日医大に爺さんを健診に連れて来た頃は脚繁く通ったのですが、病院を変わってからはとんとご無沙汰。 爺さんはショートステイに入所中。婆さんがこちらの蕎麦と天ぷらを食べたいと言い出したので、カミさんと3人で2年ぶりに伺いました。 口開けの1回転目を目指しましたが、叶わず2回転目に。45分ほど待って入店です。 女将さんも覚えていてくれて爺さんの具合を案じてくれたりありがたい。 お願いするのは、婆さん、カミさんは天せいろ 2000円。私は季節の牡蠣汁せいろ 2300円。 前回は牡蠣南蛮をいただいたので、今回は冷たいお蕎麦で。 待っている間に注文を聞いてくれたのでさほど待たずに登場です。 大振りのパンパンに膨らんだ牡蠣が4つ熱々のつゆに泳ぎます。椎茸の上には丸く削ぎ出された柚子皮が載っています。 蕎麦は相変わらず美味いですね。キリッと締められたエッジの立ったコシのある蕎麦。熱々のつゆにも負けず喉越しも良くスルスルと入って行きます。 パンパンの牡蠣は中からジュワッとエキスが染み出し、絶妙な火入れです。 婆さん達の天せいろは、海老、キス、カボチャ、レンコン、椎茸、えのき茸などのレギュラー陣に、季節のものは、アブラナ、干柿、ピョーンと立っているのは皮付き人参。 少し天ぷらをいただきましたが、皮付き人参は甘くて美味しいですね。例年の干柿もまったりとして美味しいですね。 やはりこちらの天ぷらと蕎麦はハイクォリティ。 お腹も落ち着いたので、斜向かいの根津のたいやきを買って帰りましょう。