Shotaro Yamada

Shotaro YamadaさんのMy best 2025

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神奈川県

居酒屋

Shotaro Yamada

2025年2月末、自分だけの10連休(振休)。ようやく、やっと、ついに、今年初の惇平さんー! 今回もつ鍋あり。1人ではなかなか鍋なんてできませんし、人生半世紀を過ぎてなお、もつ鍋未体験といったことも多々あるワケでごわすよ。という訳で5人のお姉様方と。まぁ女子会ですかね。僕、女子ですから。 食材、味付けは共に最高。コラーゲンたっぷりのもつ鍋を食べている間には、あら不思議。お肌はトゥルットゥルのテカテカに。ともなれば、お姉様方の食いつきも違うってもんです。 当日は、ポテサラ、マカロニ、もつ煮込み、大串焼きといった定番料理ももちろん、雰囲気・BGM・お値段までも昭和。 激動の昭和、バブルを生き抜いた、舌の肥えた皆様にもいろいろと響くものがあったようで。大好評。 翌日、さらに「お肌の調子がめちゃくちゃいい!」と、もつ鍋効果を実感。「美味しかった!」「また連れて行って!」と嬉しいご報告ありで大の大好評。 大丈夫。惇平さんなら、安心してお連れできますから。

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神奈川県

ビストロ

Shotaro Yamada

普段は並んだり予約したりを避ける行き当たりばったり派なのですが、今回お誕生日さんのお祝いのためにカウンターを予約。 利用にあたっては独特の店内ルールがあり、予約後の事前確認、スタート時の口頭による説明、店内でQRコードを読み取っての目視による再確認があり。 変わり者や怖い感じのオーナーだったらどうしよう…と心配もありましたが、まったくそんなことはなく、料理の提供が始まれば、すべては1階2階とワンオペかつ、この店を訪れるゲストに分刻みで計算されたコース料理を楽しんでもらうための選択だと理解出来る。 料理はこれまで食べたことが無いものばかり。本当に凄かったし、コースの組み立てにテーマや流れを感じた。 見た目も素晴らしく、味は美味しく、さらにはコスパまでが飛び抜けているという。界隈の料理人が密かに訪れるお店というのも納得。 最初に「お誕生日おめでと〜」の乾杯をしていたのを気にとめていてくれたのか、コースの締めくくりには「お誕生日おめでとうございます」とデザートに蝋燭を立て提供してくれるサプライズまであり。 お誕生日さんはえらく感激し、私なにもしていないんですが株があがってしまうという。なんやこの店。完璧過ぎるやろー。 ちなみにお持ち帰り用のキムチは、イカの塩辛(600円)がオススメ。通りがかりでも買えます。 10年前からこの辺り呑み歩いておりまして、昔からある親のキムチ屋さんを、畑違いの料理人の子が引き継いで。という親孝行な話もあったりして。 いつも混んでいるなーと思いながら、キムチを買ってみたりはしていたのですが。まさかのまさか。 いやあ、何から何まですんばらしいオーナーが手掛けるすんばらしいお店。 また一つ、我が人生の重要拠点が増えた。 #店内ルールと入店時間は厳守 #すべてが計算され尽くした最高の時間 #小皿じゃねぇです。大皿です。 #大食漢も腹いっぱい #飲み物代1000円ぶん込み。もっともリーズナブルなCコース(4700円)がコレ #使いきれなかった飲み物代は半年間有効の金券になります

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埼玉県

居酒屋

Shotaro Yamada

地元民が薦める地元のお店で味わう至福のひととき──「ちょい呑み処 なごみ」 出張先の埼玉県草加市。仕事が順調に進んだ日は、宿へ戻る前に、セルフ式のエールをひとつ。ちょっとしたご褒美が大切。 日曜日に訪れた理髪店B&B。腕のいいイケオジなご主人がこっそり教えてくれたオススメのお店。 駅から少し離れた住宅地の中に、ひっそりと佇む「ちょい呑み処 なごみ」。看板の灯りが、じんわりと夜に馴染む。この雰囲気、わかる。完全に地元の人に愛されるタイプの店だ。 カウンターに腰を下ろし、まずは角ハイを注文。お母さんがにこりと微笑む「あら、少し濃いめに作っちゃったかもしれないわね」——それはそれは、何よりのご褒美。 お母さんの利発そうな瞳の輝き、客あたりの良さ、料理が来る前から、すでに心がほぐれていく。 目の前には広めのカウンター。奥行きがしっかりあって、料理を並べるには最高の環境。まずはお通しの煮豚をひと口。 ほどよい味付け、しっかりとした肉の旨み。 「先生、これはいいお肉。きっとこれはいいお肉に違いありません」噛み締めながら確信する。 そして今日のオススメ、深谷ねぎの天ぷら。「本当にアツアツですよ。抹茶塩で、気をつけて召し上がってくださいね」 一口。まじアツ。激アツ。超アツ。 噛めば、玉ねぎのような甘みがじんわりと広がる。ネギ本来の旨み、素材がいい、調理がいい。とくれさま、塩はほんの少しでいい。そしてこの価格設定、いいんですかね、お母さん。 続いて、ネギチャーシュー。しっかり効いた塩気、酒飲みのための味付け。3人でシェアできるほどのボリューム。いや、1人でいける。いや、いきたい。とくれば、どうしたって酒のおかわりが必要になる危険なやつだ。 少し濃いめのハイボール。控えめに言って、ここならジョッキ3杯程度のちょい呑みは余裕。 心の底から、なごむ。肩肘張らず、ただ美味い酒と肴を楽しむちょっとした時間。 カウンター席で黙々と居酒屋メシを味わう井之頭五郎を見かけたとしても、この雰囲気は不思議じゃない。 出張先で偶然出会った、居心地の良い、静かに輝く名店。いつの日かまた来よう。