい。 ( よく飲むなあ、こいつ ) うどんは、コシ強ではなく柔らかめで、 食べやすさを優先しています。 でもサッパリしていて、 焼肉にピッタリですね。 あ〜♡美味しかった〜。 窓越しに絶景を眺めながらの食事は、 やっぱり最高〜 ‼︎ もうひとつの名物、正丸丼。 これが人気No.1。 羊肉ではなく豚肉です。 <秘伝のタレ>を使った、豚丼とご理解下さい。 ジンギスカンと比べ、早いし安い。 人気なので、 2時頃に売り切れることも、あるそうです。 奥村茶屋は、土、日、祝日の営業ですが、 朝9時からお店を開きます。 これは、ありがたいし、そして嬉しい! 特に、 朝早くから峠を目指す方には助かりますし、 計画の選択肢も広がりますね。 正丸峠は、 昭和天皇、現、天皇皇后両陛下も 御展望に来られた名勝です。 何かにつけて、 ダサイタマと揶揄される埼玉県。 でも此処は、正真正銘、 彩の風、彩の国 ‼︎ でした。

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埼玉県

その他

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猿も出迎えてくれる名栗の郷。 築120年の古民家で、 貧乏うどん?を、いただきました。 気さくな御主人が、話してくれました。 貧乏うどんとは、茨城での呼び名。 ここ名栗では、<づりあげうどん>です。 その食べ方が、あまりにもシンプル、 いや、素っ気ない ‼︎ ご覧の通り、お汁がありません。 ただ、うどんをお椀に入れて、 そこに醤油をふるだけ、これが基本です。 さらに薬味の七味、ネギ、おかか、鯖缶を 単品で加えて、味の違いを楽しみます。 この食べ方、ゴマかしが効かないだけに、 うどんの良し悪しが、モロに出るもの。 もっちりタイプで食べやすく、 小麦の旨みが良くわかります。 なにより、この味わい、とても新鮮 ‼︎ このうどんに出会えただけで、大満足。 なお、うどんは3種類。 アイスコーヒーは水出しで、良い味でした。 御主人の話しです。 このうどん、貧しい農民の食べ物でした。 大きな鍋で、うどんを茹で、 皆で鍋を囲み、お汁なしで食べたそうです。 今は生麺ですが、当時は保存できる乾麺。 鯖缶も保存食ですね。 こうしてお腹を満たしていたわけで、 なので<貧乏>、食べる様子から <づりあげ>となったそうです。 建物について。 この古民家は本物です。 作り物ではなく、使われているもの。 長い年月と、その生活感が漂っていました。 また、いたる所にレトロなものもあり、 じっくり味わいたいものです。 運良く、庭を一望できる席を得ました。 なにより、 御主人と奥さんの、温かみが嬉しかったです。 どうもありがとうございました。

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埼玉県

カフェ

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日、一日と、朝晩の冷え込みが強まる 今日この頃。 ここ名栗の里では、 すでに、冬の準備が始まっています。 そんな中、 ここ、やまね食堂という< 家 >は、 暖かな温もりに、満ち溢れていました。 いらっしゃいませ〜 ‼︎ この言葉に、 嬉しいまでの違和感?を覚えました。 よく来たね〜。 さあ、どうぞ、座って座って‼︎ と 言われているかのようで。 ところが、そのとおりだったのです 。 私をお客としてではなく、 仲間として迎えてくれたのでした ‼︎ 特に、おばあちゃんの笑顔は、 今でも、はっきりと覚えています。 ライスカレーセットを頂きました。 とても美味しい♡野菜カレーです。 サラッとしたルーは、かなりピリ辛。 中辛より辛いのでは? でも、雑穀米と野菜の甘みで、 ちょうど良いバランスです。 逆に、この位の辛さなので、 野菜の美味しさが、生かされると思います。 謎だったのがデザート。 甘みの中に、ホロ苦さが-----。 この苦味は冬瓜だと思うのですが、 自信はありません。 農産物販売所で、見かけていますので、 多分そうではないでしょうか。 色々と話しながらの食事になりました。 皆さんが、 遊びに来られるような場所にしたい。 ここの暮らしぶりに、触れてもらえたら。 いらっしゃいませ〜‼︎ この短い言葉から、私が感じたものは、 皆さんの、 こうした思いに、他なりません。 どこにでもある民家なので、 余計そう感じたのかも知れませんね。 でも、 田舎のある人は、こんな感じなのかなあ。 ちょっと羨ましいです。 ここに来たら、即ファミリーの一員。 たとえ、人見知りする方でも大丈夫。 すぐ仲間になれますよ。 やまね食堂は、素晴らしい<家>でした。 庭先には、 薪を準備する若者の姿が。 名栗の冬は、もうそこまで来ています。 #野菜たっぷりのカレー #心の触れ合い #名栗の暮らし

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<小平ふるさと村>にある、 旧 神山家住宅。 江戸時代後期に、建てられた物として、 小平市の文化財に、指定されています。 この、茅葺き屋根の古民家の中、 心地良い水車の音に、耳を傾けながら、 小平糧(かて)うどんを、いただきました。 主屋の隣にある<水屋> 今風に言えばキッチンのこと、 ここで調理をし、注文の受付けもここです。 やがて、おか持ちに入れられた、 料理が運ばれて、 卓に、うどん、お汁、薬味?が並びます。 この薬味こそが<糧>と呼ばれるもの。 旬の野菜を茹で上げたもので、 この日は、大根、小松菜、そして刻みねぎ。 糧うどんは、お汁に具材が入るものと、 入らないものがあります。 こちらでは、椎茸、なめこ、お揚げが 少量入っていました。 打ち立てのうどんが、甘くて美味しい。 その力強さは、いかにも武蔵野うどん。 ツルツル感やモッチリ感もあり、 さらに、平打ちのせいでしょうか、 のどごしが良く、食べやすいものでした。 胚芽も一緒に挽くので、 うどんに混じる黄色いものが、それです。 問題?なのがお汁。 やや薄味で、つけ汁としては素っ気ない。 おまけに生温いときては、 普通なら、 こんなもの食えるか ‼︎ になります。 でも私は、これを気に入っているのです。 そのわけは------。 <武蔵野手打ちうどん保存普及会>なるものが 1988年に結成されています。 かつては、小麦の生産が盛んだった小平。 今では畑が激減して、 その食文化を残そう、伝えようとの思いから、 立ち上げたそうです。 調理をして下さったのは、会の皆様方。 もちろん地粉が使われています。 ずいぶん前に、聞いたことがあります。 出来るだけ本来の味を、と。 これで、お分かり頂けるかと思います。 この糧うどん、 とても生活臭い味わいなのです。 そして、この神山家住宅、 こちらも生活感が、色濃く漂う古民家です。 ともに、厳しかった時代の、 小平の生活そのものと言って、 決して過言ではないでしょう。 この味だけは、 お店では、決して味わうことは出来ません。 お店で作られた、田舎の味、家庭の味とは、 まったく違うものだからです。 このうどんこそが、糧うどんの、 そして武蔵野うどんの原点だと思います。 不味い ‼︎ と言われる方も多いはず。 でも、たった一人でも、 何かを感じて下さる方が、おられましたなら、 会の皆様方にとりましては、 この上ない喜びになることでしょう。 糧うどんは、土、日の2日間11:00〜の販売で1日50食限定です。 午前中に入店すれば大丈夫とのことですが、 やはり早いほうが良いでしょう。 また、 行事等によりお休みになる場合もありますので、事前確認をお願い致します。 #糧うどんの原点 #生活臭い味 #本物の古民家 #うどんは量が少なめ

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東京都

カフェ

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まるで、身も心も包み込まれてしまいそう---。 そんな料理に、 美味しい ‼︎ だなんて、とても言えません。 その料理というのが------、 お粥 ‼︎ おかゆなのです。 こんな素朴な食べ物に、 ただ、ため息をつくだけの私でした。 <お粥セット> お粥には、甘辛の魚の佃煮。 3つの小鉢には、 少量の煮物、和え物、お新香。 そして、すり胡麻。 たった、これだけ、これだけなのに-------。 私は、そこに温かいものを感じました。 これっぽっちの料理だというのに、 お互いがお互いを、 引き立て合っているかのよう。 その味わいに、 ひとくち毎に箸が止まり、余韻に浸る。 その繰り返しになってしまいました。 こんなことは、 お蕎麦の名店<たなか>以来のことです。 その<たなか>に投稿された Tさんの名フレーズを思い出しました。 もし、この世から御飯が無くなるとしたら、 私は最後の一膳に、このお粥を選ぶでしょう。 こうして食べ終えると、 <お茶セット>が差し出されます。 お粥とセットになっているのですが、 これもまた 私を、くつろぎの世界に誘うものでした。 初めて知る<国分寺茶>なるものを、 +50円でお願いしました。 なお、追加料金なしで、 お茶、コーヒー、紅茶を選べますし、 お茶受けも付きます。 お茶は、一杯目は女性の御店主さんが 入れて下さいますが、 二杯目からはセルフです。 一杯目を飲み終えると、 御店主さんが、湯ざまし(白い容器)に お湯を入れ運んでくれます。 急須に入れたら、すぐ湯呑みに注いで下さい。3杯まで美味しく飲めますよ。 なるほど、これがお茶の飲み方ですね。 湯のみ一杯分のお湯の量で、 湯温も同じで作り置きしない。 4杯目、飲んでみますか(笑) ええっ ‼︎ 3杯目とこんなに違うのですか? (僅かに色がついているだけ) 振り向くと、 ただ、微笑むだけの御店主さんでした。 国分寺茶。 私はお茶の味は、よくわかりません。 狭山茶より、香り、苦味、甘味が、 強いのかなぁと、感じたくらいです。 でも、これだけの料理と寛ぎの時間が、 700円とは驚きの一言。 お粥セットは1日限定10食ですけど、 是非、お試しになって下さい。 きっと、何かを感じられることでしょう。 <茶かわせみ>は 北山公園と、目と鼻の先にあります。 さらにトトロゆかりの八国山緑地が広がり、 西武線がノンビリ走ります。 その音さえも、 心地良く感じられる1日になりました。 #絶対食べて欲しいお粥

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埼玉県

カフェ

庄司嘉夫

築110年以上の古い土蔵の中で、 本格的なガレットを、いただきました。 たなびくトリコロール旗が、 ヘンな?印象ですけど、 それには理由(わけ)がありました。 明治39年築の藏。 入口の重厚感に圧倒される思いです。 店内も、とても趣がある雰囲気で、 カウンター席に座りました。 このカウンター、 御主人の手作りだそうです。 こちらのウリは、十割そばとガレット。 と言うより、 食事メニューは、この2つだけです。 数種類の中から <今月のガレット•きのこ>を選びました。 ハーフサイズです。 玉子の入っていないものは、ハーフOKです。 ひと口で、手が止まりました。 生地が素晴らしい ‼︎ くちいっぱ〜いに広がる、 この香ばしさ ‼︎ そこには、お蕎麦の風味も。 さらに、きのこや生野菜ともドンピシャリ。 生地の適度な塩気が、良〜く合います。 ガレットって、 美味しい食べ物なのですね〜♡ 失敗したかな? これならフルサイズ、 いやハーフ2枚注文したほうが-----。 初入店で半信半疑でした。 これは嬉しく、 そして、とんでもない誤算になりました。 気さくな御主人と、話しながらの食事です。 韃靼(だったん)は、日本ではお蕎麦。 フランスの プリュターニユ地方に、渡ったものが、 郷土料理ガレットになりまし た。 ともに蕎麦粉が使われているわけです。 御主人は、現地で修行されました。 こちらには、 クレープ用の鉄板しかない ため、 ガレット用を持ち帰ったそうです。 <お焦げ>を付けたほうが、 美味しいと思ったんだけど、 失敗続きで、最近、 やっと上手く焼けるようになりました(笑) じゃあ今日は上手くいったのですね(笑) コーヒーにも、力を入れている様子。 美味しいのですけど、 まだまだ、伸びしろがある感じでした。 これで和仏混在の外観が、 お分りいただけると思いますし、 お店の営業も、知らせています。 (時間外の外観も、載せてみました) 本当に御主人、良い人です。 なんてったって、 私の地元、大泉の方ですので♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ #本場仕込みのガレット #古民家 #とっておきのお店キャンペーン

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埼玉県

カフェ

庄司嘉夫

あのフレンチトーストが、食べた〜い ‼︎ どうしても食べたい、 今すぐ食べたいんだよ ‼︎ 恥ずかしながら----、 この食べ物だけは、導火線に火がついたら、 も〜イケません。 居ても立っても居られず、 ここまで散歩に来ました。 ふっくら、ふんわり、ふ〜わふわ ♡ とろ〜り、とろとろ、と〜ろとろ ♡ これ、トーストじゃありません。 カンペキにケーキです(^○^) 甘いもの好きの方に、絶対オススメです。 これをお目当てに、 あっちこっちから、やって来る野郎ども。 そんなヤツが、 店内にゴロゴロしていたら-----、もう、 笑っちゃうほど異様な光景になります(^○^) 大の男が、揃いも揃って-----。 まあ、私も人のことは言えませんけど(笑) この味なら評判になりますよね。 シロップをかけると、 甘味が引きしまる感じです。 コーヒーも美味しい。 手作り感タップリのカップですが、 スッキリした味わいは、 フレンチトーストに、ぴったりでした。 KIKIは、朝7;00〜モーニング営業を、 してくれま す。 実はここ、サイクリストが集まるお店なのですが、それ以外の方も目につきます。 やはり、この時間からやってくれるのは、 嬉しいし、ありがたいものですよね。 店長さんは、とても誠実な方です。 でも感化されやすいのかなぁ(^^) いつの間にか、サイクリストの仲間入り。 そればかりか、チームを作り、 イベントまで催すハマりよう(^○^) ひとえに店長の人柄の賜物でしょう。 サイクリスト以外の方も、 是非、お立ち寄り下さい。 店長と語り合えば、 必ずや、良いひと時になるでしょう。 会計を済ませると、 水、大丈夫ですか? これもサイクリストへの配慮です。 #フレンチトースト #モーニング営業 #マスターの人柄 #とっておきのお店キャンペーン