すっぽんとタイ料理の他にない二刀流店舗。 この度人生で初めてすっぽんを食べました。 すっぽんは滋養強壮に良いと聞きますが、生き血は鉄分も多く含んでおり、女性にも良いそうです。 そしてあの獰猛な出立ちなら想像もつかないくらいクセのない味にはビックリ! タイ料理好き仲間とお店を選定した時、この亜流のお店が前々から気になっていてお誘いしたところ、念願叶って行ってきました。 月島の飲食店が立ち並ぶエリアにあるこちらのお店。 店構えは和の雰囲気です(写真最後の方をご覧ください) この日は我々以外は団体のお客様のみ。聞こえ漏れてくる話を聞く限り、起業家の懇親会だったのかなと思います。 私たちの一角は向きが別となっており、きちんとスペースを確保してくださっていました。 店長さんのワンオペ店舗かと思いきや、ホールスタッフが宴会もあってか2名いらっしゃいました。 今回は某サイトのファーストドリンクフリーのクーポンを使用。これ大きいので活用おすすめです。コース10%オフクーポンもありましたので、コースの方はそちら利用がお得かもしれません。 事前にお伺いした話ではすっぽんの刺身は単品オーダー出来ない予定でしたが、団体客のお陰か本日のおすすめで存在したので早速オーダー。 お通しはホタルイカの沖漬け、梅水晶、枝豆と酒好きのアテとして最高のラインナップ。 最初は和の食を楽しみました。 刺身ですが、事前に聞くと鳥刺しのような食感とのこと。 生肉ラバーとしては好みの味そうです。 食べてみて全く臭みがないことにはびっくり。 今回、身と脂、右下の心臓、そして卵と食べましたが、卵は鶏肉の卵黄に近い濃厚さ。 新しい食べ物でしたが、抵抗なく受け入れられるものでしたので、すっぽんにハマる人たちにも納得です。 その流れで生き血も勧められました。 どんな味わいか聞いたところ、アップルジュースで割っていて生臭さもないですよ〜、鉄分豊富なので女性にもオススメと宣伝文句に釣られ、一同オーダー。 確かに全く血生臭がなく、ただのアップルジュース。 すっぽんって臭みが全くないのですね。 今回、頂いたのが沖縄パインすっぽんのようなので、物にも寄るのかもしれませんが…。 初めてのすっぽん、良き体験でした。 さて話は戻り、この日のメインのタイ料理です。 ・土鍋カオマンガイ(事前予約推奨) ¥3,000(一人前) ・タコのナムチムタレー ・ヤムウンセン ・ソムタム ・ラープガイ(豚ラープ) ・冷製トムヤムクンパスタ ¥1,650 基本的にお料理全体に柑橘系の酸味が効いている印象です。タイハーブもふんだんに使われており、タイ料理の基本を大切にしつつ、創作料理にもなっています。 土鍋カオマンガイは動画を見せたかったですが、土鍋パッカーンと開けるとタイ米で炊かれたカオマンガイが出現しました。 その後、店員さんがチキンを食べやすく切ってくれます。ソースをつけて食します。付け合わせはきゅうりのみ。 これがお店の売りということもあり、一同絶賛の美味しさでした。 今回3名で2人前でしたが、1人前でも一合分とチキン1胸は付くので、他メニューと合わせるならそれでも十分かもしれません。ちなみに余ったら持ち帰り可能だそうです。 結構腹パンでしたが、お焦げも含めその場で完食です。 ナムチムタレーは青唐辛子とライム(またはタイの柑橘マナオ)が効いた爽やかな逸品。 ラープは私は普段鶏肉派(ラープガイ)ですが、このラープはホーラパーを入れており、且つ付け合わせで自家栽培のフレッシュホーラパーとケールで巻いて食べる新しい食べ方でとても美味しかったです。 ヤムウンセンやソムタムも辛さはそこまで強くないので、日本人向けかと。 つい気になってしまった冷製トムヤムクンパスタはフュージョン料理ですが、パスタは冷製パスタ定番のカッペリーニを使用し、レモングラスやタイの生姜ガーをすり潰したハーブたっぷりの逸品。トップにはコブミカンの葉を刻んだバイマックルが載っています。 ココナッツミルクの甘味が強かったのが個人的には少し残念でした。先日のタイ料理でないトムヤムクン風も試しましたが、本来トムヤムクンはココナッツミルクを使用しない方が多いと思うので、従来のトムヤムクンベースで作っても美味しいかと思います。 後、ここまで本格派の素材を使用しているならきのこはフクロダケで食べてみたかった(単価上がってしまいそうですが…) とても丁寧に且つ創作性高く作られているので、店主さんともお話してみたかったです。 3名でお酒も程々飲んで1人¥8,500は驚愕でしたが、こだわりも感じられるのでたまの贅沢でまた再訪したいです。 #月島 #タイ料理 #すっぽん #刺身 #生き血 #土鍋カオマンガイ