10年ぶりに伺いました。オーナーが代わられたようで、以前よりも野菜を多めに使って素材の味を活かす味付けになっている気がします。 ランチのフルコースでしたが、これだけ食べても胃もたれ無しでした。 最初の1皿はスナップエンドウの下に金柑のソースとチーズのソース。スナップエンドウはシャキシャキ、金柑でさっぱり食べられます。 次の蕪のスープには大好きな白子が!さらにお餅も入っていて驚きでした。1月限定なのかな。 3皿目の聖護院大根のニョッキはまさかの和風お出汁の中に。甘海老が入ったお出汁とのことで、ほんのり甘さがあって美味しいです。ニョッキも揚げ焼きのようになっていたので揚げ出し豆腐のような感じ。 トロ湯葉のラザーニャは一人一人ココットに出てきて熱々を頂きます。ミートソースがスパイシーでちょっと異国風な感じ。肝心の湯葉はチーズに負けてあまりわからず… 次のパスタはカラスミとイタリアの葉野菜チーマディラーパのアーリオオーリオ。チーマディラーパは少し粘り気があって、味は菜の花のような苦味があります。麺がちょうどいいアルデンテでとっても美味しい。 魚は黒鯛。春菊のソースで頂きました。 メインのお肉はハッピーポークという豚肉のステーキ。こちらも豚肉と思えない脂の甘みとジューシーさ。周りには色んな農家さんのお野菜がそれぞれ違う調理法、味付けであしらわれています。 こんなに野菜推しのメインは初めてです。 最後のデザートは3種類から選びます。 私はイタリアのミルクプリン、ラッテインピエーディを。後からカスタードソースをかけて貰って、一緒に頂きます。さっぱりミルクと濃厚カスタードの組合せがとっても美味しい。 スタッフさんの接客もとても丁寧で心地よく食事が出来ました。私が大好きな器も、作家さんの名前がメニュー表に書いてあったのも良いなぁと思いました。器も食事の一部ですね。 ご馳走さまでした。