1200投稿目はGWのメインイベント。福井県越前町の小さな港町にあるこちらの旅館。 石川県松任(まっとう)にあった築100年を超える古民家を移築し、リノベーションした趣のある旅館。歴史を感じさせるアンティークな調度品。客室6部屋だけの小さな旅館に、妻、長男、義母の4人で宿泊です。建物は2010年のグッドデザイン賞を受賞。 料理宿の名前に相応しいお料理の数々は、漁火の見える客室に置かれた、歴史を感じる津軽塗のテーブルの上で繰り広げられました。 鯖街道の始点である福井に相応しいしめ鯖、季節を感じるホタルイカ、桜鯛の真子から始まり、お造りはコリコリのバイ貝、桜鯛の湯引き、ブリに甘海老。 横にあるメニュー表を眺めながらワクワクしていると、突然のサプライズ。なんと季節外れの黄色いタグの紛れもない大きな越前蟹。本当に驚いたサプライズは久しぶり。 その後に出てきたのが、これまた驚きのノド黒の素麺。椎茸の出汁の効いた上品な出汁に、ノド黒の香ばしい香りと甘い脂身。 もう既に、お腹いっぱいなのですが、追い討ちでオコゼの唐揚げです。女性陣はほぼギブアップ。 そして〆はノド黒の炙り丼。もう食べられませんが、しっかり食べました。 夕飯もさる事ながら、朝食(最後の写真)も素晴らしく、活イカのお刺身に、味噌仕立てのあんこう鍋というラインナップ。なお、あんこう鍋の雑炊は丁寧にお断りしました。 平成最後のGWに相応しい、素敵な宿の夢のようなお食事でした。 P.S. 野暮な事は言いたくありませんが、GWで一泊二食のオール込み2万円/人以下のプランです。未だに、信じられない値段設定。 #「この味が良いね」キリ番記念日