ランチではなくグランドメニューを食べたいと思っていたら,なかなか行く機会がなかった店にようやく行けました。 カウンターもある大きくない店ですが,私がテーブル席に着いた後のお客さんはほぼ全て予約客。予約していった方が良さそうです。 メニューを見たら,見たことも聞いたこともない料理が沢山。結局,前菜とビリヤニ,カレーを注文。 まず運ばれてきたのはエルメジュース。 胡麻の香ばしさが漂う,ココナッツベースのジュースです。黒糖が入っているからか,甘さはあっても穏やかに感じます。 ソフトドリンクですが,デザートワインと似た感じで使えそうです。 お次は,イエッティ(海老)のギーロースト。 店員の説明どおりスパイシーで少し辛さもありますが,ギーのおかげか最初に口に入れた時は穏やかで,徐々に辛さが顔を出してきます。これは,ビール好きにはツマミにもってこいでしょうね。 秋刀魚のガッシ。 バンガロールでは,カレーをガッシと言うそうです。 魚料理が売りの店だけあり,その時に応じて魚が変わるようです。季節物として秋刀魚を頼みましたが,まさか秋刀魚が形そのままで入っているとは思いませんでした(;・∀・) 店員曰く,秋刀魚の頭を食べるかは人によるそうです。骨が食べられる訳ではないので圧力鍋は使っていないのでしょうが,身離れはよく,スプーンで簡単に解せます。ココナッツベースというだけあり,タマリンドのベースのカレーと雰囲気は大分異なりますね。 マナガツオのビリヤニ 秋刀魚を見て想像はつきましたが,こちらも魚が丸ごと入っています。 米を炊いた後に混ぜる形式なんでしょうかね。 マナガツオは白身の魚で,穏やかなスパイスの香りを邪魔しません。 ガッシもそうでしたが,全体的に辛さは控えめで,その代わり酸味と甘味のバランスを重視した構成に感じました。 箸がないので小骨を取るのが難しかったですが,美味いので予約で店が埋まるのでしょうね。今まで食べたシーフードカレーの中で,間違いなく一番の美味さでした。 合計で8000円超えてしまいましたが,満足です。 次はランチで来ますかね。