木曜の夜、19時。信号を渡って5秒?10秒?「じゅんちゃん」に到着。カウンター以外すべて満席。店内には"陽の気"が、厨房から“神の気”が漂い、温かみのある雰囲気の中に師匠の息吹を感じる。 まずはハイボール。シロはタレ。ナンコツは塩。どちらも見た瞬間「デカッ!」と驚くほどのボリューム。一般的な店の串の2〜3本分はありそう。 シロからひと口。タレの甘みが口いっぱいに広がり、外はカリッと香ばしく、中はふわふわ。表面の焦げ目が苦みを帯びて見えるが、タレがそれをまろやかに変え、大人のご褒美として完璧に仕上がっている。 ナンコツもまた驚きの一品。ゴリゴリした硬さを想像していたが、たっぷりついた柔らかな肉と一緒に味わうと、ジューシーな肉汁が口の中に広がり、塩の加減がまた絶妙で、心地よい満足感に浸れる。 このあとメガハイを追加し、タンやハツ、ハラミ、手羽、煮込みなどを次々とオーダー。 たっぷり楽しんだあと、覚悟をきめてお支払いに望めば、お会計なんと2人で5000円でお釣りあり! コスパに感動しつつ、久々に天国を味わった夜だった。