co.yabu

co.yabuさんの My best 2021

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1

山梨県

カフェ

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山梨市の小旅行の1番の目的がこちらのディナー。現在、ディナーは予約客のみ。前回は11月だったので外は真っ暗でしたが、今回はお店の側を流れる笛吹川や山の風景を眺めながらの気持ちの良いディナーとなりました。 税込¥4400-のコース(食後のコーヒー込み)ですが、値段からは考えられない手間の掛かった料理の数々。多彩な食材の組み合わせの繊細な味。シェフのワンオペとは思えない感動のディナーでした。 料理の詳細は以下の通りです。 ■冷たいトウモロコシの前菜 冷やしたトウモロコシのペーストに焼いたトウモロコシ。焙煎した玄米と生雲丹、揚げたケールが乗せられています。 自然な甘味のトウモロコシに濃厚な旨味の雲丹。香ばしい玄米の心地よい食感。ちょっと苦味のあるケールが程よいアクセント。 ■シマアジ(鯵)と桃の前菜 新鮮なシマアジと白桃の不思議な組み合わせのまったりと甘い前菜。甘味とほのかな酸味の赤紫蘇のジュースが味も彩りとしても良い調和。茗荷、紫蘇の花が夏らしい。 ■人参のロースト 小ぶりの人参と白人参のロースト。人参のピューレに甘夏のマーマレード。甘夏の甘味、酸味、苦味が人参に良く合います。帆立が入り、白ワインのソースと共に奥行きのある旨味。 人参の葉、菊の花、焦がしたセロリの葉といった多彩な香りと苦味が大人の味。 ■豚のロースト 低温調理した豚肉に、空芯菜のソテーとシェリーソース。付け合わせに、茄子、トマト、モロッコインゲン、甘唐の夏野菜の焼き物。豚肉の旨味はもちろん、夏野菜がとても美味しい。 ■パンチェッタと原木椎茸のパスタ パンチェッタに、良く炒められた玉葱の甘さが加わり、甘味の強いパスタ。椎茸の香り、チーズの香りと旨味。お腹いっぱいなのに、スルッと入る激ウマパスタ。 ■デザート こちらのシェフはデザートも抜群に美味しいので驚きます。自家製のグラノーラ、マンゴー、ココナッツミルクのアイス。上には凍らせたチーズケーキのフレーク。食感が良い自家製のグラノーラとアイスの組み合わせに痺れます。 バリスタとしても凄腕で、カプチーノが美味しく、ラテアートも美しい仕上がり。

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神奈川県

イタリア料理

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2100投稿目は、横浜の日の出町駅近くの大岡川沿いにある人気イタリアン。長かった緊急事態宣言が終わり、久しぶりにお酒を頂きに来ました。 ウッディで落ち着いた店内は、大岡川が見渡せ雰囲気抜群。BGMはTake5、変則的な5拍子のリズムが高揚感を高めます。 最初に頂いたのは、肉屋の前菜盛り合わせと生ハムとルッコラのサラダ。肉屋の盛り合わせは、生ハム、サラミ、レバーパテ、パテカン等の盛り合わせ。レバーのパテが雑味が無くクリーミーな味で絶品です。パテカンもワインにピッタリ。生ハムとルッコラの組み合わせはいくらでも食べられる感じ。 メインには和牛のロースト。柔らかい肉質で焼き加減も最高。 ついでに、おすすめメニューから、カボチャのニョッキもオーダー。甘い味のニョッキに、牛すじの煮込みが絶妙な組み合わせ。 そして、美味しく、美しいデザート。お腹一杯でも入りました。 お店の雰囲気、料理が良い上に、リーズナブルな値段設定。自信を持っておすすめ出来るお店です。 #「この味が良いね」キリ番記念日

3

神奈川県

フランス料理

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馬車道にあるお洒落なロティスリー。パリに佇むような、赤で統一されたインテリアが目を引きます。いつもはアラカルトメニューもありますが、コロナの影響か10月はコースのみ。コース名は「食い倒れ肉コース」と肉好きには魅力的な響き。 通された地下の壁には、ローマの休日のヘップバーン。奇しくも、眞子さまの結婚会見の日、映画のように、記憶に残るデートだけで済まなかったのかと、モヤモヤした気分を吹き飛ばす、素敵なコース料理がスタート。 前菜はキャロットラペとグジェール。温かいグジェールはチーズ味のシューがクセになる美味しさ、クミンの香る干し葡萄の入ったキャロット・ラペとの相性も抜群。 その後は肉料理と前菜が交互に登場です。ロティスリーならではの、外はカリッと、肉汁が閉じ込められたお肉はいずれも絶品。このお店のシグニチャーメニューであるヒナ鶏はもちろん、牛、熟成豚、子羊のいずれもシンプルながら唸る美味しさです。 前菜メニューも秀逸で、白レバーのパテとトリュフ、フォワグラ入りのコーンポタージュ等、ワインが進む一品料理の数々。 〆のご飯メニューも秀逸で、翌日まで苦しいくらいにお腹もパンパンになりました。 馬車道の底力を感じる、素敵なお店でした。

4

東京都

焼肉

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焼肉激戦区の赤坂の中でも、最高の赤身肉を頂けるこちらのお店。食べログ百名店にも選ばれ、2018年は食べログのブロンズ店でした。 いつもは、予約がいっぱいですが、このご時世なので、数日前でも予約できました。 とにかく、お肉が美しい。コースをお願いすれば、全て店員さんが焼いてくれますので、ゆったりとお肉を堪能できます。 久しぶりに美味しい肉を食べることができて幸せな時間を過ごせました。 #やっぱり肉が好き

5

東京都

バル

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こんな所に洋食屋さんなんてあったかなと思ってましたが、2019年に開店の比較的新しいお店。古くからあるような風情の落ち着いた店構え。 ランチメニューが豊富で、限定メニューも入れると20種類くらいあります。しかもお値段が税込¥900-〜¥1000-とリーズナブル。ご飯は小盛りから大盛りまで同じ値段。 メニューを見ると、東京會舘風とかトゥールダルジャン風とか2度見してしまう名前が並びますが、シェフは実際に東京會舘やパリのトゥールダルジャンで働かれてた方。閉店した日比谷の南部亭で腕をふるわれてた凄腕シェフのようです。 実は最近、ランチはこちらのお店にヘビロテで、気になる4種類を制覇。お肉もお魚の量が多く、ご飯は小盛りで十分です。小鉢2品が付いててこちらも日替わりで楽しい。 まだまだ、食べてみたいメニューがあるので、しばらくは通う予定です。 以下に簡単な感想。 ■トリの唐揚げタルタル南蛮 チキン南蛮です。唐揚げの量が多く、ご飯の普通盛りは大盛りクラスで、ギブアップしそうになりました。タルタルソースが濃厚。 ■スズキのソテー これが1番のオススメ。カリッとした焼き上がりで、バターたっぷりのソースが美味しい。量もあります。 ■トリのロースト・トゥールダルジャン風 デミグソースのようなソースが美味しく、鳥肉も柔らかく仕上げられてます。 ■東京會舘風ハンバーグ 甘い玉ねぎに絡んだデミグソースが美味しい。ハンバーグも肉肉しい味。この時は小鉢の鶏のリエットも美味しかった。 #ヘビーローテション #赤坂鶏南蛮コレクション

6

愛知県

洋食

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一年振りの名古屋出張。宿題店である1916年創業の老舗洋食店でランチを頂きました。丸みのある2階の窓がモダンで趣のある外観、食品サンプルも年季が入っています。 食品サンプルのガラスケースには「スカロップ有ります」の張り紙。このお店に来た目的は名古屋の謎グルメの1つ「スカロップ」を食べる事。内観は庶民的ですが、落ち着いた雰囲気で、席も意外と広々しています。 メニューを見て迷わずスカロップ(税込¥1000-)をお願いしました。ご飯は別との事でライス(¥220-)もお願いしました。 スカロップは調理に時間がかかるので結構待ちます。そして配膳されたのは、大きなお皿に堂々とした風情のスカロップ。スカロップとは豚ロースのカツレツに、デミクラソースがたっぷり掛かったものです。 名古屋らしい赤味噌のお味噌汁に、ライスも量が多いです。付け合わせも、さりげなく茄子のフライやアスパラ等が入ってたり意外と凝ってます。 スカロップは厚くて大きな豚ロースに、細かなパン粉が厚めにつけられてます。デミクラソースはトマトが効いた味で、そのままハヤシライスにしてもかなり美味しそう。 いつの時代の物かわかりませんが、古い昔のメニューのコピーがテーブルに置いてあります。メニューはスカロツプ25銭とあり、かなり昔からある料理である事は間違いありません。 福井県敦賀市のソースカツ丼の名店であるヨーロッパ軒にも似たようなスカロップというメニューがあります。また、北海道根室の方にも、エスカロップというご当地料理があるそうですが、相互に関連があるのかは不明だそうです。 謎の料理スカロップ、実に美味しいので、名古屋にお越しの際は、是非ご賞味下さい。

7

東京都

洋食

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巣鴨駅から少し歩いたところにある老舗洋食店。ご高齢の夫婦が営まれてる名店です。 ランチはハンバーグかロースカツの2択。前回はハンバーグを頂いたので、今回はロースカツを頂こうと決めてました。 付け合わせは、ポテトサラダとナポリタンのどちらが良いか、親父さんに聞かれて、ナポリタンをお願いしました。 ロースカツはとても厚肉で提供まで時間がかかります。細かなパン粉を使ったカツレツ。カリッとした衣に、ワインが効いたデミグラス風のソースが実によく合います。 カップスープ、付け合わせのサラダやナポリタンも丁寧につくられ、クラッシックな洋食店の矜持が感じられます。

8

神奈川県

カレー

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記念すべき2000投稿目は、横浜の関内駅近くのスパイスカレー屋さん丸祇羅(マルマサラ)。dancyu 2021.8号のスパイスカレー特集に掲載され、気になっていたお店です。 店舗は雑然とした福富町の雑居ビルの3階。暗くて狭い勾配が急な階段を上がった先に店があります。中に入ると一転、美大出身で陶芸家でもある店主・六反(ろくたん)氏のオブジェに囲まれたお洒落な店内。女性率も高めです。 ランチメニューは基本のランチプレート(税込¥1200-)にトッピングを加えるスタイル。メニューの字が芸術的過ぎて読めませんが、お願いすれば店員さんが優しく丁寧に説明してくれます。 スパイス玉子(¥100-)とフッシュカリー(¥300-)をトッピングしました。ご飯は無料の大盛り。 BGMの鈴虫の鳴声を聴きながら待つと程なく配膳。華のある美しい盛り付け。カトリに入ってるのはフッシュカリー。メインのカレーはカルダモンチキン。煮干しの出汁のダルとフェネルの効いたキーマが名脇役。 美しい色合いのアチャール類やキーマ、ダルカレーは、和風のテイストで、スパイスカレーを食べ慣れない方でも馴染む味です。 もう既に2軒目、3軒目もオープンしているそうで、アーティスティックで勢いを感じるスパイスカレーでした。 #「この味が良いね」キリ番記念日

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赤坂ランチでスパイス補給したければ、こちらのお店。既にランチローテーション入りですね。 頂いたのはCセット、いわゆるミールス。ベジカレー2種、ノンベジカレー3種、ラッサムにサラダ、デザートや揚げ物、ラッシーも付いて税込¥1050-はお得感あります。 南インドらしく、炭水化物類はチャパティをお願いしました。小麦全粒粉を使った無発酵の素朴なトルティーヤのようなパン。お代わりも無料です。 ノンベジカレーは日替わりでチキン、シーフード、マトンの3種。どれもとても美味しいのですが、特にマトンが絶品。脂身の甘さが格別で柔らかく癖になる味。マトンの臭みも全く感じません。 赤坂にこのお店がオープンして本当によかった。 #ヘビーローテション

10

広島県

中華料理

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クリスマスイブに急遽決まった広島出張。夕飯は1人で天津飯をきめてみました。 古いショッピングセンターの地下にある、寂れた雰囲気の中華料理屋さんですが、40年の歴史のある有名な行列店だそうです。 さすがに、クリスマスイブの夜はガラガラでしたが、ネギの緑、餡の赤、ご飯の白でクリスマス・カラーに見えなくもありません(笑) 税込¥700-の天津飯は玉子とご飯がたっぷりで、ボリューム満点、フワフワの玉子と、旨味たっぷりの餡を、白米に絡めて頂く、最高のご馳走です。 餡は見た目ほど濃い味では無く、酸味もほとんど感じない優しい味。そんな、優しさに包まれながら頂く、素敵なクリスマスディナーでした(泣)