前職の友人と店で待ち合わせ会食しました。 大将が一人で切り盛りしている親の代から50年続く老舗ですが、兎に角ご自分が海外で活動した話しなど良く話してくれました。特にサグラダ・ファミリアのなかでご自身が握った鮨パーティーなと。15年前から海外でも活躍されその当時から今のインバウンドの需要を予測していて、お仲間に話したが当時は相手にもされなかったそうです。 コースメニューから8000円のコースを選び、福岡の地酒寒北斗を飲みながらの会食となりました。 大将が仕入れた魚からそのコースに見合うものを握ると話してましたが、その通り、特にウニの軍艦巻き、大トロの握りなど多分一貫2000円ぐらいのものが食べられました。 先ずお通しのもずく酢が旨かったです。一晩手を加えているとか。お造りは、オコゼ ヒラメ 剣先イカ シングルシード アオリイカ タチウオ ハモ等、どれも新鮮で旨かったです。。アオリイカが白眉でした。歯ごたえとこくです。 茶碗蒸しと鯖の味噌煮、穴子の焼き物が来て、最後に麦味噌汁に、ウニ、大トロ、海老お頭付き、鰺、鯖等どれも絶品でした。 2時間以上いましてが、その間に韓国からの旅行者が入れ替わり来店。聞いてみると、インスタグラムを見てこの裏路地の店を探して来るようです。 大将はこのインバウンドの需要を予測しメニューなど気配りしてましたが、今は地元や日本人のお客様の集客に努めるそうです。 確かに今まで市内の勤め人のオアシスだったランチの店がいつの間にかSNS で拡散し、ランチ時、外国からの観光客で連日長蛇の列で私達が行けなくなった店が数多くあります。 現金払いで10000円 ご馳走さまでした。